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【JBL TOUR PRO 2 レビュー】世界初のスマートタッチディスプレイ搭載充電ケースがすごい完全ワイヤレスイヤホン!

JBL TOUR PRO 2

本記事では、JBLから登場した新しい完全ワイヤレスイヤホン、TOUR PRO 2をレビューします。世界初のスマートタッチディスプレイを搭載した充電ケースの完全ワイヤレスイヤホンです。

イヤホンヘッドホンスピーカーなどオーディオ製品が大好きな管理人ですが、実際に購入する製品は試聴するなどかなり厳選して購入しています。

そんな僕が、試聴すらせずに思わず衝動買いしてしまうほど魅力的に感じた製品が今回紹介するJBL TOUR PRO 2です。その理由の1つが充電ケースに付いているタッチディスプレイの存在に惹かれたからです。

スマートタッチディスプレイを搭載した充電ケース
たいしょん

かっこいい!こんなの絶対におもろいに決まってる!

衝動買して実際に使ってみましたが、結論としては今まで使ってきた完全ワイヤレスイヤホンの中で音質。操作性含め一番好きと言えるほど気に入っています。

JBL TOUR PRO 2のどんなところに惹かれたのか、実際に使ってみてどんなメリットやデメリットを感じたのかを徹底レビューしていきます。

JBL TOUR PRO 2
総合評価
( 5 )
メリット
  • 機能が充実したケースが楽しい
  • ワイヤレス充電対応で楽
  • マルチポイント接続対応で2台同時に接続できて便利
  • ノイキャン性能は外耳道を測定しかなり強力
  • イヤホン本体でタッチ操作可能
  • 音質はジャズに合うJBLらしさと優等生サウンドを兼ね備えた二刀流
デメリット
  • 画面があるので傷が心配
  • アップデートはケースとイヤホン本体の両方別々に行う必要がある

3/30までの購入でケースプレゼントのキャンペーン実施中

タップできるもくじ

JBL TOUR PRO 2の特徴

JBL TOUR PRO 2の主な特徴やスペック、同梱物を下記にまとめました。

  • 「DLC(Diamond-Like Carbon)」コーティング振動板採用の10mm径ダイナミックドライバー搭載
  • 大幅に進化したノイズキャンセル効果を発揮するリアルタイム補正機能付ハイブリッド式ノイズキャンセリング採用
  • あらゆるコンテンツで広がりのある音響空間を楽しめるJBL独自開発の「空間サウンド」機能を初搭載
  • 進化したマイク性能とウィンドノイズ対策によるクリアな音声通話
  • JBL独自の「ショートスティック型」をさらに進化させたハイブリッドデザイン
  • デュアル・オーバルシェイプデザイン採用により、外耳道内に心地よくフィット
  • さらに進化した独自の「JBL Headphones」アプリ
  • アプリを拡張した世界初のスマートタッチディスプレイ搭載充電ケース採用

各種設定はiOS、Androidに対応したJBL Headphonesアプリからできます。

JBL Headphones

JBL Headphones

Harman International Industries無料posted withアプリーチ

デザイン

ケースのサイズは実測値で60.3 x 58.7 x 30.6mmと、AirPodsなど一般的な完全ワイヤレスイヤホンのケースより一回り大きいです。本体に液晶を内蔵している分、厚みがあります。ただ、液晶ディスプレイが内蔵されている割にはコンパクトなので持ち運びはしやすいです。

たいしょん

表面がサラサラしていて、ホコリがつきにくいのも嬉しいです。

背面はラバー素材で、デスクに置いた時に滑りにくくなっています。ヒンジ部分の「TOUR PRO 2」と刻印されている部分がガンメタでかっこいいアクセントになっています。

ケース下部には充電用のUSB-Cポートがあります。15分の充電で約4時間の音楽再生が可能な急速充電に対応しています。

ケースを開くとイヤホン本体が縦に収納されています。AirPodsと同じなので取り出しやすいです。

JBL TOUR PRO 2

ケースと本体を含めた重量は85.55gと、完全ワイヤレスイヤホンのケースの平均(50g前後)より重めです。

イヤホン本体の側面はタッチ操作に対応しており、ロゴ周辺をタッチすると音楽の再生やノイズキャンセリング機能の切り替えなどが可能です。

防水性能はIPX5相当で、あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がないとされています。突然の雨ぐらいなら問題なく使えますね。

イヤホンの内側には近接センサーがあり、イヤホンの着脱で音楽の再生・停止を自動化できます。

イヤホン本体の重量は6.15gで、平均的な軽さですね。

JBL TOUR PRO 2を実際に使用してみたレビュー(メリット中心)

機能が充実したケースが楽しい

完全ワイヤレスイヤホンとして世界初採用のスマートタッチディスプレイを搭載した充電ケースですが、ケース側でできることが多くスマホを出さなくても様々な操作が可能です。主にケース側でできることは下記にまとめました。

ケース側で使える機能
  • 音楽プレイヤー機能
  • 音量調整機能
  • ノイズキャンセリング機能の切り替え
  • イコライザー
  • タイマー機能
  • Spatial Sound機能
  • スクリーンの明るさ調整
  • ロックスクリーンの設定
  • ボイスウェア機能
  • オートプレイ・ポーズ機能
  • 通知の確認
  • イヤホンを探す機能
  • フラッシュライト機能

音楽プレイヤー機能では、ケースのタッチスクリーン上で音楽の再生や停止が可能です。イヤホン本体をタッチしても再生停止は可能ですが、視覚的に分かりやすいのでケースでも有用です。タッチ動作も比較的スムーズで、ポケットに入れた時にタッチスクリーンが誤作動することもありませんでした。

イヤホンのバッテリー残量や時間を確認できる

個性的な機能としては、タイマー機能やフラッシュライト機能をケースに搭載しています。タイマー機能は5分間隔で60分まで設定可能です。例えば集中力を高めるポモドーロ・テクニックのような手法がありますが、25分の作業+5分の休憩を測るのに便利そうです。

5分間隔でタイマーを設定可能

また、フラッシュライト機能はApple Watchのように画面を白くして明るく照らす機能です。実用性はあまりないのですが、JBL TOUR PRO 2のケースをそのままスマートウォッチにしたいと思えるほど機能が充実しているので触っていて楽しいです。

FLASHLIGHT機能のボタン
ボタンを押すと画面が白くなる

Twitterなどで通知設定をしている場合、ケース側にも通知が表示されます。スマートウォッチみたいに便利なので、首から下げて使いたいケースですね。

Twitterの通知やRoomの通知が来ることを確認

ケースで表示される画面を一通りまとめましたので横スクロールでお楽しみください。

スクロールできます
音楽プレイヤー機能
音量調整機能
ノイズキャンセリング機能の切り替え
イコライザー
タイマー機能
Spatial Sound機能
スクリーンの明るさ調整
ロックスクリーンの設定
ボイスウェア機能
オートプレイ・ポーズ機能
通知の確認設定
イヤホンを探す機能
フラッシュライト機能

ワイヤレス充電対応で楽

JBL TOUR PRO 2は、Qi規格に準拠したワイヤレス充電に対応しています。このため、ケーブルに接続しなくても置くだけで充電できるのでかなり楽です。

また、充電ケーブルとケースを接続する際に端子の金具がケースにあたって傷がつくこともありますが、ワイヤレス充電ならその心配もないのでなるべくケースをきれいに保ちながら使いたい方にもぴったりな仕様です。

マルチポイント接続対応で2台同時に接続できて便利

JBL TOUR PRO 2は、Bluetoothのマルチポイント接続に対応していますので2台の機器を同時に接続可能です。実際にiPhone 14 ProとGoogle Pixel 3でマルチポイント接続を試しましたが、確かに同時接続できていることを確認しました。

ちなみにJBL TOUR PRO 2と接続すると、iPhoneならSiriが、AndroidならGoogleアシスタントが使えます。

マルチポイント接続で2台のスマートフォンに接続できている

ちなみに2台同時に音を再生することはできません。

たいしょん

音楽の再生や通知をトリガーにして接続する機器が自動で切り替わるので、便利です。

ノイキャン性能は外耳道を測定しかなり強力

JBL TOUR PRO 2は、かなり強力なノイズキャンセリング性能を持っています。JBL Headphonesアプリで「外耳道のテスト」ができ、環境音を測定しながら個人に適したノイズキャンセリング性能を設定してくれます。

環境音を測定して外耳道に適したANCを自動設定できる

外耳道のテストを行った状態で車に乗ってみたのですが、ディーゼル車で騒音も大きいにもかかわらずハイブリッド自動車に乗っているような錯覚を覚えるほど静かになりました。これは1万円台のAmazon Echo Budsや、Anker Soundcore Liberty 4とは比べ物にならないぐらい強力です。

機種ノイズキャンセリングの強さ
Amazon Echo Buds
Anker Soundcore Liberty 4
JBL TOUR PRO 2
ノイズキャンセリングの強さの比較

しかもこの強力なノイズキャンセリング機能を、スマートフォンと接続しなくても使えるSilentNow機能もあります。タイマーで設定できるので、例えば休憩中の昼寝などスマートフォンの通知を気にせず静かな空間で寝られます

SilentNow機能ならタイマーで制御可能
たいしょん

仕事でお昼寝をする方は便利です!

イヤホン本体でタッチ操作可能

イヤホンのロゴ部分を押すとタッチ操作が可能ですので、スマートフォンやケースを取り出さなくても簡単な操作が可能です。

対応するタッチ操作の一覧はこちら

操作LR
再生/停止1タップ
曲送り2タップ
曲戻し3タップ
ANC / 外音取り込み / OFF1タップ
トークスルー / OFF2タップ
音声アシスタント2秒長押し2秒長押し
受話着信中に2タップ着信中に2タップ
通話中のミュート / OFF通話中に2秒長押し通話中に2秒長押し
通話終了通話中に2タップ通話中に2タップ
対応するタッチ操作
たいしょん

タッチ感度もいいので操作しやすいです。

ちなみにアプリを使えば左右ともに操作のカスタマイズが可能ですので、よく使う機能を優先的に割当できます。

左側のタッチ操作設定画面
右側のタッチ操作設定画面

ただし左右で割当できる機能は異なります。(例:左側に再生機能を割り当てることはできません。)

音質はジャズに合うJBLらしさと優等生サウンドを兼ね備えた二刀流

JBLといえばジャズに合う重低音や押し出し感の強い音のイメージですが、JBL TOUR PRO 2はジャズに合うJBLらしさとそれとは反対の優等生サウンドを1台で両立できるイヤホンです。

アプリ側でイコライザーをプリセットの「STUDIO」にしましたが、モニターヘッドホンに近いかなりバランスの取れた音で聴いていて気持ちがいいです。女性ボーカルのみずみずしい表現や、タイトなベースで長時間聴いても疲れにくい音がかなり好みでさすがJBLの最上位モデルといったところです。普段はアンプとスピーカーを含め13万円のセットで音楽を聴いていますが、この音なら外出先でも満足して音楽を楽しめるかもと感じられるほど解像感も良かったです。

イコライザーを設定すれば自分の好みに近い音質にできますので、このあたりの柔軟性は嬉しいですね。

JAZZのプリセットを一番初めに持ってきているのはJBLらしい

Spatial Soundという機能を使えば、シチュエーションによって音の傾向を変えられます。ムービー・ミュージック・ゲーミングの3つがあり、個人的にそれぞれ聴いてみて下記のような印象を持ちました。

  • ムービー・・・耳に刺さりそうな高域成分が減衰し映画で長時間聴きやすい音
  • ミュージック・・・バランスの良い音楽に適した音
  • ゲーミング・・・音場が広がり臨場感が増した音
たいしょん

個人的にバランスの良い「ミュージック」が一番好みです。

また、ヒヤリングテストをすることで自分に最適な音質を自動設定する機能にも対応しています。性別や生まれ年などを入力し、左と右の耳で聴力テストをすれば周波数ごとに適正な数値を計測してくれます。

スクロールできます
たいしょん

この設定を適用してからかなり自然な音になったので、効果はありそうです。

アップデートで好きな画像をケースのロック画面に設定可能に

JBL Tour Pro 2の最新アップデートで、ケースのロック画面に好きな画像を設定可能になりました。

当ブログのロゴ画像をケースのスクリーンセーバーとして設定してみた

設定の仕方はアプリで「スマートケースの設定>スクリーンセーバー>アルバムから選択する」の手順で可能です。サイズが多い画像でも、アプリ側でトリミングしてくれます。

僕はロゴ画像を設定しましたが、好きな俳優さんやアニメのキャラクターの画像を入れればいつでも推しの顔を拝めますね。

たいしょん

これなら他の人と同じケースでもロック画面で差別化できます!

JBL TOUR PRO 2の気になったところ(デメリット)

画面があるので傷が心配

JBL TOUR PRO 2は普通の完全ワイヤレスイヤホンのケースと異なり、ケース側にタッチスクリーンがあります。つまり落とした時に画面が割れるリスクが高いです。

ケースはさらさらしていて滑りやすいので、外出先で使うのであればケースは必須だと感じています。

たいしょん

売るときもケースがあったほうが査定額が下がりにくいというメリットがあるので、合わせて使うことをおすすめします。

ちなみに今だけオリジナル充電ケースカバーのプレゼントキャンペーンをしていますので、3月31日までに購入された方は忘れずに応募しましょう。

オリジナル充電ケースカバーのキャンペーン詳細

アップデートはケースとイヤホン本体の両方別々に行う必要がある

アップデート時だけなので気にならない方もいそうですが、一般的な完全ワイヤレスイヤホンと違いイヤホン本体とケースで別々にアップデートをする必要があります。普通の完全ワイヤレスイヤホンならイヤホンをケースに入れて1回で済みますが、それが2回に増えます。

ケース側にもOSが入っているので仕方ないですが、できればアップデートが1回で済むようになると楽かなと感じています。

たいしょん

アップデートは頻繁にしないので、そこまで気にしなくてもいいかもしれません。

おすすめできる人

JBL TOUR PRO 2は、特に「自分に合った最高の音質で音楽を楽しみたい方」や「充電ケースの便利さに惹かれる」という方におすすめです。

音質だけではなく、ノイズキャンセリングも外耳道測定をしてパーソナライズできるので、限りなく自分に合った音質を設定できます。また、充電ケースの便利さに惹かれている方は、一度この体験を味わってほしいです。僕のようなガジェット好きにはJBL TOUR PRO 2にはスパイグッズのような遊び心を感じており、つい意味もなくケースをいじっている時間が多いです。

たいしょん

男の子ってこういうギミックがたまらなく好きですよね。

長時間つけていても耳が痛くならない、装着感のいい完全ワイヤレスイヤホンであればHUAWEI FreeBuds Pro 2AirPods Proがおすすめです。

JBL TOUR PRO 2のレビューまとめ

JBL TOUR PRO 2をレビューしました。完全ワイヤレスイヤホンとしては世界初採用のタッチディスプレイが魅力の本機種ですが、実用性が高くケースだけでもできることが多いので便利です。

高いノイズキャンセリング性能やJBLらしい元気な音質など基本性能も高く、音質やノイズキャンセリング性能のパーソナライズで自分に合った設定に自動的に調整できる点はかなり気に入っています。

たいしょん

衝動買いでしたが、これから長く使ってみたいと思えるほど気に入りました。ぜひ一度お試しください!

JBL TOUR PRO 2
総合評価
( 5 )
メリット
  • 機能が充実したケースが楽しい
  • ワイヤレス充電対応で楽
  • マルチポイント接続対応で2台同時に接続できて便利
  • ノイキャン性能は外耳道を測定しかなり強力
  • イヤホン本体でタッチ操作可能
  • 音質はジャズに合うJBLらしさと優等生サウンドを兼ね備えた二刀流
デメリット
  • 画面があるので傷が心配
  • アップデートはケースとイヤホン本体の両方別々に行う必要がある

3/30までの購入でケースプレゼントのキャンペーン実施中

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