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FlexiSpot V6 レビュー|仕事と一緒に運動できるフィットネスチェア

FlexiSpotフィットネスチェアV6

本記事では、FlexiSpotから登場した新しいフィットネスチェア「V6」をレビューします。「ライトオフィス」と「ライトフィットネス」の理念を元に設計され、普段はオフィスチェア、スキマ時間にエクササイズバイクとして使う事ができます。

FlexiSpotといえば電動昇降デスクが有名ですが、Sit2Go FC211のようなフィットネスバイクも開発しています。Sit2Go FC211はどちらかといえば今までのフィットネスチェアからハンドルを取り除き、作業しながらでも運動できる製品という位置づけでした。しかしフィットネスチェアV6は、ビジネスチェアの足をエアロバイクに変えビジネスチェアの快適な座り心地とエアロバイクの気軽に運動できる利便性を両立した製品です。

FlexiSpotフィットネスチェアV6

実際に使ってみて、座り心地を追求したというクッションやビジネスチェアさながらの調整機能で長時間の作業でもこなせるフィットネスチェアに仕上がっていると感じました。

たいしょん

FlexiSpotフィットネスチェアV6の特長や使用感を中心に、徹底レビューしていきます!

FlexiSpotフィットネスチェアV6
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • ひとりでも組立が簡単
  • からだになじむ調節機能
  • アウターをかけておける
  • 長時間のデスクワークでも疲れない
  • フィットネスバイクとしての機能も充実
  • はだしで使っても痛くない
デメリット
  • ホイールのロック解除が若干手間
  • フィットネスバイクとしては高額

この記事はFlexiSpot様より製品提供を頂き作成しています。

タップできるもくじ

FlexiSpotフィットネスチェアV6の特長

FlexiSpotフィットネスチェアV6の特長・仕様・付属品を下記のタブにまとめました。タップしてご覧ください。

  • ワークスペースから気軽に使える
    オフィスチェアとエクササイズバイクを組み合わせることで、ワークスペースから気軽に使えるプライベートなワークアウトスペースへと即座にチェンジが可能。
  • 人間工学に基づいたチェア構造
    快適な高さと角度へ調整可能なヘッドレストに、ジャケットや帽子などを掛けられるコートラック 。
    調整可能な脊椎サポートフレームでリラックスポジションを確保可能。
    シートは高さ調整が可能で様々な座高に対応。
    バックレストは0°~12°の間で姿勢に合わせた角度調整が可能。
  • 細部へのこだわり
    デジタルディスプレイは運動時間、速度、距離、カロリー、合計距離、回転速度などのパラメータを表示できます。
    8段階の負荷調節が設定可能なので、誰でも体力に合わせて使用することができます。
    調整ダイヤルを回していくとペダルを漕ぐ際の負荷が増やしていきます。
    ペダルを漕ぐ際にチェアが動かないよう、レバー式のロックを搭載しています。
スクロールできます

デザイン

FlexiSpotフィットネスチェアV6は、まさに「オフィスチェアがそのままエアロバイクになった」ようなデザインです。オフィスチェアのようなヘッドレストやアームレストがあり、一般的なフィットネスバイクとは違う全く新しい見た目が新鮮に見えます。

たいしょん

オフィスチェアのスマートさとフィットネスバイクのカジュアルさのギャップがありますね。

フィットネスチェアV6は、国際的デザインアワードのIDA DESIGN AWARDS 2022 ,Gold / Silverを受賞しています。

黒色にオレンジの差し色がスポーティーに感じる
背面から見てもオフィスチェアらしい外観

7万円近い価格がするだけあって高級感もあり、FlexiSpotのロゴがメタルプレートだったり細かい部分もこだわりが見られます。

メタルプレートのFlexiSpotロゴ
背面に印字されているV6の文字

従来機種のSit2Go FC211と並べてサイズを比較すると、明らかにフィットネスチェアV6の方が大きいですね。

Sit2Go FC211とフィットネスチェアV6
Sit2Go FC211とフィットネスチェアV6

特にクッション部分が大型化しており、クッション性が高くなったのでより長時間作業に向いていそうです。

クッションの大きさはフィットネスチェアV6の方が大きい

FlexiSpotフィットネスチェアV6のレビュー

FlexiSpotフィットネスチェアV6のレビューを、主にメリット中心で見ていきます。

ひとりでも組立が簡単

FlexiSpotフィットネスチェアV6は、ひとりでも10分以内に組み立てが完了できるほど簡単にできます。以前別のフィットネスバイクの組み立てをしたことがあったのですが、パーツがあまりにも多くて組み立てだけで1時間かかった経験がありました。

たいしょん

フィットネスチェアV6はたった5ステップで組み立てでき、簡単です!

FlexiSpotフィットネスチェアV6の組立方法
  1. V6の足を広げる
  2. クッションにアームレストを取り付ける
  3. クッションをV6本体に取り付ける
  4. バックレストを取り付ける
  5. ヘッドレストを取り付ける
スクロールできます
V6の足を広げる
クッションにアームレストを取り付ける
クッションをV6本体に取り付ける
バックレストを取り付ける
ヘッドレストを取り付ける

そもそもペダルを含めある程度組み立てが完了しているので、パーツ自体も少なく取付工程が少なくすみます。

また、工具が付属しているので別途用意する必要がなく、ボルトも説明書のステップに応じてパッキングされているので組み立てやすいんですよね。

たいしょん

撮影しながらで10分だったので、早い方なら5分ぐらいで組み立てできそうですね。

からだになじむ調節機能

FlexiSpotフィットネスチェアV6は、オフィスチェア譲りの様々な調節機能があります。主に下記のパーツで調節が可能です。

バックレスト0°~12°
ヘッドレスト上下64mm、左右45°
アームレスト上下72mm、前後40mm、左右30°
クッション上下530~758mm、前後20mmスライド可能
調節できるパーツと調節範囲
ヘッドレストを上げた状態
ヘッドレストを下げた状態
ヘッドレストを立ち上げた状態
ヘッドレストを倒した状態
フレームを前に出した状態
フレームを後ろに下げた状態
座席を下げた状態
座席を上げた状態
アームレストを後ろに下げた状態
アームレストを前に出した状態
ランバーサポートも前後に調整可能

Sit2Go FC211の時は座席の高さ調整と前後移動ぐらいしかできませんでしたが、FlexiSpotフィットネスチェアV6は合計で10種類の座席調整ができるようになったので様々な体型の人にマッチします。

たいしょん

普通に長時間の仕事用でも使えるポテンシャルがあります。

アウターをかけておける

GrowSpica Proなど最近のオフィスチェアはバックレスト裏にハンガーが付いている製品が多いですが、FlexiSpotフィットネスチェアV6も背面にハンガーがあります。

最大で5kgまでのアウターをハンガーに掛けておけるので、例えばスーツを着ている方は作業中に脱いで掛けておけるので便利ですね。

たいしょん

会社のオフィスにもほしいです(笑)

長時間のデスクワークでも疲れない

ここからは実際の座り心地について解説していきますが、とにかく普通のオフィスチェアと同じように快適な座り心地で長時間作業でも疲れにくいです。冒頭で説明した大きなクッションでお尻が痛くなりませんし、ヘッドレストやランバーサポートもついているので身体の負荷分散が上手く機能していました。

ちょっと休憩する時はロッキング機能で座席を後ろに倒すことができ、リラックスした状態で座れます。

一般的なオフィスチェアのように、後ろに倒したまま固定することはできません。

たいしょん

ブログを書いたりして4時間使いましたが、腰や首が痛くなったりせず快適に座れました。

フィットネスバイクとしての機能も充実

ここまでFlexiSpotフィットネスチェアV6のオフィスチェアとしての機能をレビューしてきましたが、フィットネスバイクとしての機能も充実しています。

  • デジタルディスプレイは運動時間、速度、距離、カロリー、合計距離、回転速度などのパラメータを表示可能。
  • 8段階の負荷調節が設定可能
  • レバー式のロック機構を搭載で漕いでも安定する
  • 静音性が高くスムーズなマグネットフライホイール搭載

本体前方にあるダイヤルを回すことで負荷を調整でき、自分の体力に合わせて使用できます。また、どれだけ運動したか、消費カロリーはどれぐらいかまで確認できるので、自分で目標を決めて運動ができます。

負荷調節ダイヤルとデジタルディスプレイ

実際に漕いでみましたが、自転車とは違いガタツキがなくスムーズな漕ぎ心地が気に入りました。特に漕いでいる時の音が静かで、静音性にも配慮されていると感じました。

実際にフィットネスチェアV6を漕いでいる様子

はだしで使っても痛くない

FlexiSpotフィットネスチェアV6は、はだしで使っても足の裏が痛くならないため快適です。一般的にフィットネスチェアのペダルは自転車を模倣したものが多く、ゴツゴツしているので靴を履いていないと使えません。Sit2Go FC211も、ペダルに細かなブツブツの滑り止めがあったためスリッパを使わないと漕げませんでした。

フィットネスチェアV6は、ペダルの表面が丸く角も尖っていないため、素足のまま使えます。僕は年中家の中で裸足で過ごしているのですが、フィットネスチェアV6ならより漕ぐ時間が増えそうと感じました。

フィットネスチェアV6とSit2Go FC211のペダル比較
たいしょん

裸足で使えるのはかなりポイント高いです!

FlexiSpotフィットネスチェアV6のデメリット

FlexiSpotフィットネスチェアV6のデメリットも解説しますね。

ホイールのロック解除が若干手間

Sit2Go FC211を使っていた時は座った瞬間自動でロックが掛かる仕様だったので楽だったのですが、FlexiSpotフィットネスチェアV6は4つのホイールのロック解除が手動になったので若干手間です。

レバー式のロック機構

オフィスチェアとしての使い勝手を考えると、座ったままでも移動できる点で合理的な仕様です。しかし、フィットネスチェアとして考えるとSit2Go FC211のように座ったら自動でホイールのロックが掛かる仕様のほうが便利なので、非常に悩ましいところです。

たいしょん

できればレバー1つでホイールを4つともロックできたら良かったかなと思いました。

フィットネスバイクとしては高額

Sit2Go FC211は39,600円でしたが、フィットネスチェアV6は69,800円と高額です。オフィスチェアとして考えるとGrowSpica Proとほぼ同じ値段なので使い勝手はGrowSpica Proがいいですし、純粋にフィットネスチェアがいいならSit2Go FC211の方が約半額で済むのでいいかもしれません。

ただ、フィットネスチェアV6があればオフィスチェアとしてもフィットネスバイクとしても現時点で平均以上の性能があると考えればある意味お得と言えます。オフィスチェアの座り心地で楽な姿勢で運動できますし、オフィスチェアとフィットネスチェアの2台持ちよりは確実にコスパはいいです。

FlexiSpotフィットネスチェアV6をおすすめできる人

FlexiSpotフィットネスチェアV6をおすすめできる人は、普段デスクワークが多くて外で運動できない人です。デスクワークが多いということは座り心地にこだわりたいところですが、FlexiSpotフィットネスチェアV6なら充実した調整機能で長時間作業も快適にこなせます。

また、外が暑い、花粉や黄砂が飛んでいる、雪が積もっていて外で運動できないなどの場合でも環境変化の少ない室内での運動なら快適です。仕事しながら運動してもいいですし、映画を観ている時間は絶対漕いで運動すると決めてもいいですし、とにかくFlexiSpotフィットネスチェアV6があれば「ながら運動」も快適にできます。

たいしょん

座り心地に妥協せず、運動もこなしたいデスクワーカーの方にイチオシです!

FlexiSpotフィットネスチェアV6のレビューまとめ

FlexiSpotフィットネスチェアV6をレビューしました。オフィスチェアとフィットネスチェアを融合したかなり斬新な製品でしたが、座り心地の良さが向上し普段遣いも運動もかなり快適にできるようになりました。

高額な製品なので購入の際は時間を掛けて考えたほうがいいですが、デスクワークが多い方ならかなり満足できる製品に仕上がっていますのでぜひ一度お試しください!

たいしょん

気になることがあればTwitterやコメント欄で質問もお待ちしています!

FlexiSpotフィットネスチェアV6
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • ひとりでも組立が簡単
  • からだになじむ調節機能
  • アウターをかけておける
  • 長時間のデスクワークでも疲れない
  • フィットネスバイクとしての機能も充実
  • はだしで使っても痛くない
デメリット
  • ホイールのロック解除が若干手間
  • フィットネスバイクとしては高額
FlexiSpotフィットネスチェアV6

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