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MUINE T1 レビュー|5,000円台でQiワイヤレス充電にも対応した初心者向けノイキャンイヤホン

こんにちは!イヤホンが大好きなたいしょん(@taishonpresso)です。

本記事では、5,000円台で購入できる完全ワイヤレスイヤホン、MUINEムイネー T1をレビューします。5,000円台で購入できる完全ワイヤレスイヤホンは増えていますが、MUINE T1は下記の機能に対応している点が魅力です。

  • ノイズキャンセリング
  • 外音取り込み機能(アンビエントモード)
  • Qiワイヤレス充電
  • IPX7の防水性能
たいしょん

ムイネーハンパねー!!

5,000円台の完全ワイヤレスイヤホンとして、特にQi規格のワイヤレス充電に対応している点はかなり魅力的ですね。

結論から言うと、3万円台の完全ワイヤレスイヤホンを持っている方がわざわざ買い換えるほどの機種ではありませんが、完全ワイヤレスイヤホンを初めて購入される方にはおすすめできる機種でした。

MUINE T1
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 5,000円台でお求めやすい価格。
  • 実用的なANC、外音取り込み、Qi充電、防水機能がついてくる。
  • 音の遅延も動画ならほぼ感じられず快適。
  • 装着感もよく顔を強く振っても落ちないためスポーツにも最適。
デメリット
  • ANCオン時のホワイトノイズが結構気になる。
  • ゲームの遅延は結構気になる。
  • 音質は価格なり。

次章からは、MUINE T1を実際に使ってみて感じた良い点や悪い点、どんな機能があるのかをレビューしていきます。

タップできるもくじ

MUINE T1(ムイネーティーワン)の概要

MUINE T1のパッケージを開けながら、外観を見ていきましょう。Amazon専売でパッケージは簡素です。

パカッと開けると充電ケースと本体が見えてきました。

たいしょん

開封してすぐに本体が見えるとウキウキしますね!えっ、しませんか?

一通り開封して取り出した付属品はこちらです。

付属品
  • イヤホン本体
  • 充電ケース
  • 充電ケーブル
  • イヤーチップ(大・中・小)
  • ユーザーマニュアル

ユーザーマニュアルは多言語対応で、日本語にも対応しています。図解で見やすいです。

イヤーチップは大中小の3種類があります。穴が楕円形で、耳穴にフィットしやすい形状です。

充電ケーブルはUSB Type-C to Aで、長さは30cmぐらいです。かなり短いですが、USB Type-Cの充電ケーブルであれば何でも使えますし、qiワイヤレス充電にも対応していますので使用頻度は低いでしょう。

たいしょん

充電器は別途用意する必要があります。

大きさ

イヤホン本体のサイズは36.6 x 21.6 x 25.4mmです。AirPods Proより一回り大きいですが、一般的な完全ワイヤレスイヤホンのサイズですね。

充電ケースのサイズは63 x 56.8 x 28mmです。手のひらサイズで、持ち運びに適した大きさです。

重量

MUINE T1の充電ケースの重量は実測で47.70g、イヤホン本体はイヤーチップを含め4.83gでした。

実は4.83gはかなり軽量な部類で、例えばAppleの人気機種AirPods Proは5.41g、SONYのWF-1000XM4は7.01gです。

たいしょん

MUINE T1はかなり軽量なワイヤレスイヤホンですね。

仕様

モデルHKTWS191
BluetoothバージョンBluetooth 5.0
Bluetooth距離>10M
再生周波数帯域20Hz-20kHz
音圧感度101.5dB±3dB(at 1K Hz)
マイク感度-38dB±1dB
バッテリー容量イヤホン40mAh、充電ケース容量:5V / 400mAh
ノイズキャンセリングデュアルフィードノイズ低減イヤホン、ANC
充電可能回数3回
充電時間1.5h
重量片耳9g、充電ケース45g
イヤホンサイズ36.6*21.6*25.4mm
充電ケースサイズ63*56.8*28mm
対応機種iOS/Android/WindowsなどBluetooth機能搭載のデバイス
作業時間イヤホン(BT):7H、充電ケースで(BT):24H イヤホン(BT+ANC):5H、充電ケースで(BT+ANC):18H 
仕様表

MUINE T1の操作方法

MUINE T1は、イヤホン本体のタッチエリアで操作できます。

主な操作コマンドは下記です。

機能操作
電源オンL/Rイヤホンのタッチエリアを2秒押します
電源オフL/Rイヤホンのタッチエリアを7秒押します
モードスイッチイヤホンのタッチエリアを3秒間長押しして、ANCモード、ANCモードオフ、アンビエントモードを切り替えます
モード切替(ANCオン、
ANCオフ、アンビエントオン)
L/Rイヤホンのタッチエリアを3秒押します
音声アシスタント(Siri)イヤホンのタッチエリアを3回押します
通話に応答/終了イヤホンのタッチエリアを1回押します
通話を拒否イヤホンのタッチエリアを2秒押します
音楽再生/一時停止イヤホンのタッチエリアを1回押します
次の曲Rイヤホンのタッチエリアを2回押します
前の曲Lイヤホンのタッチエリアを2回押します
タッチコマンド
たいしょん

物理ボタンがなく、AirPods Proなど高級機と同じような操作感で使用できますよ。

スマートフォンなどのデバイスとの接続は、ペアリングをしたら充電ケースをパカッと開けるだけで接続されますのでかなり楽です。

MUINE T1を実際に使ってみた感想

ここからは、実際にMUINE T1を使ってみた使用感をレビューしていきます。

装着感:少し大きいけど良好

普段AirPods Proを使用していますが、AirPods Proより一回り大きいので若干異物感はあります。しかしMUINE T1はAirPods Proと同じマダツボミ(ポケモンに出てくるモンスターです)形状をしているため、装着感自体は良好です。

冒頭で説明したとおり4.83gでかなり軽量なので、耳が疲れにくいです。

顔を激しく降っても落ちませんでしたし、スポーツ用途にも適していると感じました。

ノイズキャンセリング性能:まぁまぁ(5,000円台としてはかなりいい)

MUINE T1のノイズキャンセリング性能ですが、AirPods Proと比べたら弱いです。

しかし、5,000円台クラスのイヤホンと考えればかなり良好です。「BES2300」という高性能チップが内蔵されており、Galaxy Buds LiveやOPPO Enco Xといったより高価なワイヤレスイヤホンにも採用されているチップメーカーのものを採用しています。

6つのマイクで効果的に環境音を拾ってノイズを消しているのですが、すぐそばで鳴っているテレビの音がかなり遠くに聴こえるほど効果はよいです。

ただし「ざわざわざわ」というホワイトノイズのようなものが結構気になり、音は効果的に消してくれるもののAirPods Proほど快適とは言えませんでした。

外音取り込み機能:かなりいい

外音取り込み機能(アンビエントモード)は、かなりいいです。いわゆるマイクで拾った音をスピーカーで聴いている感がほぼなく、AirPods Proほどではありませんがかなり自然な音です。

たいしょん

これなら仕事中につけっぱなしでも快適そうです。

音質:音の質自体は良いけど音場は狭い

MUINE T1は12mmの大きめのドライバーが内蔵されており、SONY WF-1000XM4(高級機)の6mmの倍の大きさです。音を出すドライバーが大きいということは音の再現性も高くなるはずということで、期待していました。

結論から言えば、5000円台のイヤホンとしてはかなり健闘しています。YOASOBIさんのツバメを聴いてみましたが、高音域の鈴の音の再現性もよく、テンポのよい低音が心地良いチューニングです。

ただし、音が脳内に張り付くほど音の広さ(音場)は狭く、個人的に3万円台の完全ワイヤレスイヤホンを持っている方がわざわざ買い換える、あるいはサブに使うほどのものではないと感じました。

ロックなど、低音重視な音源との相性はいいので、初めて完全ワイヤレスイヤホンを購入される方は気にならないでしょう。

たいしょん

5,000円のイヤホンとしてはいい音です!

音の遅延:動画はいいけどシビアなゲームは厳しい

音の遅延ですが、動画は問題なくリップシンクできていましたので口と音声が合わないということはありませんでした。AACなどコーデックの説明がなかったので一般的なSBCでの接続だと思いますが、動画視聴においては特に問題ありません。

動画を視聴している画像

しかし太鼓の達人など音の遅延がシビアに出るゲームは若干遅延しますので、ゲームには向いていないです。

これは高価格帯のワイヤレスイヤホンでも同様で、もしゲームも遅延なくやりたい方はSOUNDPEATS Sonic Proなどゲームモード搭載の機種をおすすめします。

Qi充電はかなり便利

MUINE T1はQi充電に対応していますが、かなり便利です。

Qiとは?

「Qi」という規格に対応したスマートフォンやタブレットなどの端末と、充電台を用意すると、充電台に置くだけで充電ができるんですよ。

Qiは「電磁誘導方式」と「磁界共鳴方式」を組み合わせた国際標準規格で、「チー」は中国語で目に見えない力を表す「気」という意味です。

引用元:NTT西日本

充電器に置いている様子

有線充電より時間はかかりますが、3時間程度で満充電できますので実用的です。

たいしょん

5,000円台で実用的なQi充電に対応してるって結構すごいです。

MUINE T1のレビューまとめ

MUINE T1をレビューしましたが、5,000円台の完全ワイヤレスイヤホンとしてみれば十分な性能です。

アクティブノイズキャンセリング、外音取り込み、Qi充電、IPX7の防水に対応し、4.83gの軽量さで3万円台の高級機と比較したくなるぐらい魅力的な製品でした。

猫ちゃんも軽々持てる軽さ

MUINE T1のメリット

MUINE T1を実際に使ってみて感じたメリットは下記の4点です。

  • 5,000円台でお求めやすい価格。
  • 実用的なANC、外音取り込み、Qi充電、防水機能がついてくる。
  • 音の遅延も動画ならほぼ感じられず快適。
  • 装着感もよく顔を強く振っても落ちないためスポーツにも最適。

MUINE T1のデメリット

MUINE T1を実際に使ってみて感じたデメリットは下記の3点です。

  • ANCオン時のホワイトノイズが結構気になる。
  • ゲームの遅延は結構気になる。
  • 音質は価格なり。

MUINE T1をおすすめできる人・できない人

MUINE T1のレビューをしてみて、おすすめできる人、おすすめできない人は下記のようにまとめました。

おすすめできる人
おすすめできない人
  • 初めて完全ワイヤレスイヤホンを購入される方。
  • 5,000円台でリーズナブルな機種を探している方。
  • ノイズキャンセリングやワイヤレス充電など、高級機にも搭載されている機能を求めている方。
  • すでに3万円台の高級ワイヤレスイヤホンを持っている。
  • 音質重視のイヤホンを探している方。
  • ゲームをされる方。
たいしょん

価格重視ならかなりコストパフォーマンスが高いので一度お試しくださいね!

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