この記事では、HUAWEI WATCH GT 4の特徴(スペック)・レビュー・実際の使用感・メリット・デメリットを徹底解説します。
- 最大14日間持続するパワフルなバッテリー・・・一般的な使用で最大14日間、ヘビーユースで約8日間使用できます。
- デュアルバンド5システムGNSS測位・・・新たなアンテナシステムにより、HUAWEI WATCH GT4 46 mmのGPSを含むGNSS信号の精度が約30%向上し、大通りや公園、住宅街でも高精度にルートを追跡可能。また、独自のアルゴリズムにより、使用するほど精度が上がります。
- 業界をリードするカロリー管理・・・独自のHUAWEI TruSeen 5.5+を活用した新しいボディメイカーアプリは、リアルタイムの摂取カロリー、アクティブカロリー、不足カロリーなどの指標を用いて、消費カロリーを一目で把握可能。
- 24時間健康管理・・・アップデートされたHUAWEI TruSeen 5.5+の心拍数モニタリング、血中酸素レベルモニタリング、女性生理周期予測、HUAWEI TruSleep 3.0、睡眠中の呼吸乱れ検知機能。
- 生活に便利なアシスタント機能・・・Bluetooth通話、カレンダー、クイック返信、文字盤ストア 。
HUAWEI WATCH GT 4のスペック
HUAWEI WATCH GT 4は、46mmと41mmの2サイズがあります。それぞれのスペックを表にまとめました。
HUAWEI WATCH GT 4 46 mm | HUAWEI WATCH GT 4 41 mm | |
---|---|---|
製品画像 | ||
サイズ | 約46 mm × 約46 mm × 約10,9 mm | 約41,3 mm × 約41,3 mm × 約9,8 mm |
手首サイズ | 140-210 mm | 120-190 mm |
重量 | 約48 g(ストラップ含まず) | 約37 g(ストラップ含まず) |
ディスプレイ | サイズ 約1,43 インチAMOLEDカラースクリーン 解像度 466 × 466ピクセル、PPI 326 | サイズ 1,32 インチAMOLEDカラースクリーン 解像度 466 × 466ピクセル、PPI 352 |
材質 | ステンレススチール | |
センサー | 加速度センサー ジャイロセンサー 磁気センサー 光学式心拍センサー 気圧センサー 温度センサー | |
対応OS | Android 8.0以降 iOS 13.0以降 | |
防水 | 5 ATM防水(ISO規格22810:2010に基づく水深50メートルでの耐水性を備えています。) | |
バッテリー持続時間 | 最大14日間 | 最大7日間 |
デザインから見ても46mmモデルは男性向け、41mmモデルは女性向けですね。
付属品は下記のものが揃っています。
- 充電クレードル(充電ケーブル含む)× 1
- クイックスタートガイド / 保証とアフターサービスのご案内 × 1
HUAWEI WATCH GT 4の特徴・レビュー
実際にHUAWEI WATCH GT 4を使いながら、特徴や使用感を紹介していきます。
GT 3 Proと同等の機能性で軽量化・低価格化を実現
HUAWEI WATCH GT 4は上位モデルのGT 3 Proと同等性能ながら、約1万円の低価格化を実現しています。GT 4とGT 3 Proの材質の違いを表にまとめました。
GT 4 | GT 3 Pro | |
---|---|---|
ディスプレイの材質 | アルミノケイ酸ガラス | サファイアガラス |
ケースの材質 | 金属ベゼル+ステンレス | チタン |
リアケースの材質 | 高分子繊維強化プラスチック | セラミック |
GT 3 Proはチタンやセラミックなど金属を多く使用しているのに対し、GT 4はリアケースにプラスチックを使用するなどして軽量化も実現しています。
では質感が劣るのかと言われれば全くそんなことはなく、ヘアライン仕上げのステンレス筐体と革製のバンドはかなり高級感があります。
スーツにも合いそうなデザインです。
ストレスのないヌルヌルとした操作性
一昔前のスマートウォッチは、スクロール動作もタップ後の反応も少しもたつく印象がありましたが、WATCH GT 4はスマートフォンと遜色ないほどヌルヌルと動作します。この操作性の良さは毎日使うからこそありがたみを実感しますね。
Apple Watchと異なりギャップレス仕様ではないためガラスと表示面は若干空間が目立ちますが、通常使用ではそこまで気になりません。
屋外での見やすさは、十分文字盤が視認できる程度には明るいです。ガラスは若干太陽光の反射が目立ちますね。
独立した音楽再生に対応(音楽管理はAndroidのみ)
HUAWEI WATCH GT 4はスマートフォンがなくても、単体で音楽再生が可能です。本体スピーカーからもBluetoothイヤホンに接続しても音楽再生が可能なので、シチュエーションに応じた使い方ができます。
スピーカーからの音は中音域がメインで、音割れもほぼ無く意外に良い音でした。
音楽をWATCH GT 4に転送するなど管理機能はiOS向けには開放されておらずAndroid端末のみで使用できる機能ですが、例えばランニングなどの運動中にスマートフォンを持たず身軽に音楽を聴きたい時にかなり便利な機能です。
文字盤をカスタマイズできる
HUAWEI WATCH GT 4は豊富な文字盤から選んでカスタマイズが可能です。しかも無料の文字盤だけでもスクロールしても底が見えないほど膨大な数があり、自分にぴったりな文字盤を見つけやすいのもいいですね。
有料の文字盤もありますが、100円から500円前後のものが多くアニメ銀魂の文字盤があったり他社のスマートウォッチではないものもあるのでかなり楽しめます。
ジャンルもビジネス向けやスポーツ向けから、カジュアルでかわいい文字盤まで揃っていて楽しめます。クロノグラフタイプの文字盤は文字盤上のウィジェットを好きなものに変更できたり、「DIY」とついている文字盤は背景写真を自分の好きなものに変更できたりと高いカスタマイズ性があります。
そもそもHUAWEI WATCH GT 4のケース部分に1分単位の目盛りと5分単位で文字が刻まれているので、文字盤もシンプルなものが多い印象です。
文字盤選びとカスタマイズだけで楽しくて時間が潰れますね。
通知は全アプリに対応
HUAWEI WATCH GT 4はiPhoneアプリからの通知表示に対応していますが、確認した限りほぼすべてのアプリの通知に対応しています。他社のスマートウォッチでは特定のアプリのみ通知を受けるといった仕様のものがほとんどですが、通知を余すこと無く確認したい方にとってはベストですね。
ちなみに通知は「メッセージ」「X(旧Twitter)」「Messenger」「Gmail」「Netflix」「LINE」「その他」という振り分けになっており、そこまでアプリごとの細かな調整はできません。
充実したワークアウト機能
HUAWEI WATCH GT 4は、ウォーキングやランニング、サイクリングなど100種類以上のワークアウトモードを備えているため、運動をする方にも役立ちます。
Apple Watchと同じようなリングで視覚的に分かりやすく一日の目標を確認でき、達成へのモチベーションを上げることができます。
10,000歩を達成すると通知してくれるなど、日常生活で運動を取り入れながら楽しめます。
健康状態のモニタリングができる
HUAWEI TruSeen™ 5.5+により、心拍数、血中酸素レベル、睡眠、ストレスを高精度にモニタリングし、常に自身のデータを把握することが可能です。
例えば心拍数は、安静時に10分以上の間1分当たり脈拍数が120回を超えるとアラームが鳴るようになっています。それ以外でも血中酸素や皮膚温の測定、睡眠中の呼吸乱れ検知など細かく測定できます。
デスクワーカーに嬉しいのはスタンド通知機能で、1時間以上座り続けていると通知を表示して立つように促してくれます。
このような感じで、健康面のアシストもしてくれます。
HUAWEI WATCH GT 4のメリット・デメリット
HUAWEI WATCH GT 4のメリット・デメリットをまとめます。
メリット
- ビジネスでもカジュアルでも使えるデザイン。
- GT 3 Proより軽量で約1万円分お得に買える。
- 屋外でも明るく画面が見やすい。
- 文字盤のカスタマイズ性が高い。
- 全アプリの通知に対応し見逃さない。
- 心拍数、血中酸素レベル、睡眠、ストレスなど細かくモニタリング可能。
- 最大2週間持つ長持ちバッテリー。
デザインは高級時計さながらのデザインでとにかくカッコいいです。友人に「その時計カッコいいね」と言われるほどで、円形のウォッチフェイスなのでいかにもスマートウォッチって感じがしません。
また、上位モデルのGT 3 Proと同等機能でありながらより軽く、より安く買えるのでお得感があります。
デメリット
- スポーツバンドがない。
- 独立した音楽再生機能はAndroidのみ対応。
スポーツをする方なら汗をかいても蒸れにくいバンドがほしいところですが、そもそもスポーツに特化した製品ではないためスポーツバンドのライナップがありません。
また、GT 4の目玉機能である単独での音楽再生機能はAndroidのみ対応で、iOSでは使用できません。
ただ、僕みたいにハードな運動はせずスマートフォンで音楽を聴ければいいという方は気にしなくて大丈夫です。
一応バンドは取り替え可能なので、下記のようなサードパーティ製のスポーツ向けバンドを購入してもいいですね。
レビューまとめ
HUAWEI WATCH GT 4、個人的にかなり気に入りました。Apple Watchも持っていますが、バッテリーが1日ちょっとしか持たず基本的に時間や通知の確認がメインなのでいまいち使いこなせていませんでした。HUAWEI WATCH GT 4は2週間の長持ちバッテリーで数日の短期出張なら充電がいりませんし、余計な機能も入っていないのでシンプルで使いやすかったです。
デザインもかっこよくてTPOにかなり合わせやすいので、もし気になった方はぜひお試しください!
- ビジネスでもカジュアルでも使えるデザイン。
- GT 3 Proより軽量で約1万円分お得に買える。
- 屋外でも明るく画面が見やすい。
- 文字盤のカスタマイズ性が高い。
- 全アプリの通知に対応し見逃さない。
- 心拍数、血中酸素レベル、睡眠、ストレスなど細かくモニタリング可能。
- スポーツバンドがない。
- 独立した音楽再生機能はAndroidのみ対応。