本記事では、水拭き特化のキャタピラ型モップを搭載した全自動ロボット掃除機、XWOW R2をレビューします。面倒なお手入れ不要で、モップ洗浄から乾燥・充電まで全自動でこなしてくれるスグレモノです。
冬場の雑巾がけって大変ですよね。学生の頃、かじかんだ手でキンキンに冷えた水で床を掃除していた時は雑巾がけが嫌いでした。ただ、しつこい汚れは掃除機だけでは落ちないので、やっぱり濡れたモップ掃除や雑巾がけはかかせません。
しかし時代は令和!XWOW R2なら、辛かった雑巾がけも乾燥まで全自動でやってくれます。
- 水拭き特化のキャタピラ型モップ!20N加圧で手ごわい汚れもしっかり落とす。
- 3,500Paの高吸引力とV字型ブラシで細かいホコリまで吸い込む。
- アプリでマップを管理でき、立ち入り禁止区域の設定やスケジューリングも可能。
- めんどうなお手入れ不要!モップ洗浄&乾燥から充電まで全自動ですべておまかせ。
今回はXWOW R2を実際に使ってみましたので、その外観や使用感など公式サイトに載っていない情報満載でレビューしていきます!
- 障害物回避性能が高い
- 十分な清掃機能
- お手入れ簡単
- アプリで操作可能
- ステーションのパネルで状態を把握しやすい
- モップの乾燥に時間がかかる
- 水タンクがある分ステーションが大きい
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外観レビュー
まず、開封しながら外観をレビューしていきます。
XWOW R2のセット内容は下記です。
- ステーション x 1
- ステーションフィルター
- 汚水タンク x 1
- 浄水タンク x 1
- ロボット掃除機 x 1
- メインブラシ x 1
- メインブラシカバー x 1
- ダストボックス(ダストフィルターを含む) x 1
- 汚水タンク x 1
- 清潔用ツール x 1
- サイドバー x 1
- サイドブラシ x 1
- モップスタンド x 1
- モップ x 1
- 汚水ボックス x 1
- クリーニングブラシ x 1
- 電源コード x 1
ロボット掃除機本体の外観
ロボット掃除機の外観はつや消しの白で、清潔感があります。センサー部分の女神のようなマークがアクセントですね。掃除機の上部にはホームボタンとスタート・一時停止ボタンがあります・
ロボット掃除機本体を開けると、ダストボックスがあります。サイドブラシ掃除用のクリーニングブラシも収納できます。
ダストボックスは透明で中のゴミの容量が確認しやすいです。
水拭き時に水を床に噴射するため、ロボット掃除機本体に水タンクがあります。ワンタッチで取り出し可能です。
モップは独自設計のキャタピラ式で、マイクロファイバー素材なので目に見えないほどの細かいホコリもしっかり吸着します。ユニット式になっており、本体の底に差し込めます。
ロボット掃除機の裏はV字型のメインブラシがあり、強力な吸引力とともにゴミを絡め取ってくれます。
正面と右側には障害物検知用のセンサーが3箇所あり、上部にはLDSレーザセンサーがあります。LDSレーザセンサーで正確に間取りを把握しつつ、障害物検知用のセンサーで壁際から約0,1cmをキープしてくれます。
カラー | ホワイト |
モップ | キャタピラ式 |
掃除ルート | LDSレーザーセンサー |
障害物検知 | 3つのレーザーセンサー |
浄水タンク | 250mL |
汚水タンク | 180mL |
バッテリー | 6,000mAh |
ダストボックス容量 | 370ml |
吸引力 | 3,500Pa |
騒音レベル | 40dB – 68dB |
乗り越えられる高さ | 15mm |
連続使用可能時間 | 2時間 |
サイズ | 350 x 354 x 100mm |
重さ | 3.95kg |
ステーションの外観
ステーションは丸みを帯びており、圧迫感の少ないデザインです。タンクの出っ張りがどこかコーヒーマシンのようなおしゃれさがありますね。
ステーション内部は充電や洗浄ができるようになっています。下部から水が出るようになっており、温風で乾燥もできます。
ステーションの上部から、浄水タンクと汚水タンクを取り出しできます。タンクは片手でも持ちやすくなっていますので、水を多めに入れても出し入れしやすいです。
サイズ | 444 x 427 x 448mm |
重さ | 7.6kg |
タッチパネル | 1.92インチOLED |
浄水タンク容量 | 2.7L |
汚水タンク容量 | 2.7L |
ロボット掃除機とステーションを組み合わせた状態がこちらです。
ステーションのタッチパネルや、ロボット掃除機のロゴがおしゃれですね。
次からは、実際の使用感をレビューしていきます。
使用感レビュー
ステーションのパネルで状態を確認しやすい
XWOW R2を見て一番魅力に感じたのがステーションに搭載されているタッチパネルです。今まで様々なロボット掃除機を使用してきましたが、ステーションに有機ELパネルが埋め込まれたモデルは初めてでした。
このタッチパネルを使えば、ロボット掃除機本体に触れずとも掃除の開始や一時停止が可能です。
ロボット掃除機が掃除している間はアイコンで表示してくれますし、ロボット掃除機の洗浄や乾燥の状態もこのタッチパネル部分で確認可能です。
過去に同等の洗浄・乾燥機能を持つECOVACS DEEBOT X1 TURBOを使ったことがありますが、ステータスが分かりづらいという不満がありました。
アプリだけではなく、ステーション側でもロボット掃除機の状態を確認できるのは便利と感じました。
回避性能は高い
XWOW R2は仕様上壁から約0.1cmの距離を維持するとありましたが、センサーの性能がいいのか回避性能が高いです。具体的には、高さ2cmちょっとの障害物でもぶつかることなく避けて掃除してくれます。
僕の部屋は電動昇降デスクの脚やテレビの台座など、2cm前後の段差がある場所があります。一般的なロボット掃除機なら、認知せず乗り越えようとするかぶつかっていました。
しかしXWOW R2は乗り越えられる高さを1.5cmに抑え、障害物検知のセンサーも3つ搭載しているからか壁と同じように回避して進んでくれます。バーチャルウォールを設置して意図的に回避させなくても良くなったので、細かい部分ではありますが快適になりました。
高さ10cmでベッド下なども清掃可能
ロボット掃除機の高さは10cmと低いので、普通の掃除機では掃除がしにくいベッド下にも潜り込んできれいにしてくれます。薄暗い場所でもマップに従って清掃してくれますので、真っ暗なベッド下やソファーの掃除も向いていると感じました。
十分な清掃機能
XWOW R2は仕様上最高3,500Paとロボット掃除機の中でも強力な吸引力を持っていますので、ホコリや細かい毛などもきれいに吸い取ってくれます。
また、キャタピラー式モップで20ニュートンという人の手で拭くよりも強い圧力で水拭きしてくれますので、床がかなりピカピカになります。下記の画像は実際に水拭き掃除し終わった床ですが、ゴミひとつなくピカピカになっていました。
積極的に水拭き掃除も使っていきたいですね。
2日に1回はロボット掃除機をかけているので床の綺麗さには自信があったのですが、掃除し終わったXWOW R2のダストボックスを見てより細かいゴミまで取れていて驚きました。すみずみまで掃除できている証拠ですね。
お手入れ簡単
全自動とはいえもちろん手動でお手入れする必要がありますが、基本的にダストボックスのゴミ捨てと浄水タンクへの給水、汚水タンクの水の放水ぐらいで簡単です。
下記の画像は2回洗浄した際の汚水タンクの水の量ですが、水かさが約1cmずつぐらい増えていくペースなので1週間に数回のペースで掃除をするぐらいなら1ヶ月以上そのままでも良さそうです。
ただし汚水は結構くさいので、ニオイが嫌なら早めに放水しておきましょう。
ゴミタンクも10畳の部屋なら定期的に掃除をしていればそこまでゴミは貯まらないので、1ヶ月に1回ペースで良さそうです。ゴミタンクは片手で開けるだけでゴミを捨てられますので、手を汚すことはありません。
アプリでロボット掃除機の操作が可能
XWOW R2は「XWOW」アプリでマップの管理やロボット掃除機の操作ができます。
実際のアプリのダッシュボードイメージが下記になります。バッテリー残量やオンライン状態などステータスを確認できます。
一度マップの作成が完了すると、掃除したロボットの軌跡が見れます。弓形で無駄のない動きであることが分かりますね。また、ロボットの清掃開始やモード切替もアプリ上で可能です。Wi-Fiでつながっているので、遠隔地でも操作できるのは便利ですね。
進入禁止区域の設置もでき、バーチャルウォールとゾーン設定の2パターンから設定できます。例えばロボット掃除機でよく引っかかる場所や、自分のデスク周辺などを進入禁止区域に設定することでストレスなくロボット掃除機と共存可能です。物理的なバーチャルウォールを別途用意せずスマートフォンのマップ上で好きなだけ設定できるので、かなり重宝しますね。
逆に「このエリアを重点的に掃除してほしい」というエリア設定もアプリで設定可能です。家が広すぎる場合掃除に時間がかかるので、ロボット掃除機の使用範囲を限定的にして必要最低限の掃除で済ませるのに便利です。
アプリを使えばロボット掃除機単体より便利に活用できます。
気になるところ
モップの乾燥に時間がかかる
全自動でモップの洗浄から乾燥まで自動でやってくれるのは楽ですが、モップの乾燥に時間がかかるのが気になりました。
洗浄は2分で完了しますが、モップの乾燥は最低でも2時間かかります。乾燥時の音は比較的静かで、扇風機を回しているぐらいの騒音なので気が散るほどうるさくはありません。ベッドのそばに置いても普通に寝られるぐらいです。
ただ、全自動型を使っていない方にとっては乾燥時の騒音すら若干気になるかもしれないので、一応書いておきました。
水タンクがある分ステーションが大きい
もう1点だけ気になったのが、ステーションのサイズが大きいことです。僕はゴミの自動収集機能があるロボット掃除機を3台所有していますが、それらと比べると水タンクが2つ入る分大柄に見えます。
設置場所に余裕が取れる方は問題ありませんが、例えばベッドの下にロボット掃除機を隠しておきたい方はステーション側に充電機能のみを持たせているロボット掃除機の方が向いています。
おすすめできる人
XWOW R2をおすすめできる人は、下記の人です。
- 水拭き掃除後にモップの掃除をしたくない人
- おしゃれで外観にこだわったロボット掃除機がいい人
- 親孝行でプレゼントをしたい人
これだけ高機能で便利なロボット掃除機なので、自分用にするのもいいですが日頃お世話になっている家族にプレゼントをすると喜んでもらえると思います。
掃除は家事の中でもかなりの時間を費やします。もしXWOW R2で掃除の時間を削減できたら、その分思い出を作る時間にあてられます。
もしロボット掃除機を導入してないなら、ぜひ最初の1台目に選んでも良いでしょう。
XWOW R2の購入はどこでできる?
XWOW R2は、クラウドファンディングサイトのMakuakeで先行予約を受付中です。
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