この記事はDivoom PIXOO SlingBagのレビュー記事です。普通のショルダーバッグとは一味違います。ドット絵をLEDで表示させ、アプリで自由に作成・変更できます。ショルダーバッグとしての性能も申し分ありません。
ガジェット好きの心をくすぐるバッグないかな
過去に様々な個性的なバッグを使ってきました。どれも気に入っているのですが、実用性を重視していたのでどこか遊び心が無いんですよね。
そんな時にたまたまAmazonのブラックフライデーセールで見つけたのが、「Divoom PIXOO SlingBag」です。
結論からいうと、買って正解でした。
バッグは外に出るとき以外本来使わないものですが、Pixoo Sling Bagは家にいるときもついいじりたくなるようなガジェット好きの心をくすぐるバッグです。
ドット絵が表示できるだけではなく、遊びや便利機能も満載です。
今回はPixoo Sling Bagの開封から使用感を徹底レビューし、どんな方におすすめできるかをまとめていきます。
メリットやデメリットは、下記のようにまとめました。
- ドット絵を表示でき個性を演出できる。
- ドット絵を表示させなくてもカジュアルな普通のバッグとして使えるので、TPOに合わせやすい。
- スマートフォンアプリと連携し、時計やゲーム、ストップウォッチも表示できる。
- 撥水加工で万が一の雨でも中身を守れる。
- バッグとしての収納性能も抜群。
- バックルの着脱で身につけるのが楽。
- 背面がメッシュではないので夏場は蒸れやすいかも。
- 前面にパネルが入っている分普通のバッグより少し重い。
- 前面のLEDパネルが損傷しないか気を遣ってしまいラフに扱えない。
- 個性的なバッグを探している人
- TPOで使い分けできるバッグを探している人
- ガジェット好きな人
Pixoo Sling Bagの製品仕様
通信規格 | Bluetooth Ver5.0 |
受信距離 | 最大10mまで (環境により異なります) |
電圧 | 5V |
サイズ | 幅340 x 高さ150 x 奥行90 (mm) |
重量 | 591g(本体のみ) |
素材 | ポリエステル |
バッテリーの目安 | 5000mAh:6.5時間 (アニメーション再生時目安) |
バッテリー | 非搭載 別途2.0A出力可能なモバイルバッテリーをご用意ください。 ※モバイルバッテリーにUSB-Aタイプの挿し口が必要になります。 |
【重要】 | 持ち運びにはモバイルバッテリーが必要です。 モバイルバッテリーは付属しておりませんので、別途ご用意いただく必要がございます。 モバイルバッテリーは2.0A以上の製品をご用意ください。 バッテリーの目安 5000mAh : 6.5時間 |
付属品 | 本体(PIXOO SLINGBAG)、説明書(13か国語対応 簡易マニュアル) ※本機を充電するときは、必ず付属の充電用USBケーブルを使用してください。 |
保証期間 | 1年 |
Divoom PIXOO SlingBagの外観レビュー
ここからは、開封しつつPixoo SlingBagの外観をチェックしていきます。
外箱は部屋に飾っておきたくなるぐらいポップで遊び心のあるデザインです。
付属品はシンプルです。バッグなので、当然ですね。
- 本体
- 説明書
バッテリーは付属していませんので、ピクセルアートを表示させるには別途2A以上の出力ができるモバイルバッテリーが必要です。
相性のいいバッテリーは「CIO SMARTCOBY Pro」です。コンパクトで、高出力なので常時持ち運ぶのにおすすめです。
説明書は日本語にも対応しています。ただしあまり詳細に書かれていないので、クイックスタートガイドを見ることをおすすめします。
こちらがバッグの表面です。ここに16×16のドット絵を表示することができます。
こちらが背面です。メッシュではないので、夏場は蒸れるかもしれません。
手で持てるゴム製のグリップハンドルがついています。
ゴムと言うよりシリコンのようなさわり心地でゴム特有の匂いもなく、布製より手が痛くなりにくいです。
また、ストラップには着脱可能なバックルがついています。上からかけなくても、バッグを巻きつけてバックルで留めればいいので使いやすいですね。
カチッとくっつけるだけなので着脱が楽です。引っ張っても不意に外れることもないぐらい強力なので安心です!
こちらが側面です。左右でマチを広げることができるので。入れる荷物に応じてサイズの調整が可能になっています。
また、左右でバンドの色が違うのもおしゃれですね。
上部は止水ジッパーになっています。LEDが点灯しますので水は大敵なのですが、バッグ自体が撥水仕様なので万が一の雨でも安心です。
こちらが底面です。
長細いもの、例えば三脚や傘などを固定できます。
底の素材も撥水仕様のものを使っています。
なお、バッグ本体に操作ボタンはありません。後述しますが、アプリ経由で様々な設定が可能です。
Divoom PIXOO SlingBagの使用感
ここからは、Divoom PIXOO SlingBagの特徴や使用感をご紹介します。
ドット絵が表示できる
Divoom PIXOO SlingBagの一番の特徴は、16×16のドット絵が表示できることです。
実際に日中に点灯して使ってみましたが、真っ暗闇じゃなくてもドット絵がしっかり映りました。
もちろんドット絵を表示させないまま使用することもできますので、TPOで使い分けることができます。
Divoomアプリで自分のドット絵をデザインすることも可能です。
ドット絵が作れなくても安心!世界中のクリエイターの作品を表示可能
正直、最初から自分でドット絵をデザインするにはハードルが高いですよね。
実はアプリ経由で、世界中のクリエイターが作成したドット絵を表示させることも可能です。
試しに「鬼滅」と「ポケモン」で検索をしてみました。ポケモンの場合は、「pokemon」とローマ字表記で検索した方がたくさん出ます。
もしかしたらあなたの好きなアニメやゲームのキャラクターもバッグに表示させることができるかもしれませんね。
アプリ連携で様々な機能を設定可能
ドット絵が表示でき、世界中のクリエイターの作品も使うことができるのは分かりました。
実はそれだけではありません。ここからは他に4つの機能をご紹介します。
- LEDエディター機能
- ゲーム機能
- DJミキサー機能
- 時計機能
1つ目は「LEDエディター機能」です。
これは入力した文字を、バッグにアニメーションで表示できる機能です。配色やアニメーションの速度も設定できます。
ライブで好きなメンバーの名前を流すのもいいかもしれませんね!
実際に「たいしょん」という文字をアニメーションで表示させてみましたのでご覧ください。
2つ目は、「ゲーム機能」です。
スマートフォンをコントローラーにして、バッグのLEDでゲームを遊ぶことができます。
- マジック8ボックス
- ダイス
- スロットマシン
- アストロバトル
- ピクセルスネーク
- フラッピーウィングス
- ピクセルレース
- ブロック崩し
- 以前はテトリスも遊べましたが、著作権の問題で2021年3月より遊べなくなりました。
実際にスロットゲームで遊びましたが、ゲーム起動時に遊び方も表示されるので操作に迷うことはありませんでした。
3つ目は「DJミキサー機能」です。
例えばピアノを演奏すると、バッグのLEDにアニメーションが表示されます。
実際にあの有名なフレーズを弾いてみました。アニメーションが表示されるだけですが、気分が上がります!
4つ目は「時計機能」です。
ドット絵だけではなく、時計や日付も表示させることができます。デザインはアプリ上で変更可能です。
デスクに置いて卓上時計として使ってもいいですね。
実際に時計のデザインをご覧ください。アナログ調やデジタル調など様々な種類の時計を表示できます。
時計だけでなく、今日の天気や気温も表示できます。
背中に時間を表示するのも、これはこれで後ろに並んでいる人に親切かもしれません。
今回は紹介しませんでしたが、他にも下記の機能があります。
- ストップウォッチ
- カウントダウンタイマー
- スコアボード
- スマートフォンの通知表示
- 方向指示キーの表示
他の機能は公式マニュアルで紹介されていますので、もし興味があれば下記のアプリの操作方法マニュアルをご覧ください。
バッグとしての性能も申し分なし
ピクセルアートを表示させる機能に目が行きがちですが、バッグとしての基本性能も高いです。
収納面を見ていきます。主にメインの収納箇所は4つあります。
1つ目がLED表示用のバッテリーを収納する前面のポケットです。
マチは薄いですが、バッテリーが入るぐらいなのでちょっとした手帳やイヤホンなどを収納可能です。
2つ目はメインの収納ポケットです。こちらは約15cmの深さがありますので、2つ折りの財布とRICOH GRのようなコンパクトデジカメを収納可能です。
中にパスポートや免許証を入れられる仕切りもついていますので、仕分けも楽です。
また、メインポケットは鍵を着脱できるストラップも内蔵しています。
これがあれば鍵を無くす心配もないですし、探しやすいですね。
3つ目は背面のポケットです。
こちらもマチは薄いですが、完全ワイヤレスイヤホンやお菓子などちょっとした小物が収納できます。
最後の収納はこちら、側面の収納です。ストッキングのように伸びる素材になっています。
ペットボトルや折りたたみ傘を入れるのに便利ですね。
実際に、普段散歩に持ち歩く荷物を入れてみました。
上記の荷物であれば、各ポケットに収まりました。他にも折りたたみ傘やペットボトルも入りそうです。
このようにコンパクトでありながら、十分な収容力を持ちます。
収納以外にも、様々な機能を搭載しています。
- バックルによる着脱でバッグの着け外しが楽。
- 止水ジッパーや撥水生地で突然の雨も安心。
- ゴム製のハンドル付き。
個性だけではなく、実用性も十分です。
Divoom SlingBagを見た反応や評判
実際にDivoom Sling Bagを見たフォロワーさんの反応や評判をご覧ください。
Divoom Sling Bag、これすごいですね!!
— ツヨシ|Tsuyoshi Mizoguchi (@24shi_web) December 25, 2021
未来感を感じてすごい🤣
カッカメラが欲しい…
— shota@iPadブロガー (@shota_drums_) December 27, 2021
あとバッグ可愛い…ヒトカゲ背負いたい🥰 https://t.co/VZH9HLRSY7
Divoom Sling Bagの存在知れてよかった!うちのチビが作ったピクセルアートを背負ってお出かけとか素敵かも、 https://t.co/bUkRmXWHeE
— ゆーとら/ブロガー (@yutoralife) December 25, 2021
たいしょんさんのベストバイ記事🎉LUMIX2台買いはスゴい!
— KSK360@ガジェットブロガー (@ksk360review) December 24, 2021
あとDivoom製品がかわいい☺️ https://t.co/TeOSnDZkuh
Native Union Snap2-in-1ずっと気になってました😍
— こびぃ|コビガジェライフ→ガジェット&ゆるミニマリスト&🍎組 (@kobii_blogger) December 25, 2021
ベルキンにはないソリッド感がやっぱりかっこいい✨
あとポーチすごいですねっ!知らなかった💦
共通しているのは、「未来感がすごい」や「かわいい」という感想でした。
バッグにピクセルアートを表示させる発想はこれまでなく、ドット絵の可愛らしいデザインはきっと見る人を惹きつけます。
Divoom PIXOO SlingBagの総合評価
Divoom PIXOO SlingBagは、ドット絵を表示させることができるかなり個性的なバッグです。
ただ表示させるだけではなく、自分でドット絵をデザインをしたり、全世界のクリエイターが作成したドット絵やアニメーションも表示させることができます。本皮製のバッグのような、育てがいのあるバッグです。
スマートフォンと連携させれば、ゲームや時計の表示、電光掲示板などバッグの範疇にとどまらない機能性も発揮します。
バッグ単体の性能も申し分なく、撥水性能、バックルによる着脱のしやすさ、ポケットの充実度は満足のいくものでした。
こんなに楽しくて個性的なバッグに今までの人生で出会ったことがありません。個人的に今年のベストバイです!
メリット
- ドット絵を表示でき個性を演出できる。
- ドット絵を表示させなくてもカジュアルな普通のバッグとして使えるので、TPOに合わせやすい。
- スマートフォンアプリと連携し、時計やゲーム、ストップウォッチも表示できる。
- 撥水加工で万が一の雨でも中身を守れる。
- バッグとしての収納性能も抜群。
- バックルの着脱で身につけるのが楽。
デメリット
- 背面がメッシュではないので夏場は蒸れやすいかも。
- 前面にパネルが入っている分普通のバッグより少し重い。
- 前面のLEDパネルが損傷しないか気を遣ってしまいラフに扱えない。
おすすめできる人
- 個性的なバッグを探している人
- TPOで使い分けできるバッグを探している人
- ガジェット好きな人
Divoom PIXOO SlingBagは、買ってよかったガジェットランキングTOP10にランクインしました。