Edifier T5sをレビュー!2万円台で奥行スリムなサブウーファー

迫力ある低音を手軽に追加できるサブウーファーを探しているなら、Edifier T5sは有力な選択肢です。

8インチの大口径ウーファーと70W RMS出力によって、音楽や映画、ゲームに臨場感あふれる重低音をプラス。さらに、ローパスフィルターや位相調整などの細かなチューニング機能も備えており、既存のスピーカーシステムに自然に溶け込みます。シンプルかつ高品位なデザインと、コストパフォーマンスの高さも魅力の一台です。

たいしょん

サブウーファーって何?って方もぜひチェックしてみてください!

PR:この記事はメーカー様より製品提供を受け作成しています。

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Edifier T5sの主な特徴

Edifier T5sは下記の特徴を持つサブウーファーです。

Edifier T5sの主な特徴
  • 8インチ(約220 mm)ロングストロークウーファー搭載・・・深みのある重低音を実現する大口径ドライバーを装備。
  • 35 Hzまで再現可能な低音再生・・・低い周波数帯域もカバーし、迫力ある低音を再生します。
  • 70W RMSの出力・・・定格出力70ワットで豊かで力強い低音を提供。
  • TI製アナログ前段とクローズドループClass-Dアンプ・・・高精度なAD/DA変換とノイズの少ない増幅を行い、音質の劣化を抑制します。
  • 低歪み18mm厚MDFエンクロージャーを採用・・・キャビネットの共振を抑え、クリアでタイトな低音を実現。
  • バスレフ・LPF(ローパスフィルター)およびフェーズ調整・・・背面のノブやスイッチで低音の分離周波数や位相を調整可能。
  • Signal In/Signal Out端子(パススルー対応)・・・他のスピーカーとシームレスに接続でき、システムへの柔軟な統合が可能。
  • 自動スタンバイ機能・・・約15分(あるいはシステムによると30分)操作がないと省電力モードに移行し、再び再生が始まると自動で復帰。
  • スリム縦置きデザイン・・・幅170 mm × 奥行399 mm × 高さ400 mm(参考値)は狭いスペースにも設置しやすい設計です。
  • S/N比で85 dB以上、静かなノイズレベル・・・高い信号対雑音比でクリアな再生を実現。
たいしょん

VGP 2025 SUMMERで金賞を取っている実力派です

主な仕様はこちら

項目仕様
ドライバー8インチ(約220mm)ロングストロークウーファー
周波数特性35Hz~115kHz(メーカー表記)
定格出力70W RMS
アンプ形式クローズドループ Class-D アンプ
キャビネット18mm厚MDF、バスレフ構造
入力端子RCA(L/R)
機能ローパスフィルター調整、位相切替(0°/180°)、自動スタンバイ
S/N比≧85dB
外形寸法399mm x 170mm x 400mm(横幅×奥行×高さ)
重量約10.38kg

そもそもサブウーファーは、自宅で映画館のような重低音を実現するためのスピーカーです。その中でもEdifier T5sはアクティブサブウーファーに分類され、アンプを内蔵していますので幅広い機器に柔軟に対応できます。

デザインや付属品

Edifier T5sは、サブウーファーとしては珍しい縦長のデザインです。背が低く正方形のデザインが多いサブウーファーと比べ、奥行きがスリムな分より設置性に優れています。

カラーバリエーションはブラックとブラウンがあり、いずれも木目のデザインが部屋に馴染むようになっています。

入力、出力ともにRCAのみ
ボリュームとローパスフィルターの調整が可能
底はしっかりとしたインシュレーターがある

付属品は下記のものが揃っています。

同梱品内容・備考
サブウーファー本体(T5s)防塵ネット標準装備
電源ケーブル本体電源用
3.5 mm AUX ⇄ RCA オーディオケーブル一般的なオーディオ機器との接続用
RCA ⇄ RCA オーディオケーブル直結やパススルー接続用
取扱説明書(ユーザーマニュアル)多言語対応/クイックガイド含む場合あり
注意事項など(日本モデル向け)安全に関する説明文書

Edifier T5sの使用感をレビュー

Edifier T5sを実際に使ってみましたので、使用感をレビューします。

設置について

実はサブウーファーをこれまで使ったことがなかったため、設置に関してどのようにすればよいのかをまずはまとめます。Edifier T5sは重低音を鳴らす専門のスピーカーですので、もちろん一般的なスピーカーと同様にユニットを視聴者側に向けます。薄型とはいえ、横幅は399mmほど取ります。

前面への出っ張りが少なく収まりがいい

次に接続ですが、アンプの3.5 mm AUX、もしくはRCA端子に接続します。アンプにサブウーファー出力端子があればいいのですが、ない場合はスピーカーシステムの入力端子をサブウーファーの信号出力 (Signal out) 端子に接続します。公式サイトの説明が分かりやすかったです。

サブウーファー出力端子がある場合
サブウーファー出力端子がない場合

プリメインアンプの場合、「SW OUT」と呼ばれる端子に接続すれば使えるようになります。

僕が所有しているEDIFIER M60、Edifier MR5はいずれもサブウーファー出力端子がないモデルでしたが、例えばEdifier MR5の場合は「プレイヤー→Edifier T5s→Edifier MR5」という流れで繋げば使用できました。

サブウーファー側は出力端子に
スピーカー側は入力端子に

部屋が揺れるほどの圧倒的重低音を体感してみる

Edifier T5sは、70W出力とスペックだけ見ると普通です(SONYは300Wモデルがあります)。初めてのサブウーファーということで実際に試してみたところ、十分すぎる重低音でした。

ジャズ音楽については、Polk Audioの得意分野なので単体でも十分満足できるものでしたが、Edifier T5sを追加したら明瞭なベースライン、そして意外にもトランペットの音の伸びが良くなりました。これはスピーカー側で無理に重低音を再生しなくても良くなった分、他の帯域にリソースが割けるようになったと考えられます

設定のコツとしては、サブウーファーから音が出ているか出ていないかぐらいの音量で調節すると自然に聴こえます。

また、映画でも試してみました。トップガン マーヴェリックを観てみましたが、戦闘機が出撃する前の轟音は部屋が震えるほどの重低音で、映画館さながらの迫力を感じられました。

迫力のある重低音ですが輪郭ははっきりしており、キャビネットで共振を十分に押さえられている感じがあります。18mm厚MDF(中密度繊維板)筐体を採用しており、音の共振と歪みを低減しているようです。

たいしょん

サブウーファーってやっぱりすごい!

ローパスフィルターでカットオフ周波数の設定が可能

サブウーファーは重低音を鳴らす専門のスピーカーということで、実は一般的なスピーカーと近い周波数帯も鳴らすことができます。そうなるとスピーカーとサブウーファーで同じ周波数帯の音が鳴った時、波形が濁ります。そこでローパスフィルターを使うことで、サブウーファーの低い音は通し高い音だけカットする事が可能です。

30〜160Hzで設定可能
たいしょん

実際に設定を適用してみましたが、スピーカー側も無理に低い音を再生しなくて良くなったからか音の躍動感が全然違います。

オートスタンバイ機能で電源を切る必要なし

Edifier T5sは、しばらく使っていない場合に電源をスリープ状態にするオートスタンバイ機能を搭載しています。これにより、直接電源をつけたり切ったりしなくてもいいのでかなり楽です。仕様では、サブウーファーは15分間入力信号がない状態が続くと自動的にスタンバイモードに移行します。

電源の状態は背面のインジケーターで確認できる
たいしょん

この機能は個人的には必須で、デスク下に置いて使う場合わざわざかがんで電源のオンオフをしなくて済むので助かります。

Edifier T5sの気になるところ

Edifier T5sを使っていて気になった部分も解説していきます。

サイズが大きい

Polk Audio R200(190x359x354 mm)などサイズの大きなスピーカーも使ったことがあるので気にならないと思っていましたが、薄型とはいえ高さと横幅が約400mmというサイズ感は結構大きいなと感じました。

幸い床に置いて使うものなので、デスク上のように限られたスペースを占有しない点はデスクトップのスピーカーより設置性は高いです。

ただ重低音は高音に比べ音の指向性が低いので、ユニットを正面からずらしても音質への影響は少なく感じました。そういう意味では横向きに置いてもいいかもしれません。また、壁に寄せれば一般的なサブウーファーよりも奥行きがスリムなのでその点はいい感じです。

カバーがマグネット着脱ではない

スピーカーユニットを守るカバーですが、はめ込み式になっており着脱はマグネットではありません。頻繁に取り外すものではないのでいいのですが、できればマグネット式のほうが使いやすいなと思いました。

まとめ:Edifier T5sは2万円以下で初心者にも優しいサブウーファー

Edifier T5sをレビューしました。

サブウーファーは2万円前後の製品が多く、奥行きを取ります。Edifier T5sはサブウーファーの中でもスリムで、壁寄せにすれば一般的なサブウーファーよりも場所を取りません。

それでいて部屋を揺らすような重低音もバッチリ出ますので、かなりおすすめです。

たいしょん

映画をよく観る方や、クラシック、ジャズの音に深みをもたせたい方はぜひお試しください!

セールで2万円を切ることもあるので是非チェックを!

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