この記事では、ベルギー発のLoop earplugs(ループイヤプラグ)から発売されているライブに適した耳栓、Loop Experience Plusをレビューします。
ライブハウスで大音量で音楽を聴くのは楽しいですよね。ただ、ライブ翌日に耳鳴りが続いたり音が聴こえにくくなるなど、耳へのダメージが心配です。
今回紹介するLoop Experience Plusは、そんな音楽やイベント好きな方にぴったりな耳栓です。通常の耳栓では音楽や話し声までカットしてしまいますが、Loop Experience Plusは音質はそのままに音量だけを適度に絞ってくれるのでまさにコンサート向けの耳栓に仕上がっています。
- ノイズリダクションのレベル(18dB / 23dB)が選べます。
- 必要に応じてLoop Muteでノイズリダクション(SNR)をプラス。
- 音質はそのままに、音量は少し抑えめに。
- スタイルと快適さのための付属アクセサリーLoop Muteつき。
- ライブハウス、音楽イベント、バイクだけでなく、集中力UPや、聴覚過敏の緩和に最適です。
Loop Experience Plusを実際に使って感じたことを中心にレビューしていきます!
- 音質はそのままに音量だけを絞れるのでライブの楽しさを損なわない。
- イヤホンと違いバッテリーがいらないので常用しやすい。
- 100円玉ほどのコンパクトさで片耳1gほどの超軽量なので装着感もいい。
- デザインがかっこいいので所有欲を満たせる。
- 話し声が通常の耳栓より聞こえやすい。
- 装着時に咀嚼音が目立つようになる。
- 説明書がなく最初は使用方法に迷う。
Loop Experience Plusのレビュー
Loop Experience Plusのレビューを項目ごとに分けてみましたので、気になるところから下記のリンクをタップしてご覧ください。
パッケージ内容
まずはパッケージを紹介します。オレンジの文字で「READY TO RUMBLE(鳴り響く準備完了)」と書かれています。
箱を開けると、イヤーピースやキャリーケースが規則正しくきれいに並べられていて少し感動しました。
製品の性能に関係ない部分ですが、見栄えもこだわっています。
パッケージ内容は下記になります。
- Loop Experience Plus イヤープラグ x 1セット
- 4つのサイズ(XS, S, M, L)のシリコン製イヤーピース
- 3つのサイズ(S, M, L)のフォーム製イヤーピース
- Loop Mute (着脱可能フィルター) x 2 セット
- キャリーケース x 1
イヤーピースはシリコン製とウレタンフォーム製の2種類が用意されており、自分好みにカスタマイズ可能です。各イヤーピースの大きさは下記になります。
サイズ | 大きさ |
XS | 10mm |
S | 11mm |
M | 12mm |
L | 13mm |
ノイズの低減レベルを調整できるLoop Muteも色違いで2種類用意されており、Loop Muteを装着することで-23dBのノイズ低減効果を実現できます。
デザイン
僕が選んだカラーはSwinging Silverですが、光沢感がありつつも落ち着いた色で高級感のあるデザインです。円形のリングのような形状が特徴的で、この部分で音を取り込みフィルターと組み合わせてノイズの低減を行っています。
一般的なカナル型イヤホンと同じようにイヤーピースの着脱ができるステムがありますので、他社製のイヤーピースも使用可能です。
大きさ
Loop Experience Plus本体の大きさは、100円玉サイズでかなり小さいです。付属のキャリングケースも目薬ぐらいの大きさで、ポケットに入れて持ち運んでも邪魔になりません。
軽さ
Loop Experience Plusをケースに入れた状態の重量は6.54g、本体は0.96gと1gに満たないほど軽量です。
装着感
実際にLoop Experience Plusを装着してみましたが、一般的なカナル型イヤホンと同じような装着感です。ただ、スピーカーユニットがない分軽いので、耳への負担が少なく長時間の使用に向いていると感じました。
イヤホンと違いLとRに分かれていないので、確認しなくてもすぐ装着できますよ!
ノイズキャンセリング性能
早速、ノイズキャンセリング性能を検証してみます。レビュー公開期限の都合上、家でライブ音源を聴きながら検証してみます(9月に日向坂46のライブがあるのでその時に再度検証予定です)。
まずはLoop Muteを装着せずLoop Experience Plusを使ってみました。この状態で、-18dBのノイズ低減効果があります。「音質はそのままに、音量は少し抑えめに」という謳い文句でしたが、耳に刺さるような高音域とズンズンくる低音域が大人しくなり、相対的に歌声が聴きやすくなりました。なるほど、確かにこれならライブにピッタリそうです。
次に、Loop Muteを装着してLoop Experience Plusを使ってみました。この状態で、-23dBのノイズ低減効果があります。先ほどと音質自体はそのままに、より音量だけが絞られるような感じでかなりいいですね。
一旦Loop Experience Plusをつけていない状態だとどう聴こえるか気になったため外してみたのですが、近所迷惑になるような尋常じゃない音量になっていたのでかなりの音量が絞られていることが分かりました。
パチンコ屋とか、常にうるさい場所でもよさそうです。
正直最初はノイズキャンセリングイヤホンでもいいんじゃないかと思いましたが、ノイズキャンセリングイヤホンはホワイトノイズが入ったり音の情報量が減ってしまうデメリットを感じたのでライブならLoop Experience Plusを使いたいと感じました。
Loop Experience Plusのメリットとデメリット
Loop Experience Plusのメリットとデメリットをまとめます。
Loop Experience Plusのメリット
- 音質はそのままに音量だけを絞れるのでライブの楽しさを損なわない。
- イヤホンと違いバッテリーがいらないので常用しやすい。
- 100円玉ほどのコンパクトさで片耳1gほどの超軽量なので装着感もいい。
- デザインがかっこいいので所有欲を満たせる。
- 話し声が通常の耳栓より聞こえやすい。
話し声が聞こえやすく、音質はそのままに音量だけを絞れるのでまさにライブ向けですね。誰かと一緒にライブ会場に行っても、周りの騒音を低減してくれるので会話しやすくなります。
また、ノイズキャンセリングイヤホンと違いバッテリーを必要としないので、常用しやすいのは大きなメリットですね。
Loop Experience Plusのデメリット
- 装着時に咀嚼音が目立つようになる。
- 説明書がなく最初は使用方法に迷う。
Loop Experience Plusは耳栓なので、装着時は食べ物を食べた時の咀嚼音がかなり目立って聴こえるようになります。また、Loop Experience Plusのパッケージに説明書がないので、例えば最初はLoop Mute (着脱可能フィルター)の使い方に少し迷ったりしました。
ただ、いずれも致命的ではなく使い方次第で解消できるのでそこまで気になってはいません。
Loop Experience Plusのレビューまとめ
Loop Experience Plusをレビューしました。
通常の耳栓では話し声やライブの臨場感も感じにくくなりますが、Loop Experience Plusならライブの臨場感を損なうことなく大音量から耳を守れます。
夏フェスやこれから増えてくる声出し可能なライブなど、相方としてぜひLoop Experience Plusを使ってみてください!