こんにちは!毎週のように物撮りをするたいしょん(@taishonpresso)です!
本記事では、物撮りに便利なFOSSO 撮影用ライトボックスをレビューします。ガジェットレビューをするなら写真撮影は必須ですが、実は結構苦労しています。例えば夜に適当に撮影した写真がこちらです。
光源が複数あるので影が汚いですし、明るさも足りません。。。
それが、FOSSOの撮影用ライトボックスを使用するとこのようにきれいに撮影できます。
めっちゃきれいですよね!
撮影用の照明機材やセットを本格的に揃えるとなると数万円以上かかってきますが、FOSSOの撮影用ライトボックスなら3,000円台と比較的安く揃えることができますよ。
ブロガーだけではなく、よくフリマアプリを使う方にもおすすめです。メルカリやPayPayフリマなどに商品を出品する時、商品をきれいに撮影できれば売れやすくなりますし、簡易的な撮影ボックスが1台あると便利ですよ。
この記事では、FOSSOの撮影用ライトボックスを実際に使ってみて感じたことを中心に機能、欠点などを徹底レビューしていきます。
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FOSSO(フォッソ) 撮影用ライトボックスの概要
FOSSO 撮影用ライトボックスは、主に下記の特徴を持つライトボックスです。
- リング式LEDライト搭載で、ボックス内を均一に照らしてくれる。
- ライトボックス本体はPP素材で撥水、防汚性に優れている。
- 上部窓付きで俯瞰撮影しやすい。
- 10段階の明るさ調整、3種類の色温度調整に対応
- 4種類の背景紙付属で様々なシチュエーションで撮影可能
外箱は、ピザの配達が来たのかと思うぐらいのサイズ感、形状です。
実際に開封してみますね。
付属品
付属品はこちらです。
- ライトボックス本体
- プラスチックバックル
- 鉄製ブラケット
- 背景布4枚(黒、白、青、緑)
- USBケーブル
説明書は日本語でも説明されていますので、図解と合わせて分かりやすいです。
USBケーブルは1.5mの長さで、机に乗せてコンセントから電源を取るのに十分な長さです。USB Type-A端子ですので、ACアダプター以外にPCなどUSBバスパワーで電源を供給できます。
仕様
サイズ | 40 x 40 x 40cm |
LED | 120灯 |
色温度 | 3000-6500k |
寿命 | ≧30000h |
ルーメン | 600Lm |
USBケーブル | 1.5m |
背景布 | 4枚(黒、白、青、緑) |
FOSSO 撮影用ライトボックスの組み立て方法
では、早速ライトボックスを組み立てていきましょう。
まずは、ボックスを組み立てていきましょう。折りたたまれているライトボックス本体を開いていきます。
120cm以上のスペースがあると組み立てしやすいです。
ボックスの羽部分を重ね、プラスチックバックルで挟んで固定します。
プラスチックバックルで両側を固定したら、鉄製ブラケットを留め具の穴に取り付けます。
鉄製ブラケットをそのまま上部に移動させ、3つ目のプラスチックバックルを取り付けます。
上部カバーを重ねて、プラスチックバックルで固定します。
これでボックス側は完成です。
次に、背景紙を取り付けます。ライトボックスの背面に爪があるので、そこに背景紙の穴を通せば固定できます。
次に、USBケーブルを接続していきます。ライトボックスと付属のUSBケーブルの端子を接続しましょう。
ACアダプターがないので、別途スマートフォンの充電に使っているものなどを用意します。10Wの電力があれば十分です。
最後に、ACアダプターをコンセントに接続して完成です。
説明書を見ながら組み立てたら10分程度かかりました。
FOSSO 撮影用ライトボックスの機能レビュー
では、FOSSO撮影用ライトボックスの機能をレビューしていきます。操作は主にリモコンで行います。
操作自体はシンプルですね。
色温度は3種類設定できる
色温度は、電球色、昼白色、昼光色の3種類に切替可能です。色温度の無段階調整には対応していません。
光色の種類や特徴はこちらです。
光色の種類 | ケルビン(K) | 光の色の特徴 |
---|---|---|
電球色 | 2700~3000K | オレンジがかった温かい光色 |
昼白色 | 5000K | 生き生きとした自然な光色 |
昼光色 | 6200~6500K | 青みがかったさわやかな光色 |
基本的に昼光色で撮影することが多いですが、電球色なら夕焼けのような表現ができたり撮影の幅が広がりそうですね。なお、明るさはLEDを120灯すべて使用する昼光色のほうが明るいです。
明るさは10段階設定できる
明るさ(光量)は10段階で調整可能です。無段階調光には対応していません。
最大600ルーメンの明るさで、物撮り撮影には十分な明るさです。
ルーメンの説明
多くのLED電球の仕様(スペック)に、「全光束」としてルーメン(lm)の値が書かれています。
「光束」とは、電球などの光を発する物体、つまり光源から放出される全ての光の量です。その単位がルーメン(lm)であり、数値が高いほど光の量が多くなるため、明るくなります。
パナソニック公式サイト
一般的なデスクライト並に明るいですよ。
また、Amazonベストセラー1位で人気のある40cmサイズのHAKUBAのライトボックス(5,980円)と比較するとよりLEDの数も多く、より明るいです。
機種 | LED数 | 明るさ |
---|---|---|
FOSSO | 120灯 | 600ルーメン |
HAKUBA | 35灯×2 | 530ルーメン |
FOSSOのほうが2,000円安いのに、LEDの数は倍ですね。
USBバスパワーで電源が取りやすい
組立時はACアダプターで電源を取りましたが、USBバスパワー駆動なのでPCでも電動昇降デスクでも電源供給できます。10W供給できれば十分ですので、かなり幅広い機器で対応できますね。
AC電源より楽で便利です。
俯瞰撮影がしやすい
FOSSOの撮影用ライトボックスは上部に穴が空いており、俯瞰撮影がしやすいです。上部の穴は、使わない時はフタをしておけます。
下記のイメージのように、カメラのレンズをライトボックスの上部から差し込んで撮影できます。
実際に撮影した写真がこちらです。自分の影が映らずに撮影できていますね。
実は内部のLEDライトは下記のイメージのようにドーナツ状になっており、上から撮影しても影が入りにくくなっています。
今までイヤホンなどガジェットの撮影は横、斜めからが多かったのですが、これなら上からの俯瞰撮影をする機会も増えそうです。
4つの背景用紙でシチュエーションごとに分けて撮影可能
FOSSOの撮影用ライトボックスは合計4種類の背景用紙がありますので、撮影する被写体やシチュエーションに合わせて使い分けが可能です。
少しリッチな雰囲気を出したいなら、黒い背景紙が便利です。
また、被写体をより引き立てたいなら真っ白な背景紙を使うときれいに仕上がります。
水色や緑色の背景紙は、クロマキー合成に便利ですね。
FOSSO 撮影用ライトボックスを実際に使ってみて分かったデメリット・欠点
FOSSOの撮影用ライトボックスの機能面を見てきましたが、撮影に便利な製品であることは間違いないです。ただ実際に使ってみて個人的にデメリットや欠点も見えてきましたので、こちらもレビューしていきます。
個人的に感じたデメリットや欠点はこちらです
明るさや色温度のメモリー機能はない
FOSSOの撮影用ライトボックスは、明るさや色温度のメモリー機能がないので電源を切ると設定が元に戻ってしまいます。
僕の場合は一度設定をしたらその後も同じ明るさ・色温度で撮影することが多く、電源を切るたびに設定するのが少し不便に感じています。
1万円クラスのライトボックスでもメモリー機能に対応していないものがほとんどなので、ここは仕方ないですね。
暗い場所でリモコンのボタンが見づらい
電源をオフにしている時は青いLEDライトでリモコンのボタンを照らしてくれるのですが、電源が入るとボタンのLEDが消えるので暗い場所で見にくくなります。
余計な光源を入れないために周りの照明を消して撮影することが多いのですが、特に夜の撮影が多いのでできればどこかのボタンを押したらボタンのLEDが点灯するなど配慮があるといいかなと思いました。
蛍光シールとか貼るといいかもしれないですね。
背景紙の質感が安っぽい
背景紙の種類が4種類と充実しているのはいいのですが、網目が荒くて質感が安っぽいです。実際撮影してみると、背景の網目が目立ちかなり布感が出ています。
できれば背景紙はフェルト紙など、繊維が目立ちにくい素材の方が良かったなと感じました。
100均でフェルト紙は購入できるので、変えてみてもいいかもしれませんね。
FOSSO 撮影用ライトボックスを使った撮影写真の作例
では実際に、FOSSO撮影ボックスを使った物撮りの作例をご覧ください。
フィギュアの作例(昼白色+黒背景)
黒背景だとクールに決まりますね。
小型スピーカーの作例(昼光色+白背景)
白だと被写体が引き立ちますね。
FOSSO 撮影用ライトボックスのレビューまとめ
FOSSO 撮影用ライトボックスをレビューしました。3,000円という高いコストパフォーマンスながら、小物撮影に便利な40cmのサイズで扱いやすかったです。
10段階の明るさ調整や3種類の色温度調整、4枚の背景紙で様々な被写体、シチュエーションに対応できるライトボックスでした。特に俯瞰撮影できるよう上部が空いている点はかなり便利で、簡易的な撮影スタジオとして満足できる製品でした。
改めてメリットやデメリットをまとめます。
FOSSOの撮影用ライトボックスをおすすめできる方、できない方はこちらです。
自宅の照明、壁紙に左右されずにストレスなく物撮りをしたい方は、ぜひ一度お試しくださいね!
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