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NOMVDIC P1000をレビュー|リモコンが光る!240Hzの高フレームレート対応でゲーミング性能も高い4Kホームプロジェクター

NOMVDIC P1000

本記事では、米国のプロジェクターブランド、NOMVDIC(ノメディック)のP1000をレビューします。

プロジェクターを使って大画面で遊びたいなら、設定が簡単でしかもゲーミング性能にもこだわったモデルを選んでおきたいところです。

たいしょん

大画面だと入力遅延や残像感が結構気になるんですよね。

NOMVDICのP1000は、1080p、240hzで0.0042秒の低入力遅延に対応(4Kの場合は最高で60Hz)し高いゲーミング性能を有しているプロジェクターです。この数値は、Xboxの認定を受けているゲーミングプロジェクター(ViewSonic X1-4K)とほぼ同等性能です。しかも2300ANSIルーメンで昼間の使用でも十分な明るさなので、活用の幅が広がること間違いなしなプロジェクターに仕上がっています。

極めつけは暗闇で光るリモコンです。今まで様々なプロジェクターを使ってきて、光るリモコンは初めて。プロジェクターはテレビとは違い基本的に暗い場所で使うので、リモコンが光るのは見やすくかなり便利と感じました。

暗闇で光るリモコン
たいしょん

NOMVDIC P1000をしばらく使ってみましたので、使ってみて便利だった機能やデメリットを含め徹底レビューしていきます。

NOMVDIC P1000
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 2300ANSIルーメンで日中の使用でも十分な明るさ
  • 1080p、240hzで0.0042秒の低入力遅延で高いゲーミング性能
  • ハーマンカードン監修の立体感のある音質
  • 1秒で決まるAFや自動台形補正機能でセットアップが簡単
  • リモコンのボタンが光るので暗い場所でも操作がしやすい
デメリット
  • 本体のみでは映像コンテンツを楽しめない
  • HDMI CECに対応していない

9月10日まで、NOMVDIC P1000を20,000円引きで購入できます。
※9月10日まではAmazonで購入すればプロモーションコード【07P1000ND02】を使用することで、期間限定価格からさらに1万円以上割引の167,060円で購入できます。

この記事は、NOMVDIC様より製品をお借りし作成しています。

タップできるもくじ

NOMVDIC P1000の特徴

NOMVDIC P1000の特徴、仕様、付属品を下記のタブにまとめました。

  • 4K UHD 高解像度&HDR10/HLG対応で細部まで鮮明に
  • 2300 ANSIルーメンの高輝度と125% REC.709による鮮やかな映像
  • 0.65インチ TI DMDチップによる高いコントラスト比
  • AiiO技術による簡単セットアップ:オートフォーカス、 自動垂直水平台形補正、4隅調整
  • 1080p、240hzで0.0042秒の低入力遅延による没入ゲーム体験
  • ハーマンカードン監修の立体感のある音質
たいしょん

実際にNOMVDIC P1000を使用しながら、主な特徴についてより詳しく解説していきますね。

2300 ANSIルーメンの高輝度と125% REC.709による鮮やかな映像

NOMVDIC P1000は、2300ANSIルーメンという昼間の使用でも実用的な明るさを持っています。また、HDTV向けのスタジオ規格REC.709に125%対応する高色域で、鮮やかな映像体験が楽しめます。

NOMVDIC P1000

実際にスクリーンに投影した映像をいくつか紹介しますね。

4Kの圧倒的精細感で岩肌の細かな部分も表現できている
高色域で鮮やかな海のグラデーションもきれいに表現
色が飽和しやすい赤色も階調豊かに表現
たいしょん

色鮮やかですが、目への刺激が少ない発色です。

2300 ANSIルーメンの高輝度ということで、昼間に電気をつけた状態でもある程度見やすくなっています。昼間でも、カーテンを閉めれば夜間と同様に色鮮やかな発色で映像を楽しめます。

昼間で電気をつけた状態
昼間でカーテンを閉め切った状態

1秒の高速AF・自動垂直水平台形補正で簡単セットアップ

NOMVDIC P1000は、1秒の高速AF・自動垂直水平台形補正で簡単にセットアップが可能です。

プロジェクターは壁からの距離によって投影できる画面の大きさが決まるので、設置場所や高さを変えるたびに補正が必要です。NOMVDIC P1000なら、プロジェクターの位置を変更しても自動で台形補正をしてくれるので手動設定の手間が少なくすみます。

台形補正前の画面
台形補正後の画面

手動でも細かく設定できますので、大まかな補正は自動で、細かな調整は手動でできます。

また、AFもかなり高速です。仕様では1秒ですが、実際は0.5秒ぐらいでピント合わせが完了します。

AF時に出てくるマーク。AFが高速すぎて撮るのに苦労した。
たいしょん

面倒な設置後の設定が簡単にできます!

1080p、240hzで0.0042秒の低入力遅延による没入ゲーム体験

NOMVDIC P1000は、1080pでの入力時に最大フレームレート240Hzで駆動可能です。また、Ultra Fast Input機能により、0.0042秒の低入力遅延を実現しています。

実際にPS5でゲームをプレイしましたが、コントローラーで操作してからのラグが限りなく少なくFPSゲームでも実用的と感じました。また、普段60Hzのプロジェクターでゲームをプレイしているので、その分対応フレームレートが高いNOMVDIC P1000でのゲームプレイはヌルヌルと動いてかなり気持ちよかったです。

ゲームモードを有効にすると、「Ultra Fast Inputを有効にしますか?」と出ます。台形補正やアスペクト比などの設定は無効化されますが、余分な補正が省かれる分入力遅延が改善されるのはゲーマーにとって嬉しいですね。

たいしょん

ハーマンカードン監修の立体感のある音質

NOMVDIC P1000は、カーオーディオなどで有名なハーマン・カードンの監修を受けた6W出力のスピーカーを2基搭載しています。そのため、別途スピーカーを用意しなくても迫力のある音でゲームや映画を楽しめます。

本体はスピーカーの容積を広く取るために円形に盛り上がっており、その分ボディの大きさに対しより響きのある音を実現しています。

ハーマンカードンのロゴマーク
円形にボディを広げてスピーカーの容積を広く取っている

実際にゲームをプレイしたり映画を観てみましたが、ボリューム6ぐらいの音量でも8畳の部屋なら十分すぎるほどの音でした。フルレンジ構成なので深い重低音は出ませんが、その分スッキリとした音でセリフも聴き取りやすく、別途スピーカーを用意する必要はないほど良い音質です。

たいしょん

後述しますが、この音質をBluetoothスピーカーとしても活用できます。

細かいけどかなり便利に感じた機能

NOMVDIC P1000を実際に使ってみて、サイトなどでは大きくピックアップされていないものの個人的に便利に感じた機能を紹介していきます。

リモコンが暗闇で光る

NOMVDIC P1000のリモコンは、なんと暗闇でボタンが光り見やすくなっています。正直感動しましたね。やっと来たかと。

常時ボタンが光るのではなく、リモコンを持ったときのみ約5秒光ります。暗い場所ではプロジェクターのリモコンのボタンが見えず操作しづらい事があったので、個人的にかなり嬉しかったポイントです。

暗闇で光るリモコンのボタン。
たいしょん

僕が長年待ちわびていた機能です!

Bluetoothによる音声の入出力に対応

NOMVDIC P1000は、プロジェクターでは珍しくBluetoothによる音声出力だけではなく音声入力にも対応しています。つまり、スマートフォンをペアリングすればNOMVDIC P1000自身をBluetoothスピーカーとして使用可能です。

下記の入出力に対応しています。

  • スマートフォンからNOMVDIC P1000に音声入力
  • NOMVDIC P1000からBluetoothスピーカーやワイヤレスイヤホンに出力

ペアリングは普通のBluetooth機器と同じです。NOMVDIC P1000をBluetoothスピーカーとして使うと、スクリーンへの投影が停止しリモコンで音量調整ができるようになります。

コーデックの記載がないのでSBCで接続していると思いますが、ハーマンカードンが監修しているスピーカーを積んでいるだけあって聴き疲れしない適度なバランスで鳴ってくれます。

たいしょん

映像だけではなく、気軽に使えるオーディオ機器としても使えますね!

ズーム機能

NOMVDIC P1000は、1.2倍の光学ズーム機能に対応しているためプロジェクターの場所を変えなくても画面サイズの変更が可能です。しかも光学ズームなので、解像度を落とすことなく画面のサイズ変更ができるのは魅力的ですね。

僕は80インチのサイズで投影していますが、80インチで投影する場合は1.45m必要です。ズーム機能がなかったらもっと後ろから投影せざるを得ず、デスクをまたいでしまうためかなり助かりました。

たいしょん

他社のプロジェクターでは2mぐらい離さないと80インチ投影できない機種もあるので、短い距離で大画面を映せるのは嬉しいです。

USB-Cケーブルによる入力

NOMVDIC P1000は、USB-C端子を搭載しているためMacBookならケーブル1本で簡単に接続できます。USB-C端子しかないMacBook AirやiPadでも、気軽にプロジェクターで大画面を実現できるので嬉しい機能ですね。

MacBookとアダプター無しでUSBケーブル1本で接続可能

実際に80インチの大画面でMacBookの画面を投影してみましたが、4K解像度で作業ができるので結構はかどります。普段31.5インチの4Kモニターで作業をしていますが、プロジェクター投影のほうが目に優しいのでたまにはありかなと思います。

MacBookの画面を4K80インチで投影

20dB前後で超静音

プロジェクターは放熱でファンが回るので、あまりに大きいと映像に集中できません。NOMVDIC P1000は、実測値で21.3dB扇風機やエアコンよりも静音なのでかなり集中して映像コンテンツを楽しめます。

2年前のプロジェクターでは30dB以上が当たり前だったので、ここ数年でかなり静音化されていますね。

NOMVDIC P1000の騒音をiPhoneアプリで計測

隠れたハンドルでライフスタイルに合わせて持ち運べる

NOMVDIC P1000は、持ち運びに便利なハンドルを内蔵しています。大きいプロジェクターは両手で抱えて持つようにしていましたが、それでは電源ケーブルなど他のアクセサリーを一緒に持ち運べませんでした。NOMVDIC P1000なら、片手でプロジェクターを持ち運べるので電源ケーブルなどと一緒に持ち運べて便利です。

片手で持ち運べるハンドル付きで便利
たいしょん

ハンドルは普段目立たないように隠れているので、デザイン的にもスマートです。

AirPlayによる画面ミラーリング機能に対応

NOMVDIC P1000は、AirPlayによる画面ミラーリング機能に対応しているため無線でもiPhoneやMacでプロジェクターで画面投影が可能です。確かに有線で接続できればそれでもいいのですが、遠距離からどの場所でもプロジェクターに接続して画面を投影できるのはかなり便利です。

iPhoneでAirPlay経由で映像を投影している様子

NOMVDIC P1000の外観・デザインレビュー

ここからは、NOMVDIC P1000の外観・デザインをレビューしていきます。

デザイン

NOMVDIC P1000は、全体的に白を基調とした部屋に溶け込むデザインです。プロジェクターは金属感のあるデザインやブラックが多いですが、ホワイトならリビングに置いてもぴったりですね。

NOMVDIC P1000の外観・デザインレビュー
NOMVDIC P1000の全面
NOMVDIC P1000の外観・デザインレビュー
NOMVDIC P1000の左側面
NOMVDIC P1000の外観・デザインレビュー
NOMVDIC P1000の背面
NOMVDIC P1000の外観・デザインレビュー
NOMVDIC P1000の右側面

底面には一般的な1/4インチサイズの三脚ネジが空いていますので、天井吊りや高さ調整できる三脚を使って設置可能です。

NOMVDIC P1000の外観・デザインレビュー
NOMVDIC P1000の底面

上部にはボリュームボタンと再生停止ボタン、電源ボタンがあります。ボリュームボタンと再生停止ボタンは静電式で、軽く触れただけで操作可能です。

本体上部のボタン類

入出力端子

NOMVDIC P1000は、下記の入出力端子が揃っています。

  • HDMI(HDCP2.2対応)
  • USB Type A (USB 2.0 Reader、5V/1A power outputと共有)
  • USB Type C (5V/1A)

本体の一番左側にあるUSB Type A端子は、修理などのサービス用のため使えません。

HDMI端子は4K解像度の信号の入出力に対応するHDCP2.2に対応していますので、4K出力に対応する機器を十分に活用できる仕様です。

入出力端子
NOMVDIC P1000の端子類

サイズ

NOMVDIC P1000のサイズは210 x 210 x 177 mmです。

高さでみると、大体8インチぐらいのタブレットPCと同じぐらいです。

Fire HD 8 タブレットと高さは同じぐらい

重量

NOMVDIC P1000の重量は3.1 kgで、他社の4Kプロジェクターに比べ約1kgほど軽量です。初めて手に持った時に、想像以上に軽く驚きました。

片手でも楽に持てる重量

NOMVDIC P1000のデメリット

NOMVDIC P1000をしばらく使ってみて感じたデメリットは、下記の2点です。

本体のみでは映像コンテンツを楽しめない

NOMVDIC P1000はAndroid TVなどのようにアプリを追加できる機能がないため、単体ではNetflixなどの動画配信サービスを使えません

ただ、例えばAmazonのFire TV StickのようなHDMIドングルを使用すれば大丈夫です。追加投資も4,000円前後で済むので、映像コンテンツを気軽に楽しみたい方は検討してみましょう。

ちなみにAmazonでNOMVDIC P1000を購入すると、期間限定でFire TV Stick 4K Maxが無料でついてきます。

Fire TV Stickを取り付けている様子
たいしょん

HDMIドングルへの給電はNOMVDIC P1000のUSBポートから可能です。

HDMI CECに対応していない

NOMVDIC P1000は、HDMI CECに対応していないため例えばHDMIドングルを使用する際にNOMVDIC P1000のリモコンでHDMIドングルを操作できません。HDMI CECに対応していると、例えばFire TV Stickのリモコンを使わなくてもプロジェクターのリモコンでFire TV Stickを操作できるので便利なんですよね。

たいしょん

ただ、Fire TV Stickのリモコンを使えばいい話なのでそこまで不便とは感じていません。

NOMVDIC P1000をおすすめできる人

NOMVDIC P1000をおすすめできる人は、下記の人です。

  • PS5やゲーミングPCSなど高フレームレートに対応したゲーム機器を持っている。
  • プロジェクターを夜だけではなく日中も使いたい。
  • ノートPCやタブレットでも使いやすいプロジェクターを探している。

最大240Hzのフレームレートや、0.0042秒の低入力遅延は並のプロジェクターにはないゲーミング性能なので、高フレームレートに対応したゲーム機を持っている方にはおすすめです。

また、2300ANSIルーメンで明るかったり、有線や無線でも簡単に機器を接続して投影できる汎用性の高さは魅力です。

NOMVDIC P1000はゲーミング性能の高い4Kプロジェクター

NOMVDIC P1000をレビューしました。

明るさ、音質、設定などプロジェクターの導入が初めての方でも満足できそうな仕様に仕上がっていました。リモコンのボタンが光ったり、ハンドルが付いていたりと細かな部分まで配慮が行き届いていてこれまで10台以上のプロジェクターを使ってきた僕でも感動しました。

たいしょん

特にゲームをやる方、4Kコンテンツを楽しみたい方はぜひ検討してみてくださいね!

NOMVDIC P1000
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 2300ANSIルーメンで日中の使用でも十分な明るさ
  • 1080p、240hzで0.0042秒の低入力遅延で高いゲーミング性能
  • ハーマンカードン監修の立体感のある音質
  • 1秒で決まるAFや自動台形補正機能でセットアップが簡単
  • リモコンのボタンが光るので暗い場所でも操作がしやすい
デメリット
  • 本体のみでは映像コンテンツを楽しめない
  • ARCに対応していない

9月10日まで、NOMVDIC P1000を20,000円引きで購入できます。
※9月10日まではAmazonで購入すればプロモーションコード【07P1000ND02】を使用することで、期間限定価格からさらに1万円以上割引の167,060円で購入できます。

NOMVDIC P1000

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