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【2万円以下】WiiM Proレビュー|AirPlay2やBluetoothにも対応!多様な接続方法が選べるネットワークプレイヤー

WiiM Proレビュー

この記事では、AirPlay2やBluetoothにも対応したネットワークプレイヤー、WiiM Proをレビューします。2万円以下では唯一無二と言っていいほど多様な接続方法が選べ、音楽をよりスマートに楽しめる製品です。

僕は普段、プリメインアンプにMacBookやMac miniを繋いで作業をしながら音楽を聴いています。ただ、Macを起動していないときでももう少し手軽に音楽を聴けたらいいなと考えていました。

今回紹介するWiiM Proは、プリメインアンプやアクティブスピーカーを音楽ストリーミングサービスと繋いで便利に活用できるようになるネットワークプレイヤーです。本来であればSonos Portなど9万円近いプレイヤーが必要になりますが、WiiM Proは2万円でほぼ同等の機能性を持ってるため話題になりました。

たいしょん

WiiM Proを実際に使ってみましたので、外観や機能性を含め徹底レビューしていきます!

WiiM Pro
総合評価
( 5 )
メリット
  • WiiMHomeアプリでリモコン操作できる
  • Alexa、Siri、Google Voiceによる操作に対応
  • RCA、コアキシャル、光デジタルなど充実した出力ポート
  • AirPlay2 / Chromecast / DLNA / Spotify Connnect/ TIDAL Connect でスマート化できる
  • 2万円以下のリーズナブルな価格
  • イコライザー設定で音質調整ができる
デメリット
  • Bluetoothは高音質コーデックに対応していない
  • 音のノーマライゼーションには対応していない
タップできるもくじ

WiiM Proの特徴

WiiM Proの特徴と仕様を下記のタブにまとめました。

  • 優れたネットワークオーディオストリーマー機能
    • AirPlay2、Chromecast Audio、ネットワークマルチルームオーディオ、及び音声アシスタント (Alexa、Siri、Googleアシスタント) に対応。
    • 主要なハイレゾオーディオストリーミングサービス (Spotify / Amazon Music / TIDAL) をサポート。
  • WiiMHomeアプリで快適な操作性
    • 一元管理で音源・デバイス・ストリーミングアプリケーションをコントロール。
    • 音楽再生やストリーミングアプリの起動なしで、お気に入りのサービスや音源にアクセス可能。
    • カスタムイコライザーやミュージックアラーム、スリープタイマーなどの追加機能を提供。
  • 高音質ストリーミング
    • 192kHz / 24bit ロスレスストリーミングに対応。
    • TIDAL MasterのMQAコアデコーダーでの96kHz / 24bitサポート。
  • AirPlay2レシーバーとしての利用できる
    • WiiMProを通じてオーディオシステムやスピーカーがAirPlay2レシーバーとして動作。
    • iPhone/iPad/MacデバイスやApple TVからの音楽やTVオーディオのストリーミングが可能。
  • 音声アシスタントに対応
    • WiiMProはHomePod、Amazon Echo、Google Homeデバイスの音声アシスタントと互換性あり。
    • ボイスコントロールでの音楽再生やニュース確認などの機能。
  • 10バンドグラフィックイコライザーに対応
    • 24種類のプリセットEQを搭載。
    • ユーザー独自のカスタムEQを作成可能、またはジャンルに合わせたプリセットEQを適用。
たいしょん

まずは開封しながら外観などの特徴を見ていきますね。

開封レビュー

まずはWiiM Proを開封して付属品や外観をチェックしていきましょう。

WiiM Proの外箱にはAirPlayやChromecast built-inなどのロゴが並んでいる

付属品は下記の物が揃っています。

  • ユーザーガイド×1
  • USB電源アダプタ×1
  • RCA to RCA ケーブル×1
  • USB Type-Cケーブル×1
  • 光デジタルケーブル×1
WiiM Proの付属品
WiiM Proの付属品
たいしょん

RCAケーブルと光デジタルケーブルは別売りの場合が多いので、かなり良心的です。

外観レビュー

WiiM Proの外観は、ブラックに統一されたシンプルなデザインです。Mac miniのようなラウンドした外観が可愛らしいですね。ボディの素材はプラスチックなので高級感はありませんが、アルミ製のプリメインアンプと並べても安っぽさを感じないほどでいい感じです。

フロントパネル部分にはタッチ操作できる再生ボタンやボリュームボタンがある

音声入出力端子

WiiM Proには、下記の音声入出力端子が備わっています。

音声出力
音声入力
  • RCA(LINE-OUT)
  • 光デジタル(角型)
  • 同軸デジタル(COAXIAL)
  • RCA(LINE-IN)
  • 光デジタル(角型)
背面の端子類
たいしょん

RCAと光デジタルは出力にも入力にも対応しており、プリメインアンプやテレビとの接続でも使いやすくなっています。

無線規格の対応

WiiM Proは、下記の無線規格に対応しています。

  • Bluetooth 5.1
  • Wi-Fi

日本で無線を使う場合は技適が必要ですが、WiiM Proの本体の底に技適マークがあるので日本でも安心して使えます。

サイズ

WiiM Proのサイズは140×140×42mmです。iPhone 14 ProとiPad miniをそれぞれ並べてみましたが、接地面積はiPhone 14 Pro2台分ほどのコンパクトさです。

iPhone 14 ProとWiiM Proを並べた様子
iPad miniとWiiM Proを並べた様子
たいしょん

スマホ2台分が置けるスペースがあれば設置できます!

WiiM Proの接続方法(プリメインアンプの場合)

WiiM Proの接続方法ですが、実際にプリメインアンプのTOPPING MX3sを使いながら解説していきます。

TOPPING MX3sとWiiM Pro

TOPPING MX3sはRCAとコアキシャル入力に対応していますので、下記のイメージのようにWiiM Proを接続できます。

RCAとケーブルを接続している様子
コアキシャルケーブルを接続している様子

RCA接続の場合、WiiM Proに付属しているRCAケーブルが使えますので便利です。僕は特性インピーダンスが定まっているより高音質なコアキシャルケーブルの方がいいので、1,000円程度でHosaのケーブルを購入して使っています。

たいしょん

コアキシャルだと下記のメリットがあります。
・信号ノイズの影響がない
・長距離伝送で信号品質が低下しない
・高周波信号伝送において、反射等の影響がない

WiiM Proの機能性レビュー

では、プリメインアンプと接続した状態でWiiM Proの機能面をレビューしていきます。

WiiMHomeアプリで設定が簡単

実はWiiM Proは、リモコンが付属していません。そのため、スマートフォンアプリのWiiMHomeアプリを使用して操作します。

初期設定は下記のイメージで進んでいきますので、横スクロールしながら見てみてください。

スクロールできます
まずはデバイスの検索でWiiM Proを見つける
オーディオの出力を選ぶ
Wi-Fiに接続する
ファームウェアのアップデートをする
名前を決める
スピーカーのレイテンシを測定する
好みでアレクサなどと連携して完了

説明書がなくても画面に沿って設定を進めるだけでいいので、簡単に初期設定ができます。

たいしょん

WiiM Pro本体のマイクを使って、初期段階で音の遅延を補正できるので便利ですね。

様々な音楽ストリーミングサービスに対応して便利

WiiMHomeアプリを使っていれば、Amazon Musicなど様々な音楽ストリーミングサービスを使いやすくなります。

対応する主なストリーミングソース:Spotify / Amazon Music / Deezer / TuneIn /
TIDAL / Qobuz / iHeartRadio / Napster / Sound Cloud / VTuner / Calm Radioなど

例えばAmazon Musicの場合、WiiMHomeアプリ内で楽曲やアーティストの検索をしてそのまま再生可能です。アプリの行き来が短縮できるので、便利ですね。

WiiMHomeアプリでアーティストを検索できる

WiiMHomeアプリ内でも、Amazon Musicのようにおすすめアルバムの提案などをしてくれるので新しい曲の発見も楽しくなります。

WiiMHomeアプリ内でおすすめアルバムを開いている

WiiMHomeアプリ内での音楽サービスに対応してなくても、AirPlay2に対応していますので例えばApple musicやYouTube Musicの楽曲もスマートフォンアプリを通じて再生可能です。

YouTube MusicをAirPlay経由で再生
たいしょん

アクティブスピーカーやプリメインアンプを、簡単にスマート化できちゃいます。

スマートスピーカーと接続すれば声で操作できる

WiiM Proは、Alexa、Siri、Google Voiceによる操作に対応しています。そのため、WiiMHomeアプリを開かなくても声で操作できます

Alexaの設定画面
Alexaの設定画面

僕はAlexaで連携してみましたが、下記のような音声操作に対応しています。

  • アレクサ、〇〇(設定した機器名)で6時のアラームを設定して。
  • アレクサ、〇〇でYOASOBIを再生して。
  • アレクサ、〇〇でシャッフル再生して。
  • アレクサ、〇〇次の曲を流して。

アプリでプレイヤーを操作できるだけでもスマートですが、声でも操作できるので作業中の手を止めることなく操作できるのはかなり便利ですね。

たいしょん

テレワーク中のBGMにぴったりです。

音質調整もできる

WiiM Proは、10バンドイコライザーやプリセットによる音質設定が可能です。プリメインアンプ側のイコライザー機能が不十分でも、プレイヤー側で細かく調整できるのは嬉しいですね。イコライザーだけではなく、コアキシャル接続時の最大ビットレートが選択できるなど本格的なオーディオ機能も搭載しています。

イコライザーによる音質設定ができる
クロスフェードやラインアウトレベルの調整などマニアックなオーディ設定も可能

実際にTOPPING MX3sとPolk Audio ES15 で使用してみましたが、僕好みなドンシャリ設定にできて満足しています。それだけではなく、TOPPING MX3sとMacBookを接続したときよりもクロストークが少なく感じ、より自然な音質に感じました。

TOPPING MX3sとPolk Audio ES15 でWiiM Proを使用
たいしょん

アンプだけではなく、プレイヤーでも音質が変わることを実感しました。

WiiM Proのデメリット

WiiM Proを使っていて感じたデメリットも紹介していきます。

Bluetoothは高音質コーデックに対応していない

WiiM Proは、LDACやAACといったBluetoothの高音質コーデックをサポートしていません。なので、Bluetoothでの使用考えている場合は注意が必要です。

たいしょん

ただ、スマートフォンで使用する都合上Wi-Fi接続が基本になると思いますし、Bluetooth接続も安定していますので不便には感じていません。

音のノーマライゼーションには対応していない

WiiM Proは音質の調整やギャップレス再生には対応していますが、ノーマライゼーションには対応していません。そのため、アプリや楽曲の音量差が激しいと曲が変わるごとに音量調整をする必要が出てきます。

例えばDENON AVR-X1700HのようなAVアンプでは、映像ソース間の音量を均一に調整するダイアログノーマライゼーション機能があったりします。

たいしょん

僕は今のところAmazon Musicを中心に使っているので大きな問題には感じていませんが、今後のアップデートで音楽ソースの音量の均一化も対応してくれるとより使いやすくなると感じました。

WiiM Proをおすすめできる人

WiiM Proをおすすめできる人は、下記のような方です。

  • アクティブスピーカーやプリメインアンプをネットワークオーディオ化したい。
  • 2万円以下で有線も無線も対応した高機能なプレイヤーを探している。
  • 仕事場や自宅でBGM用途で使いたい。
たいしょん

2万円以下でここまで多機能なプレイヤーはなかなかないです。

結論:WiiM Proは既存のオーディオ環境をスマート化できるプレイヤー

WiiM Proをレビューしました。

2万円以下でありながら、AirPlayやBluetooth、Alexaなどのボイスアシスタントに対応し、導入するだけで簡単に既存のオーディオ環境をスマート化できます。

たいしょん

プリメインアンプやアクティブスピーカーを使っている方は、ぜひ一度お試しください!

WiiM Pro
総合評価
( 5 )
メリット
  • WiiMHomeアプリでリモコン操作できる
  • Alexa、Siri、Google Voiceによる操作に対応
  • RCA、コアキシャル、光デジタルなど充実した出力ポート
  • AirPlay2 / Chromecast / DLNA / Spotify Connnect/ TIDAL Connect でスマート化できる
  • 2万円以下のリーズナブルな価格
  • イコライザー設定で音質調整ができる
デメリット
  • Bluetoothは高音質コーデックに対応していない
  • 音のノーマライゼーションには対応していない
WiiM Proレビュー

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