最近出張など屋外で作業をすることが増えた、Web系会社勤務のたいしょんです。
ISMS認証(ISO27001)という、組織における情報資産のセキュリティを管理するための枠組みの中で仕事をしています。
ISMSとは、個別の問題毎の技術対策の他に、組織のマネジメントとして、自らのリスクアセスメントにより必要なセキュリティレベルを決め、プランを持ち、資源を配分して、システムを運用することである。
引用元:情報マネジメントシステム認定センター
個人情報や会社の機密情報は、ハッキングだけではなく作業中の画面の覗き見によっても発生します。そのため、ISMSでは屋外で情報を流出させないようにするにはどのように取り組むべきかも決まりがあり、その一つが「プライバシーフィルターの使用」です。
今回はAgradoというフィルター専門メーカーのプライバシーフィルターを使用しましたが、MacBook Proに最適化されておりかなり使い勝手が良かったです。個人情報や機密情報が流出したら数千万円の損失が出る場合もありますが、たった3,000円ちょっとの追加投資でそのリスクを軽減できます。
AgradoのMacBook Pro用のプライバシーフィルターをしばらく使ってみましたので、特長や覗き見防止の効果がどれぐらいなのか徹底検証していきます!
- 左右30°から画面が見えないので新幹線やカフェでも作業しやすい
- マグネットで吸着するため着脱が簡単
- 表裏を変えることでアンチグレアとグレアに見え方を変更できる
- MacBook Proを閉じる時に下部が浮く
Agradoの覗き見防止プライバシーフィルターの特徴
今回は、Agradoの中でも極上シリーズのブルーライトカット機能つきのものを選びました。主な特徴は下記にまとめます。
- 【 対応機種 】MacBook Pro (14-inch, 2023) / MacBook Pro (14-inch, 2021)
- 【 着脱式 プライバシー保護 のぞき見防止フィルム 】左右からの覗き見を30°ずつ(合計60°)防止。カフェ・新幹線・飛行機等、公共の場でのパソコン使用に便利です。また、糊を使用していないため、必要のない時は取り外しも可能です。
- 【 フタがしっかり閉まる 】ベゼル枠吸着式を採用。マグネット式のような「厚み」が無いため、パソコンのフタがしっかりと閉まります。
- 【 ブルーライトカット 目にも優しく 】 ブルーライトカット機能とのぞき見防止機能の両方を備えることにより、左右からの覗き見をしっかりブロックしつつ、長時間の作業などの目の疲れを軽減させる目にもプライバシーにも優しい構造。
- 【 お好みでお使いいただける 両面仕様 】 表裏でそれぞれ アンチグレア ( 非光沢 ) / グレア ( 光沢 ) の加工を施しています。二種類の質感を一枚で使えるので経済的かつ、用途によって使い分けることが可能です。
付属品はフィルター本体、画面拭きシート、画面拭きシートを入れられるケースが入っています。
フィルター本体は上部に切り欠きがあり、MacBook Proのノッチ部分に干渉しないよう配慮されています。また、MacBook Proは上部にマグネットを内蔵しており、その磁力でフィルターが貼り付くようになっています。
取り付け方
プライバシーフィルターの取り付け方ですが、まず付属の画面拭きシートでMacBook Proの画面を拭きます。
そして、覗き見防止プライバシーフィルターをMacBook Proの画面に重ねるだけで使用できます。マグネットで吸着するので、貼り付けたあとの位置調整もしやすいです。
覗き見防止プライバシーフィルターの効果を検証
では、早速Agradoの覗き見防止プライバシーフィルターの効果を検証してみましょう。
まずは正面から。Agradoの覗き見防止プライバシーフィルターは、フィルターの裏表を変えることでグレアとアンチグレアに見え方を変更できます。個人的に、フィルターをつけていない状態と遜色ないぐらい鮮やかに見えました。
次に、よく新幹線の中で作業をすることがあるので立って斜めから見るとどのように見えるのか試してみました。仕様上は、左右30°の角度を超えると見えなくなります。
画面が全く何も見えない。。。
正直、ここまで画面が見えなくなるとは思いませんでした。MacBook Proの最高輝度で、かなり画面を明るくした状態にも関わらずほとんど画面が見えません。これなら、晴天時に画面を明るくして作業をしても画面の個人情報や機密情報を見られるリスクも低そうです。
では、次は真横から画面を見てみます。ほんのわずかに画面の端が見えますが、それでも画面はほとんど見えていません。例えばスタバのテーブルで、隣に知らない人がいてもこれなら見られる心配も少なく安心ですね。
ちなみにフィルターをつけていても、正面の上から見ると結構見えます。個人的にこれぐらい見えていた方が、MacBookを開く角度がシビアにならないので助かりますね。
Agradoの覗き見防止プライバシーフィルターのデメリット
Agradoの覗き見防止プライバシーフィルターのデメリットは、MacBook Proを閉じる時に下部が浮くことです。
このフィルターはMacBook Proに貼り付けたままでも閉じられる仕様なのですが、閉じる時にフィルターの下部が吸着していないため毎回浮いて外れかけます。
危うく折り目をつけてしまうところだったので、閉じる時は注意しましょう。
プライバシーフィルターで屋外でもMacBookのセキュリティを高めましょう
個人情報や機密情報が流出したら、数千万円の損害を被ることもあります。
そのリスクをたった3,000円の投資で軽減できると考えたら、かなり安いです。今回はMacBook Pro用を使いましたが、MacBook Air用や他のWindows用のプライバシーフィルターもありますのでぜひこの機会に使ってみてください。
特にAgradoのプライバシーフィルターはグレアとアンチグレアを切り替えでき、着脱もマグネットで簡単なので最高の使い心地です。
仕事だけじゃなくて、家で大人な動画を見てても家族にのぞかれにくくなるのでプライベートでもぜひ。