どうも、通勤バックパッカーのたいしょんです!荷物がたくさん入るバックパック、便利ですよね。
ただ、荷物の仕分けが結構大変だったりします。1気室だと荷物が底に溜まってしまい、奥の荷物が取り出しにくい始末。今回紹介するKABAG.box miniは、そんな荷物を探す手間が大幅に減らせる時短バッグです。
カバのように大きく開くメイン収納や2気室スペースで、中身が自然に整理整頓されものが探しやすくなるスグレモノです。ガジェットをたくさん持ち運ぶ僕みたいな人にぴったりですね。
実際にKABAG.box miniを使ってみましたので、特徴やメリット・デメリットを含め解説していきます!
KABAG.box miniの特徴
KABAG.box miniの特徴を、実際に使用しながら解説していきますね!
シンプルで使い勝手を考えた外観デザイン
KABAG.box miniを見た第一印象は、シンプルで小型なのにこだわりが詰まってるなぁといった感じでした。サイズは高さ37cm x 横28cm x マチ13cmと、バックパックとしては小型な部類です。僕は身長163cmなのですが、普段遣いにはこれぐらいのサイズ感がちょうどいいんですよね。
実際にKABAG.box miniを背負ってみましたが、ショルダーハーネスを使える事もあって軽く感じました。こうやって改めて自分が着用している様子を見てみると、小型でいかにも「旅行や出張に出かける感」がなくていいですね。
こだわりが見える部分として、例えばファスナー部分は革のような素材が使用されています。ファスナーの持ち手部分が金属だと、手に金属の香りがつくことがあって嫌なんですよね。革製なら、手に臭いがつきませんし見た目もかっこよく感じます。
KABAG.box miniの背面とショルダーパッド部分はメッシュ素材で、汗によるムレを軽減してくれます。そしてここにもこだわりが見えますね。
実は、出張が多いビジネスマンなら必須であろう、スーツケース固定用のベルトが付いています。電車移動で立っている時や飲食店に入る時は、こうやってスーツケースに固定できると便利なんですよね。
そしてこの大きな持ち手部分、満員電車とかで立っている時によく片手でバックパックを持つことがあるので、KABAG.box miniみたいに大きく持ちやすいのは大変ありがたい部分です。
外観を見ただけでもかなり機能的なバッグであることが分かりますね。
カバのように大きく開く収納部がとにかく使いやすい
KABAG.box miniの最大の特徴である、収納部分にも触れていきましょう。見てくださいこのメイン収納の開き具合。もはやカバです。外観のダークグレーの落ち着いたデザインとは違い、中身を探しやすくするためにあえて派手な色で見やすくしている部分はいいですね。よくカメラのレンズ収納用BOXなどでこのようなオレンジ色のものがあります。
そして開いたまま自立します。こんなに中身が見やすいバックパック、見たことありません。メインの収納部としては大きく3箇所のスペースに分かれており、細かなポケットが配置されています。カメラバッグやキャンプ用のバッグでよく見る2気室構造ですね。A4の書類などが入り、ビジネス用でも使いやすそうです。
その他の収納部も見ていきますが、背面には13インチのラップトップPCが収納できるスペースがあります。こちらもカバのように大きく開いてくれるので、取り出しやすそうですね。
次にフロント部の両サイドのポケットですが、片側は内部に2つのポケットがあり仕分けしやすくなっています。ポケットはそれぞれ互い違いになっていますので、独立したポケットとして機能しています。
かなり機能的な収納部でしたね。
コンパクトでも荷物がたくさん入る
ここからは、実際にKABAG.box miniに普段会社に持っていく荷物を入れてみました。普段使うバッグよりコンパクトなので心配でしたが、むしろスペースが余るぐらいでびっくりしました。今回は、下記のものを入れてみました。
- MacBook Pro 14
- iPad Pro 12.9インチ
- モバイルバッテリー
- USBケーブル
- 車のキー
- 免許証
- AirPods Pro
- 充電器
- 長財布
- 折りたたみ傘
- タオル
- エコバッグ x 2
- コンデジ
- スリーブケース
まずMacBook Proですが、こちらは余裕で入りますね。もう一回り大きなサイズのラップトップPCでも入りそうです。
次にiPadとスリーブケースですが、こちらはメイン収納の背面に入りました。PC収納部以外に、こうやって別の収納部があるとA4の書類やタブレットPCを入れるスペースとして使えて便利ですね。
次に財布やコンデジなどは、上の気室に収納しました。長財布でも縦向きにして入るので、他の荷物も空いたスペースに入れやすかったです。カードなどが収まるポケットも両サイドにそれぞれ2つずつありますので、免許証を入れるのに最適でした。
タオルなど軽いものは、下の気室に収納しました。バックパックの場合、上に重い荷物を、下に軽い荷物を入れると背負った時に軽く感じるんですよね。上部に荷物を貯めても下の気室が崩れにくいのが嬉しいです。
折り畳み傘はサイドの収納スペースに入れてみました。水筒なども入れられるので、地味に便利なポケットですね。
ここまで一通り荷物を入れた段階で、メインポケットを開いてみました。このままでもしっかり自立しますし、中身がとにかく見やすくて取り出しやすそうですよね。
最後にUSBケーブルやモバイルバッテリーなど、薄型のものをフロントのポケットに入れてみました。内部でポケットが2つに仕切られているのは便利ですね。この時点ですべての荷物を入れ終わったので、もう反対側のポケットも余裕があります。コンパクトなのに予想外に大容量でびっくりしました。
これだけ入れても、このようにしっかり自立してくれます。しかも型くずれしていないのがすごい。荷物が内部でしっかり整頓されていますので、デッドスペースが最小限に抑えられていてバランスがいいのはKABAG.box miniの強みですね。
ちなみに2気室ということはカメラバッグとしても有能なのでは?と思ったので実際にカメラと交換レンズを入れてみました。上部にはズームレンズをつけたミラーレス一眼(LUMIX G9Ⅱ)を入れてみましたが、しっかり入りました。下部には交換レンズを入れてみましたが、こちらもフルサイズ用のF1.4単焦点レンズが余裕で入りました。下部にレンズを入れる場合は、別途クッションケースがあったほうが良さそうです。
コンパクトで荷物が沢山入るのは嬉しいですね!
KABAG.box miniのメリット・デメリット
KABAG.box miniを実際に使ってみて感じたメリット・デメリットを解説していきます。
メリット
KABAG.box miniのメリットは、下記の5点です。
- 大きく開くメイン収納が見やすく取り出しやすい。
- 2気室収納など、荷物の仕分けがしやすい。
- ラップトップPCを入れるスペースや、スーツケースベルトなどビジネス用途にも使いやすい。
- コンパクトで小柄な方でも使いやすい。
- シンプルなデザインでプライベートにもビジネス用途にも合う。
まず大きなメリットは、メイン収納部が大きく開き中身が見やすく取り出しやすい点ですね。特徴の部分で紹介したように、開いたまま自立するので縦向きでも見やすいのが嬉しいです。
また、デザインがシンプルなのでプライベートでもビジネス用途でも使いやすいのが嬉しいですね。ファスナーが革製だったり、スーツケースベルトがついているなどビジネスも意識した機能が満載です。
そしてこのコンパクトさ、僕みたいに男性としては小柄な体型の人はちょうどいいサイズ感です。
色々使えて手放せなくなりますね。
デメリット
KABAG.box miniのデメリットは、下記の2点です。
- 撥水加工はされているがファスナーが止水仕様ではない。
- CORDURAではないのでポリエステル素材の耐久性が心配。
まず、撥水加工はされていますがファスナー部分は止水仕様ではないため、大雨では中身が濡れてしまう可能性があります。僕は現在他社製の止水ファスナー仕様のバッグを使っていますが、PCを持ち運ぶ都合上ほぼ必須の機能かなと感じています。できれば、止水ファスナー仕様のビジネス向けモデルが出ると嬉しいかなといった印象ですね。
また、KABAG.box miniは一般的なポリエステル素材で、同社のBOX 3で使われている高耐久なCORDURAナイロンではありません。そのため長期間使った際の耐久性が気になりますが、それは今後長期で使ってみて検証してみたいと思います。
KABAG.box miniのレビューまとめ
KABAG.box miniをレビューしました。
個人的に「これを待ってました!」と言わんばかりのアイディアが詰まっている製品で、早速今使っているバッグをこちらに入れ替えて常用してみようと思います。何と言っても中の荷物が整理され、探しやすいのは仕事でも時短に繋がります。
通勤通学に便利なバッグがほしい方は、ぜひお試しください!
- 大きく開くメイン収納が見やすく取り出しやすい。
- 2気室収納など、荷物の仕分けがしやすい。
- ラップトップPCを入れるスペースや、スーツケースベルトなどビジネス用途にも使いやすい。
- コンパクトで小柄な方でも使いやすい。
- シンプルなデザインでプライベートにもビジネス用途にも合う。
- 撥水加工はされているがファスナーが止水仕様ではない。
- CORDURAではないのでポリエステル素材の耐久性が心配。