電動昇降デスクで有名なメーカー、FlexiSpotからマルチに使える折りたたみデスクFD2が登場していましたので早速レビューしていきたいと思います。
これメチャクチャ便利です。
天板の折りたたみから収納棚としての活用、キャスターによる移動まで、「こんなデスクがあったらいいのに」を叶えてくれます。新生活の準備や在宅勤務などで便利な家具を探している方は、ぜひ一度使ってほしい製品です。

項目 | 仕様 |
---|---|
天板を広げた時のサイズ | 幅107cm × 奥行き45cm × 高さ75cm(キャスターの高さを含む) |
天板をたたんだ時のサイズ | 幅40cm × 奥行き45cm × 高さ75cm(キャスターの高さを含む) |
カラー | ウォールナットカラー天板 × ブラック脚部 |
耐荷重 | 7.5kg |
特徴 | 折りたたみ式、収納棚付き、キャスター付き(ストッパー付き) |
価格 | 14,980円(公式ストア) |

セール時では1万円を切る製品なので、ぜひチェックを!


FlexiSpot FD2の特徴
FlexiSpot FD2の主な特徴は次のとおりです。
- 使いたいときだけ天板を広げて使える107cm幅のデスク
- 折りたためば収納棚として使える
- キャスター付きで移動が楽
使いたいときだけ天板を広げて使える107cm幅のデスク
FlexiSpot FD2は、折りたたみデスクということで使いたいときだけ天板を広げて使えます。天板を広げれば幅107cm、奥行き45cmのデスクとなり、軽作業をするには十分なスペースを確保可能です。




可動式の脚はロックして留めることができるため、動かしたりして不意に閉じてしまう心配がありません。


天板はFlexiSpotの電動昇降デスクでも採用されているメラミン天板で、傷に強く防水性もあるためかなり幅広い用途で活用可能です。高級木材のウォールナットをモチーフにした天板なので、かなり品があります。





プリントされた木目がきれいで良い感じです!
折りたためば収納棚として使える
FlexiSpot FD2は、天板を折りたたんでも収納棚として使えます。天板を折りたたむと幅40x奥行き45x高さ75cmとなり、デスク横やベッドサイドに置いてもちょうどいいサイズ感です。


棚としての剛性を確保するためにクロスバーがついているので、グラつきもほとんどありません。別でこのサイズぐらいの収納棚を持っているのですが、クロスバーがないため左右にグラグラとしがちです。このあたりは、デスク使用時でもグラつきを最小限に抑えるという意味でもよく配慮されていると感じました。


棚は二段構成で、中心の棚板は三段階で高さを調整可能です。長めのネジで固定されているため耐荷重が比較的高く、棚板単体の耐荷重は7.5kg、総耐荷重は32.5kgとなっています。これだけあれば、プリンターやポータブル電源を載せたりしても十分耐えられます。


キャスター付きで移動が楽
FlexiSpot FD2はキャスターがついているため、とにかく移動が楽です。天板を広げた状態で引っ張れば部屋中どこでも移動でき、部屋の模様替えも簡単にできます。最近は電動昇降デスクでも別売りのキャスターを付けることが流行っており、それが単体で叶うのは嬉しい限りです。


キャスターはロック付きですので、デスクとして使う時はしっかり停めておくことが可能です。ロック付きのキャスターは3箇所にあり、作業時のグラつきを抑えてくれます。


FlexiSpot FD2のおすすめの活用例
個人的にFlexiSpot FD2のおすすめの活用例を紹介していきます。
作業用デスクとして
まず、ブログを書くなど一般的な作業用デスクとしては十分快適に作業できました。


デスクの高さは変えられませんが、74cmの高さは普段電動昇降デスクで設定していた高さだったのでちょうどいい高さで作業できました。


中段の棚にはA4のファイルラックがピッタリ収まるため、仕事に必要な書類をまとめて整理しておけるのもGood。


作業中天板の支柱となる脚が邪魔にならないか心配でしたが、支柱を挟むようにして使えば快適に使えました。





ノートPC単体での軽作業にはかなり向いていると思います!
撮影用デスクとして
次におすすめの使い方は、撮影用デスクとしての活用です。右側の棚にはカメラの防湿庫、下の棚には照明機材やジンバルといった撮影用の機材を収納できるので、オールインワンの撮影環境が出来ます。


実際に物撮りをしてみたのですが、ブラウンのメラミン天板がナチュラルな印象を与えてくれていい感じに撮影できました。ブログ用やフリマ出品用で撮影ブースは不可欠なので、このような活用方法が気軽にできるのは嬉しいです。


ベッドサイドの収納棚として
折りたためばスリムに活用できるFD2は、ベッドサイドの収納棚としてもぴったりだと感じました。個人的に天板部分にはおしゃれな照明を、下部の棚には寝る前に読む本やブランケットなどを入れておくことでかなり快適な寝室が実現できるかなと思います。


FlexiSpot FD2のデメリットはある?
FlexiSpot FD2を使ってみて、いくつか気になるデメリットはありましたので紹介していきます。
天板が濃いので皮脂汚れやホコリは目立ちやすい
FlexiSpot FD2はこのブラウンの天板のみのラインアップなのですが、そのまま使うと少し皮脂汚れやホコリが目立ちやすいかなと感じました。神経質にならなければいいのですが、明るい天板に比べて汚れが目立ちやすいのは仕方ないかもしれません。


解決策としては、デスクマットを天板に敷くことで解決できそうです。


天板の傷防止にもなるので、収納棚よりもデスク用途で使うことが多い方は安くてもいいのでデスクマットを用意しておきましょう。


折りたたんで使うとキャスターがたまにもつれる
これは折りたたんで使うとき限定なのですが、折りたたむとキャスター同士が近くなるのでぶつかったり若干移動させづらくなることがありました。天板を広げて使う時は問題ないのでそこまで気にならないのですが、一応購入前に知っておいたほうが良いです。


FlexiSpot FD2の組み立てについて
FlexiSpot FD2の組み立てについても解説していきます。組み立てにかかる所要時間は、一人で作業して1時間程度でした。


事前に用意しておいたほうがいいものはこちらです。
- 電動ドライバーかT字型のドライバー
- 手袋
一応組み立てに必要な工具は一通り揃っているのですが、天板に蝶番を固定する際のネジ止めで、天板側にネジ穴がほぼ空いていない状態(かなり浅めに目印程度に空いている程度)なので、力を入れながらネジ止めできる電動ドライバーかT字型のドライバーは必須です。また、パーツが多く怪我をする可能性が高いので、手袋を使用したほうが作業しやすいです。


組立工程は下記の手順です
















組み立てには結構時間はかかったのですが、天板がフィルムで保護されており角も専用パーツで欠けないよう配慮されていたのが好印象でした。


レビューまとめ:活用の幅が圧倒的に広がる折りたたみデスク
FlexiSpot FD2をレビューしました。折りたたみデスクって補助的な使い方がメインというイメージですが、FlexiSpot FD2は天板が107cmと広めで、本格的な作業も十分可能な剛性を持っていました。
何より折りたたむと収納棚として使えるというのが画期的で、すでにメインデスクを持っている方はサイドデスクとしての活用も可能です。





アイディア次第で何者にでもなれる折りたたみデスク、ぜひ一度お試しください!




- 使いたいときだけ天板を広げられるので省スペース
- 折りたためば収納棚として活用できる
- キャスター付きで移動が楽
- メラミン天板で汚れや水に強い
- 天板が濃いので皮脂汚れやホコリは目立ちやすい
- 折りたたんで使うとキャスターがたまにもつれる