この記事では、HUAWEI WATCH GT 5の41mmモデルを実機を使いながらレビューします。男性の場合はより大きく見やすい46mmモデルを選択する方が多いかもしれませんが、僕の場合はコンパクトで装着感重視な41mmモデルを選んでみました。結果は大正解で、バッテリー持ちは46mmモデルの半分になるものの普段も寝る時もかさばりにくく気に入っています。
- 洗練されたデザイン:ビジネスシーンにもマッチするスタイリッシュなデザインと軽量で快適な装着感。多彩な文字盤デザインも用意されています。
- 長時間バッテリー:46mmモデルは約2週間、41mmモデルは約1週間のバッテリー持続時間を実現。頻繁に充電する必要がなく、長時間の使用が可能です。
- 健康管理機能:HUAWEI TruSenseシステムにより、心拍数、血中酸素レベル、ストレスレベル、体表面温度などを24時間連続でモニタリングします。
- 耐久性:IP69Kの防水防塵性能と約200%向上した耐摩耗性により、さまざまな環境下で安心して使用できます。
- ゴルフナビ機能:国内2200以上のゴルフ場に対応し、コースレイアウトやグリーンの起伏を詳細に表示します。高精度なGPS測位機能と組み合わせて、戦略的なゴルフをサポートします。
HUAWEI WATCH GT 5の41mmモデルの特徴や、メリット・デメリットを中心にレビューしていきます。
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- Apple Watchより高画素で見やすい画面。
- 高級時計のようなおしゃれなデザイン。
- 文字盤のカスタマイズ性が高い。
- 環境光センサー搭載で画面の明るさの自動調整ができる。
- 全アプリの通知に対応し見逃さない。
- 最大7日間のバッテリー持ち(41mmモデルの場合)でApple Watchより長く使える。
- 血中酸素や睡眠など健康に関することを数値化して分析できる。
- AndroidでもiPhoneでも使える。
- 独立した音楽再生機能はAndroidのみ対応。
- 光沢感のあるボディなので指紋が目立ちやすい。
HUAWEI WATCH GT 5のスペック
HUAWEI WATCH GT 5は、46mmと41mmの2サイズがあります。それぞれのスペックを表にまとめました。
HUAWEI WATCH GT 5 46 mm | HUAWEI WATCH GT 5 41 mm | |
---|---|---|
製品画像 | ||
サイズ | 約45.8 mm × 約45.8 mm × 約10.7 mm | 約41.3 mm × 約41.3 mm × 約9.5 mm |
手首サイズ | 140-210 mm | 120-190 mm |
重量 | 約48 g(ストラップ含まず) | 約35 g(ストラップ含まず) |
ディスプレイ | サイズ 約1.43 インチAMOLEDカラースクリーン 解像度 466 × 466ピクセル、PPI 326 | サイズ 1.32 インチAMOLEDカラースクリーン 解像度 466 × 466ピクセル、PPI 352 |
材質 | ステンレススチール | |
センサー | 加速度センサー ジャイロセンサー 磁気センサー 光学式心拍センサー 気圧センサー 温度センサー 環境光センサー | |
対応OS | Android 8.0以降 iOS 13.0以降 | |
防水 | 5 ATM防水(ISO規格22810:2010に基づく水深50メートルでの耐水性を備えています。) | |
バッテリー持続時間 | 最大14日間 | 最大7日間 |
41mmモデルはより軽量で解像度が高いですね。
ちなみに前作のWATCH GT 4に比べ、環境光センサーの追加や41mmモデルは2gの軽量化を実現しています。
付属品は下記のものが揃っています。
- 充電クレードル(充電ケーブル含む)× 1
- クイックスタートガイド / 保証とアフターサービスのご案内 × 1
充電クレードルは一見するとApple Watchのものと似ていますが、全く別物です。
HUAWEI WATCH GT 5の特徴・レビュー
実際にHUAWEI WATCH GT 5を使いながら、特徴や使用感をレビューしていきます。
高級時計のようなエレガントなデザイン
HUAWEI WATCH GT 5は、高級ビジネス時計のようなエレガントなデザインが特徴的です。材質はステンレススチールを使用し、光沢感があります。今回は41mmモデルのホワイトを使ってみましたが、薄いベゼルで画面の比率が高いためよりスマートです。文字盤周辺は幾何学模様にデザインされており、光によって模様が変わるなど細かい意匠にこだわりが見えます。
ホワイトのベルトは本革を使用しており、シボ加工された落ち着いたデザインに高級感を感じます。ホワイトは本革を使用している分、ブルーより2,000円高くなっています。
HUAWEI EasyFitデザイン仕様のベルトは交換がしやすくなっており、ベルトの付け根部分にあるボタンを押すだけで取り外しができるので簡単に他のベルトに交換できますよ。
GT 5とほぼデザインが同じなGT 4の46mmモデルを持っていましたので、実際のサイズを比較してみました。こうしてみると、41mmモデルのカジュアルさがより際立ちますね。46mmモデルはよりビジネス時計って感じで、男性の僕から見ると46mmモデルもかっこよくて魅力的です。
41mmモデルの重量は35gで、46mmモデルの48gより13g軽いです。46mmモデルを使っていた僕からすると、スペック通りより軽くて睡眠時も快適に感じました。
サクサクではなくヌルっとした操作性
一昔前のスマートウォッチは、タップしてからの動作がもたついていたりスライドした時の反応がぎこちなかったりとApple Watchのヌルヌルとした動作に敵いませんでした。GT 5は、ほぼApple Watchと遜色ないほどヌルヌルと動作します。しかもGT 5の41mmモデルはApple Watch 10の374 x 446ピクセルより高解像な仕様で、むしろスペック上は上回っていたりします。
運動で屋外で操作することも多いスマートウォッチですが、GT5は屋外での視認性も比較的高いので不便なく操作可能です。GT 5より新しく搭載された環境光センサーで、外の明るさに応じて自動的に画面の明るさを調節してくれるので便利です。
明るさの自動調整対応でよりApple Watchに近づいてきましたね。
マイク・スピーカー内蔵で音楽再生や通話も可能
HUAWEI WATCH GT 5は、マイクとスピーカーを内蔵しています。つまり、Apple Watchと同様にスマートウォッチで通話が可能です。セルラーモデルがないので単体で通話することはできませんが、マイクやスピーカーを搭載していないモデルも多いのでかなり助かりますね。
また、音楽の転送はAndroidでしかできませんが音楽再生にも対応しています。音量調整は、回転クラウンで操作可能です。これだけ小さいボディだと音割れが心配ですが、音割れすることなくきれいに鳴りますので運動しながらのBGM用途にも向いていそうです。ボディの素材がステンレスなので、剛性が高い分共振が発生しにくいのが音質の良さにつながっていそうです。
通話音質も聞き取りやすかったです。
豊富な文字盤で自分好みのデザインにカスタマイズできる
HUAWEI WATCH GT 5は、豊富な文字盤から選んでカスタマイズが可能です。しかも無料の文字盤だけでもスクロールしても底が見えないほど膨大な数があり、自分にぴったりな文字盤を見つけやすいのもいいですね。
有料の文字盤もありますが、100円から500円前後のものが多くアニメ銀魂の文字盤があったり他社のスマートウォッチではないものもあるのでかなり楽しめます。
ジャンルもビジネス向けやスポーツ向けから、カジュアルでかわいい文字盤まで揃っていて楽しめます。クロノグラフタイプの文字盤は文字盤上のウィジェットを好きなものに変更できたり、「DIY」とついている文字盤は背景写真を自分の好きなものに変更できたりと高いカスタマイズ性があります。
実際に文字盤をいくつか使ってみました。
文字盤を設定する時は、HUAWEIヘルスアプリ側で実際の機種を表示したまま文字盤を設定できますので、文字盤を反映する前にプレビューできるのは便利ですね。
文字盤の充実度はスマートウォッチの中でもトップクラスです。
全アプリに対応した通知機能
HUAWEI WATCH GT 5はiPhoneアプリからの通知表示に対応していますが、確認した限りほぼすべてのアプリの通知に対応しています。他社のスマートウォッチでは特定のアプリのみ通知を受けるといった仕様のものがほとんどですが、通知を余すこと無く確認したい方にとってはベストですね。
ちなみに通知は「メッセージ」「X」「Messenger」「カレンダー」「Huaweiヘルスケア」「Gmail」「Netflix」「LINE」「Outlook」「その他」という振り分けになっており、そこまでアプリごとの細かな調整はできません。ただ、一部のアプリの通知しか受け取らないスマートウォッチがある中でほぼすべてのアプリの通知を受けられるGT 5の仕様は便利ですね。
実際の通知画面は下記のイメージで、5行分表示可能です。プリセットにあるアプリは、アイコンが表示されます。
軽く確認するなら十分な情報量です。
充実したワークアウト機能
HUAWEI WATCH GT 5は、ウォーキングやランニング、サイクリングなど100種類以上のワークアウトモードを備えているため、運動をする方にも役立ちます。また、GT 5からはゴルフナビ機能が搭載され、国内2200以上のゴルフ場に対応し、コースレイアウトやグリーンの起伏を詳細に表示できます。
今回は、ウォーキングで試してみました。ワークアウトを開始すると、GT 5の画面上で下記のように心拍数やペース、距離などがリアルタイムに見やすく表示されます。
ワークアウト終了後は、HUAWEIヘルスアプリ上で下記のように歩いたコースや消費カロリーなどが見やすくまとめられます。ちょっとした買い物中でも、GT 5のヘルスケア機能を使えば運動になるので積極的に使っていきたい機能です。
ワークアウトはApple Watchと同じような3色リングで、視覚的に分かりやすく一日の目標を確認できます。達成へのモチベーションを上げることができますよ。
リング完成のために毎日運動したくなります
健康状態のモニタリングが可能
GT 5の背面には光学式心拍センサーが搭載されており、様々な健康状態を測定可能です。
例えば睡眠時は、深い睡眠か浅い睡眠かを判定して数値化できます。僕の場合は6時間26分のうち、深い睡眠が2時間5分、浅い睡眠が2時間54分という結果になりました。この数値だけ見ても良いのか悪いのか判定しにくいですが、100点満点中睡眠の質が何点かを採点してくれるので分かりやすいです。
睡眠以外でも、心機能や血中酸素といった健康に関する数値を把握できます。医療機器ではないのであくまで目安程度ですが、たまに見返してみると面白い発見があるかもしれませんね。
それ以外でも女性の場合、アプリ上で様々な測定データから生理予定日や排卵日の時期の把握もできます。
HUAWEI WATCH GT 5のメリット・デメリット
HUAWEI WATCH GT 5のメリット・デメリットをまとめます。
メリット
- Apple Watchより高画素で見やすい画面。
- 高級時計のようなおしゃれなデザイン。
- 文字盤のカスタマイズ性が高い。
- 環境光センサー搭載で画面の明るさの自動調整ができる。
- 全アプリの通知に対応し見逃さない。
- 最大7日間のバッテリー持ち(41mmモデルの場合)でApple Watchより長く使える。
- 血中酸素や睡眠など健康に関することを数値化して分析できる。
- AndroidでもiPhoneでも使える。
WATCH GT 4では46mmモデルを使っており、そこからGT 5で41mmモデルに乗り換えました。結果は画素数が変わらない分高解像度になり、軽量になって装着感が上がったので大正解でした。
Apple Watchと比較しても1日ギリギリ持つかといった感じのApple Watchに対し、7日間というバッテリー持ちは十分すぎるほどです。セルラーモデルがないとか電子決済ができないとかはありますが、個人的にそれらの機能が不要な僕にとってはHUAWEI WATCH GT 5の方が使いやすいと感じました。
高級感のあるデザインや文字盤の多さにかなり満足しています。
デメリット
- 独立した音楽再生機能はAndroidのみ対応。
- 光沢感のあるボディなので指紋が目立ちやすい。
まず、WATCH GT 5単独での音楽再生機能はAndroidでしか対応していません。iPhoneユーザーかつ普段はサブスクで音楽を聴いているのでそこまで重宝していませんが、意外に音が良かったのでiPhoneでも音楽転送できるといいかなと思いました。
また、41mmモデルに関してですがしばらく使ってみてステンレス部分の指紋が目立ちやすく感じました。iPhoneでもステンレスが使われていた時は皮脂汚れが目立ちやすかったので、ここは46mmモデルのようにヘアライン仕上げのほうが目立ちにくいかなと思いました。
ただどちらも個人的に許容できる範囲です。
HUAWEI WATCH GT 5のレビューまとめ
HUAWEI WATCH GT 5をレビューしました。
46mmモデルと41mmモデルで迷っている方は、下記の基準で選んでいただけるといいかなと思います。
- 画面が大きく見やすい方が良い。
- バッテリー持ちが良く充電の回数を減らせる方が良い。
- 男性向けのビジネスウォッチのようなデザインがいい。
- 軽量で装着感がいい方が良い。
- Apple Watchより電池持ちが良ければ十分。
- ゴツさよりもカジュアルで丸みのあるスマートなデザインがいい。
サイズによる価格差はほぼないので、自分にあったサイズで選んでみてくださいね。
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