コロナの影響で外食を控える方も多い中、これを機に自炊を始める方も増えています。
その影響もあり、材料と調味料を入れるだけで料理が完成する手軽さで、電気圧力鍋がブームです。
- 材料を入れる
- ボタンを押す
- 待つだけ
この3つの手順だけで料理が完成するので、自炊される方は特に効率化につながります。
ショップジャパンのクッキングプロがブームの火付け役です。
とはいえいきなり数万円の調理器を購入するのも、ハードルが高いですよね。
今回紹介するAONCIAの電気圧力鍋は、1万円を切る価格で本格調理ができる製品です。
実際に炊飯をしてみて、安価な電気圧力鍋でもしっかり調理できるのかを検証レビューしていきます。
結論として、粒立ちのいい美味しいご飯が炊ける電気圧力鍋でした。
この記事はAONCIA様より商品提供いただき作成しています。
AONCIAの電気圧力鍋の製品仕様
炊飯、煮込み、蒸し、シチュースープ、肉料理、豆料理、角煮、低温調理、圧力調理、炒めの10の調理モードを搭載した容量3Lの電気圧力鍋。
調理モードを選択してボタンを押すだけの簡単操作で、予熱から圧力調理、減圧まですべて自動でできます。調理時間は、角煮の場合、通常の鍋で約180分要するところ、同モデルでは約20分で時短調理できます。
また、食卓に置けるグリル鍋としても使用可能。予約・保温機能を搭載し、保温は最大24時間設定できます。
定格電圧 | AC100 50/60Hz(東日本・西日本対応) |
消費電力 | 700W |
運転圧力 | 0~35kPa |
保温温度 | 60~80度 |
調理容量 | 2L |
満水容量 | 3L |
調理容量が2Lなので、1人暮らしの方に向いています。
目安は
1人暮らしの場合:2L
2人家族の場合:3L
3人家族の場合:4L
です。
本体寸法は高さ295mm、横幅270mm、奥行275mmです。
サイズ | 約295 x 270 x 275mm |
本体重量 | 約3.7kg |
付属品は炊飯器並の充実度
- 本体
- フタ
- 鍋
- 炊飯用カップ(約180ml)
- 電源コード
- しゃもじ
付属品はおもに炊飯に便利なグッズが揃っています。
まず、ご飯をよそうのに便利なしゃもじがついています。ご飯がつきにくいようにザラザラ加工がされています。
計量カップも付属しています。炊飯時にお米を計ることができます。
こちらが鍋です。白米と玄米用の目盛が書かれており、電気圧力鍋とはいえ炊飯器並に便利な機能やグッズが揃っていますね。
本体カラーはブラックのみ
AONCIAの電気圧力鍋は、ブラックのみ取り扱っています。
最近は赤色や黒色の白物家電が増えてきましたが、赤色のアクセントと黒のボディはクールな印象です。
フタはロックできる構造
フタは下記のイメージように歯車のような溝が設けられており、蒸気でフタが外れないようにロックできる構造です。
ロックする際は、フタを回します。
調理後、内部に圧力が残ってフタが外れにくい状態になりますので、それに対処するため中心に蒸気を逃がすボタンがついています。
底は滑り止め付き
本体の底は滑り止めがついており、電気圧力鍋をしっかり固定できます。
10の調理モード
AONCIAの電気圧力鍋は、下記の10の調理モードに対応しています。
- 煮込み料理
- 炊飯
- 肉料理
- 蒸し
- シチュースープ
- 豆料理
- 角煮
- 低圧調理
- 低温調理
- 炒める
本体側面に簡単に説明書きがあり、フタを閉めるべきか、自動調理で大丈夫なのかが分かりますね。
AONCIAの電気圧力鍋で炊飯をする手順
では、実際に炊飯をしてみます。
まず、お米と水を入れます。
3合で炊く場合、窯の3の目盛りに合わせて水を入れましょう。
お米と水を入れ終わったら、電源を入れます。
電気圧力鍋の「炊飯」ボタンを押します。
「炊飯」ボタンを押したら、「調理モード」ボタンを押して開始します。
調理開始後、加熱で最初は10分かかります。その後「P」の表示が出たらカウントダウンが始まるので、10分待ちます。
10分経つとブザーが鳴りますので、フタを開けます。
中は圧力がかかってフタが外しにくい状態ですので、フタの上部にある蒸気排出ボタンを押して逃します。
圧力が抜けてきたらフタを開けて完成です!
ご飯の味はどうか?
1万円に満たない電気圧力鍋で、果たして美味しいごはんが炊けるか不安でした。しかしいい意味で期待を裏切られました。
炊飯器で炊いたご飯より美味い!!!
カレーにして食べたのですが、炊飯器でご飯を炊くより粒立ちがいいです。キャンプで飯ごうでご飯を炊いたときの食感に近く、グチャッとしていないのでカレーとの相性も抜群でした。
あまりに美味しいので家族が喜んでいました!
AONCIAの電気圧力鍋のメリット
AONCIAの電気圧力鍋のメリットはこちらです。
簡単に安全に調理できる
まず、ガスを使って調理をする時のように火を使わないので安全に調理可能です。
AONCIAの電気圧力鍋は炊飯だけではなく炒めものもできますので、お子さんと調理されるときも安心できます。
日本のPSEマークも取得しており、海外メーカーとはいえ安全性も担保されています。
また、10の調理モードが用意されているため料理経験のない僕でも簡単に調理できました。
消費電力が低く経済的
電気圧力釜で1日1時間調理した場合、ガス調理よりも安く経済的な点がメリットです。
株式会社ノジマによると、800kw〜1000kwタイプの電気圧力鍋は1時間あたり約21.5円。一方、普通の圧力鍋で1時間調理すると約31円。さらにLPガスの場合は約120円かかります。
わかりやすくグラフでまとめてみました。
時短かつ経済的なのも魅力ですね。
初期の導入コストが安い
消費電力が低く経済的であることに加え、初期の導入コストも安いです。
Amazon参考価格では9,990円ですが、2月28日までそこからクーポンを使用して25%オフの7,492円で購入できます。
AONCIAの電気圧力鍋のデメリット
AONCIAの電気圧力鍋のデメリットはこちらです。
調理中に中身が確認できない
まず、調理中に中身が確認できない点はデメリットです。
例えばシチューを作るとすると、一般的な鍋の調理であればフタを開けてすぐ確認をすることができますよね。
しかし電気圧力鍋は圧力をかけて調理をするので、「真空状態の鍋の圧を抜く→フタを取る→再度フタを閉めて圧力をかける」という手順が必要になります。
全自動調理なので大きなデメリットにはならないものの、中身を確認しながら調理したい方は向いていないです。
調理レシピがついていない
初心者向けの電気圧力鍋なので調理レシピがついているかと思いましたが、特についていませんでした。
僕は全く気にしていなかったのですが、両親は調理レシピがついていることが当たり前だと思っていたそうで少しがっかりしていました。
ショップジャパンのクッキングプロを購入した時は電気圧力鍋用のレシピ本がついていたので、できれば簡単なレシピ本がついていればなお良いと感じました。
外観が少し安っぽい
安っぽいのではなく実際安いんです。
ただ、実際に炊飯をしてみて父が「なんかパーツとか安っぽい」を連呼していたので、プラスチック感が気になる方は気になるかもしれません。
僕は特に気になりませんでした。
AONCIAの電気圧力鍋レビューまとめ:安い・早い・美味いを体現した調理器具
AONCIAの電気圧力鍋は、「安い・早い・美味い」を体現した電気圧力鍋です。
初期導入コストの安さ、ガスに比べて経済的に安い点は、電気圧力鍋の優位点です。
調理も全自動で、炊飯も早く簡単にできました。
一人暮らしの方や、料理未経験者にもおすすめな電気圧力鍋です!
母の日のプレゼントとしても喜ばれますので、ぜひ検討してみてください。