この記事では、ガジェットブロガーとして年間100を超えるガジェットをレビューしてきた当ブログの管理人が、2023年に購入したものの中で特におすすめできる買ってよかったものをミニレビュー付きで紹介します。
買ってよかった基準は、導入することで生活スタイルが変わった・悩みが解決できた・今後も長期で使っていきたいと思えるものです。その中でもほぼ毎日使っている満足度の高いものだけを厳選しましたので、ぜひ参考にしてください。
最も買ってよかったもの:XGIMI HORIZON Ultra
- 過去に使ってきたプロジェクターの中で最高の画質。
- インテリアとしても映える高級感あるデザイン。
- Android TVのおかげでアプリが豊富に使える。
2023年に買ってよかったもの1選を上げるとするなら、4KプロジェクターのXGIMI HORIZON Ultraが真っ先に思い浮かぶほど気に入っています。これまで10台以上プロジェクターを使ってきましたが、家庭用プロジェクターでここまで画質がきれいな製品は初めてです。
特に壁紙自動適応機能で壁紙に合わせた色調にキャリブレーションできる機能を搭載していますので、白の発色がテレビ並みに自然です。プロジェクターはデフォルトで少し白が赤みがかった感じになるのですが、手動で調整しても逆に青みがかりすぎたりしてうまくいかないことが多いです。その点で、自動補正機能を搭載したXGIMI HORIZON Ultraは神がかっています。
それだけではなく、革張りとファブリック調を組み合わせたボディはインテリアとしてのおしゃれさを兼ね備えており、所有欲も満たせます。XGIMIのプロジェクターはメタリック感のあるデザインが多い印象でしたが、XGIMI HORIZON Ultraのようなどんな部屋にもマッチするデザインは素敵です。
最新のAndroid TV 11を搭載していますので、U-NEXTやプライムビデオなどほとんどの動画配信サービスに対応しているのもポイントが高いですね。おかげでU-NEXT、Netflix、Disney+を契約して毎日映画やアニメを楽しめています。
もうXGIMI HORIZON Ultraなしではありえないと言っていいほど気に入っています。
LUMIX DC-G9M2
- LUMIX S5と同等の持ち心地・色味。
- リアルタイムLUTがかなり遊べる。
- 像面位相差AFの追加でAFがパワーアップ。
今までLUMIX G9 Proを使用していましたが、毎日使うものなのでキャッシュバック期間中に後継機のG9 Pro Ⅱを購入しました。個人的にLUMIXを選ぶ理由は色味の良さと軍艦部の操作性の良さで、シャッター付近のWB、ISO、露出のボタンが並んでいる部分が特に気に入っています。
色味に関しては今回からリアルタイムLUTという、ボディ内で動画によく使われるLUTを適用できる機能に対応しました。LUTはLUMIX Color Labのサイトからダウンロードできるのですが、プロの写真家が作った色味をそのままG9 Pro Ⅱの中で使えるってすごくないですか?
実際に、LUTの「Teal & Orange-D2」を適用してJPEG撮って出しの作例をご覧ください。
この枯れた感じの色味が秋の夕暮れ時にピッタリで、今までのLUMIXにはない感じで気に入りました。しかもLUTは自作できるので、僕のようなブログもほとんどJPEG撮って出しというユーザーはかなり重宝します。
ブログだけではなく、写真の趣味の幅も広がる名機です。
SMSL AO300
- HDMI ARC、LDAC、4.4mmバランス端子など対応インタフェースがかなり豊富。
- プロジェクターの大画面の映像に負けないパワフルな音質。
- 見やすい液晶搭載で操作しやすい。
今年はSMSL AL200、TOPPING MX3s、TEAC AI-303のブラックとシルバーを購入しましたが、今年購入したプリメインアンプの中でもダントツに満足度が高かったのがSMSL AO300です。
まず、見やすい液晶表示が気に入っています。縦に6行分まで項目を表示でき、設定項目を俯瞰して見れるのでかなり操作しやすいです。
そして何と言っても対応するインタフェースの多さもかなり気に入っています。USB-Cやコアキシャルだけではなく、なんとHDMI ARCに対応、つまりテレビやプロジェクターとHDMIケーブル1本で繋げられるようになっています。BluetoothもLDACやapt-X HDといったハイレゾコーデックに対応し、技適の認証も取得していますので安心して使えます。
冒頭で紹介したXGIMI HORIZON UltraとHDMI接続して使っていますが、100インチ近い投影画面に負けないほどのパワフルな音圧で鳴らしてくれるのでスケールで負けていません。特許取得の音響効果、SDBを使うと映画鑑賞やクラシック音楽の鑑賞にぴったりな広い音場を形成してくれますので、プロジェクターで毎日観ているアニメもかなり迫力のある音で楽しめています。
高さが219mmと抑えられていますので、デスクに置いても使いやすいです。6.3mm標準プラグと4.4mmバランスに対応しており、ヘッドホンとの相性も抜群です。
これだけ多機能で3万円台なので、かなり破格だと思います。
個人的に、AO300と組み合わせるスピーカーはPolk Audio ES15がおすすめです。スケールのある音が出るので、音圧が強いアメリカンなスピーカーと相性がいいです。
Zepirion Urban Sling
- 大きく開くので中身が見やすく取り出しやすい。
- 内部のポケットが充実していて仕分けしやすい。
- コンパクトなのにiPad mini、カメラ、財布などたくさん入る。
元々iPad miniとコンデジと財布を入れられる手軽なボディバッグを探していて、デザインがシンプルで価格もお手頃なZepirion Urban Slingを見つけました。買ってからというもの、もう手放せないほど毎日使っています。
まず、大きく開くので中身が見やすいところが気に入っています。ボディバッグから財布を取り出すぐらいなら普通のボディバッグでも不便ありませんが、ガムなど細かいものを探すとなると少し手間取ることがあります。その点で内部ポケットが充実し、かつ大きく開くので入れたものをすぐ取り出すことに長けたバッグです。
また、コンパクトながら立体的な構造で容積が広いので、かなり物が多く収納できます。実際に収納できたものがこちらです。
- 長財布
- モバイルバッテリー x 2
- iPad mini
- AirPods Pro
- ポケットティッシュ
- コンデジ(RICOH GR)
- 免許証
- ガム
- USBケーブル
- エコバッグ
ちょっとした買い物ならZepirion Urban Slingだけで十分なので、Macを持ち運ぶとき以外はほぼ使っています。
寒い時期は外ポケットに手袋を忍ばせておけたり、スマートフォンも入れておけます。この多機能さはガジェット好きならかなり便利と実感できると思います。
ボディバッグをお探しの方は、かなりイチオシなのでぜひ!
PORTER CURRENT LONG WALLET
- 大きく開き見やすい小銭入れ。
- 19のカードポケットを内蔵している。
- 革製の品のあるデザイン。
10年使っているポーター ディルの財布をそろそろ買い換えようと思い、本革製かつ使いやすそうな財布を探していたところPORTER CURRENT LONG WALLETを見つけました。
買ってよかったお気に入りポイントはまず大きく開く小銭入れです。よくガチャガチャをするので小銭を使うのですが、長財布の小銭入れってマチが薄くて中身が見ずらいですよね。PORTER CURRENT LONG WALLETは小銭入れ部分が大きく開くので、中身に何が入っているのかすぐに分かりかつ取り出しやすくなっています。
また、19のカードポケットがありますのでクレジットカード派の僕はかなり重宝しています。キャッシュレス決済を使うことが多いですが、家系ラーメンのゴールドカードとか銀行のキャッシュカードって普通に使いますよね。小銭入れの広さと収納できるカードの多さはピカイチの財布なので、かなり満足しています。
社会人になってちょっといい財布が欲しいなという方はぜひ使ってみてください!
Dr.ASSY DR-8014
- 本革仕様でビジネスにもカジュアルにも活用できる。
- 日本人に合わせた快適な履き心地。
- 靴の中が蒸れにくい。
スーツは着ないのですが、お客さんと対面で合うことが多いのでスニーカーではなくちゃんとした革製の靴を持っておこうと思い購入したのがDr.ASSY(ドクターアッシー) DR-8014です。この靴、かなりいいです。
まず履き心地ですが、これまで履いてきた靴の中で最も快適でした。ぼくは扁平足で足幅が広いので28〜28.5のサイズの靴を履いていましたが、靴の先が少し余ることが多くなかなかいい靴に巡り会えませんでした。Dr.ASSYのDR-8014は日本人向けに開発されており、幅広なので27cmのサイズでぴったりでした。
使い勝手もかなりこだわっており、サイドのファスナーを開けば靴べらがなくても履きやすいです。紐の調整も1回で済むのでいいですね。
しかも内羽根でも外羽根でもないにも関わらず、靴の中が蒸れにくくなっています。じつは靴底に空気が通る穴が空いており、ここから通気性を確保しているので歩く度に空気が入れ替わり蒸れを防いでいます。サイズもぴったりでファスナーを開けるだけで履きやすく、しかも靴の中が蒸れない、それでいて本革で1万円を切るというコスパなので、今後も間違いなくリピート購入します。
Amazonなら7日間試し履きできますので、コスパのいい快適な本革シューズを探している方はぜひ!
y.u mobile(ワイユーモバイル)
- U-NEXTの料金(2,189円)に781円追加するだけで毎月10GBの音声通話SIMが契約できる。
- しかもギガは上限100GBまで永久に繰越できる。
- 毎月1,200ポイント返ってくるので実質1,770円で済む。
すでにU-NEXTを契約していたのですが、サブで回線がほしいと考えていたところ追加料金781円で運用できるy.u mobile(ワイユーモバイル)の存在を知り契約しました。もし今U-NEXTを契約している方や、動画配信のサブスクを新しく契約してみたいという方は間違いなく入って損はない格安SIMです。
まず大きな特徴はギガの永久繰越が可能なところです。僕の契約しているシングルU-NEXTプランは毎月10GB使えますが、余ったギガは上限100GBまで永遠に繰り越せます。なのであまり使わなかった月の分も無駄にならず、他の月で外出先でたくさん動画を楽しんだり有効活用できます。
そして実質負担額についてですが、実は毎月1,200円分のU-NEXTポイントがつくので下記のようになります。
内容 | 価格 |
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y.u mobile(U-NEXT込み) | 2,970円 |
U-NEXTポイント | -1200ポイント |
実質負担額 | 1,770円 |
U-NEXTポイントは動画や電子書籍の購入、映画チケットに変えられるだけではなく、1,200ポイント分を使ってy.u mobileの10GBチャージもできます。動画配信サービスと通話SIM込みで実質1,770円の安さは、サブの回線を求めていてかつプロジェクターで毎日アニメを観る僕にとってはこれ以上ないほどぴったりでした。
Amazonでエントリーパッケージを購入しておくと、3,300円の事務手数料と初月利用料が無料になり、翌月30GB分プレゼントがあるのでおすすめです。
まとめ
2023年に買ってよかったものは下記の7点です。
この記事の公開日、1月1日は最大の吉日だと言われている天赦日と一粒万倍日が重なる日です。なにか新しいことを始めるにはこれ以上ないほどの日(次回は3月15日)なので、この記事でピンときたものがあればぜひお試しください。
2024年もたいしょんブログをよろしくお願いします!