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【レビュー】ワークマンの防寒ブーツ「ケベックNEO(2020年モデル)」は氷の上も滑りにくいシューズ

先日から今年最強の寒波により、激しい雪が降りました。新潟県の関越自動車道でも、積雪により立ち往生する車が列をなしていましたね。

昨日まで雪かきをしていたのですが、実は悩みがありました。

スノーブーツや長靴を持っていなかったのです。

毎年雪が降るのですが、中学生以来さほど積雪がひどくなかったということもあり、スニーカーで十分でした。

しかし、この積雪で以下のような悩みが出てきました。

雪が降ったことにより出てきた課題
  1. 氷雪上で滑る。
  2. 雪が深いためスニーカーでは埋まってズボンも濡れる。
  3. 何より足が冷たい。

それは当たり前というツッコミは置いておいて、僕が長靴やスノーブーツを今まで購入してこなかった理由もあります。

長い分歩きにくい。

この一点です。購入するからには様々な用途に使用できる汎用性を重視していますので、ほんの少し我慢すれば過ぎ去る雪のシーズンだけ必要なものを購入するのもどうかなと考えていました。

ワークマンのケベックNEOに出会うまでは。

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ワークマンのケベックNEOとは?

正式名称は、「防寒ブーツ 氷雪耐滑ケベックNEO(ネオ)」といいます。

このケベックNEOを一言で表しますと、「安くてレインブーツ並みの防水性能を持ちつつ、雪上でも滑りにくい、しかも普段履きでも歩きやすいあったか防寒ブーツ」です。

ワークマンの製品紹介も抜粋します。

2020年モデル

かかとのホールド感がUP。

グラスファイバー配合で雪の上でも滑りにくい!

ワークマンオリジナル「WM アイスソール」は、より滑りにくく改良。

無縫製アッパーでレインブーツ並みの防水性の優れたアイテム。

内蔵インソールは、肉厚あったかタイプでぬくぬく

空気の層がたまりやすく、保温性の高いボール状の中わたを使用。

Sサイズから男女兼用なので、ペアでもカップルでも、お揃いでどうぞ♪

アウトドアやタウンユース、通勤通学に、ぜひご利用ください。

https://workman.jp/shop/g/g2300056365152/

ワークマン ケベックNEOで解決できる悩み

では早速、このケベックNEOを使うことによりどのような悩みを解決できるのかを具体的にご紹介していきます。

氷雪上で滑る→WMアイスソールでかなり滑りにくい

スニーカーでは氷雪上でツルツルすべり、雪解けもままならない状況でした。雪に埋まるというのもそうですが、車で言えばスタッドレスタイヤを履いていない状態と同じです。

その点このケベックNEOは、実際に履いてみてもかなり滑りにくいことを実感できました。

ポイントとなるのが「グラスファイバー配合」です。

このグラスファイバーという素材はガラス繊維のことで、滑りにくい靴底にする際によく用いられます。

https://ameblo.jp/chou-make/entry-12548845140.html

しかし本来グラスファイバーを使用すると靴底が固くなるという特性があり、かかとのみに採用する場合が多いそうです。その点このケベックNEOはオレンジの粒があるスパイク部分に贅沢に使っているので、かなり滑りにくいのですね。

また、靴底が固くなるという特性があるので屈伸がしやすいようしっかり溝を設けている点も歩きやすさを配慮していると感じました。

靴底をよく見てみるとスタッドレスタイヤによく見られる並々の溝があります。滑ったときのグリップ性を増すための様々な工夫が靴底から感じられますね。

そして実際に雪上を歩いてみました。スニーカーと明らかに変わるのは雪を掻き出す感触です。これは深い溝がしっかり雪にしがみついてくれている恩恵だと感じます。

また、雪が凍った路面も歩いてみました。スニーカーならちょっと歩いただけでもツルッと滑ってしまいますが、ケベックNEOであればかなりスムーズに歩くことができました。

全く滑らないというわけでもなく、意識して自分から滑ろうとすれば若干滑ります。しかし自然に歩く分にはしっかり氷上でもグリップしてくれました。

雪が深いためスニーカーでは埋まってズボンも濡れる。→高い防水性能で解消

ケベックNEOは、無縫製アッパーでレインブーツ並みの防水性を持っています。足首より上の部分は柔らかいので、流石にそこまでは防水性はないだろうと思っていました。

では、実際どこまで防水性があるのか、イメージで表現してみます。

実は縫い目のある部分まで防水、つまり水が中に入ってきません。

ケベックNEOではない通常のケベックもあるのですが、こちらは靴底から4cmまでが防水ですので、圧倒的な性能差ですね。

表面の生地は撥水性があるので、ご覧のように水滴が玉のようになって弾いています。

防水性があることの副産物としては、汚れても洗ってすぐに使えるという部分も見逃せません。

スニーカーであれば汚れたらタオルで拭くか水洗いをして乾かすしかないと思いますが、ケベックNEOなら汚れがついたらシャワーで洗い流してすぐに使うというワイルドな使い方もできます。今回「アイスロック」という汚れが目立ちそうな色を安心して選べたのも、この防水性を期待してすぐに洗い流せるだろうと考えてのことでした。

足が冷たい。→厚底インソールと中綿でかなり温かい。

ケベックNEOは、2つのアプローチで温かさを実現しています。

1つ目は空気の層がたまりやすく、保温性の高いボール状の中わたを使用していることです。

実際に見てみますと、かなり靴に厚みがあることが分かりますね。これは温かいだけではなくて、まるで毛布に足がくるまれているような心地よさも実現しています。

足を入れるだけですぐに温まり、わたの使用により毛布のような履き心地も実現している一石二鳥な機能です。

温かさを逃さないように、使用する際はしっかり靴紐部分を締めておくことをおすすめします。

2つ目は、肉厚あったかタイプでぬくぬくなインソールです。インソールが厚くなれば寒さが足に伝わりにくくなるので、より温かくなるということですね。

では実際にインソールを見てみましょう。

横から見ると、二重構造になっていることが分かります。

靴の特にかかと部分は厚くなっています。これは体重が最もかかりやすいかかと部分を補強し厚みが薄くならないようにすること、そしてクッション性を高める役割をしています。

履くホッカイロという表現が合うほど温かいので、ワークマンのこだわりがしっかり反映されていると感じました。

ブーツにありがちな歩きにくさはどうか?

僕がブーツを履かない一番の理由が「歩きにくさ」ということを冒頭にお伝えしました。

結論から言いますと、ケベックNEOは普段履きでも歩きやすいです。

というのも、以下の点が非常に合理的に働いているからです。

歩きやすい要因
  1. 足首をカバーしている部分が柔らかいということ。
  2. 地面をしっかり掴んでくれる靴底。
  3. 厚底インソールで疲れにくい。
  4. 重さが380gとブーツにしては軽い。

車を運転したりしばらくショッピングセンターを歩いたりしましたが、疲れやすいということはありませんでした。

むしろ凍った路面を歩いたり、水たまりに入っても防水で安心というメリットもあるのでずっと履いていたくなるような靴です。

これだけ揃って税込み2,900円

これだけの性能が揃っていると、他の有名メーカーでは1万円前後します。

これは高いのではなく、相場であるということを覚えておいてください。通常の靴よりもわたの量も多く、靴底も滑りにくい特別な素材を使用しているので高くなって当然です。

ではケベックNEOはどうかといいますと、実は2,900円です。コスパがいいという次元ではなく、価格破壊もいいところです。

どこで購入できるか?

実はワークマンのオンラインショップでは売り切れていて、メルカリなどでは倍の値段で出品されています。

では正規の値段でもう買えないのかというとそうではなく、実は店頭では結構まだ在庫があります

僕は地元のワークマン2箇所に行きましたが、いずれもケベックNEOの在庫がありました。

この冬はぜひケベックNEOで快適な毎日を過ごしましょう!

Amazonでも購入できるリーズナブルな類似品はこちら

AmazonでもケベックNEOのように、リーズナブルなスノーブーツがあります。

4000円前後が相場で、下記のスノーブーツがおすすめです。

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