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この記事は、「CIO SMARTCOBY Pro 30W」のレビュー記事です。10,000mAhという大容量ながら、クレジットカードサイズで持ち運びしやすいモバイルバッテリーです。
モバイルバッテリーは重いしかさばる。。。
僕は今まで、6年前に購入したダンボーデザインのモバイルバッテリーを使用していました。
ただし、結局あまり持ち運んでいません。理由は下記の3点です。
- サイズが大きくてかさばる。
- 重い。
- 使いたい時に限ってバッテリーが切れている。
バッテリー切れは仕方ないとして、サイズが大きいことと重さはなんとかならないかなと考えていました。
今回ご紹介する「CIO SMARTCOBY Pro 30W」は、そんな悩みを解消してくれる最新のモバイルバッテリーです。
世界最小級のモバイルバッテリー
この言葉にピンときたら、きっとあなたにぴったりかもしれません。
- 手のひらサイズで軽量。
- マットで落ち着いたデザインが上品。
- 30Wの高出力で各種急速充電に対応。
- 2つの異なるUSBポート搭載で様々なデバイスの充電に対応。
- バッテリー残量が%表示で確認可能。
- 手脂が付きやすい。
- 簡易的なキャリングポーチがあると嬉しい。
- このバッテリー以外持ち運ぶのをためらってしまう。
CIO SMARTCOBY Proの製品概要
CIO SMARTCOBY Proは、大阪を拠点としている株式会社CIOが開発したモバイルバッテリーです。
バッテリーといえばANKERが強い印象ですが、最近はよく名前を聞くメーカーですね。
CIO SMARTCOBY ProはクラウドファンディングのMakuakeでも募集をしており、目標金額の300,000円を大幅に上回る21,914,320円で成功しました。
- カードよりも更に小さく手のひらサイズ 超コンパクトな10000mAhバッテリー。
- 30W高出力でスマホ、タブレットはもちろんMacbook Air M1への充電にも対応。
- 電気自動車にも採用されているバッテリーセルを搭載。信頼性に優れた設計に。
色はブラックとホワイトの2色展開です。
製品名 | SMARTCOBYPRO-30W |
入力 | USB-C(入力):5V=3A / 9V=2.22A / 12V=1.5A(PD3.0) |
出力 | USB-C(出力):5V=3A / 9V=3A / 12V=2.5A(PD3.0) / 3.3-6V=3A / 3.3-11V=2.7A(PPS/QC4+) USB-A(出力):4.5-5V=5A / 9V=3A / 12V=2.5A(QC3.0/SCP/S-VOOC) |
パススルー充電 | 対応 |
バッテリー容量 | 10,000mAh |
サイクル回数 | 約500回 |
保護機能 | 過充電保護 / 短絡防止 / 温度保護 / 過電圧保護 / 過放電保護 / 過電流保護 |
CIO SMARTCOBY Proの外観
まずは、開封しつつCIO SMARTCOBY Proの外観を見ていきましょう。
- 本体
- 取扱説明書(日本語)
- 充電ケーブル(Type-c to Type-c)PD対応 約0.5m
表面は「CIO」のロゴがあります。手触りはマットな落ち着いた感じです。個人的に光沢テカテカで明らかにプラスチックなデザインより好みです。
サイズは約77 x 56 x 26mmです。
ただし手脂が付きやすい印象です。僕の手汗がひどいのかな笑
USB端子はType-AとType-Cの2つがあります。
また、側面にモニターがあるのが特徴です。
CIO SMARTCOBY Pro大きさ比較
ここからは、様々な製品と比較して大きさを見ていきます。
まずは普段使用しているダンボーバッテリーです。
バッテリー容量はほぼ変わらないにも関わらず、相当小さいことが分かりますね。
次に、普段よく持ち運んで愛用している「Anker PowerCore Fusion 5000」と比較してみます。
容量は半分ですが、コンセント内蔵型ということもありAnker PowerCore Fusion 5000の方が大きいですね。
次に僕が愛してやまない岐阜のラーメン屋さん、一正家のゴールドカードと比較してみます。
遠近感はありますが、サイズはほぼ同じぐらいです。まさにクレカサイズ!
最後にAirPods Proとも比較してみましょう。
AirPods Proのほうが小さいですが、CIO SMARTCOBY Proも本当に小さいですね。
あまり手のサイズは大きくないですが、そんな僕でもフォークボールが投げれそうな小ささ。ものすごく手への馴染みがいいです。
重さ比較
次に、重さを比較してみます。
結果はこのようになりました。
CIO SMARTCOBY Pro | 171.67g |
cheero Power Plus 10050mAh DANBOARD | 264.64g |
100g近くCIO SMARTCOBY Proの方が軽いです。
このサイズ感と重さは、電気自動車に採用されている非常に出力密度の高いバッテリーセルを搭載し、さらにSMARTCOBYシリーズを通じて培った小型化に関するノウハウを駆使した結果実現したそうです。
CIO SMARTCOBY Proの特徴
ここからは、コンパクトさや重量の軽さだけではないCIO SMARTCOBY Proの特徴についてご紹介します。
デジタル残量の%表示に対応
一番助かるのが、デジタル残量の%表示に対応していることです。
一般的なモバイルバッテリーは、3段階や5段階のLEDランプで確認できることがほとんどです。
CIO SMARTCOBY Proは、なんと1%単位でバッテリー残量を確認できます。
CIO SMARTCOBY Proでバッテリー残量を確認する場合は、電源ボタンを押すだけです。
おかげで充電の目安がつかみやすくなりました。
パススルー充電に対応
CIO SMARTCOBY Proは、パススルー充電に対応しています。あまり聞き慣れない言葉ですね。
バッテリーもスマホも残量が少ないってときに両方に充電できる機能です。
例えば下記のようにつなげてみたとしましょう。
この場合まずMacBook Airに優先的に充電され、充電が完了したらCIO SMARTCOBY Proに蓄電が開始される仕組みです。
MacBook Airが満充電→CIO SMARTCOBY Proに蓄電開始
デバイスとモバイルバッテリーを別々に充電する必要がないので、その分使えるコンセントに限りがある場合に便利です。
30W出力と2つの異なる種類のポートで幅広いデバイスの充電に対応
CIO SMARTCOBY Proは、最大30Wの出力と2種類の異なるUSBポートを備えており、幅広いデバイスの充電に対応しています。
また、各種急速充電(PowerDelivery/QuickCharge/PPS)にも対応していますので、短時間でデバイスを充電可能です。
iPhoneのライトニングケーブルでも、今はType-C端子ですが昔はType-A端子だったりするのでどちらか片方だけだと不便ですよね。
個人的に最近使っているDivoom Pixoo Sling BagのLED表示用の電源としても使えるのは、スペースも空いてより身軽になって嬉しかったです。
10,000mAhの大容量ですので、iPhone 12の場合2.5回分充電可能です。
その他のAppleデバイスは下記の目安で充電可能です。
端末 | 充電可能回数 |
---|---|
iPhone 12 | 約2.5回 |
iPad Pro 11インチ | 約1回 |
MacBook Air | 約0.6回 |
MacBook 12インチ | 約0.7回 |
まとめ:CIO SMARTCOBY Proは重いモバイルバッテリーから卒業したい方におすすめ
今回始めてモバイルバッテリーをレビューしましたが、レビューをしたくなるほど気に入りました。
今まで大容量かつ大きく重いバッテリーを使っていたので持ち運ぶことを少しためらっていたのですが、CIO SMARTCOBY Proは僕の理想とする大きさ、軽さ、容量のバッテリーでした。
CIOさん、今後注目のメーカーさんですね!
- 使用しているバッテリーが古く重いため、軽くて小さなモバイルバッテリーを探している。
- 今まで5000mAhのモバイルバッテリーを使っているけど、サイズをこれ以上大きくしたくない。
- 日本メーカーを応援したい。
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