スマート家電といえば、温度や湿度、時間などトリガーになる数値が必須です。今回SwitchBotから新たにCO2(二酸化炭素)をトリガーにして家電の自動化が可能になる製品、SwitchBot CO2センサー(温湿度計)が登場しました。
僕は在宅ワークをしているのですが、CO2濃度が高くなると眠気がひどくなり集中できません。SwitchBot CO2センサーがあれば、換気の目安として使うだけではなくサーキュレーターを回したり換気扇を回すといった自動化までできるのでかなり便利です。
実際にSwitchBot CO2センサー(温湿度計)を使ってみましたので、特徴や組み合わせると便利な製品も合わせて紹介していきます!
SwitchBot CO2センサー(温湿度計)の特徴
CO2濃度、温湿度、快適指数、天気予報、日時がひと目でわかる!
SwitchBot CO2センサー(温湿度計)の大きな特徴は、CO2濃度、温湿度、快適指数、天気予報、日時がひと目でわかる大画面です。卓上時計としても使えますね。天気予報はSwitchBotハブと接続した場合のみ使用できますね。センサーには厚生労働省の推奨するNDIR方式のCO2センサーを採用し、高精度なデータを取得可能です。
大画面とはいえ手のひらサイズなので、場所は取りません。無段階調整可能なキックスタンドを搭載していますので、見やすい角度に自由に調整できるのはいいですね。
温度と湿度の表示はSwitchBot CO2センサー(温湿度計)以外にも、SwitchBotハブ2やSwitchBot防水温湿度計のデータを表示させることも可能です。SwitchBotハブ2をすでに持っている場合はそちらで部屋の温湿度が確認できるので、SwitchBot CO2センサー(温湿度計)側は1階や外気温を表示させるような使い方もできます。SwitchBot CO2センサー(温湿度計)単体でも見やすいですが、他のSwitchBot製品とも組み合わせやすいです。
換気のタイミングを把握できる以上に活用できそうですね。
電池とUSB給電の両方に対応
SwitchBot CO2センサー(温湿度計)は、単3乾電池、USB給電の両方に対応しています。なので、好きな場所で使いたい場合は乾電池、ほぼ固定で近くに給電できるコンセントやUSBハブがあればUSB給電というように選べます。
USB給電の場合は、付属のUSBケーブルが干渉しないようスタンドに切り欠きがあります。ほぼ背面にケーブルを通せるので、配線がスッキリしますね。
また、CO2の測定は電力を多く消費するということもあり、乾電池での給電ではデータの更新頻度は30分ごとでしか設定できません。リアルタイムなCO2の測定はUSB給電が必須です。なので、基本的に部屋で使用する場合はUSB給電がいいですね。
電池交換の手間が省けるので嬉しい仕様です!
温度やCO2濃度での家電自動化ができる
SwitchBot CO2センサー(温湿度計)は、SwitchBotハブと連携することで家電の自動化ができます。例えば温度が30度を超えたらエアコンを起動するなど、SwitchBot CO2センサー(温湿度計)で測定できる数値を利用して自動化が可能です。
オートメーションに使用できる数値は下記です。
- 温度
- 絶対湿度
- 相対湿度
- 露点温度
- VPD(飽差)
- 低電力時
- CO2濃度
SwitchBotハブミニなど温湿度をトリガーにできないスマートリモコンを使っている場合は、かなり活用できそうですね。また、すでにSwitchBot温湿度計を持っている方でも、CO2濃度をトリガーにして換気扇を回すなど活用の幅は広がります。
家電のスマート化がより進みますね!
SwitchBotアプリでより詳細にデータ確認できる
SwitchBotアプリを活用すれば、最大で2年間分のデータが確認可能です。グラフ表示やCSVエクスポートも可能で、リアルタイムな数値だけではなく過去のデータを分析したいという用途も実現できます。データの参照間隔も時、日、週、月、年ごとに確認できるので、かなり見やすいです。
外出先でもチェックできるので、帰宅前にエアコンをつけておくなど目安になりますね。
SwitchBot CO2センサー(温湿度計)のメリット・デメリット
実際にSwitchBot CO2センサー(温湿度計)を使って感じたメリット・デメリットを紹介します。
メリット
SwitchBot CO2センサー(温湿度計)のメリットは下記の5点です。
- 大画面でCO2濃度、温湿度、快適指数、天気予報が確認できる。
- 他のSwitchBot温湿度計を使えばそのデータを表示できる。
- 乾電池かUSB給電で選べる。
- CO2濃度や温湿度による家電の自動化ができる。
- 測定データをアプリで詳細に確認したり、分析できる。
部屋の環境をまとめてモニタリングできるので、温湿度計、CO2センサー、時計を別々に置くよりスッキリするのはいいですね。シンプルなデザインなので、インテリアともマッチさせやすいです。また、給電方式を電池かUSBで選べるので、設置場所の自由度が高いのも大きなメリットです。
外出先にも持ち出したくなりますね。
デメリット
SwitchBot CO2センサー(温湿度計)のデメリットは下記の2点です。
- 乾電池使用の場合は30分間隔でしかCO2を測定できない。
- マグネットに非対応。
特徴の部分でも紹介しましたが、乾電池使用の場合は30分間隔でしかCO2を測定できません。確かに別のCO2センサーを持っていますが、1日でバッテリー切れになるので電力消費が高いのは間違いないですね。個人的にはリアルタイムで測定したいので、USB給電が必須になりそうです。
また、過去の温湿度計のようにマグネットで貼り付かなくなったので、冷蔵庫などに気軽に設置することが難しくなりました。
一応背面に壁掛け用のフックがあり、マグネットで貼付けできるフックを使用すればそちらに引っ掛けて使用できそうです。
SwitchBot CO2センサー(温湿度計)と一緒に使うと便利な製品
SwitchBot CO2センサー(温湿度計)と一緒に組み合わせると便利な製品は、下記の3点です。
- SwitchBot ハブ2
- SwitchBot 防水温湿度計
- SwitchBot 温湿度計 Pro
例えばSwitchBot ハブ2は現在の部屋の数値、SwitchBot CO2センサーはSwitchBot 防水温湿度計の数値を表示させれば1箇所で2箇所分のデータをチェック可能です。
それに加えて最近発売されたSwitchBot 温湿度計 Proを組み合わせれば、合計4箇所分の温湿度を1箇所でチェックできます。デザインも共通なので、並べても自然ですね。
SwitchBot 防水温湿度計だけでもあると便利です。
SwitchBot CO2センサー(温湿度計)のレビューまとめ
SwitchBot CO2センサー(温湿度計)をレビューしました。
単体で使っても現在の部屋のCO2濃度や温湿度をチェックでき、換気のタイミングなどが分かりやすいです。また、SwitchBot製品との組み合わせで家電の自動化や他のセンサーのデータを表示させるといった応用も可能です。
日時の確認もできる数少ないCO2センサーなので、デスク周りにぜひ!
- 大画面でCO2濃度、温湿度、快適指数、天気予報が確認できる。
- 他のSwitchBot温湿度計を使えばそのデータを表示できる。
- 乾電池かUSB給電で選べる。
- CO2濃度や温湿度による家電の自動化ができる。
- 測定データをアプリで詳細に確認したり、分析できる。
- 乾電池使用の場合は30分間隔でしかCO2を測定できない。
- マグネットに非対応。