どうも、夏に備えてガジェットで涼しくしたいと考えているたいしょんです!
今回は、iPhoneケースや充電器などアクセサリーで有名なTORRASさんから発売された2種類のネッククーラー、COOLIFY CyberとCOOLIFY Airを比較レビューしていきます。
結論から言えば、それぞれ下記の方におすすめです。
- 静音性が高いので、集中してデスクワークをしたい人。
- アプリで細かく設定値を調整したい人。
- 暑い屋外で長時間使いたい人。
- 外に持ち運ぶことが多い人。
- 軽い装着感を重視したい人。
- 高性能なネックファンをより安価に手に入れたい人。
- 運動などラフに使いたい人。
- 本体側で操作が完結したほうがいい人。
TORRAS COOLIFY(CyberとAir)を比較レビュー
付属品はCOOLIFY Cyberのほうが充実している
付属品は、COOLIFY Cyberの方が充実しています。Airと比較してみましょう。
Air | Cyber |
---|---|
本体 USBケーブル クイックガイド セーフティガイド | 本体 USBケーブル キャリングケース クイックガイド セーフティガイド Bluetooth取扱い説明書 |
まず共通して付属しているL字のUSBケーブルですが、絡みづらく使いやすい仕様です。プラグ部分がL字になっているので、下向きにしても置きやすくなっています。
そしてCOOLIFY Cyberに付属しているキャリングケース、これかなり便利です。ハードケースなので、衝撃からもしっかり守ってくれそうですね。
中にはネックファン本体以外にUSBケーブルが入るポケットもあり、出張など出先で使う時に便利です。
家で使う場合も、ケースに紐がついているためフックに掛けておけます。付属品の充実度は価格差的にCyberのほうが充実しているのは当たり前なのですが、特に持ち運び用の専用ケースはめちゃ便利で助かりますね。
冷却性能はCOOLIFY Cyberのほうが上だがAirでも十分涼しい
冷却性能は、COOLIFY Cyberのほうが上です。
それぞれ性能をまとめると下記になります。
項目 | Air | Cyber |
---|---|---|
冷却素子 | 244個 | 732個、366ペア |
冷却プレート | 背面のみ | 背面と側面 |
調整段階 | 3段階 | 100段階 |
送風口 | 側面のみ | 側面と背面の上下 |
COOLIFY Cyberは首の周囲を囲むように冷却プレートが配置されており、最も弱い1段階でもかなり涼しく感じます。Airも十分涼しいですが、冷却プレートが背面にしかないため涼しさは圧倒的にCOOLIFY Cyberが上に感じました。
装着感はCOOLIFY Airが上
実際にCOOLIFY CyberとAirを装着してみましたが、装着感はCOOLIFY Airの方が上です。Airと名付けるだけあって395gと495gのCOOLIFY Cyberより軽く、長時間装着しているとその差は歴然です。
ネックバンドの開き方にも差があり、COOLIFY Airは開くと開いた位置で固定されるので装着した際の締付具合を微調整できます。
COOLIFY Cyberは形状記憶で、開いて離すと元に戻ります。側面に冷却プレートがあり、首により密着させる必要があるからですね。
どちらも快適ですが、COOLIFY Airの方が軽い装着感に感じました。
操作性はアプリがあるCOOLIFY Cyberが上
操作性についてですが、アプリがあるCOOLIFY Cyberが上に感じました。
アプリがないCOOLIFY Airは、本体の側面にボタンがあります。
ボタン自体は押しやすいのですが、首にかけて使うとボタンが全く見えないので誤操作しやすいかなという印象です。
COOLIFY Cyberは、TORRAS COOLIFYアプリで設定値を見ながら調整できるのでかなり快適なんですよね。
実際の画面がこちら。各冷却パネルの設定を100段階で行えるので、Airの3段階調整に比べ圧倒的に微調整しやすいです。また、タイマー機能、オート機能、操作音の有無も変更できるので、純粋に機能で選ぶならCOOLIFY Cyberがいいですね。
アプリがあるので、COOLIFY Cyberの物理ボタンは電源ボタンとモード切替ボタンのみのシンプルな仕様です。
そして何と言っても側面の液晶画面、かなりサイバー感がありますよね。冷却プレートの調整値や、バッテリー残量などを確認できます。
操作性はCOOLIFY Cyberが圧倒的ですね。
静音性はCOOLIFY Cyberの方が上
静音性も測定しましたが、それぞれ最小・最大の風量で比較してみました。結果は下記になります。
風量 | Air | Cyber |
---|---|---|
最小 | 23.4dB | 18.9dB |
最大 | 30.2dB | 34.1dB |
COOLIFY Airは、風量最小で23.4dB、最大で30.2dBでした。最小設定で使う場合、若干ファンノイズが目立つかなと感じました
COOLIFY Cyberは100段階で設定ができるので、最小の1で測定したところ23.4dBとほとんどノイズが気にならない数値でした。甲高い「キーーーン」という音ではなく、「フォーーー」という低い音なので作業中でも耳障りに感じませんでした。
デスクワークなら静かに使えるCOOLIFY Cyberが向いてそうです。
バッテリー持ちはCOOLIFY Cyberの方が上
バッテリー持ちですが、COOLIFY Cyberは最大13時間、Airは10時間使用できるため単体でのバッテリー持ちはCOOLIFY Cyberの方が上です。
ただ、どちらの機種もモバイルバッテリーに接続したままでも使用できますので、より使用時間を伸ばしたい方はモバイルバッテリーも併用すれば倍近くまでバッテリー持ちを伸ばせます。
TORRAS COOLIFY CyberとAirのどちらがおすすめ?
今回の検証で、それぞれ下記の方におすすめと感じました。
- 静音性が高いので、集中してデスクワークをしたい人。
- アプリで細かく設定値を調整したい人。
- 暑い屋外で長時間使いたい人。
- 外に持ち運ぶことが多い人。
- 軽い装着感を重視したい人。
- 高性能なネックファンをより安価に手に入れたい人。
- 運動などラフに使いたい人。
- 本体側で操作が完結したほうがいい人。
今年こそ、ネッククーラーで快適な夏を叶えてみましょう!