この記事は、CIO ハイブリッドワイヤレスバッテリー(CIO-MB20W-5000-MAS)のレビュー記事です。iPhoneを充電しながら動画を見るのに役立つスタンドや、Apple Watchも充電できるワイヤレス充電機能を備えた個性派のモバイルバッテリーです。
こんにちは!ガジェット大好きなたいしょんです!
最近iPhone 13 Proに乗り換えた関係でワイヤレス充電の便利さに気づいたのですが、外で充電する際はどうしてもケーブル付きのモバイルバッテリーしかなかったのでどこか歯がゆい思いをしていました。
そんな時に、「CIO SMARTCOBY Pro」を開発したCIOさんからワイヤレスでも充電できるモバイルバッテリーが出たということで、Amazonのブラックフライデーセールで購入しました。
様々なApple製品を持っていますが、親和性が高く結果としてかなり便利だったので、使用感や製品の概要などをご紹介します!
- Apple Watchもワイヤレスで充電できる。
- 便利なスタンドが付いていて動画が見やすい。
- 2台同時充電も可能。
- パススルー充電で卓上のワイヤレス充電器としても使用可能。
- USB Tyoe-A端子がない。
- 名前が呼びにくい。
- Apple Watchを使っている方。
- Apple製品と親和性の高いモバイルバッテリーを探している方。
- 充電器をたくさん持ち歩きたくないミニマリスト。
CIO ハイブリッドワイヤレスモバイルバッテリーの製品概要
このモバイルバッテリーは、ワイヤレス充電時にスマートフォンに貼り付けても邪魔にならないように設計されたコンパクトサイズのモバイルバッテリーです。
クラウドファンディングのMakuakeでは、目標金額の300,000円を大幅に上回る18,017,260円で達成しています。
- AppleWatchとワイヤレス充電 それぞれの充電がこれ一つに!
- Magsafeに対応し、iPhone12であれば磁力でピタッと吸着。
- 自由調節スタンド付きで動画鑑賞がより快適に!
型番 | CIO-MB20W-5000-MAS-BK CIO-MB20W-5000-MAS-WH |
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カラー | ブラック ホワイト |
JANコード | 4589406028994 4589406028987 |
本体サイズ | 約H94.5xD63xW16.5mm |
本体重量 | 約150g |
ポート数 | 5000mAh |
蓄電時間 | 約1時間30分 |
入力(Type-C PD) | 5V=3A/9V=2A/12V=1.5A(18W Max) |
出力(Type-C PD) | 5V=2.4A/9V=2.2A/12V=1.6A(20W Max) |
ワイヤレス充電 | 5W/7.5W/10W |
AppleWatch充電 | 最大2.5W |
製品構成 | 本体 ×1 説明書(日本語) ×1 充電ケーブル(USB-c to USB-c)1.5m ×1 |
製造元 | 株式会社CIO |
お問い合わせ先 | お問い合わせ |
CIO ハイブリッドワイヤレスモバイルバッテリーの外観
では、開封しながら付属品のチェックや本体の外観を見ていきます。
外箱は白と紫の2色で、シンプルです。
付属品はこちらです。
- バッテリー本体
- ケーブル(1.5m)
- 説明書
ケーブルは1.5mと、一般的なモバイルバッテリーより長めです。そのためゴム製の結束バンドも付属しています。
本体の外観
ここからは、本体の外観を見ていきます。
外観はつや消しのマット加工がされています。上品ですが、手脂が目立ちやすい印象です。
スマートフォンに重ねて使うことも想定されているため、手のひらサイズでコンパクトです。
サイズは約H94.5xD63xW16.5mmです
表面はワイヤレス充電用のパッドがあります。Apple Watchが乗せやすいようにパッドの中心がくぼんでいますね。
背面はスタンドがついています。
側面の操作系は1箇所に集約されており、電源ボタン、Type-Cポート、バッテリー残量LEDがついています。
充電時は、青色のLEDランプが点灯します。
大きさ比較
大きさも比較していきます。
以前レビューしたCIO SMARTCOBY Proはカードサイズでコンパクトでしたが、CIO ハイブリッドワイヤレスモバイルバッテリーも一回り大きいぐらいコンパクトです。
容量は5000mAhとSMARTCOBY Proの半分の容量ですが、ワイヤレスパッドのコイルやスタンドの安定感を優先したら丁度いいサイズ感です。
次にApple信者おなじみの「Magic Mouse」と比較しました。
マウスより一回り大きいサイズ感ですね。
重量
次に重量を計測しました。
重量は実測で150.46gでした。一般的なりんごの半分の重さです。
つまり結構軽い!
一回り小さかったSMARTCOBY Proより約20g軽いです。
CIO ハイブリッドワイヤレスモバイルバッテリーの特徴
ここからは実際に使ってみながら、CIO ハイブリッドワイヤレスモバイルバッテリーの特徴をご紹介します。
ワイヤレスで様々な機器を充電できる
まず1番の特徴は、ワイヤレスで様々な機器を充電できることです。
例えば、下記のようにApple WatchやAirPods、iPhoneなどApple信者なら必需品と言えるデバイスを充電できます。
ただ充電できるだけでなく、コイルを2つ搭載することでデバイスによって5W、7.5w、10Wで自動的に判別して充電してくれるかしこいバッテリーです。
iPhoneに装着してみましたが、バッテリーがカメラに干渉することなく程よいサイズ感です。
マグネットの吸着具合ですが、マグネット内蔵型のケース「Spigen マグアーマー」を使っていることもありガッチリ着いてくれます。
また、ワイヤレスだけでなくUSB-Cの充電もできますので、付属のケーブルでiPadやMacBookも充電できます。
こちらは最大20Wで充電可能です。
便利なスタンドが付いている
CIO ハイブリッドワイヤレスモバイルバッテリーは、便利なスタンドが付属しています。
下記のように、範囲は狭いですが無段階で角度調整可能です。
下記のように、向きを変えればかなり浅めに倒すことも可能です。
こちらがiPhoneをセットした状態です。
寝ながら動画を観る時に便利かも!
横向きだけではなく、縦向きでも使用可能です。ただしこちらの場合、角度調整はほぼできません。
2台同時充電も可能
ワイヤレス充電と、ケーブルの充電の両方を同時に行うことも可能です。
この場合は両方合わせて最大30Wまで給電できます。
パススルー充電で卓上のワイヤレス充電器として使用可能
パススルー充電にも対応し、AC電源と接続することで一般的なワイヤレス充電器と同じように充電可能です。
パススルー充電とは、バッテリー本体を蓄電しながらデバイスの充電も可能にする技術です。
CIO ハイブリッドワイヤレスモバイルバッテリーの欠点
ここからは、CIO ハイブリッドワイヤレスモバイルバッテリーの欠点もご紹介します。
USB Type-A端子がない
個人的に残念だったのが、USB Type-A端子がないことです。
昔のApple製品はType-AでACアダプタと接続するタイプが多く、僕も持ち運び用でよく使用しています。
また、僕も愛用しているDivoom PIXOO Sling BagもType-A端子なので、やはりType-A端子はほしいところですね。
Type-A端子も必須な場合はSMARTCOBY Proがおすすめです。
名前が呼びにくい
製品に罪はないですが、名前が読みにくく誰かに口頭で勧める時に悩みます。
「CIO ハイブリッドワイヤレスモバイルバッテリー」は旧式もありますし、「CIO-MB20W-5000-MAS」なんて呼べたとしても検索してくれないでしょw
いいバッテリーなので、「SMARTCOBY Pro」みたいに呼びやすい愛称がほしいですね。
まとめ:Apple信者必携のモバイルバッテリー
まず、安心できるメーカーかつ5,000円前後の価格帯のモバイルバッテリーで、Apple Watchを充電できるモバイルバッテリーはCIO ハイブリッドワイヤレスモバイルバッテリー一択です。
例えば、Belkin製は倍の値段します。スタンドもついていません。
この時点でApple信者必携のモバイルバッテリーと言えるでしょう。
それだけではなく、iPhoneのカメラに干渉しないギリギリのサイズ感や、近年Type-C端子で統一し始めているApple製品との相性も抜群です。
- Apple Watchを使っている方。
- Apple製品と親和性の高いモバイルバッテリーを探している方。
- 充電器をたくさん持ち歩きたくないミニマリスト。
ワイヤレス充電の必要がなければ、CIO SMARTCOBY Proがおすすめです。
10000mAhと倍の容量で、かつより小型で持ち運びしやすいです。