こんにちは!iPhoneとカメラが大好きなたいしょん(@taishonpresso)です!
本記事では、iPhoneがあれば一眼カメラがいらないのではないかと感じた僕が、やっぱり一眼カメラがあったほうがいいと感じた理由を解説していきます。
iPhoneを含め、スマートフォンの画質向上が目覚ましいですよね。iPhoneは超広角、広角、望遠レンズを搭載し、ナイトモードで夜景にも強くなっています。スマートフォンの機能向上=カメラ性能と言っても過言ではないほど、スマートフォンのレビュー記事を見るたびカメラの画質が話題になっています。
もうカメラって必要なくない?
カメラが大好きな僕でさえ、iPhoneでもう写真は十分なのではと感じることがあります。しかし改めて考えてみると、やっぱり別途カメラはあった方がいいという結論にいたりました。
もしこれからカメラを購入予定の方だったり、カメラは持っているけどiPhoneで十分だから手放そうとしているという方は参考にしてみてください。
iPhoneがあれば一眼カメラはいらないと感じた理由
iPhoneがあればカメラはいらないと感じた理由は、下記の4点です。
シャッターチャンスに圧倒的に強い
まず、iPhoneは圧倒的にシャッターチャンスに強いです。RICOH GRは「最強のスナップシューター」と言われていますが、それを上回る強さだと感じています。
例えば、下記の写真は車の停車中にたまたま花火を撮影した写真です。この時、僕は花火大会があることを知らず、さらに軽装だったためカメラを持っていませんでした。カメラを持っていなかったのになぜ花火が撮影できているのかというと、iPhoneを持っていたからです。
しかも片手持ちでかなり暗い状況であるにも関わらず、ほとんどぶれていません。ポケットから出して、カメラアプリを立ち上げて、何も考えずシャッターを切るだけで気軽に撮れてしまう、これが今のiPhoneです。
シャッターチャンスの強さはiPhoneが優れていますね。
撮影してすぐにSNSにアップできる
スマートフォンが普及して、写真を撮る目的がSNSでシェアするためという方が多いのではないでしょうか?僕も毎週コメダに行って写真を撮ってTwitterでアップしたり、ランチもよくアップしています。
汁なし坦々麺、胡麻が効いてて美味い😋 pic.twitter.com/8kOc4DxXNN
— たいしょん ガジェットレビュー (@taishonpresso) October 25, 2022
iPhoneでも、結構おいしそうに撮れていませんか?正直、Twitterをスマートフォンで見る分にはセンサーサイズのより大きい一眼カメラと遜色ない気がします。しかもiPhoneなら写真を撮ってすぐにSNSに共有できるので、カメラのようにデータをiPhoneに転送する手間が省けます。
SNSにアップするならiPhoneだけで十分ですね。
周りの目が気にならない
たまにミラーレスカメラを持ち歩いてスナップ写真を撮りに行くのですが、人が多い場所では結構周りの目を気にします。例えばおしゃれなカフェで、結構ごついレンズをつけて写真を撮っている人を見ると気になりませんか?
「あの人めっちゃガチやん」って思われてそう
僕は慣れましたが、それでもやっぱりスナップ撮影はiPhoneぐらい小さくて圧がない方が向いてるかなと感じています。RICOH GRをよく使っているのも、コンパクトで周りの目が気にならないからという理由もあります。
スマホなら周りの目を気にしなくてもいいですね。
カメラよりメンテナンスフリー
iPhoneは、カメラよりメンテナンスの手間がありません。カメラは主に下記のメンテナンスが必要です。
- センサーに付いたゴミの清掃
- レンズにカビが生えないように防湿庫に保管
- レンズやSDカードの電子接点の掃除
カメラだと下記のような防湿庫で保管する必要があります。
iPhoneで上記のメンテナンスって必要ありませんよね?レンズ交換をするわけではないのでセンサーにゴミが入ることはほとんどありませんし、每日持ち歩いて外気に触れているのでレンズにカビが生えるリスクも少ないです。
また、SDカードはなく本体かクラウドにデータを保存しますし、レンズも一体型なので電子接点の掃除も必要ありません。iPhoneは圧倒的にメンテナンスフリーなんです。
シャッターチャンスに強くて、すぐSNSにアップできて、さらにメンテナンスいらず、これほどズボラな機材はiPhoneぐらいじゃないでしょうか。
やっぱり一眼カメラもあったほうがいいと感じた理由
では、iPhoneがあればカメラはいらないのかと言われればそうではありません。ここからは、やっぱりカメラがあったほうがいいと感じた理由を紹介します。
撮影される側のモチベーションが上がる
撮る側ではなく撮影される側の気持ちの問題なのですが、カメラを使うと撮影される側のモチベーションが上がります。実は仕事(Webサイト制作)でスマートフォンで写真を撮影したことがあったのですが、「えっ、それで撮るの?」という顔をされたことがあります。
この失敗もあり、それ以降仕事のときは一眼で撮影をするようになりました。下記の動画でも、モデルさんを撮影する時にレンズの大きさで表情が変わると紹介されています。
例えば結婚式の時に、式場のカメラマンさんが全員iPhoneで撮影されていたらどう感じますか?
遊んでるの?予算ないの?
確かにお金を払って撮影されるなら、いくらiPhoneの画質が上がったとしても圧倒的に一眼カメラです。仕事用、しかも撮影対象が人であれば、カメラのほうがいいと感じています。
マニュアル操作は一眼のほうがやりやすい
一眼を使っていて思うのが、マニュアル操作がしやすいということです。僕はLUMIXを使っていますが、片手操作で露出、ISO感度、ホワイトバランスを調整でき、ダイヤルですぐにシャッタースピード優先か、絞り優先かを切り替えできるためガジェット撮影を含め一眼カメラを使うことが多いです。
iPhoneは標準カメラでは下記のようにオート撮影前提のため、細かな調整は不向きです。もちろんシャッターを切れればそれでいい方ならいいのですが、細かな調整が必要なプロであればダイヤルや物理ボタンがある一眼カメラが操作しやすいです。
撮影に特化した道具は操作性も抜群です。
月や飛行機の撮影はやっぱり一眼が有利
iPhoneでも苦手な被写体があります。それは、超望遠域です。例えば月の写真は、最低でも1200mmぐらいの焦点距離は欲しいです。最新のiPhone 14 Proの望遠は77mmで、月の撮影には全然足りません。
下記の写真はオリンパスのM.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIという3万円程度の望遠レンズで撮影した写真(トリミング加工後)ですが、十分キレイに月を撮影できていますよね。
また、航空祭で戦闘機を撮影する時も、一眼カメラが有利です。晴天の場合iPhoneの画面が見にくく、ファインダーが欲しくなります。そうなると、超望遠レンズが装着できてファインダーが使える一眼カメラに分があります。
月や戦闘機を撮影する機会は1年を通じて少ないかもしれませんが、写真が好きならスマホだけではなく一眼カメラも持っておいたほうが撮影の幅が広がり楽しめます。
iPhoneがあっても一眼カメラは手放せません。
上記の写真で使ったレンズはこちら
結論:写真が好きならiPhoneもカメラも持とう
iPhoneだけで写真を撮影する楽しみももちろんあります。僕も当初iPhone 4で写真の趣味に目覚め、それからもっとキレイに撮影したいと思いカメラを使うようになりました。今のiPhoneは当時より高画質で、夜間もキレイに撮影できるのでiPhoneだけでも十分と感じる方も多いです。
しかし、プロなら当然ですが一眼カメラを使いましょう。撮られる側のモチベーションアップにも繋がりますし、お金を払って撮影を依頼されているならなおさらです。また、カメラならレンズ交換で写真撮影の幅が格段に広がります。月や飛行機、野鳥撮影は一眼カメラが向いている分野ですし、iPhoneの苦手分野を補完できます。
カメラを持つか悩むなら両方持ったほうが後悔が少ないですよ。