この記事では、ゲーミングワイヤレスイヤホンのEDIFIER GX05をレビューします。
完全ワイヤレスイヤホンを使っていて、「音と映像の遅延が気になる」と感じたことはありませんか?
そんな方に使ってほしいのが、今回紹介するEDIFIER GX05です。USBドングルを使って2.4GHzの通信を使えば、体感上有線イヤホンと変わらないほどの低遅延でゲームプレイができます。実際に僕もEDIFIER GX05を使ってiPhone 15 Proで太鼓の達人をプレイしましたが、ほとんど映像と音のズレがなく快適にゲームプレイができました。
ゲームに特化した完全ワイヤレスイヤホンのEDIFIER GX05、他にどんな特徴があるのか、メリットやデメリットを含め解説していきます!
- めちゃくちゃカッコいい男心くすぐるデザイン
- 遅延が限りなく少ない
- デュアルワイヤレスモードでゲーム中に通話を受けられる
- タップ操作対応でスマートフォンを取り出さなくても操作できる
- USBドングルでBluetoothに対応していない機器でも使える
- ケースが重い
- ANC機能がない
EDIFIER GX05の特徴
実際にEDIFIER GX05を使いながら、特徴を解説しレビューします。主な特徴、仕様、付属品については下記のタブにまとめました。
- 15msの超低遅延
- RGBライティングエフェクト
- 充電ケース併用で16時間・イヤホン単体で4.5時間の長時間バッテリー
- デュアルワイヤレスモード搭載
- LHDC 5.0に対応し最大96kHz/24bitのハイレゾ級を実現
- IP54の防水対応
- ドングルを挿すだけで使える高い互換性
EDIFIER GX05の特徴について、より詳細に紹介していきますね。
SFチックなカッコいい外観
EDIFIER GX05を手にしてまず感じたことは、「めちゃくちゃかっこいい!」です。アルミ合金製の充電ケースはコンパクトながらずっしり感があり、ガンメタの鋭い輝きを放つ外観はまさにSFチックなエレメントのようなかっこよさがあります。
実際にイヤホンを取り出す時は、下記のイメージように上部を回転させて取り出します。
上部を回転させた時のRGBイルミネーションもまさにゲーミングデバイス!といった感じで、男心をくすぐります。充電ケースにはUSBドングルとイヤホンがそれぞれ収納されており、デザインの統一感があります。
ペアリングボタンは底にあり、長押しすることでBluetoothで接続が可能です。底のデザインも六角形でかなりおしゃれです。
側面にUSB-Cポートがありますので、付属のケーブルや他のUSB-Cケーブルで充電が可能です。
とにかく充電ケースはかっこよすぎますので、いろんな人に見せびらかしたくなります(笑)
限り無く遅延が少ない2.4GHz接続
EDIFIER GX05は、Bluetooth5.3での接続のほかUSBドングルを使って2.4GHz接続も可能です。この場合、15msというかなり低遅延でゲームをプレイ可能です。この数値は、同社のゲーミングヘッドホン、EDIFIER G4Sと同等の性能です。
実際にiPhone 15 ProにUSBドングルを装着し、EDIFIER GX05で太鼓の達人をプレイしました。プレイ中に感じたことは、本当に音の遅延がないということです。Bluetooth接続のゲーミングイヤホンはいくつか使ったことがありますが、いずれも体感上若干遅延を感じていました。しかしUSBドングルを使った状態でEDIFIER GX05を使用すると、有線イヤホンと変わらないほど音と映像がシンクロしていました。
結果は僕のミスでフルコンボできませんでしたが、不可が1だけで良が95と有線イヤホンと変わらないスコアがでました。音ゲーでも補正無しで不満なくプレイできた完全ワイヤレスイヤホンは、EDIFIER GX05が初めてです。
音ゲーをプレイする人は、EDIFIER GX05を使えば間違いないです。
デュアルワイヤレスモードでゲーム中の通話も可能
EDIFIER GX05のすごいところ、それはゲーム中に中断すること無く通話ができるところです。例えば一般的なマルチポイント接続では、片方で音楽が鳴っていたらもう片方の機器の信号を受け付けません。しかしEDIFIER GX05は、Bluetoothと2.4GHz帯の別の電波を使用することで、両方同時に音声を受け付けることができます。
Nintendo Switchをやりながらそのまま電話に出れるの便利ですね。
装着感もいい
EDIFIER GX05は4.99gと軽いので、装着感も快適でした。僕はカナル型のイヤホンは苦手ですが、3時間程度までなら痛みもなく装着し続けられました。実際に装着しているイメージを見ると、耳の形にフィットしていますね。
タップ操作できる
EDIFIER GX05はタップ操作に対応していますので、スマートフォンを取り出すこと無くイヤホン本体で操作可能です。
主に下記のタップ操作に対応しています。
左のイヤホンを2秒間長押し | 再生・停止 |
右のイヤホンを2秒間長押し | 前の曲次の曲 |
右のイヤホンをトリプルクリック | 音楽モード(デフォルト)・ゲームモードの切り替え |
左/右のイヤホンをダブルクリック | 着信を受ける/切る |
左/右のイヤホンを2秒間長押し | 通話を拒否する |
左/右のイヤホン左4回クリック | ライトをオン/オフする |
イヤホン本体だけで操作できると音楽再生の時に便利です。
音質はドンシャリ系
EDIFIER GX05の音質は、低音強めでウォームな音に感じました。音の繊細感こそ控えめですが、その分長時間使っても聴き疲れしにくいチューニングです。太鼓の達人をプレイしていても、太鼓の「ドン」という音が心地よく聴こえ、音ゲーにぴったりなイヤホンだと感じました。
EDIFIER GX05のメリット・デメリット
EDIFIER GX05のメリット・デメリットをまとめます。
メリット
EDIFIER GX05のメリットは下記の5点です。
- めちゃくちゃカッコいい男心くすぐるデザイン
- 遅延が限りなく少ない
- デュアルワイヤレスモードでゲーム中に通話を受けられる
- タップ操作対応でスマートフォンを取り出さなくても操作できる
- USBドングルでBluetoothに対応していない機器でも使える
もうデザインは最高です。どストライク。こんなにかっこよくてメカメカしいデザイン見てたらご飯3杯はいけます。RGBライトもおしゃれで、友人に見せたら「やべぇ、かっけぇ」と声を漏らしていました。
また、音ゲーをプレイしている時に遅延がほぼゼロなのも嬉しいです。iPhone 15 ProからUSB-C端子になりましたが、USBドングルをそのまま使えるのでiPhoneユーザー、Androidユーザーにもおすすめできます。
PlayStation 5でもNintendo Switchでも使えますよ!
デメリット
EDIFIER GX05のデメリットは下記の1点です。
- ケースが重い
- ANC機能がない
アルミ合金製なので、ケースが重いのはネックですね。ケースと本体込みで108.86gとAirPods Proの倍近くの重さです。持ち運べない重さではありませんが、外に持ち出すならもう少し軽いほうが嬉しいかなと感じました。
また、最近の完全ワイヤレスイヤホンにはほぼ標準搭載されているANC(アクティブノイズキャンセリング)機能がありません。電車で使うときなど、騒音が強い時に気になりそうです。
ANC機能付きのゲーミングイヤホンであれば、ASUS ROG Cetra True Wirelessなどを選びましょう。
EDIFIER GX05をおすすめできる人
EDIFIER GX05をおすすめできる人は、完全ワイヤレスイヤホンでゲームをプレイする人です。有線イヤホンなら音声の遅延がなくて当たり前ですが、ワイヤーのない便利な完全ワイヤレスイヤホンで快適にゲームプレイをしたいなら、USBドングル付きのEDIFIER GX05で間違いないです。
音の遅延が限りなくゼロなカッコいいゲーミングワイヤレスイヤホン、EDIFIER GX05でぜひ快適なゲームプレイを実現してくださいね!