どうも、本格的な夏を前にさまざまな涼しくなるガジェットを試しているたいしょんです。
今回は、スマート家電の代表格とも言えるメーカー、SwitchBotから発売しているSwitchBot サーキュレーターをレビューしていきます!夏は扇風機よりエアコンと併用して部屋中の空気を循環させるサーキュレーターが向いていますが、SwitchBot サーキュレーターなら下記のように便利に使えます。
- コードレスなので自由に置き場所を選べる。
- 常夜灯付きで夜も適度に明るくできる。
- 声での操作やスケジュールによるオンオフ、温湿度によるオンオフの自動化などハンズフリーで操作できる。
実際に使ってみたのですが、スマート機能はもちろんのこと風量や静音性といったサーキュレーターの基本性能もかなり高いと感じました。
かなり便利なSwitchBot サーキュレーターを、実際の使用感やメリット・デメリットを含め徹底レビューしていきます!
- コードレスで自由に置き場所を選べる。
- 風量を100段階で選べ、微調整しやすい。
- 常夜灯付きで夜の使用も安心。
- Amazon AlexaやGoogleアシスタントで声で操作できハンズフリー。
- 音が静かで近くに置いても作業に集中できる。
- 温湿度計と組み合わせてオートメーションができる。
- 常夜灯をオートメーションに含められない。
- SwitchBotアプリを使わないと機能が制限される。
SwitchBot サーキュレーターの開封レビュー
まず、SwitchBot サーキュレーターを開封しながら付属品や本体の外観をチェックしていきましょう。
付属品チェック
SwitchBot サーキュレーターには、下記のものが付属しています。
- SwitchBot サーキュレーター本体
- リモコン
- 充電ケーブル
- 取扱説明書
リモコンはボタンを見なくても操作しやすい、合計8個のボタンで構成されています。文字ではなくアイコンのみが載っているので最初は分かりづらいかもしれませんが、すぐに慣れますよ。
充電ケーブルは1.5mのものが付属しています。SwitchBot サーキュレーターはUSB-Cケーブルでも充電できるのですが、USB-Cケーブルは付属していません。
外観
SwitchBot サーキュレーターの外観は、白と黒のツートンカラーです。サーキュレーターは白だけなどモノトーンなデザインが多いですが、白と黒のメリハリのある無彩色でどんな部屋にもマッチするデザインに仕上がっていると感じました。
操作パネルはフロントの下部にあり、タッチ式です。操作パネルの上部にはバッテリー残量、中心には風量が表示され、本体だけでもステータスが分かりやすくなっています。
背面はフロントパネルの黒と異なり白色です。通信機器ということで、技適マークもしっかり記載されていました。
SwitchBot サーキュレーターの下部にはUSB-Cポート、AC充電ポート、電源スイッチがあります。この電源スイッチをオンにしておかないと操作パネルから電源をつけられないので、必ず開封時にオンにしておきましょう。USB-Cケーブルを使う場合は、5V/2A以上のUSBアダプターが必要です。
軽さや大きさ
SwitchBot サーキュレーターのサイズは幅334mm、奥行き173mm、高さ382mmと、サーキュレーターとしては若干大きめなサイズです。アイリスオーヤマ製の18畳対応のサーキュレーターと比較すると、かなりサイズが大きく見えますね。
SwitchBot サーキュレーター本体の重量は、2,380gと見た目以上に軽量です。抱えるようにして持ってみましたが、片手でもらくらく持ち上げられます。先ほど比較したアイリスオーヤマ製のサーキュレーターは2kgですが、SwitchBot サーキュレーターは背面の持ち手がしっかりしているからかむしろSwitchBot サーキュレーターの方が軽く感じました。
仕様
仕様 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 幅334mm、奥行き173mm、高さ382mm |
重量 | 2,380g |
運転音 | 24dB以下(静音技術「SilenTech™」搭載) |
送風距離 | 最大14m |
消費電力 | 24W(1日あたり約5.9円※) |
モード | 4つのモード(送風、そよ風、ナチュラル、おやすみ) |
音声操作 | アレクサ、Googleアシスタント、Siriショートカットに対応 |
バッテリー | フル充電で最大50時間連続運転可能 |
サイズ | 羽根径23cm |
連携 | SwitchBotハブ2と連携可能(温湿度センサーに基づいた自動操作) |
SwitchBot サーキュレーターの特徴
実際にSwitchBot サーキュレーターを使いながら、特徴や便利な使い方を紹介していきます。
コードレスで最大50時間の使用が可能
SwitchBot サーキュレーターは、本体に3,600mAhのリチウムイオンバッテリーを内蔵していますのでコードがなくてもどこでも使えます。バッテリー持ちも最大50時間と、実用性も高いです。コードがないと何が嬉しいかといえば、置き場所を自由にできるところです。
僕の部屋はベッドやデスクもあり、通路も確保するとなるとなかなか下に置くスペースがありません。そんな時にSwitchBot サーキュレーターなら、コンセントを探すことなく上の棚に設置できるのでスペースを有効活用できます。
また、別の場所に設置し直す時もわざわざコードを外す手間がないので、サッと持ち運んでサッと使える身軽さが最高にいいです。作業デスクの真横に置いてもちょうどいいスリムさで、暑い夏には欠かせない存在になりました。
SwitchBot サーキュレーターに慣れてしまうと、コードありのサーキュレーターに戻りたくなくなりますよ。
風量の無段階調整や上下左右90度に風向調整が可能
SwitchBot サーキュレーターは、上下左右90度に風向調整が可能です。そのため、部屋の空気を効率よく循環させることができます。首振りの速度は、左から右に到達するのに約19秒とゆったりです。
SwitchBotアプリを使えば、左右の首振りだけではなく風向の微調整も可能です。左右に首振りしている間に好みの位置にストップするのではなく、リモコンで位置を直接指定できるのでかなり使い勝手がいいですね。
また、風量はリモコンや本体の操作で9段階、SwitchBotアプリからなら100段階で調整可能です。一般的なサーキュレーターは弱・中・強の3段階が多い中、ここまで細かく微調整できるサーキュレーターは珍しいですね。モード切り替えもでき、「送風・ナチュラル・おやすみ・赤ちゃん」の4つのモードで最適な風量を選択できます。
ちなみに風量1でも、2m先のティッシュペーパーをなびかせるほどのパワーがあります。風自体は柔らかいのですが、しっかり遠くまで届くので安心です。
パワフルな風量でも音が静か
風量がパワフルなSwitchBot サーキュレーターですが、音が静かなのも特徴です。DCモーターという静かなモーターを使っているので、寝ている間や近くに置いて作業をしながら使う場合でも安心です。
個人的に十分に感じた1段階の風量では、20dB前後とほぼ風切音しか聞こえないほど静かに感じました。
中で25dBほど、最大風量で31dB前後と、さすがに最大風量では音が気になりますがサーキュレーターとしてはかなり静かに感じました。
風はしっかり届くのに、モーター音があまりしないので作業に集中できます!
常夜灯としても使える
SwitchBot サーキュレーター、実は常夜灯も完備しています。僕の部屋は様々なものが密集していてなかなか置き場所の確保が難しいのですが、一台で「サーキュレーター+常夜灯」を兼ねているのでかなり省スペース化できました。
常夜灯を使うときは、リモコンや本体の電球マークを押します。または、SwitchBotアプリからも点灯可能です。二段階の明るさに設定できますので、自分好みの明るさに調整できますよ。
照明としての機能性もですが、暗い場所にサーキュレーターを置くと誤って足で蹴ってしまい怪我のもとになるので、そういった意味でも安心できますね。
熱帯夜の心強い相棒です。
SwitchBotアプリでスケジュールや自動化が可能
SwitchBot サーキュレーターは、スケジュール機能で電源のオンオフができるほか、SwitchBot温湿度計などと組み合わせてオートメーションが可能です。
例えば「温湿度計が28度を超えた時、サーキュレーターの電源をオンにする」といった自動化が可能他、梅雨時期の場合は、湿度が高いので湿度が70%以上になったらサーキュレーターをオンにして空気を循環させるといった使い方も良さそうですね。
リモコン操作が面倒な方は、自動化して楽しましょう!
Amazon AlexaやGoogleアシスタントで声で操作できる
SwitchBot サーキュレーターは、SiriやAmazon Alexa、Googleアシスタントを使って声で操作可能です。
例えば、「Hey,Siri、リビングのサーキュレーターをオンにして」や「寝室のサーキュレーターをおやすみモードにして」など、基本的な機能の指示ができます。ベッドでゴロゴロしている時など、リモコンやスマホを手放している時、料理をしている時などに便利ですね。
詳しくは、SwitchBot公式サイトにも載っています。
なお、音声操作をする場合は別途ハブが必須です。
フロントパネルの取り外しが可能でメンテナンスしやすい
SwitchBot サーキュレーターは、フロントパネルを外せるのでメンテナンスもしやすくなっています。フロントパネルを外すときは、底のネジをプラスドライバーで外しクルッと回すと外せます。
SwitchBot サーキュレーターに限らず大体のサーキュレーターはフロントパネルが外せますが、SwitchBot サーキュレーターは本体とフロントパネルとの割れ目が目立たないのでデザイン的にスッキリしているのもいいですね。
SwitchBot サーキュレーターのメリット・デメリット
実際にSwitchBot サーキュレーターを使ってみて感じたメリットとデメリットをまとめます。
メリット
僕が感じたSwitchBot サーキュレーターのメリットは、下記の6点です。
- コードレスで自由に置き場所を選べる。
- 風量を100段階で選べ、微調整しやすい。
- 常夜灯付きで夜の使用も安心。
- Amazon AlexaやGoogleアシスタントで声で操作できハンズフリー。
- 音が静かで近くに置いても作業に集中できる。
- 温湿度計と組み合わせてオートメーションができる。
コードレスによる設置のしやすさは、個人的に一番気に入っているポイントです。片手で軽々持てるので、高い場所やデスクのそばなど使いたい時に使いたい場所で使えるのは快適ですね。
また、SwitchBot サーキュレーターならではのメリットは常夜灯機能やSwitchBot製品の連携を活かした自動化です。サーキュレーターをスマート化するとここまで便利になるのかと実感しました。
SwitchBot製品をすでに使っている方は、かなり便利に使えますよ!
デメリット
僕が感じたSwitchBot サーキュレーターのデメリットは、下記の6点です。
- 常夜灯をオートメーションに含められない。
- SwitchBotアプリを使わないと機能が制限される。
まず、常夜灯をオートメーションに含められない点は少し残念に感じました。例えば「夜の11時になったら常夜灯をオンにする」など、自動化の需要はかなりあると思います。
できれば今後のアップデートで、常夜灯も自動化出来たらもっと便利になるのになと感じました。
また、SwitchBotアプリを使えない場合、例えば風量の調整は100段階ではなく9段階で、しかも音声アシスタント機能も使えません。SwitchBot サーキュレーター単体使用では、単体使用前提の他機種とあまり変わらないです。ただ、SwitchBot サーキュレーターを使う方のほぼ100%の方はSwitchBotアプリを使う前提で購入すると思いますので、大きなデメリットには感じていません。
SwitchBotアプリも使いつつスマート化していきましょう!
レビューまとめ
SwitchBot サーキュレーターをレビューしました。
サーキュレーターとしてはデザイン、機能性を含め文句のない完成度で、スマート化に興味のある方にはかなりおすすめできます。梅雨の時期になるとサーキュレーターをエアコンと併用して使ったり、乾きにくい洗濯物を乾かす目的でサーキュレーターを使うなど使用頻度が増えてきます。空気を循環する目的なら冬でもオールシーズンで使えますし、手放せなくなる相棒になること間違いなしです。
快適な夏を手に入れたい方は、この機会にぜひお試しください!
- コードレスで自由に置き場所を選べる。
- 風量を100段階で選べ、微調整しやすい。
- 常夜灯付きで夜の使用も安心。
- Amazon AlexaやGoogleアシスタントで声で操作できハンズフリー。
- 音が静かで近くに置いても作業に集中できる。
- 温湿度計と組み合わせてオートメーションができる。
- 常夜灯をオートメーションに含められない。
- SwitchBotアプリを使わないと機能が制限される。
下記のリンクからもSwitchBot サーキュレーターの詳細が見れます。