こんにちは!テレワーカーのたいしょんです!
ブログを始めて夜の作業が増えてから、様々なデスクライトを導入してきました。
デスクに設置するタイプのデスクライト
モニター掛式のデスクライト
しかし広い天板のデスクを使っているからか、いずれも少し光量不足に感じています。
また、それぞれデスク上に置く、モニターの上に置くことで不都合が生じる面もありました。
今回ご紹介するEppieBasicデスクライトは、80cm幅かつクランプ式のT型デスクライトです。
長さがあり明るさの点での優位性やデスクのデッドスペースである背面に固定できるクランプ式ということで、実際の使用感や他社製品との比較など徹底レビューをしていきます。
- 横幅80cmの幅広仕様でデスクの端まで明るい。
- クランプ式でモニター上部のスペースを有効活用できる。
- 自由自在に角度調整可能なアームが便利。
- 色温度を3000K-6000Kまで6段階で調整でき、用途によって変えられる。
- 明るさを最大1,100lmまで無段階に調整可能。色むらもほぼなし。
- 価格も7,000円台で手を出しやすい。
- モニターアームを壁ギリギリまで寄せているとアームに干渉する。
- 目とモニターに光源が当たらないように微調整する手間はモニター掛式ライトよりある。
- 電源がACアダプタなので、近くにコンセントが必要(USBバスパワーならPC直結で済むため)。
主な特徴
まず、EppieBasicデスクライトの主な特徴を解説します。
横幅80cmの幅広仕様でデスクの端まで明るい
EppieBasicのデスクライトは、横幅80cmと一般的なデスクライトの幅(約50cm)を大幅に超える長さです。
最大1100lmと明るく、デスク天板の幅が140cmでも端から端の隅々まで照らしてくれます。
今までデスクライトを使っていて暗いと感じている方におすすめです。
クランプ式でモニター上部のスペースを有効活用できる
EppieBasicのデスクライトはクランプ式なので、モニター掛式のデスクライトよりモニター上部のスペースを有効活用できます。
例えばWebカメラなど、モニター上部に設置するタイプのアクセサリーも気にすることなく取付可能です。
モニター上部のスペースを活用しつつ、モニター掛式ライトのようにまんべんなく照らしたい方におすすめです。
自由自在に角度調整可能なアームが便利
EppieBasicのデスクライトは、柔軟に動くアームのおかげで様々な角度にライトを調整可能です。
動かした場所でしっかりライトを固定してくれるので、高さや奥行などモニター掛式ライトより微調整できます。
他にも、例えば普段日中にデスクライトを使わない場合は奥に避けておくような運用も可能です。
ライトの位置を微調整したい方におすすめです。
製品仕様まとめ
モデル名 | EP-800B-24W |
バーの長さ | 80cm |
ACアダプタ入力 | AC100-240V |
入力 | 24V/1A |
全光束 | 1100LM |
色温度 | 3,000K〜6,000K |
CRI(演色性) | ≧90 |
開封・外観レビュー
では早速開封していきます。
箱は約1mで、140cm天板の上に置いても大型に見えます。
付属品は下記の5点です。
- ライトバー
- アーム
- ACアダプター
- 取扱説明書
- サンクスカード
説明書は日本語でも解説があり、イラスト付きで見やすいです。
サンクスカードにはかわいいキャラクターと一緒に製品の主な特徴が書かれています。
電源はACアダプタ経由で取ります。入力は24V/1Aです。
クランプは最大8.5cmの厚さの天板に取付可能です。挟む部分は両側がゴムになっていますので、天板を傷つけにくくかつ滑りにくい仕様です。
ライトバー本体はすりガラスになっており、ディフューザーの役割を果たしてくれるので光が柔らかくなります。
設置方法(4ステップ)
ここからは実際にデスクに設置していきます。
まず、アームとライトバーを取り付けます。
アーム本体と電気を供給する端子の両方をライトバーに差し込んでいきましょう。
両方一気にはめようとするとなかなかうまくはまらず、少し苦労しました
次に、アームにACアダプタを取り付けます。
後から取り付けてもいいですが、デスクに設置後にACアダプタを取り付けようとすると見づらく難易度が上がるので先に取り付けがおすすめです。
次にデスクに固定します。
位置決めをして微調整をしたら、クランプを回して固定しましょう。
設置をしたらモニターをデスクに戻して完成です。
アームが曲がるようになっていますので、仕上げに微調整しましょう。
設置イメージは下記になります。
電球色だと雰囲気がでますね。
使用感レビュー
ここからは、実際にEppieBasicデスクライトを使用してみて感じたことや機能をレビューしていきます。
コントロールは静電式タッチボタン
コントロールはライトバー上部のボタンで行います。
タッチ操作でボタンを押し込む必要がありませんので、ライトの位置がずれることもありません。
ボタンは下記の4つがあります。
- 電源スイッチ・・・電源のオンオフ
- ライトセンサースイッチ・・・自動調光機能のオンオフ
- 色温度調節スイッチ・・・色温度の変更(タッチで6段階)
- 輝度調節スイッチ・・・明るさの変更(長押しで無段階・タッチで6段階)
ボタンの感度は良好です。
アームはかなり柔軟に角度調整可能
クランプ式で縦に長いアームがありますが、このアームがかなり柔軟です。
下記のイメージのように、奥にライトバーを寄せることや、ライトバーを縦に向けることも自由自在です。
海外でEppieBasicデスクライトをレビューしている動画がありましたが、アームを180度回転させていました。
モニター掛式ライトにはない魅力です。
色温度は3,000K〜6,000Kで調整可能
色温度は3,000K〜6,000Kの範囲で6段階に調節可能です。
ライトの演色性(RA)も≧90(太陽光が100)と高く、物撮り用のライトにも活用できます。
仕事モードは昼白色で、リラックスしたい時は電球色で使い分けもできますね。
輝度は最大1,100lm(ルーメン)で明るい
輝度は最大1,100lmと、かなり明るいです。
ルーメンってなんでしょう?
ルーメン(lm)とは、光源から放たれたすべての光「光束」の量を表す単位です。
ルクス(lux)とは、照らされた場所に、どれだけ光が入っているかを表す「照度」の単位です。光源から遠ざかるほど数値は小さくなります。
参考:KATEYE
例えばBenQ Screenbar Haloはルーメンではなく「最大874ルクス」と単位が違っているので、単位だけではどちらが明るいのかわかりにくいですね。
後半で明るさの検証もしています!
とはいえ、140cmの比較的幅広い天板の端までかなり明るいです。安いデスクライトにありがちな光の色むらもほぼなく、かなり快適に作業できました。
モニターアームとの相性
クランプ式なので、モニターアームと干渉しないか少し不安でした。
結論として、エルゴトロンLXで使用する分には問題なく使用できました。
31.5インチの4Kモニターを使用しており、文字が見にくいのでモニターアームを若干前方に寄せる使い方をしているからか干渉もほぼありません。
ただし、モニターアームを壁ギリギリまで寄せている場合は干渉しますので注意が必要です。
クランプ式も一長一短ですね。
下記のイメージのように、モニターアームではなくスタンドで2枚のモニターを並べるような使い方ならほぼ気にならないでしょう。
目やモニターに光源が当たらない
光の照射範囲が45度なので、目やモニターに光を当てることなくデスクだけを照らすことができ快適に作業可能でした。
ただしアームが柔軟な分細かい調整が必要で、ライトバーの高さによっては目とモニターの両方に光源が当たります。
細かい角度調整は必要です。
モニター上のスペースを有効活用できる
クランプ式なので、モニター上部のスペースを有効活用可能です。
例えばWebカメラなど、モニター上部に固定して使用するアクセサリーがかなり使いやすくなります。
今まで使用していたBenQ Screenbar HaloでもWebカメラを使えないこともありませんでしたが、安定性に少し欠けていたので若干不便でした。
モニター上部のスペースを有効活用できるのでおすすめです。
BenQ ScreenBar Haloと比較
では、BenQ Screenbar Haloとも基本性能を比較してみます。
まずはスペックを簡単に比較表にまとめてみました。
EppieBasicデスクライト(本製品) | BenQ Screenbar Halo | |
幅 | 80cm | 50cm |
演色性 | Ra>90 | Ra>95 |
色温度 | 3,000K-6,000K | 2,700K-6,500K |
明るさ | 1,100lm | 874lux |
参考価格 | 7,399円 | 18,900円 |
演色性や色温度は倍以上の価格差があるBenQ Screenbar Haloが上手ですが、ライトの幅や明るさの部分で若干EppieBasicのデスクライトの方が優位に見えます。
実際の明るさなどが気になりますね。
長さの比較
30cmの差と言われてもピンとこないと思いますので、実際に両者を並べてみました。
80cmは成人男性が片腕をまっすぐ伸ばした長さとほぼ同じぐらいなので、かなり長く見えます。
長いほうがデスクを広く照らせそうですね。次の項で検証しましょう。
明るさ比較
ライトバーの長さの違いでどれだけ明るさに違いが出てくるか、実際に比較します。
まずはBenQ Screenbar Haloの最大光量をご覧ください。
デスクの端が若干暗いですよね。
実はBenQ Screenbar Haloは、幅90cmのデスクで300luxまで明るさが落ちる仕様です。
僕は140cmの天板を使用していますので、当然仕様通りデスクの端は暗くなります。
デスクの端は少し暗そうですが、中央や背面は明るいですね
では、EppieBasicのデスクライトの最大光量をご覧ください。
全然違いますよね。
真ん中のモニターの明るさを見ていただければ分かるように、2枚とも撮影時の露出は同じ設定にしています。
つまり比較検証の結果BenQ Screenbar Haloの半額以下で購入できるEppieBasicのデスクライトの方が、より明るくデスクを照らせました。
この結果は予想できなかったのでちょっとびっくりしました。
ライトバーの長さだけでなく、BenQ Screenbar HaloはUSBバスパワー、EppieBasicのデスクライトはACアダプタで電気を供給している差も出ていると考えています。
EppieBasicのデスクライト総合評価:天板の幅が90cmを超える方はかなりおすすめ
EppieBasicのデスクライトは、幅80cmと一般的なモニター掛式ライトより30cm長いため、広い天板でも端まで明るく照らすことができました。
最大1,100lmで、目視でキーボードが白飛びしそうなぐらいの明るさです。
また、クランプ式でモニター上部のスペースを有効活用できるほか、アームが柔軟なので調整の幅もかなり広いです。
メリットやデメリットは下記にまとめました。
特にデスクの天板の幅が90cm以上の方はかなりおすすめです。
7/12〜7/13までアマゾンプライムデーにてタイムセールで7,399円→5,919円です。
気になった方はぜひご検討ください!