今回は、UGREEN Nexode モバイルバッテリーの12,000mAh 100Wモデルをレビューしていきます。
モバイルバッテリーといえば最大でも10,000mAhのモデルが多いですが、今回は12,000mAhという大容量のモデルが登場しました。USB-PD充電で最大100Wの高出力にも対応し、容量だけではなく充電の速さも魅力のモデルです。
実際にUGREEN Nexode モバイルバッテリー(12,000mAh 100W)を使ってみましたので、特徴やメリット・デメリットも解説していきます。
UGREEN Nexode モバイルバッテリー(12,000mAh 100W)の特徴
持ち運びしやすい縦型デザイン
UGREEN Nexode モバイルバッテリー(12,000mAh 100W)は、モバイルバッテリーとしては珍しく縦型のデザインを採用しています。そのため、大容量にしてはコンパクトで持ちやすくなっています。
本体サイズは約4.55x4.6x11.5 cmで、90mlの香水スプレー容器と同じぐらいのサイズ感です。重量は実測値で309gとずっしりしていますが、その分机に置いた時に安定してくれます。
横向きに置いて使うことを前提としているみたいで、底にゴム脚があり滑りにくくなっていました。卓上で使うのに便利ですね。
普段使っているボディバッグにも入れてみましたが、すっぽり収まってくれました。大容量とはいえ、コンパクトなのは嬉しいですね。
LCDディスプレイでバッテリー残量を確認できる
UGREEN Nexode モバイルバッテリー(12,000mAh 100W)は、サイドのボタンを押すことでLCDディスプレイでバッテリー残量を確認できます。しかも100%から1%単位で細かく表示されるので、かなり分かりやすいです。
バッテリー表示のあとは絵文字が表示され、可愛らしいところもあります。
12,000mAhの大容量かつ100Wで給電可能
UGREEN Nexode モバイルバッテリー(12,000mAh 100W)は、大容量の12,000mAhだけではなく最大100Wの給電に対応しています。そのため、30分間の充電でMacBook Proでは28%、iPhone 15 Proなら55%という急速充電が可能になっています。
実際にUGREEN Nexode モバイルバッテリー(12,000mAh 100W)を使った状態でMacBook Proのシステムレポートを確認してみましたが、しっかり100Wで認識していました。これなら屋外で作業するときも、バッテリーが少なくなっても安心ですね。
ちなみに12,000mAhではMacBookをフル充電できないので、電源→モバイルバッテリー→MacBookというつなぎ方をすればパススルー給電するような使い方も便利です。これならモバイルバッテリーに充電しつつ、MacBookにも電力を供給できるのでUPS(無停電電源装置)のような使い方もできますよ。
また、ポートが2つあることを活かしてiPhoneとの同時充電もできます。低電力のトリクル充電にも対応していますので、スマホのバッテリーをいたわりながら充電できるのもポイントが高いです。
バッテリー本体への充電も爆速
UGREEN Nexode モバイルバッテリー(12,000mAh 100W)は、65Wの入力に対応しています。そのため本体への充電は、なんと約1.5時間でフル充電可能です。朝出かける時にモバイルバッテリーの残量が少なくても、少しでも時間があればかなり早く充電できるので重宝しますね。
UGREEN Nexode モバイルバッテリー(12,000mAh 100W)のメリット・デメリット
UGREEN Nexode モバイルバッテリー(12000mAh 100W)を実際に使ってみて感じたメリット・デメリットを紹介します。
メリット
UGREEN Nexode モバイルバッテリー(12,000mAh 100W)のメリットは下記の4点です。
- 12,000mAhの大容量と100Wの高出力を備えて出先で高速に充電できる。
- 90mlのスプレー容器と同じぐらいのサイズで持ち運びしやすい縦型デザイン。
- 65W入力に対応し本体への充電も高速にできる。
- バッテリー残量を確認できるのでいつ充電すればいいか目安が分かりやすい。
まず12,000mAhの容量で100W出力はかなり魅力に感じました。iPhoneはMagSafe充電が便利ですが15Wの急速充電にとどまっており、まだ有線の充電に優位性があります。この高出力ならMacBookで使うのにもぴったりですし、確実に活躍の幅は広がりますね。
また、LCDディスプレイでバッテリー残量が確認できるのも出先で使うときには便利です。他の機器への充電のみならず、モバイルバッテリー本体への充電時にも充電が完了したか分かりやすいので気に入っているポイントですね。
この大容量を持ち運べるのは助かりますね。
デメリット
UGREEN Nexode モバイルバッテリー(12,000mAh 100W)のデメリットは下記の2点です。
- モバイルバッテリーとしては大きいサイズ。
- LCDディスプレイに表示される情報が上位モデルに比べ少ない。
まず、モバイルバッテリーとしては大きく重いのは正直にお伝えします。10,000mAhクラスのバッテリーと並べても厚みは倍ほどあり、薄めのサコッシュとかで持ち運ぶ場合は少し出っ張りますね。その場合は適材適所で、少しサイズの大きなボディバッグの場合はUGREEN Nexode モバイルバッテリーを持っていくみたいに使い分ければ問題ないかなと思います。
あとはLCDディスプレイの表示ですが、20,000mAh対応の上位モデルでは各ポートの電圧まで細かく表示してくれたり高機能になっています。その分12,000mAhのモデルはバッテリー残量ぐらいなので、12,000mAhのディスプレイも表示できる情報が増えると個人的に嬉しいなと感じています。
上位モデルはこちら
UGREEN Nexode モバイルバッテリー(12,000mAh 100W)のレビューまとめ
UGREEN Nexode モバイルバッテリー(12000mAh 100W)をレビューしました。
モバイル機器のバッテリーが大容量化していく中、今後のモバイルバッテリーも12,000mAhの容量がスタンダードになってくるでしょう。そうなるとサイズも大きくなり持ち運びやすさが損なわれるかもしれませんが、UGREEN Nexode モバイルバッテリーは縦型で比較的持ち運びやすい製品なので外出先でも使いやすいと感じました。
今使っているモバイルバッテリーに物足りなさを感じたら、ぜひ一度お試しください!
- 12,000mAhの大容量と100Wの高出力を備えて出先で高速に充電できる。
- 90mlのスプレー容器と同じぐらいのサイズで持ち運びしやすい縦型デザイン。
- 65W入力に対応し本体への充電も高速にできる。
- バッテリー残量を確認できるのでいつ充電すればいいか目安が分かりやすい。
- モバイルバッテリーとしては大きいサイズ。
- LCDディスプレイに表示される情報が上位モデルに比べ少ない。