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【2024年】XGIMI HORIZON ProとAnkerやBenQなどの20万円以下の4Kプロジェクターを比較!ホームシアターにおすすめなプロジェクターの選び方とは?

この記事で分かること
  • プロジェクター選びで気をつけておきたいこと
  • 20万円以下のおすすめプロジェクター
  • 20万円以下のプロジェクターの比較

こんにちは!プロジェクターでたいしょん(@taishonpresso)です。本記事では、20万円以下の4Kプロジェクターを比較し、ホームシアターに最適なプロジェクターはどれなのかおすすめの機種を紹介します。

ちなみに私はXGIMI HORIZON Proという4Kプロジェクターを使っており、高画質で妥協なく映画やゲームを楽しむなら20万円までの4Kプロジェクターが最適だと考えています。

たいしょん

10万円クラスのプロジェクターより音質も画質も全然違います。

▲100インチ相当でライブを鑑賞している様子

ということで、今回は下記の条件で特に人気のある機種を選定しました。

  • 市場価格が20万円前後
  • 解像度が4K
今回比較するプロジェクター
  • XGIMI HORIZON Pro
  • Dangbei Mars Pro
  • NOMVDIC P1000
  • BenQ GK100
  • EPSON dreamio EH-TW7100
  • Anker Nebula Cosmos Max
  • LG CineBeam HU70LSB
XGIMI
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ベンキュージャパン
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プロジェクター選びで気をつけておきたいこと

プロジェクターを初めて購入する時に、どのような基準で選んだら良いのか分かりにくいですよね。プロジェクター選びで悩んだら、特に下記のスペックを確認してみましょう。

  1. 明るさ(ルーメン)
  2. android tv内蔵
  3. オートフォーカス・台形補正機能
  4. スピーカー性能

明るさ(ルーメン)比較

プロジェクター選びの重要な指標は、まず明るさです。プロジェクターのスペックでは、「ANSIルーメン」と「ルーメン」の単位で記載されています。

名前は似ていますが、それぞれ下記の違いがあります。

ANSIルーメンとルーメンの違い

ANSIルーメン・・・スクリーン上の明るさ

ルーメン・・・プロジェクターから出力された光の明るさ

ANSIルーメンは、米国規格協会(ANSI)によって定められた、プロジェクターから発する光の明るさの尺度です。一般的に、白色を投写したスクリーン上の明るさを複数点で測定し(ルーメン)、その平均を出したものです。

出典:BenQ公式サイト

光源のルーメン、または明るさとは、その名の通り、プロジェクターの光源から出力された光を測定したものです。光源はプロジェクターの種類によって、ランプ、LED、レーザーがあります。光源の明るさは、ANSIルーメンとは別物です。ANSIルーメンは、プロジェクターから投写される光の明るさを測定するので、プロジェクターの画像処理を経た光なのに対して、光源の明るさは、光源が発する光そのものの明るさを測定するので、プロジェクター内で画像に変換される前の光ということになります。

出典:BenQ公式サイト

イメージで表現するとこのようになります。

たいしょん

1万円台の安いプロジェクターで「1000ルーメン」など一見かなり明るいようにみえますが、ANSIルーメンに直すと「100」だったりします。そのため、ANSIルーメンをしっかり記載しているプロジェクターを選ぶことが重要です。

ANSIルーメン表記を採用するメーカーが増えてきた背景には、主に2つの理由があります。
・他社製品との境界をなくし、お客様により明確な情報をお伝えするため
・違法セラーの増加のため

出典:FunLogy公式サイト

では、5機種で比較してみましょう。

XGIMI HORIZON Pro2200ANSIルーメン
Dangbei Mars Pro3200ANSIルーメン
NOMVDIC P10002300ANSIルーメン
BenQ GK1001000ルーメン
EPSON dreamio
EH-TW7100
3000ルーメン
Anker Nebula
Cosmos Max
1500ANSIルーメン
LG CineBeam
HU70LSB
1500ルーメン
▲明るさ(ルーメン)の比較

ANSIルーメンを記載しているのはXGIMIDangbeiAnkerNOMVDICのみです。そしてより明るいプロジェクターは「Dangbei Mars Pro」でした。

結論

明るさはDangbei Mars Proが最も明るい。

android tv内蔵比較

次に重要視しているのは、android tv内蔵です。最近ではSONYやSHARPのテレビでも採用されています。

android tvの特徴
  • TVerやABEMA TVなど日本の動画コンテンツが充実している。
  • Androidアプリが入れられる。
  • iPhoneやAndroidなどスマートフォンとの連携が強力。
  • 機能追加やセキュリティの脆弱性にもアップデートで対応してくれる。
たいしょん

android tvが入っていると、レコーダーから無線でテレビ映像を出力できる「DIXIM Play」が入れられたり便利です!

プロジェクターでも最近はandroid tv内蔵の機種が増えてきました。

では、5機種で比較してみましょう。

XGIMI HORIZON Proandroid tv 10.0
Dangbei Mars Pro独自OS
NOMVDIC P1000独自OS
BenQ GK100Aptoide TV
(YouTube、Netflix、AppleTVは利用不可)
EPSON dreamio
EH-TW7100
独自OS
Anker Nebula
Cosmos Max
android tv 9.0
LG CineBeam
HU70LSB
WebOS4.5
android tv内蔵比較

android tvを搭載している機種は、XGIMI HORIZON ProAnker Nebula Cosmos Maxです。そして、より最新のOSを搭載しているのは「XGIMI HORIZON Pro」でした。

結論

android tv搭載モデルを選ぶなら、最新のandroid tv 10.0を搭載したXGIMI HORIZON Pro

オートフォーカス・台形補正機能比較

プロジェクターの自動台形補正機能とは?

プロジェクターの台形補正機能とは、スクリーンの正面にプロジェクターを置けない場合でも歪んだ映像を補正してくれる技術です。

下記の画像を見ていただくと分かりますが、台形補正機能のおかげでかなり角度をつけて投影しているにも関わらず正面で見るとしっかり補正されています。

実はこれ、プロジェクターで完全に自動補正されています。

たいしょん

縦方向と横方向の両方の自動補正に対応していないとどちらかを手動で補正する必要があります。

プロジェクターのオートフォーカスとは?

オートフォーカスとは、プロジェクターが自動で映像のピント調節をしてくれる機能です。

下記の動画のように、プロジェクター起動時にオートフォーカスが機能してすぐに映像をきれいに観ることができます。

たいしょん

昔のプロジェクターは手動補正が多かったですが、最近は比較的多くのプロジェクターで採用されています。

では、5機種で比較してみましょう。

スクロールできます
機種名自動台形補正オートフォーカス
XGIMI HORIZON Pro縦横方向の自動台形補正対応
Dangbei Mars Pro縦横方向の自動台形補正対応
NOMVDIC P1000縦横方向の自動台形補正対応
BenQ GK100縦方向のみ自動台形補正対応
EPSON dreamio
EH-TW7100
縦横方向とも手動補正手動
Anker Nebula
Cosmos Max
縦方向のみ自動台形補正対応
LG CineBeam
HU70LSB
台形補正の記載なし記載なし
オートフォーカス・台形補正機能比較

5機種の中で、縦横方向の自動台形補正、オートフォーカスに対応している機種はXGIMI HORIZON ProDangbei Mars ProNOMVDIC P1000でした。

縦方向だけの自動台形補正では、結局横方向の台形補正を毎回手動で行う必要があり手間です。XGIMI HORIZON ProDangbei Mars ProNOMVDIC P1000は縦横方向の自動台形補正が搭載されていますので、電源をつけた瞬間から最速で映像を快適に観ることができます。

結論

自動台形補正、オートフォーカスともに高次元で搭載しているXGIMI HORIZON ProDangbei Mars ProNOMVDIC P1000が圧倒的。

スピーカー性能比較

プロジェクターにおいて、映像だけでなくスピーカー性能も重要です。迫力のある映像が楽しめても、音が貧相では楽しめませんからね。

プロジェクターは薄型のテレビと異なり音の鳴る空間をより広く確保できますので、スピーカー性能もより高く設計可能です。

スピーカー性能は基本的にワット数(W)が大きければ大きいほど大きな音を出すことができます。映画などエンターテイメント用途の場合、それ以外にも下記の要素も重要です。

  • 一流オーディオメーカーの監修したスピーカー
  • サラウンド技術対応
たいしょん

例えばHarman/Kardonはメルセデス・ベンツやレクサスといった高級車のスピーカーも手掛ける一流メーカーです。

より映画の音に広がりや迫力をもたせたい場合は、Dolby Digital Plusなどサラウンド技術に対応しているプロジェクターがいいですね。

では、5機種で比較してみましょう。

スクロールできます
機種名スピーカー性能サラウンド技術
XGIMI HORIZON Pro8W x 2
Harman/Kardon
DTS-HD & DTS
Studio Sound
Dolby
Dangbei Mars Pro10W x 2DolbyAudio & DTS-HD Master Audio
NOMVDIC P10006W x 2
Harman/Kardon
なし
BenQ GK10010W x 2
treVolo
オーディオシステム
なし
EPSON dreamio
EH-TW7100
10W x 2なし
Anker Nebula
Cosmos Max
10W x 4 (40W)Dolby Digital Plus
LG CineBeam
HU70LSB
3W x 2なし
スピーカー性能比較
結論

音の大きさで選ぶなら圧倒的にAnker Nebula Cosmos Max。音の質で選ぶなら一流のオーディオメーカーが監修したスピーカーを搭載しているXGIMI HORIZON Pro

結論:20万円前後のプロジェクターならXGIMI HORIZON ProとDangbei Mars Proが圧倒的

今回公平な基準で様々なメーカーのプロジェクターを比較しましたが、以前お借りした「XGIMI HORIZON Pro」と「Dangbei Mars Pro」が各スペックで圧倒的でした。

スペックだけで見ればこの2機種ですが、実際の動作の安定性やOSの使い勝手はandroid TV搭載の「XGIMI HORIZON Pro」が上です。

再度全機種のスペックをまとめてみます。

スクロールできます
機種名明るさ搭載OS自動台形補正オートフォーカススピーカー性能サラウンド技術Amazon参考価格
XGIMI HORIZON Pro2200ANSIルーメンandroid tv 10.0縦横方向の自動台形補正対応8W x 2
Harman/Kardon
DTS-HD & DTS Studio Sound
Dolby
176,880円
Dangbei Mars Pro3200ANSIルーメン独自OS縦横方向の自動台形補正対応10W x 2DolbyAudio & DTS-HD Master Audio199,900円
NOMVDIC P10002300ANSIルーメン独自OS縦横方向の自動台形補正対応6W x 2
Harman/Kardon
なし199,000円
BenQ GK1001000ルーメンAptoide TV
(YouTube、Netflix、AppleTVは利用不可)
縦方向のみ自動台形補正対応10W x 2
treVolo(自社メーカー)オーディオシステム
なし191,717円
EPSON dreamio EH-TW71003000ルーメン独自OS縦横方向とも手動補正手動10W x 2なし201,818円
Anker Nebula Cosmos Max1500ANSIルーメンandroid tv 9.0縦方向のみ自動台形補正対応10W x 4 (40W)Dolby Digital Plus179,980円
LG CineBeam HU70LSB1500ルーメンWebOS4.5台形補正の記載なし記載なし3W x 2なし129,784円
たいしょん

見逃せない点は、最高性能であるにも関わらず、実はXGIMI HORIZON Proはこの中で価格が2番目に安いんです。

ここまでの機能と価格を実現できたのは、XGIMIが「プロジェクター専門メーカー」だからでしょう。他のメーカーはモニターやプリンターなど様々な製品に人的リソースを割いている中、XGIMIは唯一プロジェクターのみにリソースを割り当てることができます。

たいしょん

30万円以上出せばもっと良いプロジェクターがあるかもしれませんが、20万円前後ならXGIMI HORIZON Proがおすすめです!

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