本記事では、TP-LinkのTapoブランドから初登場したロボット掃除機、Tapo RV10 Liteをレビューします。14日間ゴミ捨て不要な大容量ダストボックスを内蔵し、お手入れもしやすいロボット掃除機です。
最近のロボット掃除機は水拭き機能や自動集塵ステーションなどとにかく多機能で、その分操作を覚える手間がかかり価格も高くなりがちです。安くていいので、最低限ゴミの掃除に特化したシンプルなロボット掃除機がいいという方もいらっしゃるでしょう。
今回紹介するTapo RV10 Liteは、3万円以下以下というお手頃な価格で手に入り、それでいてアプリの遠隔操作やアレクサ・Googleアシスタントの音声コマンドにも対応するエントリーモデルです。
実際にTapo RV10 Liteを使ってみたので、特長や使用感を徹底レビューしていきます!
- 大容量のダストボックスで14日間ゴミ捨てがいらない
- 3時間連続稼働できるバッテリー搭載
- 3万円以下で手に入る高いコストパフォーマンス
- 40〜50dB前後の静音性で作業に集中できる
- アプリで遠隔操作ができる
- アレクサやGoogleアシスタントなど声で操作できる
- マップの管理やエリア指定の清掃ができない
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Tapo RV10 Liteの特長
Tapo RV10 Liteの特長・仕様・付属品を下記のタブにまとめました。タップしながらご覧ください。
- 最大14日間ゴミ捨て不要:毎日出るペットの毛やホコリも800mlの大容量ダストボックスにたくさん溜められるので、ゴミ捨ての手間が減らせます。
- 効率的にお掃除:最適なルートで回るので、ランダムに動くロボット掃除機よりもお掃除漏れが減らせて効率的です。
- 4つの吸引モード:最大2000Paのパワーでペットの毛やホコリ等を強力に吸い取ります。
- Tapoアプリで手軽に操作:お出かけ先からも、アプリを使ってスケジュール設定やモード切り替えが可能です。
- 3時間連続運転:2600mAhの長持ちバッテリーを搭載しており、1回のフル充電でお家全体をお掃除することもできます。2
- 自動充電:バッテリー残量が少なくなると自動でドックに戻って充電し、完了すると中断した場所からお掃除を再開します。
- パワーを自動調整:フローリングからカーペットに移動すると吸引力をアップしてくれます。
- 音声コントロール:スマートスピーカー(アレクサ・Googleアシスタント)と連携させて音声コントロールもできます。
iOSとAndroidに対応した「Tapoアプリ」でTapo RV10 Liteの設定やコントロールが可能です。
デザイン
本体は清潔感のある白を貴重としたデザインです。バンパー部分は黒くなっており、センサーを目立ちにくくするのに加えて障害物にぶつかった際の傷も目立ちにくくなっています。製品寸法は341 × 341 × 79 mmで、高さが抑えられているのでベッド下などの掃除に便利です。
上部には3つのボタンがあり、それぞれ「スポット清掃・チャイルドロックボタン」「電源/清掃ボタン」「ドックボタン」の役割があります。
側面に電源スイッチや排気口、スピーカーがあります。電源スイッチが底面にあるモデルも多いので、スイッチへのアクセスのしやすさはいいですね。
背面にダストボックスがあります。800mlという大容量で、14日間ゴミ捨て不要なほどの大きさです。
底面にサイドブラシやメインブラシがあります。タイヤは2cmまでの段差を乗り越えられるほどの高さです。
サイドブラシもメインブラシも着脱可能で、メンテナンスしやすくなっています。
Tapo RV10 Liteのレビュー
設置性
充電ドックがコンパクトなので、壁沿いにスペースがあまりない自室に設置してもちょうど良かったです。幅35cm程度のスペースがあれば十分でしょう。
可能であれば、充電ドックの両脇に0.5m前後のスペースがあるとロボット掃除機が戻る時に迷いにくいです。
実際にTapo RV10 Liteが清掃を終えて充電ドックに戻っていく様子を撮影しましたが、真横に空気清浄機があるせいか迷って少し時間がかかりました。
障害物の回避性能
障害物の回避性能ですが、特別良いわけではないという印象です。高さが10cm前後の障害物には普通にぶつかっていきますし、壁沿いに進む場合もよくぶつかります。ただ、普段ハイエンドモデルを使っているから少し気になるだけで支障はありません。
実際にTapo RV10 Liteで清掃をしている様子を撮影しましたので、ご覧ください。
清掃時間の目安
Tapo RV10 Liteを8畳の自室で使用して、1回の掃除で約10分かかりました。清掃後はTapoアプリでエリアと時間を確認でき、簡易的ですがマップの表示もされます。
ゴミ取り性能
3日に1度はロボット掃除機で自室の清掃をしていますが、それでもTapo RV10 Liteで清掃するとかなりよくゴミが取れていました。ゴミ取り性能は高いと感じます。Tapo RV10 Liteは最適なルートで清掃できるように回ってくれるので、その分短時間かつ隅々までゴミを取れるようになっています。
吸引パワーは静音・標準・ターボ・最大の4段階で選べますが、フローリングなら静音か標準で十分でした。
1回の清掃でフィルター部分にかなりゴミが付いていたので、3回ぐらいに1度はフィルター部分の手入れはしたほうが良さそうですね。
個人的に感心したのはダストボックスの取り出しやすさで、充電ドックで充電している状態でも片手で取り出せたのでメンテナンスはしやすい印象でした。
静音性
フローリングで吸引パワーを標準の状態で清掃時の吸引音を測定したところ、50〜40dB前後でした。これぐらいの騒音なら通常の会話をするのに支障がない程度で、かなり静音性は高い部類です。
アプリでの操作感
TapoアプリをTapo RV10 Liteと連携すると様々な機能が使えるようになりますが、特に面白いと感じたのがリモコン機能です。Tapoアプリに表示されているコントロールキーで操作することで、ラジコンのようにRV10 Liteを操作できます。
実際に操作をしている動画がこちら
移動中に清掃をするかどうかも選択できますので、清掃しないエリアをまたいでスポット的に掃除できます。リモコンの反応もよく、お子さんがいる家庭では一緒におもちゃとして遊ぶのも楽しいかもしれませんね。
我が家はTapoで照明の管理をしているのですが、ロボット掃除機も同じように管理できます。Tapoでスマートホームを構築すると他社のようにハブが必要ないので、必要最小限の構成でスマートホームを実現でき便利です。
スケジュールでの自動清掃にも対応していますので、Tapoアプリから設定しておけば手動で掃除ボタンを押すことなく清掃可能です。3万円以下とはいえ、アプリの機能もかゆいところに手が届く仕様でした。
Tapo RV10 Liteのデメリット
マップの管理やエリア指定の清掃ができない
Tapo RV10 Liteは、マップの管理やエリアを指定した清掃ができません。スポット清掃という直径1.5mの範囲を掃除する機能はありますが、特定の範囲だけを指定して掃除をしてほしいこともあるので少し気になりました。
一応別売りの磁気テープを使用すれば、Tapo RV10 Liteが入ってこれないようにできます。
この点は上位モデルのTapo RV10 Plusも同様なので、必要であればneabot NoMo Q11など他社のロボット掃除機を検討したほうがいいでしょう。
Tapo RV10 Liteをおすすめできる人
Tapo RV10 Liteをおすすめできる人は、最低限の機能で十分な清掃機能を持ったロボット掃除機をできる限り安く手に入れたい方です。
水拭き掃除機能がついたロボット掃除機はメンテナンスの手間もありますし、個人的にあまり使う機能ではありません。その分清掃機能は妥協せず、コストパフォーマンスの高いロボット掃除機がいいという方はTapo RV10 Liteがベストです。
逆に水拭き掃除や自動集塵機能などロボット掃除機のトレンドを押さえておきたい方は、上位モデルのTapo RV10 Plusがいいでしょう。Tapo RV10 Liteと比べて2万円の価格差がありますが、ゴミ捨て頻度を減らしたい、キッチン周りなどで乾拭きでは取れない汚れがある方はTapo RV10 Plusを選んだほうが後悔がないです。
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Tapo RV10 Liteのレビューまとめ
Tapo RV10 Liteをレビューしました。3万円以下で手に入るロボット掃除機としては高機能で、アプリでのリモコン操作や掃除スケジュールの設定など上位モデルと同等の性能も有しています。充電ドック側で自動集塵機能はないものの、本体のダストボックスのサイズが800mlと大きいため14日間はゴミ捨ていらずなのも嬉しいポイントです。
掃除をするのに最低限必要な機能をリーズナブルに、ただアプリでの便利機能も使ってみたいという方はぜひお試しください。
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