Edifier NeoBuds Planarを先行レビュー!平面磁界型でヘッドホン並みのスケール感を実現する完全ワイヤレスイヤホン

今回は、従来のダイナミックドライバーやBAドライバーとは一線を画す高解像度なサウンドを実現した完全ワイヤレスイヤホン、Edifier NeoBuds Planarをレビューしていきます。

従来のダイナミックドライバーやBAドライバーというか、音の出方がヘッドホンに近い時点でこれまでのカナル型完全ワイヤレスイヤホンとは一線を画すモデルです。NeoBuds Planarは、ハイエンドモデル「STAX SPIRITシリーズ」にも採用されている平面磁界型ドライバーを搭載している本格派。それでいてお手頃な価格に抑えています。

たいしょん

音質や細かな使い勝手を含め、徹底レビューしていきます!

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PR:この記事は、メーカー様より製品提供を受け作成しています。

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Edifier NeoBuds Planarの特徴

Edifier NeoBuds Planar

Edifier NeoBuds Planarの主な特徴はこちら

  • 平面磁界型ドライバー搭載: 従来のダイナミックドライバーとは異なり、音の歪みを抑え、クリアで繊細な音質を実現。
  • Hi-Res Wireless Audio認証: LHDC 5.0やLDACなどの最新コーデックに対応し、高音質なリスニング体験を提供。
  • アダプティブノイズキャンセリング(ANC): 周囲の環境に応じてノイズを自動でキャンセルし、快適なリスニング環境を提供。
  • 長時間バッテリーライフ: 充電ケース使用時で最大30時間の使用が可能。
  • 洗練されたデザイン: 快適な装着感と卓越した音質を両立するコンパクト設計。
項目仕様
モデルEDF200185
BluetoothバージョンV5.4
オーディオコーデックaptX™、aptX™ adaptive、aptX™ Lossless、Snapdragon Sound™、LHDC 5.0、LDAC、AAC、SBC
Bluetooth範囲約10m
音圧レベル92±3dB(A)
周波数特性20Hz-40kHz
バッテリー寿命約7.5時間(単体充電)、約30時間(充電ケース使用時)
入力5V=200mA(イヤフォン)、5V=1A(充電ケース)
Edifier NeoBuds Planarの仕様
Edifier NeoBuds Planarの付属品はキャリングポーチ・イヤピース・説明書など

Edifier NeoBuds Planarの使用感レビュー

Edifier NeoBuds Planarの使用感レビューを7項目に分けて解説していきます!

装着感はカナル型トップクラス

まずはEdifier NeoBuds Planarの装着感からレビューしていきます。見た目が少し大きいのでもしかしたら合わないかもと思ったのですが、個人的にはジャストフィットでかなり気に入っています

イヤピースがXS・S・M・L・XLの5種類あり、耳のサイズに細かく合わせやすいのはかなり助かります。

イヤホンの耳に接する部分の形状が個人的にカナル型トップクラスの装着感だと感じているAirPods Proに近く、長時間使用で当たっていたくなることもなかったので仕事中などで使っても良さそうです。

AirPods Proと並べてみた
ステムが一般的な形状なので幅広いイヤピースを使用可能

イヤホン本体の重さは6.13gと平均より1g程度重いですが、実使用では差は感じません。

タッチコントロールで操作性が高いうえに感度も調整可能

Edifier NeoBuds Planarは、イヤホンの柄の部分を押すことでタッチコントロールを使用可能です。AirPodsのように、人差し指と親指でつまむようにすると押しやすいです。バッグに入れているiPhoneを取り出すことなくイヤホン単体で操作できるので、満員電車の中などでかなり重宝します。

タッチコントロールはiOS、Androidに対応しているEDIFIER ConnectXアプリ左右のイヤホンでそれぞれ機能の割当が可能です。1回押しは音楽再生・停止が割り当てられていて変更はできませんが、2回押し、3回押し、長押しはそれぞれ下記の機能を割当できます。

  • 前の曲に戻る
  • 次の曲に進む
  • 音量を上げる
  • 音量を下げる
  • サウンドコントロール(ノイキャンの切り替え)
  • ゲームモード(割り当てておくとiPhoneやAndroid以外でも使えるようになります)
  • 音声アシスタント
たいしょん

タッチコントロールを変更しなくても「2回タッチで何の機能割り当てたっけ?」と忘れることがあるので、その確認にも便利です。

さらにびっくりしたのが、押下感度の調整を10段階で行えます。人によって押す力は違ってくるので、軽くなのかしっかり押さえて操作したいのかを調整できるのは他社のメーカーでもほとんど見ません。

押す力を調整できるので押しても反応しない場合は感度を上げるという使い方もできる

音質はさすがの平面磁界型でもはやイヤホン超え

ここからは、実際にEdifier NeoBuds PlanarとiPhone 16 Proを使って音質を検証してみました。まず最初に言わせてください。イヤホンの音質超えてます。

Edifier NeoBuds Planarは平面磁界型ドライバーという、一般的なダイナミックドライバーとは異なるものを搭載しています。一般的なダイナミックドライバーは振動板の中心から端に行くにつれて出力が減衰しがちなのですが、Edifier NeoBuds Planarが搭載するEqualMass振動板中心から端にかけて出力を均等にし高い駆動力を実現しています。

NeoBuds Planarに搭載されている平面磁界型ドライバーの図

実は、平面磁界型のドライバーを搭載したヘッドホン、HIFIMAN DEVA Proを愛用しており、高い解像感、スケールの大きさはEdifier NeoBuds Planarでも同じように感じ取れました。

まずは宇多田ヒカルさんの「traveling」を聴いてみました。この曲はイントロから終わりまで絶えずSEが多い楽曲で、ボーカルが入ると一般的なダイナミックドライバーのイヤホンでは埋もれます。ただEdifier NeoBuds Planarは、SEの1音1音が明確に聴き取れ、ボーカルが入っても高い分解能で音が埋もれません。音質の傾向はドライな感じなので宇多田ヒカルさんの声は少しハスキー目に聴こえますが、息継ぎの「すっ」という細かな音も再現してくれます。

次に男性ボーカルということでMrs. GREEN APPLEの「インフェルノ」を聴いてみました。ロックバンドということでイントロからエレキギター、ドラム、ベースが勢揃いでギアを上げていく楽曲ですが、音のスケールが大きめに聴こえるためそれぞれの音が分離して聴こえます。まるでモニターヘッドホンで聴いているかのような感覚。ただモニターヘッドホンより音楽としての一体感があり解析的にではなくノリよく楽しんで聴けます。ボーカルの再現性はAirPods Proと互角に聴こえますが、AirPods Proで聴いている時よりも確実に楽器の音和が多く聴こえ、同じ楽曲を聴いても新たな発見があるほどでした。

たいしょん

総括すると、このコンパクトサイズでモニターヘッドホン並みのスケール・解像感で音楽を楽しめます

音質はプリセットのイコライザーカスタマイズの2種類で調整が可能です。カスタマイズはゲインだけではなく、Qファクターカットオフ周波数といったプロ仕様の本格調整が楽しめます。個人的にプリセットの「ダイナミック」にすると重低音も強調され映画でも楽しめるチューニングになって気に入っています。

プリセットイコライザー
カスタマイズイコライザー

ノイズキャンセリング機能も充実

Edifier NeoBuds Planarは、ANC機能も充実しています。環境に応じて自動的に最適なノイズカットを実現する適応型ノイズキャンセリングや、風切り音低減機能まで備えています。また、外音取り込み機能でもさらに4つのモードを搭載し、声を重点的に聴こえるようにしたいかなどを選べます。

まずは出かけてノイズキャンセリングの効きを検証しました。自動車の中で使ってみましたが、断続的なロードノイズやエアコンの音はしっかりカットしてくれました。

次に突風が吹く屋外で風切り音低減機能を使いました。通常のノイズキャンセリングでは「ボフッ」という風の音をマイクが拾ってしまうのですが、風切り音低減にすると風の音は聴こえるものの不快感のない程度までカットしてくれます

次にショッピングモールでノイズキャンセリングを検証してみました。空調の「コ゚ーーーッ」という音は効果的にカットしてくれる一方で、声はそこまでカットしすぎないのでアナウンスなどは比較的聞こえやすい印象です。電車内とかでアナウンスを聞き逃して降りる駅を通り過ぎるなんてことも防げそうです。

別の店舗では外音取り込みを検証してみました。AirPods Proの自然さには及ばないですが(特に空調の音など低い音はマイクで拾ってる感があります)人の声の自然さ、そして何より「サーーーッ」というホワイトノイズが小さいので常用しても違和感なく使える印象です。

たいしょん

総じてレベル高いです。

マルチポイント接続はかなり便利

Edifier NeoBuds Planarは、2台のデバイスをシームレスに切り替えできるマルチポイント接続に対応しています。例えばiPhoneとMacBookの2台でペアリングすれば、音が鳴っている機器を判別してそちらに自動的に接続してくれます。実際に試しましたが、切り替えはかなりスムーズで特にテレワークでMacBookでミーティング、iPhoneでは取引先に電話をするといった時に余計な操作無しで切り替わってくれるのはかなり便利でした。

マルチポイント接続にする場合は、EDIFIER ConnectXアプリで有効にする必要があります。

ワイヤレス充電に対応でかなり楽

Edifier NeoBuds Planarは、なんとワイヤレス充電に対応しています。Qi2規格ではないので5W(5V=1A)が限界ですが、それでもAirPods ProのようにUSBケーブルなしで充電できるのはありがたいです。

ゲームモード搭載により低遅延でゲームを楽しめる

Edifier NeoBuds Planarは、わずか0.08秒の低遅延でゲームを楽しめるゲームモードを搭載しています。有線イヤホンであれば遅延は気になりませんが、無線はアンプを内蔵している関係で様々な音声処理があり遅延が生じます。ゲームモードにすることで余計な音声加工処理をなくし、その分音声の遅延を減らせるわけです。

たいしょん

実際に原神をプレイしましたが、確かにゲームモードにするとほぼ音声の遅延を感じなくなるほど改善されます。これなら音ゲーでも良さそうです。

レビューまとめ:音質はイヤホン超えで機能もハイエンド級の満足感

Edifier NeoBuds Planarをレビューしました。音質も機能性もかなりレベルが高いです。

紹介しきれませんでしたが、LEDカラーの設定、IP54の防水性、装着検知、製品を探す機能、心拍数を計る機能など今どきの流行り機能をかなり詰め込んでいます。

たいしょん

完全ワイヤレスイヤホンでも音質にも機能にも妥協したくない方は、ぜひお試しください!

Edifier NeoBuds Planar
総合評価
( 5 )
メリット
  • 平面磁界型ドライバー搭載でヘッドホン並みのスケールで楽しめる
  • カナル型の中でも装着感が良く長時間使用に向いている
  • デザインがかっこよく所有欲が満たされる
  • マルチポイント接続できシームレスに機器を切り替えできる
  • ワイヤレス充電に対応し楽に充電できる
  • ゲームモード搭載で低遅延でゲームを楽しめる
デメリット
  • カラーバリエーションが少ない

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