この記事では、議事録を即作成してくれるボイスレコーダー、PLAUD NOTEを実機レビューします。
仕事のミーティングやインタビュー、イベントの講演など、あとからメモして残しておきたいことって多いですよね。ただ正確に内容をメモするのはもちろんのこと、その内容をより簡潔に要点をまとめる作業は時間がかかります。
PLAUD NOTEは、録音した内容を即時要約し、読みやすい議事録をすぐに作ってくれる便利なボイスレコーダーです。横須賀市など地方自治体でも導入実績のあるChatGPTを使っており、精度も高いです。
- ワンタッチで手軽に録音、通常/通話録音モード切り替え
- 多言語対応、OpenAIの高精度文字起こし
- ChatGPTで即時要約&議事録作成
- 極薄0.29cmのクレジットカードサイズ
- AIノイズキャンセル機能で高品質収音
- 30時間連続録音、64GBの大容量で最大480時間録音データ保存可能
実際にPLAUD NOTEを使ってみましたので、パッケージや実際の使用感など徹底レビューしていきます!
PLAUD NOTEのパッケージレビュー
まず、PLAUD NOTEを開封しながら付属品などをチェックしていきます。
付属品
付属品は下記の物が揃っています。
- PLAUD NOTE本体
- 専用MagSafeケース
- PLAUDアプリ
- マグネット式充電ケーブル
- MagSafeリング
- 取扱説明書
- TYPE-C変換アダプター
PLAUD NOTE本体は8.56cm x 5.41cm x 0.29cmとカードサイズで、ボイスレコーダーとしてはかなりコンパクトですね。そして金属なのでかなり高級感があります。
USB充電ケーブルは4ピンの専用端子を使っています。マグネットで本体に吸着しますので、外れにくいです。USB-Aですが、USB-Cに変換できるアダプターが付属していますので充電器をUSB-Cにそろえている方でも安心して使えますよ。
しかもこのケーブルは充電だけではなく、データ転送にも対応しています。MacBookなどにデータを転送する時に便利ですね。
PLAUD NOTEはマグネットで背面に吸着させるため基本的にiPhoneでの使用がおすすめですが、MagSafeに対応していないスマートフォンでも使えるようMagSafeリングが付属しています。
付属の説明書は日本語に対応していませんが、イラストで解説されているため簡単な英語が読めれば十分でしょう。後述しますが、スマートフォンとPLAUD NOTEの接続自体はアプリで日本語で案内してくれるので安心です。
付属の専用MagSafeケースはレザーで質感がいいです。ちなみにカラーバリエーションにあるネイビーブルーは日本限定色になっています。PLAUD NOTEをぴったり収納でき、逆さにしても簡単には落ちないぐらいぴったりサイズです。
PLAUD NOTEだけではなく、クレジットカードを3枚まで収納できる汎用性の高さがあります。このケースだけでも便利ですね。
背面は2箇所穴が空いており、PLAUD NOTEを取り出す時に指で押して簡単に取り出せるようになっています。
また、ケースを装着したままPLAUD NOTEの充電もできるようになっており、わざわざPLAUD NOTEを取り出す必要がないのは便利ですね。
重さ
PLAUD NOTEの重さは実測値で29.51g、ケースは26.80gです。合わせても60g以下と軽量なので、常にスマートフォンの背面に取り付けていてもあまり重いと感じません。
PLAUD NOTEの使い方
PLAUD NOTEを使うには、まずスマートフォンに「PLAUDアプリ」を入れて連携させる必要があります。スマートフォンとPLAUD NOTEの連携はBluetoothで接続しますが、アプリ上で手順が日本語で解説されていますので説明書を見なくても設定可能です。
スマートフォン連携後は、PLAUD NOTE本体のボタン操作で録音ができるようになります。
モード切り替えスイッチがあり、左にすると通話を、右にすると外部の音声を録音できるようになります。通話は骨伝導で録音されるため、スマートフォン越しの相手の声も正確に録音できるようになっています。モードを切り替えたら、録音ボタンを1秒押すだけで録音が開始されます。
実際に外に持ち運んでPLAUD NOTEを使う時は、MagSafeケースをiPhoneの背面に付けた状態にできるので便利です。
PLAUD NOTEで実際に録音してみる
では実際にPLAUD NOTEで録音をしてみましょう。今回は、2023年に行われたAppleイベントの裏側を描いた動画、「Behind the scenes: An Apple Event shot on iPhone」の議事録・要約・マインドマップ作成を試してみます。
録音する際は、PLAUD NOTEをMacBook Proの上に置いてみました。
実際のアプリの画面はこんな感じです。2分程度の録音ですが、録音データのアップロード・解析は10秒ぐらいで完了しました。
実際の文字起こし内容を見たのですが、BGMもある中でかなり正確に文字起こしできていました。
下記の内容は、PLAUD NOTEで文字起こしを要約した内容です。特にタイトルはつけていませんが、「The iPhone 15 Pro impresses with its low-light performance and professional-quality footage(iPhone 15 Pro は、低照度でのパフォーマンスとプロ品質の映像が印象的です)」というタイトルを自動でつけてくれました。
The iPhone 15 Pro impresses with its low-light performance and professional-quality footage
iPhone 15 Pro
low-light performance
professional-quality footage
- 👏 The Apple event was shot on the iPhone 15 Pro, showcasing its capabilities.
- 🌟 The iPhone 15 Pro performed well in low-light conditions, capturing complex shots.
- 👍 The footage quality of the iPhone 15 Pro was impressive, comparable to professional cameras.
- 📺 Editing the footage from the iPhone 15 Pro was easy and resulted in clean, beautiful images.
- 💡 The event video was successfully shot on the iPhone 15 Pro.
また、下記のイメージはPLAUD NOTEが書き出したマインドマップをダウンロードしたものです。要約の内容を並べただけのように見えますが、あくまで1テーマについて簡潔にまとめた動画だったからであって実際に長時間のインタビューなどではより細分化されたマインドマップが作成されます。
よくAppleのイベントの内容をブログや動画で紹介する方がいますが、そのような方に特にぴったりだと感じました。
しかも何がすごいかというと、録音したデータを再生しながら文字起こしがハイライトされます。なので、もし文字起こしが間違っていてもあとで実際どのように話していたのか分かるので2重チェックできます。今回は内容が英語でしたが、日本語を含め56か国語に対応していますので語学学習にも向いていますね。
2時間の会議が240件も収まる大容量なので、長く使えるのも嬉しいです。
PLAUD NOTEをおすすめできる人
PLAUD NOTEをおすすめできる人は、下記の人です。
- 仕事でミーティングが多い人
- 議事録を書くのが苦手な人
- 取材の多い記者やメディア関係者(ブロガーを含む)
- 語学学習をしている人
特に、話した内容をまとめて議事録に起こすのが苦手な人にはかなりおすすめです。メモを取って要約してまとめる手間を、ほんの数秒で完結してくれるPLAUD NOTEはかなり効率的な時短グッズとして手放せなくなるでしょう。
要約などをするには有料のメンバーシップへの加入が必要ですが、年額プラン(1年間6,000円で3000分)なら月500円で済むのでそれだけで高速で議事録を作ってくれるなら安いです。また、Makuakeで購入された方は有料メンバーシップが1年間プレゼントされますので、じっくりお試しすることができます。
長時間のMTGの議事録もあっという間に作れるので、もう手放せません。ぜひ一度お試しください!
- 簡単操作で文字起こしも要約も数秒でできる
- 軽量でMagSafe対応なので持ち運びしやすい
- 30時間以上録音できるバッテリー内蔵
- BGMが入っていても正確に録音できる
- 通話も骨伝導で録音可能
- 要約や文字起こしには有料メンバーシップの追加料金が必須