この記事では、エレコムの10口電源タップ、ECT-0105をレビューします。Amazonで月間2,000個以上売り上げているベストセラーで、グッドデザイン賞も受賞している大人気の電源タップです。
電源タップは一般的に5年で買い替え時ですが、僕は13年以上使っている電源タップがありそろそろ買い換えようとしていたときにこのエレコムの10口電源タップを見つけました。実際に使ってみると「これは売れるわ」と納得できる部分が多く、個人的に一番推しているサンワサプライの10個口電源タップに匹敵するほどと感じました。
ただし少し気になる部分もあったので、エレコムの10口電源タップ、ECT-0105の魅力やデメリットを含め徹底レビューしていきます!
エレコムの10口電源タップECT-0105の魅力
ただの10口じゃない工夫
エレコムの10口電源タップは、先端に1口、側面に9口の合計10口構成です。10口の電源タップは他社にいくらでもありますが、グッドデザイン賞を受賞したこの電源タップは細かな工夫が見られました。
例えばコンセント穴の間隔ですが、一般的な1.8mmの他に2口分は5.7mm広く空いています。
実際に使ってみると分かるのですが、この5.7mmの広さかなり便利です。一般的な1.8mmの間隔のコンセントに大きめのACアダプターを挿し込むと、お互いが干渉してうまく使えません。しかし、5.7mm空いていれば大きめのACアダプター同士でもぶつかること無く使えます。個人的に全てのコンセント穴が5.7mm間隔であることが望ましいですが、それだとかなりの長さになりそうなので2口だけでも広々しているのは助かりますね。
また、コンセント穴はホコリ防止シャッターつき、かつユリア樹脂二重構造という耐熱性に優れた樹脂を使用しており、万が一発熱しても融解しにくく火災の予防も期待できます。
使い勝手や安全性にこだわった電源タップですね。
回転パーツがかなり有能で壁掛けも床置きも便利に
エレコムの電源タップのもう一つの魅力が、この回転パーツです。ネジ止め用の穴、フックに掛ける用の穴がついており、幅広い利用シーンに対応しています。
パーテーションにS字フックを使ってエレコムの電源タップを掛けてみましたが、なかなか収まりがよく気に入りました。電源タップは基本的に置くものと思っていましたが、エレコムの電源タップはデザインがシンプルでインテリアとも馴染みやすいので壁掛けで使っても良さそうです。
また、ダイソーなどで売っているマグネットフックを使えばデスクにも固定できます。エレコムの10口電源タップはマグネットつきのモデルもありますが、吊り下げるだけであればダイソーのマグネットフックの方が安上がりなのでおすすめです。
あとこの回転パーツ、電源タップを置く時も活躍します。例えば電源タップにコードを数本取り付けると、コードの重みで倒れますよね。裏の見えないところに置く分には気になりませんが、できれば立ったまま維持したいところです。
回転パーツを使えば、電源タップがコードの重みで倒れづらくなるので使い勝手も良くなります。ネジで固定してあげればほぼ確実に倒れなくなりますが、個人的に床に穴を空けてまで固定したいとは思わないのでこれで十分です。
この回転パーツ、かなり使えます!
スイングプラグで狭い場所でも配線しやすい
エレコムの電源タップは180°まで回転するスイングプラグを採用しており、コンセントに挿し込むときに前のスペースにゆとりがなくても挿し込みやすくなっています。電源タップの多くはプラグが90°に曲がっているものが多いですが、個人的に線を下側に出すか、上側に出すかをコンセントに挿し込んだあとでも決められるスイングタイプがおすすめです。
プラグ部分はそこまで気にされない方が多いかもしれませんが、できれば便利なスイングタイプを選んでおきましょう!
デメリットは大きさ
このエレコムの10口電源タップ、いいところばかりではなくデメリットもあります。それが大きさです。例えば電源タップを収納できる収納ボックスがありますが、今まで使っていた収納ボックスがエレコムの10口電源タップでは使えませんでした。それもそのはずで、5.7mmのコンセント穴を5.7mmに広げた分長さが大きくなり収納ボックスの幅を超えてしまうからです。
そもそもケーブル収納ボックスを使わない方は気にならない点ですが、もし現在使っているケーブル収納ボックスを流用したいという方はサンワサプライの10個口電源タップを強くおすすめします。
まとめ
- 5.7mmの間隔で大きなACアダプターが干渉しにくい。
- 回転パーツで壁掛け、床置きも便利。
- スイングプラグでコンセントの前のスペースが空いていなくても使いやすい。
- グッドデザイン賞を受賞したシンプルなデザイン。
- 一般的な電源タップより大きめのためケーブル収納ボックスに入らない場合がある。
そろそろ電源タップを買い換えようと考えている方は、ぜひ参考にしてください!