待ちに待ったiPhone 16シリーズの発売、僕も予約開始日にiPhone 16 Proを予約し、発売日の9月20日に受け取ることができました。iPhoneを購入するとまず欲しくなるのが保護ケースやガラスフィルムといった関連アクセサリーですが、今回はiPhoneアクセサリーメーカー大手のTORRASさんからiPhone 16シリーズにぴったりな周辺機器を提供いただきました!
- Ostand SpinとOstand Spin Fusion(iPhoneケース)
- GlassGo Air(保護フィルム)
- FlexLine 自動巻き取り式充電器
- MiniMagモバイルバッテリー
TORRAS製品は毎年レビューをしていますが、毎年進化を続けていて勢いがすごいです。特にiPhoneケースではいち早くスタンド内蔵型を発売し、4周年ギフトボックスでは毎年進化を続けている過去5種類のスタンドケースを同梱して話題となりました。
ちなみに今回はケースだけではなく、業界初の技術を使った充電器やモバイルバッテリーもかなり尖った個性的な製品になっています。
iPhone 16シリーズを購入した方は、もっとiPhoneを快適に使えるようなアクセサリー選びの参考にしてみてください!
Ostand SpinとOstand Spin Fusionをレビュー
まずはiPhone 16シリーズ向けに発売された、Ostand SpinとOstand Spin Fusionを見ていきましょう。
Ostand Spinについては、iPhone 15用で詳しくレビューをしています。
Ostand SpinとOstand Spin Fusionの共通の特徴
Ostand SpinとOstand Spin Fusionの共通の特徴は、下記の4点です。
- 90度ごとに回転できる角度調整可能なスタンド。
- MagSafe対応。
- 米軍MIL規格準拠の高い保護性能。
- 背面がラウンドしていて持ちやすい。
まず、90度ごとに回転できる角度調整可能なスタンドが大きな特徴です。ゼンマイ式で、スタンドを開いてカチカチッと回せば90度ごとに360度回せます。
このスタンドを使えば、例えばiPhoneを縦向きにも横向きにも安定して置くことができます。通知を見る時は縦向き、動画を観る時は横向きのように使い分けができるので便利です。
しかもスタンドは円形になっており、手持ちをする時も安定します。ゼンマイ式で回せる分、特に縦向きにiPhoneを持つ時に指を最適な位置に固定することができました。
細かな配慮として開く時のスタンドのツメ部分に切り欠きがあり、スタンド自体が開きやすくなっている工夫がされているので積極的にスタンドを使いたくなりました。
スタンド付きであるにも関わらずMagSafe充電にも対応しており、強力な磁力で車載でも申し分ないほどです。Halbach配列という磁力を強める仕組みで、18N(1.8kg分の磁力)を実現しています。
衝撃に対する強さも、米軍MIL規格準拠で2.44m落下テストをクリアしています。ケースの角に衝撃吸収素材が埋め込まれており、特に落とした時に衝撃が伝わりやすい部分の保護も考えられています。
ディスプレイ側とカメラ部分も盛り上がっており、デスクに置いた時にiPhoneに直接当たらないようになっているのはいいですね。
その他にも細かい部分ですが、ケースの背面が若干弧を描くようになっており手に馴染んでくれます。最近のiPhoneは角張ったモデルがほとんどで少し手に引っかかる感じがあるので、Ostand SpinやOstand Spin Fusionを使えばiPhone Xシリーズの時のような手へのフィット感が味わえますよ。
機能性とデザイン性の融合が素晴らしいシリーズですね。
Ostand Spin Fusionの進化点
ここからは、新しく登場したOstand Spin Fusionの進化点をまとめていきます。主に下記の3点が進化ポイントです。
- フレームに凹みを設けてより持ちやすくなった。
- バックパネルに3本のラインが追加されオシャレさが増した。
- ミルクティーやヨーグルトなど個性的なカラーバリエーションが増えた。
まず、Ostand Spin Fusionはフレームにくぼみが追加されました。
この凹みにより指の引っ掛かりがアップし、より持ちやすくなりました。見た目は光にかざさないと分かりづらいですが、実際に持ってみると持ちやすさが全然違います。
デザイン面では、バックパネルに3本の放射状のラインが入りました。フラットな印象のOstand Spinに比べ、Ostand Spin Fusionはよりカジュアルで普段遣いにぴったりなデザインです。カラーバリエーションも豊富で、今回提供いただいたミルクティーは他社ではなかなか見ない個性的な色でかなり気に入っています。
Ostand SpinとOstand Spin Fusionの共通のデメリット
Ostand SpinとOstand Spin Fusionの優れている面を中心に紹介しましたが、デメリットも紹介します。
- スタンドなしのケースより10gほど重い。
- スタンドを閉じる時に逆向きだと閉じてくれない。
まず、スタンド部分が金属ということもありスタンド非搭載のモデルに比べ10gほど重量が重くなっています。Ostand Spinは45.69g、Ostand Spin Fusionは46.11gとなっていますね。
ただ、個人的にそこまで気になっていません。スタンドを使えば手持ちしやすくなりますし、そもそもiPhoneがチタン製で軽量になっている分10g程度なら全然軽い部類です。
僕が気になっているのは、ゼンマイ式という特徴からスタンドをぐるっと逆向きにしていると収納できません。ヒンジの向きがあるので当たり前なのですが、この向きからもスタンドを収納できるようになるともっと便利かなと感じました。
実売価格は両者とも肉薄していますので、僕なら最新のOstand Spin Fusionを選びますね。
GlassGo Airをレビュー
ケースの次は、ガラス保護フィルムをレビューしていきます。今回はAmazonのレビューでも平均星4.9の高評価モデル、GlassGo Airを使っていきます。
この保護フィルム、何がいいかというと先程紹介したOstand Spinと組み合わせた時にフィルムとケース間の隙間が限りなく少ないので、ホコリが溜まりにくいです。フィルム自体が黒縁なので気になる光の乱反射もほぼ感じませんし、米軍MIL規格に準拠しているため2mの高さから落としても画面を守ってくれます。
ちなみに下記の画像は他社製です。ケースと保護フィルムの隙間が広いため、かなりホコリが溜まってしまっていますよね。
GlassGo Airは指の滑りも良く、汚れがかなり付きにくい印象です。コーティングは日本製で、1500倍以上の高密度分子構造で強力な撥水・撥油性を実現しているそうです。
そして最も魅力的なのは、位置決めがしっかりでき保護フィルムを貼り付けるのが苦手な方でもきれいに貼り付けできるところですね。
次は実際にiPhone 16 ProにGlassGo Airを使って実践してみます!
GlassGo Airの貼り付け方
まずは、画面の汚れを拭き取っていきます。3STEPあり、ウエットティッシュ、クロス、ホコリ除去ステッカーで汚れを落としていきます。
次に、ガイドをiPhoneに装着します。
ガイドを装着したら、ハンドルを引いて台紙を剥がしていきます。この工程で、内部に静電気を発生させて小さなチリを除去してくれますので拭き取りきれなかったゴミも吸着してくれます。
ハンドルを引き終わると、5秒ぐらいでガラスが吸着し始めます。その際に、指で左から右にスワイプしていきましょう。
ちなみに僕はこの工程で力が弱かったからか、iPhoneに保護フィルムが張り付きませんでした。
僕のような状態になってしまった場合は、再度ガイドをiPhoneにはめ直して両手でぎゅっと押し込みましょう。
フィルムが貼り付いていることを確認したら、ガイドから保護フィルムを外していきます。
ガイドから外したばかりの状態では気泡がかなり入っているので、付属のヘラで押し込んでいきます。気泡が取れたら完了です。
気泡をすべて取るのに5分ほどかかりましたので、少し根気が必要です。
上記の工程で万が一失敗しても、もう一回分フィルムのセットがあるので安心ですね。
GlassGo Airのレビューまとめ
GlassGo AirはiPhone 16用で数少ない黒縁保護フィルムで、画面の端までしっかりカバーしてくれるのでホコリが溜まりにくいです。位置決めもしっかりでき、限りなく失敗しにくい保護フィルムと感じました。過去に試した保護フィルムの中ではトップクラスです。
気になったのは気泡が抜けにくい点ぐらいで、気泡も時間が経てば自動で消えてくれました。
保護フィルムで悩んでいたら間違いなくTORRASをおすすめします。
FlexLine 40W自動巻き取り式充電器
次に紹介するのは、FlexLine 40W自動巻き取り式充電器です。
主な特徴はこちら。
- 業界唯一の自動巻き取り式コード内蔵、多機能タイプC充電器。2つのUSBCポートと折りたたみ式プラグで、40Wの高出力でPC充電も簡単。
- 旅行や出張に便利な巻き取り式ケーブル。絡まる心配がなく、長さ調整可能で最長68cmまで伸縮。コンパクトで持ち運びも楽。
- PD3.0/40Wの高速充電が可能。わずか30分でiPhone15を60%まで充電。スマホ、タブレット、ノートPCなど幅広く対応。
- 広範な互換性と多重保護システムを搭載。主要ブランドのデバイスに対応し、100V-240Vで海外でも安心して使用可能。国際安全規格(IEC 62368-1)準拠。
プラグは折りたたみ式で、収納する時に便利そうですね。最大40Wで、スマートフォンからPCをまで幅広く使えます。
一番の特徴はこの巻取り式のコードです。使っていない時は充電器本体に格納でき、実際に充電する時は最長68cmまで伸ばして使えます。
コードは引っ張った長さでちょうど止まるようになっていますので、68cmまでの自由な長さで使えるのはかなり便利ですね。コードを収納する時は再度少し引っ張るだけなので、直感的に使えます。
コード自体の品質にもこだわっており、絡みにくくするために平型にしているだけではなく表面に細かな溝を設けて滑りやすくなっています。
実際にコンセントにFlexLine 40W自動巻き取り式充電器を挿してみましたが、コードがブラブラしないこのスッキリ感、たまりませんね。iPhone 15シリーズからUSB-Cポートになったのでそのまま使えますし、わずか30分でiPhone15を60%まで充電できる仕様なので朝の急いでいる時間でもすぐに充電できます。
デメリットとしては、40W充電器としては大型なところですね。コードを内蔵している分他社の65W充電器よりもサイズが大きく、若干持ち運びに不利かもしれません。しかし、場合によってはコードを別途持ち運ばなくてもいいのでその分荷物をシンプルにできるのは大きなメリットですね。
別途コードを持ち運ばなくてもいいならむしろこのサイズ感はありです。USB-Cポート搭載のiPhoneやiPadなど、Apple製品との相性は抜群ですね。
MiniMagモバイルバッテリーをレビュー
最後に紹介するのは、MiniMagモバイルバッテリーです。
主な特徴はこちら。
- iPhone専用デザイン、業界最薄0.8cmでMagSafeに対応。
- TORRAS独自技術で急速充電、過熱・過充電保護機能付き、PSE認証取得。
- 業界最軽量111g、持ち運びに便利で旅行や出張に最適。
- 新モデルのピンクパステルカラー、コンパクトでiPhoneを約1回充電可能。
- 超強力なマグネットでズレずにワイヤレス充電開始、MagSafe対応ケース装着のままでも充電可能。
iPhone専用設計のMiniMagモバイルバッテリーは、MagSafe専用というだけあって圧倒的に薄くなっています。iPhone 16と並べてみましたが、その薄さはほぼ同じです。
iPhoneケースにMiniMagモバイルバッテリーを貼り付けるとよりその薄さが際立ちます。これだけ薄くても容量は5,000mAhでiPhoneを1回分フル充電できる容量がありますので、出先でも安心です。
実際にMiniMagモバイルバッテリーをiPhoneに装着して持ってみたのですが、モバイルバッテリーとは思えないほど軽くて薄く感じました。
実際に重量を計測してみたところ113.99gと、軽いと言われているiPhone 16 Proの199gを圧倒的に上回る軽さです。業界最薄・最軽量なので積極的に毎日使ってみたいですよね。
デメリットは、MagSafe専用なので他の機器に有線で充電できない点です。USB-Cポートは1箇所あるのですが、あくまでMiniMagモバイルバッテリーへの給電用なので充電には使えません。
逆を言えば、iPhone 15、16シリーズを持っている方はこの世界最薄級のモバイルバッテリーの恩恵が受けられます。そういった意味では、iPhone 16シリーズと一緒に購入するとバッテリー切れの心配もなく安心して使えそうですね。
過去に類を見ないほど薄く軽いので、ぜひ一度使ってみてほしいモバイルバッテリーです。
iPhone 16シリーズにおすすめなTORRASアクセサリーまとめ
iPhone 16シリーズにおすすめなTORRASアクセサリーをまとめました。正直今年はTORRASの年と言ってもいいほど、周辺機器の進化が目覚ましいです。
Ostand Spin Fusionでは、TORRAS伝統のスタンドに加えミルクティ色などデザイン性も高めてきました。保護フィルムは、他社では干渉を恐れてカットしがちなフチ部分までしっかり保護してくれます。自動巻取り式のFlexLine充電器は世界初の機構で便利ですし、MiniMagモバイルバッテリーも業界最薄で利便性が高いです。
今回レビューした製品はどれもかなりクオリティが高かったので、iPhone 16シリーズを購入した際はぜひ合わせてチェックしてみてください!
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