どうも、部屋の床掃除はほとんどロボット掃除機に任せっきりなたいしょんです。
今回は、スマート家電を代表するブランドであるSwitchBotから登場した最新のロボット掃除機、K10+ Proをレビューしていきます。
Makuake掃除機カテゴリーで歴代一位を獲得し、応援総額3.44億円を達成したK10+からさらに進化し、新センサーの搭載や吸引力の向上などProを冠するのにふさわしい出来に仕上がっています。
K10+といえば、ロボット掃除機の中でもコンパクトで家具が多い部屋でも使いやすい機種ですね。
こんな方におすすめなロボット掃除機です!
- ロボット掃除機はほしいけど、大きくて場所を取る・設置場所が限られているという方。
- ロボット掃除機では通過できない隙間があり、結局普通の掃除機で掃除をし直しているという方。
- 水拭き掃除はしたいけど、交換品はウエットティッシュなど安い汎用品で済ませたいという方。
コンパクトなだけじゃない、SwitchBot ロボット掃除機K10+ Proの魅力を徹底レビューしていきます。
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- コンパクトで狭い隙間も掃除できる。
- 集塵ステーションがコンパクトなので設置性が高い。
- お掃除シートで手軽に水拭き掃除ができる。
- 障害物の回避性能が高い。
- 静音性が高い。
- アプリや声で操作できる。
- 水拭き清掃時はカーペットを別途禁止範囲に設定する必要がある。
- 集塵ステーションの集塵時の音がうるさい。
- 水拭き清掃時は障害物回避性能が落ちる。
SwitchBot ロボット掃除機K10+ Proの開封レビュー
まず、SwitchBot ロボット掃除機K10+ Proを開封しながら付属品や本体の外観をチェックしていきましょう。
付属品
ロボット掃除機K10+ Proは、下記の付属品が揃っています。
- K10+ Pro本体
- ゴミ集塵ステーション
- サイドブラシ x 2
- 紙パック x 2
- フィルター x 2
- 専用お掃除シート
- メンテナンスツール
- 説明書
専用のお掃除シートは、ウエットティッシュのように取り出して使用できます。30枚入りで、1ヶ月に2枚ずつ使っても1年以上持ちます。
紙パックは開閉式になっており、捨てる時にごみ収集の穴を塞ぐことができます。ゴミが入ったままの紙パックは悪臭がするので、フタができる仕組みはありがたいですね。
クリーニングツールは、主にロボット掃除機本体のブラシに付着した髪の毛やホコリを落とすために使います。普段はゴミ集塵ステーションに収納できるので、保管が楽ですね。
本体の外観
K10+ Pro本体の外観は、全体的にホワイトで角の少ない優しいデザインです。上部に電源ボタンとホームボタンがあります。実は中心のセンサー部分もボタンになっており、初期化時に3つのボタンを同時押しする仕様になっています。
また、サイドには距離センサーと充電センサー、上部にはレーザーレーダーとLDSレーザーセンサーを搭載しています。センサー類をサイドに集約するメーカーも多いですが、K10+ Proはコンパクトなのでスペースの有効活用として上部にセンサーを移動させていますね。
上部のフタを開けると、ゴミパックを取り出せます。ゴミ集塵ステーションを使う場合はあまりゴミが溜まらないのでメンテナンスの頻度は少なく済みますが、紙パックは消耗品なので都度捨てる方が良いという方は本体にゴミを溜めておくほうが経済的ですね。
K10+ Pro本体の底はこんな感じです。
サイドブラシをよく見ると3つのブラシと小さなブラシが1つありますが、この小さなブラシが本体の溝にたまるゴミを落としてくれるので細かい部分の配慮も効いていますね。
K10+ Proのタイヤ部分はゴツゴツとしたブロックパターンで、カーペットなどの悪路でもしっかり進んでくれそうです。
ゴミ集塵ステーションの外観
ゴミ集塵ステーションは、幅261mm、奥行き210mmとロボット掃除機としてはかなりコンパクトに仕上がっています。
上蓋を開くとクリーニングツールと紙パックが入っています。水拭きはお掃除シートを使って行うので、水タンクがない分スッキリしていますね。
フタの裏側にはモップ取り付けパッドが収納されています。お掃除シートを使うときは、ここから出してロボット掃除機本体に取り付けます。
背面にはコンセントがあります。余ったコードは巻いて収納できるので、かなりスッキリしますね。
サイズ
K10+ Proの本体サイズですが、248mm x 248mm x 92mmとかなりコンパクトです。
比較対象としてiPad Pro 11インチモデルを載せておきますが、縦幅がK10+ Proとほぼ同じです。言い換えれば、iPad Pro 11インチモデルが通過できる幅であればK10+ Proも通過できます。すごい。
直近でレビューをしたロボット掃除機、Narwal Freo X Ultraと比較しても圧倒的にコンパクトです。
SwitchBot ロボット掃除機K10+ Proの特徴・使用感レビュー
ここからは、実際にSwitchBot ロボット掃除機K10+ Proを使いながら特徴の紹介、使用感のレビューをしていきます。今回掃除をする部屋がこちらです。
一般的なサイズのロボット掃除機では絶対に通過できない29cm幅のスペースがあり、今回の検証にぴったりだと感じました。
設置はベッド横のスペースにしました。サイズがコンパクトなので、比較的置き場所の自由度は高めですね。
コンパクトさを活かした隙間の清掃が可能に!
K10+ Proを使ってまず感じたのは、圧倒的なコンパクトさで今までのロボット掃除機では清掃できなかった部分まで清掃しきってくれる利便性の高さです。幅29cmの家具と家具の間でも、ご覧の通り余裕で通過できます。ロボット掃除機にとって、サイズも機能なんだと実感した瞬間でした。
それだけではなく、清掃できないだろうと思っていたワーキングチェアの下もギリギリ通過できました。支柱部分が出っ張ったチェアなので一般的なロボット掃除機では通過できないのですが、K10+ Proは余裕で通過でき弧を描くように回りながらきれいに清掃してくれました。
こうしてみてみると部屋のそこら中に狭いスペースがあり、そんなデッドゾーンをK10+ Proは難なく清掃してくれるので僕のような家具の多い部屋にかなり向いているロボット掃除機だと感じました。
ロボット掃除機にとってコンパクトさは正義です!
障害物の回避性能が高い
新型のセンサーを搭載しているということで、回避性能もテストしてみました。K10+ Proが清掃中に、スプレーボトルを設置。倒さずに清掃しきれるかを検証しました。
結果は一度もぶつかることなく、スプレーボトルの周りをぐるっと回ってそのまま通過していきました。お子さんがいる場合はおもちゃが散らかっていたりすると思いますが、わざわざ片付けなくても清掃できる手軽さはいいですね。
センサーの精度は高いです。
コンパクトながら隅々まで丁寧に清掃してくれる
K10+ Proは、弓形に巡回しながらかなり丁寧に清掃してくれます。スマートフォン対応のSwitchBotアプリで清掃中の軌跡を確認できるのですが、マス目のように規則正しい軌跡を描いて清掃しているので漏れが少ないと感じました。
実際にK10+ Proが清掃前の床と清掃後の床を見比べてみましたが、小さなゴミもサイドブラシでしっかり絡め取ってくれているのが分かりますね。
実際にどれだけのゴミが取れているのか、ゴミ集塵ステーションのゴミパックを確認しましたが、一回の清掃で大きな塊ができるぐらいの髪の毛やホコリが入っていました。こまめに清掃しているつもりでしたが、 狭いスペースまで入り込めるK10+ Proが今まで取り切れていなかったゴミも掃除してくれたんだと感じました。
小さくてもパワフルでたくさんのゴミが掃除できるのすごいですね。
手軽に水拭き清掃が可能
K10+ Proは、付属のお掃除シートを取り付けることで手軽に水拭き清掃が可能です。
お掃除シートは細かい凸凹がついており、ゴミを絡め取りやすい特注品です。もちろん、一般的なウエットティッシュや他社製のお掃除シートも取り付けできます。
取り付け方法は、ブラケットにお掃除シートを引っ掛けるようにしてとりつけ、その状態でK10+ Proにはめ込みます。
ブラケットを取り付けた瞬間に水拭き清掃モードに切り替わるので、そのままアプリ側で清掃ボタンを押すだけで水拭きできます。
個人的にいいなと思ったのは、サイドブラシでゴミを絡め取りながらお掃除シートで掃除するので普通にシートで拭くだけよりも広い範囲を確実にきれいにできるところですね。自分で水拭きするよりも楽ですし、ブラシとお掃除シートの二重でゴミを収集してくれるのでたくさんゴミが取れそうです。
こちらが水拭き清掃後のお掃除シートです。一度事前に吸引による清掃をしているので汚れは少ないですが、細かなホコリや乾拭きでは取れない汚れも取ってくれるのでいいですね。清掃後はシートをゴミ箱に捨てるだけなので、この手軽さも素晴らしいです。
積極的に水拭き清掃したくなりますね。
清掃中の動作音は静か
K10+ ProはSilenTech技術を採用し、45dBと図書館よりも静かな動作を実現しているとのことでした。実際に清掃中のノイズを計測したところ、37dB前後と確かにロボット掃除機としては静かな数値でした。K10+の標準モードで39dBでしたので、Proになってさらに静かになっていますね。
水拭き掃除のときは27dB前後とさらに静かになるので、作業中に掃除をしても全く気にならないほどでした。いずれも一般的なロボット掃除機より静かに感じ、静音性にこだわっているだけのことはあると感じました。
アプリでマップの管理や清掃範囲の指定が可能
SwitchBotはIoTスマート家電の先駆者ということもあり、アプリを使って様々なことが可能です。例えば清掃については、エリア指定清掃で特定の範囲だけを清掃対象にしたり、禁止エリアを指定してその部分だけ掃除をさせないような設定が可能です。水拭きの場合は、カーペットなどを掃除させないよう水拭き専用の禁止エリアを指定することもできます。
それだけではなく、アプリからサードパーティサービスを設定すればGoogleアシスタントやSiri、Amazon Alexaによるボイスコマンドで清掃指示もできます。
アプリや声で操作できてかなり便利です!
SwitchBot ロボット掃除機K10+ Proのメリット・デメリット
SwitchBot ロボット掃除機K10+ Proを使ってみて感じた、メリットとデメリットをまとめます。
メリット
SwitchBot ロボット掃除機K10+ Proのメリットは下記の6点です。
- コンパクトで狭い隙間も掃除できる。
- 集塵ステーションがコンパクトなので設置性が高い。
- お掃除シートで手軽に水拭き掃除ができる。
- 障害物の回避性能が高い。
- 静音性が高い。
- アプリや声で操作できる。
最も大きなメリットはコンパクトさで、集塵ステーションが場所を選ばず設置できたりロボット掃除機が狭い場所も清掃できたりとK10+ Pro一番の強みだと感じています。
また、お掃除シートで手軽に水拭き掃除できるので掃除機では取り除けないこべりついた汚れや油分などもしっかり掃除できるのもいいですね。水拭き掃除がし終わったらシートを捨てるだけでいいですし、シートも百均などで購入できる汎用のものでOKな手軽さもGoodです。
デメリット
SwitchBot ロボット掃除機K10+ Proのデメリットは下記の3点です。
- 水拭き清掃時はカーペットを別途禁止範囲に設定する必要がある。
- 集塵ステーションの集塵時の音がうるさい。
- 水拭き清掃時は障害物回避性能が落ちる。
まず、水拭き清掃をする場合は事前にカーペットなどを進入禁止エリアに設定する部分が手間に感じました。最近はカーペットを自動検知してその部分だけ水拭きをしない機種もありますが、お掃除シートを使うK10+ Proは自動で回避できません。これは設定すればいいだけの話なので、大きなデメリットではないでしょう。
集塵ステーションの集塵時のノイズですが、55dBを超えるほど大きな音が出ます。ただこの音は、一般的な掃除機の騒音とあまり変わりません。どちらかといえば、ロボット掃除機が静かなので相対的に気になるだけで、10秒ぐらい一般的な掃除機(サイクロンじゃない安い掃除機)の集塵音がするぐらいに考えてもらえば大丈夫です。
また、個人的に観察していて水拭き清掃時のK10+ Proは明らかに障害物の回避性能が落ちていると感じました。これはブラケットを装着してバランスが変わったことに起因するのかは分かりませんが、吸引清掃ではぶつからなかった家具に何度も突進したりするなど変化は見られたので今後も継続的にチェックしてみます。
レビューまとめ
SwitchBot ロボット掃除機K10+ Proをレビューしました。
部屋に家具が多くて今までロボット掃除機を諦めていた方にとって、これ以上ないほどおすすめできる機種です。コンパクトなので設置性が高く、狭い隙間もしっかり掃除してくれます。外出中や作業中でも自動で清掃できるので、かなり時短ができて便利ですよ。
SwitchBot特別大感謝祭セールで14.28%オフで購入できますので、この機会にぜひ!
- メインブラシ
- サイドブラシ*2
- 専用フィルター*5
- ダストバッグ*5
- 専用床拭きシート*8
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- コンパクトで狭い隙間も掃除できる。
- 集塵ステーションがコンパクトなので設置性が高い。
- お掃除シートで手軽に水拭き掃除ができる。
- 障害物の回避性能が高い。
- 静音性が高い。
- アプリや声で操作できる。
- 水拭き清掃時はカーペットを別途禁止範囲に設定する必要がある。
- 集塵ステーションの集塵時の音がうるさい。
- 水拭き清掃時は障害物回避性能が落ちる。