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【1MORE ComfoBuds Mini レビュー】”痛くない寝ホン”の代表作がさらにアップデートして帰ってきた!

1MORE ComfoBuds Mini

本記事では、1MOREワンモアから登場した睡眠時用のイヤホン(通称寝ホン)、1MORE ComfoBuds Miniをレビューします。睡眠導入音楽やASMRを聴きながら寝るのにぴったりな完全ワイヤレスイヤホンです。

実は現在も地上波で放送されている「マツコの知らない世界」で取り上げられた1MORE ComfoBuds Zを、さらに小さくし寝返りを打っても耳が痛くなりにくくなったモデルが1MORE ComfoBuds Miniです。

1MORE ComfoBuds Miniを一言で表現すれば、「寝返りが打てるワイヤレスイヤホン」です。無線なのでワイヤーがなく、耳栓のように使えるのに音楽も聴ける、まさに寝る時の理想を叶えたような製品に仕上がっています。

たいしょん

1MORE ComfoBuds Miniの実際の使用感を中心に徹底レビューしていきます!

1MORE ComfoBuds Mini
総合評価
( 3.5 )
メリット
  • 寝返りできるコンパクトなボディ
  • 長時間でも痛くならない快適な装着感
  • アプリによる自動音場補正が便利
  • ワイヤレス充電対応で手間が省ける
  • リラックスするための落ち着くサウンドを再生できる
デメリット
  • 小さいので耳から若干外しにくい
  • タップ操作時にマイクに触れてしまう
タップできるもくじ

1MORE ComfoBuds Miniの特長

1MORE ComfoBuds Miniの特長・仕様・付属品を下記のタブにまとめました。

  • 3.7gコンパクトサイズで快適性の向上
  • 40dB QuietMaxTMノイズキャンセリング技術
  • マルチノイズキャンセリングモードを搭載
  • グラミー賞受賞歴を持つサウンドエンジニアによるチューニング
  • 低い消費電力で、よりスムーズな操作性を実現
  • ANCオフで24時間連続再生
  • Qiワイヤレス充電対応
  • 睡眠感知機能搭載・専用アプリでストレス解消

iOSとAndroidに対応した1MORE MUSICアプリを使用すれば、タップ操作の割当やイヤホン本体のファームウェアアップデートなどが可能です。

1MORE MUSIC

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デザイン

1MORE ComfoBuds Miniの充電ケースは、丸みを帯びていて手に馴染むデザインです。他社の充電ケースと比べても、かなりコンパクトです。

丸石のようなコロッとしたフォルムが可愛い充電ケース

フタを開けるとイヤホンを取り出せるようになっています。片手でも開けやすく、イヤホンが少し上部に上がっている分取り出しやすくなっています。

イヤホン本体を取り出しやすい充電ケース

イヤホン本体はかなりコンパクトです。

黒色でシンプルなデザインのイヤホン本体

身近なもので例えると、100円玉より直径が小さいぐらいのサイズです。縦幅が17mmで、今までレビューしてきたイヤホンの中でも最小級のサイズでした。

イヤホン本体の直径は100円玉より小さい

重量

1MORE ComfoBuds Miniの重量は、実測値で充電ケース(イヤホンを含む)が43.15g、イヤホン本体が3.82gでした。最近の高機能なイヤホンは本体重量が6g前後の機種が多く、その約半分ぐらいの軽さです。

ケースは43.15g
イヤホン本体は3.82g

1MORE ComfoBuds Miniのレビュー(メリット中心)

1MORE ComfoBuds Miniのレビューを、メリット中心に紹介していきます。

装着感:かなり快適

寝ホンは寝たまま夜から朝までつけっぱなしの利用を想定しているため、寝ホンを名乗るなら装着感は最重要事項です。実際に1MORE ComfoBuds Miniを耳に装着したまま夜から朝まで寝てみましたが、かなり快適です。

ほぼ耳穴にすっぽり収まるほどコンパクトなので、大きな筐体のイヤホンに比べ耳の軟骨にボディが当たって痛む心配もありません。また、耳からの出っ張りが限りなく少ないので寝ながら枕に耳を押し当てても圧迫感を感じにくい点が気に入りました。

イヤホンが耳穴に収まっており圧迫感が少ない
たいしょん

これなら就寝時や普段でも使いやすそうです。

音質:聴き疲れしにくい柔らかい音質

1MORE ComfoBuds Miniで実際に音楽を聴いてみました。

筐体が小さいので響きのある音質は期待していなかったのですが、「なるほど、これが寝ホンか!」と納得させられる音質でした。具体的には、高音域が抑えられており低音もボワッと丸みのある表現です。これだけ聴くと良い音質ではないと思われがちですが、長時間音楽を聴いても疲れにくく、寝る前に聴いても落ち着いて聴ける音質です。

それでいて中音域がピークになっているので、声がはっきり聴き取りやすいチューニングです。

たいしょん

つまりASMRにぴったりってことですね。

日中はどちらかといえばJBL TOUR PRO 2のようなジャズにも合う厚みのあるメリハリサウンドが好みですが、寝る前は逆にそれだと目が覚めてしまうのでComfoBuds Miniぐらいのほうがちょうどいいです。

音場補正技術で自分好みの音質に調整できる

1MORE ComfoBuds Miniは、Sonarworksという音場補正技術を採用し自分好みの音質に自動調整できます。

例えば、「重低音が少ないスッキリした音がいい」や「高音強めの透明感のある音がいい」など言葉で表現するのは簡単ですが実際にイコライザーで調整するのは難しいです。それを、自分の好みのジャンルの音楽と自動調整された音質をAとBの選択式で選んで微調整することで簡単に音質調整ができます。

自分好みのジャンルの音楽を選択する
2パターンの音質の異なる音楽を聴いて好きな方を選択する

僕はドンシャリと言われる低音と高音が強めのメリハリのある音質が好みなのですが、Sonarworksを使うことでかなり好みの音質に近づけることができました

ノイズキャンセリング性能は高い

1MORE ComfoBuds Miniは、2つの集音マイクを使って最大40dBのノイズ低減を実現しています。数値では分かりづらいので、実際に屋外で試してみました。

車内でノイズキャンセリングを検証

ノイズキャンセリング中は常に「サーーッ」というホワイトノイズが乗り、ここは2〜3万円台のイヤホンの方が優秀です。ただ、車に乗りながら使用する限りは「ゴォーーーッ」という低周波をうまく打ち消し、ハイブリッド自動車並みの騒音に低減されていたので優秀です。

ノイズキャンセリングはディープ、マイルド、WNRの3つから選択可能

ちなみに外音取り込み機能もありますが、こちらは「雨でも降っているのか?」というほどのホワイトノイズであまり実用的ではありませんでした。聴こえる音もマイクから拾っているような若干不自然な聴こえ方で、もう少し頑張ってほしかった部分です。

有線とワイヤレス充電に対応

1MORE ComfoBuds Miniは、USB Type-Cケーブルによる有線充電と、Qiによるワイヤレス充電に対応しています。有線なら10分間充電するだけで90分間の音楽再生が可能で、もし通勤前に充電をし忘れていたりいざというときでも安心です。個人的にワイヤレス充電に対応していることはかなり嬉しく、Apple WatchやiPhoneと一緒に3-in-1ワイヤレス充電パッドでまとめて充電できるので便利でした。

Qiによるワイヤレス充電
USB Type-Cケーブルによる有線充電

落ち着くサウンドを再生できる

1MORE ComfoBuds Miniは睡眠用のイヤホンということで、「落ち着くサウンド」を設定して再生可能です。

例えば「Summer Rain」は雨の音、「Medium Fire」は焚き火がパチパチする音などASMRで定番のプリセット音楽が30種類揃っています。イヤホン側に最大で6種類の音楽を転送でき、転送後はスマートフォンがなくても再生できます。

30種類の音源から選択できる
6種類の音までイヤホン本体に転送できる

実際に音を聴いてみましたが、就寝時だけではなくデスクワークで集中したいときなどに活用しても作業がはかどりました。YouTubeで音楽を流せばいい話ですが、広告もなくイヤホン単体で完結する手軽さは寝ホンとして気軽でいいですね。

たいしょん

ちなみに自動的に音楽が止まるので、朝まで音楽が流れて耳に影響したり、寝つきが悪くなったり、電池切れになったりすることも防げます。

1MORE ComfoBuds Miniのデメリット

1MORE ComfoBuds Miniのデメリットは下記の2点です。

小さいので耳から若干外しにくい

1MORE ComfoBuds Miniはかなりコンパクトなので、指でつまみにくく若干耳から外しにくいです。この辺は、よりサイズの大きい完全ワイヤレスイヤホンに分があります。

逆を言えば、これだけ外れにくいということは寝返りなどで枕にイヤホンが触れても簡単には外れないということでもあるので、何回か使って慣れるしかないです。

たいしょん

僕は1週間ぐらい使って慣れました。

タップ操作時にマイクに触れてしまう

イヤホン本体をタップすることで音楽の再生・停止などが気軽にできるのは嬉しいのですが、タップする際にイヤホンのノイズキャンセリング用のマイクに指が触れてしまうのでたまに「ボフッ」というタッチノイズが聴こえます。

これは筐体がコンパクトでマイクの位置調整が難しいということもあると思いますが、正直このデメリットのせいでタップ操作はあまり使っていません。

たいしょん

次回作ではマイクに指が触れないような仕様に期待しています!

1MORE ComfoBuds Miniをおすすめできる人

1MORE ComfoBuds Miniは、ゴロゴロ寝ながら装着しても快適な、音の鳴る耳栓が欲しい方におすすめです。

正直なところ、筐体のサイズからスケールの大きな音場は期待できず、音楽や映画鑑賞をメインの用途にするなら向いていません。音楽鑑賞なら、ほぼ同価格帯のSOUNDPEATS OperaAnker Soundcore Liberty 4がいいです。

ただ、寝る前や就寝中に使用したいならかなりおすすめです。装着感は何時間つけていても耳が痛くならないほど快適ですし、音も聴き疲れしにくい柔らかな音なのでかなりリラックスして睡眠できます。

たいしょん

寝付きが悪いときなど専用で使ってみるのがおすすめです。

1MORE ComfoBuds Miniのレビューまとめ

1MORE ComfoBuds Miniをレビューしました。寝る時に使用するための完全ワイヤレスイヤホンは初めてでしたが、装着感、音作りを含め寝る時に最適な機種だと感じました。

もし寝る前にリラックスして音楽を聴きたい、そのまま寝落ちして朝までイヤホンをつけたままにしていたいという方は一度1MORE ComfoBuds Miniを検討してみてください!

1MORE ComfoBuds Mini
総合評価
( 3.5 )
メリット
  • 寝返りできるコンパクトなボディ
  • 長時間でも痛くならない快適な装着感
  • アプリによる自動音場補正が便利
  • ワイヤレス充電対応で手間が省ける
  • リラックスするための落ち着くサウンドを再生できる
デメリット
  • 小さいので耳から若干外しにくい
  • タップ操作時にマイクに触れてしまう
1MORE ComfoBuds Mini

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タップできるもくじ