本記事では、ステンレススチールでコンパクトなスマートウォッチ、Amazfit GTR Miniをレビューします。2万円を切る価格で、Apple Watchを上回る最大14日間のバッテリー持ちを実現したコストパフォーマンスも高い製品です。
使い勝手の良いスマートウォッチを、安価に手に入れたい方は多いですよね。Apple WatchもSEという入門機がありますが、37,800円からと入門機にしては高めです。また、Apple WatchはAndroidに対応していません。
今回紹介するAmazfit GTR Miniは、19,800円と手頃な価格。それでいてApple Watchでも上位ランクのボディに採用されているステンレスをフレームに採用し、洗練された外観がおしゃれなスマートウォッチです。
しばらくAmazfit GTR Miniを使ってみたので、特長や実際の使用感をメリット・デメリット含め紹介していきます!
- ステンレスフレームで価格以上の高級感
- バンドを含め約36gとかなり軽いつけ心地
- 100種類以上の文字盤で個性を出せる
- 血中酸素や睡眠の質を測定するなど健康管理機能が充実
- バンド交換できる
- マイクがないので通話はできない
Amazfit GTR Miniの特長
Amazfit GTR Miniの特長・仕様・付属品を下記のタブにまとめました。
- Miniシリーズの新型スマートウォッチはステンレススチール製でスタイリッシュなラウンドデザイン。ミスティピンクはゴールド色のフレームを採用。
- 超スリム(厚さ9.25mm)で軽量(24.6g)なボディが特徴で、着け心地が抜群。
- Zepp OS 2.0を搭載し、省電力でスムーズな動作を実現。5つの衛星測位システムと円偏波GPSアンテナ技術により正確な追跡が可能。
- 1.28インチHD AMOLEDディスプレイを持ち、326PPI、416×416の高解像度で必要なデータを鮮明に表示。
- 最大14日間のバッテリー持続力を有し、iPhone/Android対応。さらに120+のスポーツモード、仮想ペーサー、ワークアウト分析、24時間ヘルスケア分析等の豊富な機能を備えている。
iOS・Android対応の「Zepp」アプリを使えば、文字盤の設定や健康管理データの同期などが可能です。
デザイン
ミッドナイトブラックを選びましたが、かなりシンプルでかっこいいデザインです。フレームにステンレスを採用しているため、1万円台のスマートウォッチとは思えないほど上質に感じます。
物理ボタンは側面のリューズのみで、かなりシンプルです。スポーツ系のウォッチのようにボタンが多くないので、操作も複雑にならずやりやすいですね。
背面にセンサーがあり、心拍数や血中酸素の測定ができるようになっています。また、バンドの取り外しが可能です。
サイズ
サイズは42.83×42.83×9.25mmで、コンパクトです。
Apple Watch 44mmモデル、Apple Watch41mmモデルを並べてみましたが、大きさはApple Watch 41mmモデルに近いです。
また、Amazfit T-Rex 2とも並べてみましたが画面サイズは0.1インチ小さいだけにも関わらずかなり小型に見えます。Amazfit GTR Miniの方がフレームが細の方がスマートでビジネスでも使いやすそうですね。
重さ
Amazfit GTR Miniの重さは実測値で36.27gと、かなり軽いです。
参考までにApple Watch 41mmモデルとPITAKA Apple Watchバンドの組み合わせでは、61.86gと25gも差が開きました。
Amazfit GTR Miniのレビュー
Amazfit GTR Miniをしばらく使ってみましたので、使用感を中心にレビューをまとめていきます。
装着感
Amazfit GTR Miniの装着感ですが、めちゃくちゃ軽くていい感じです。
例えるなら、軽い装着感と手頃な価格で人気なチープカシオに近い装着感です。本体がかなり薄型で軽い分、重心のバランスもいいので重みで時計の位置がズレるようなこともありません。
Apple Watchから乗り換えると軽さにびっくりします。
屋外の視認性
AMOLEDを搭載し、画面はかなりきれいなのですが屋外でのみやすさも検証しました。
写真ではガラスの反射があり見えにくく思われがちですが、実際は晴天下でも明るくかなりくっきりと画面が見えました。これならアウトドアでの使用も支障がなさそうです。
防水性
Amazfit GTR Miniは5ATM、つまり最大50m相当の水圧に耐えられる仕様です。
とりあえず水道水の水を10秒ほどかけてみましたが、壊れることもなく正常に動作したので普通に大雨が降ってもスイミング時の使用でも問題なさそうです。
文字盤の種類
Amazfit GTR Miniは、女性向けのピンクのラインアップもあるので文字盤も可愛らしいデザインの物が多いです。かっこいい系の文字盤と可愛い系の文字盤をいくつか画像で紹介します。
かっこいい系の文字盤はこちら
可愛い系の文字盤はこちら
他にも、Amazfit GTR Mini用の文字盤が100種類以上あります。「Zepp」アプリを使えばダウンロードできるので、手軽にデザインを変えられるのは嬉しいですね。また、電力消費が激しい文字盤は「高電力消費」という注意書きが表示されるので、電池持ちを優先にしたい方は見分けられますよ。
手持ちの写真も文字盤に設定できるので、自分で文字盤を作ってみるのもありです!
健康管理機能
Amazfit GTR Miniは、心拍数、血中酸素レベル測定、ストレスモニタリング睡眠の質など健康管理機能が充実しています。
例えば睡眠中にAmazfit GTR Miniを装着していると、実際にどれだけ深い睡眠ができているかが視覚的に分かります。僕の場合、3時頃にサーバのダウンアラートが鳴って一度起きたので、3時頃にグラフに変動がありますね(起きたので本来なら「覚醒」になるのかなと思うのですが)。
バッテリーの持ちが良い分、電池切れの心配をしなくていいのでApple Watchより寝るときに積極的に使いやすいです。
Amazfit GTR Miniのデメリット
Amazfit GTR Miniのデメリットも紹介していきます。
マイクがないので通話はできない
Amazfit GTR Miniは着信の通知に対応していますが、マイクを内蔵していないため通話ができません。例えばランニングをしているときに、Amazfit GTR Miniで通話ができたらわざわざスマートフォンを取り出さなくても通話できるので楽ですよね。
僕自身はそこまでスマートウォッチで電話に出ることがないので特に気になりません。
Amazfit GTR Miniをおすすめできる人
Amazfit GTR Miniをおすすめできる人は、Apple Watchほど高機能じゃなくても安くて質感の良いスマートウォッチがほしい方です。
質感についてはフレームがApple Watchの上位モデルで採用されているステンレスを使っているので、1万円台のスマートウォッチとは思えないほどいいです。
また、Apple Watchのように通話をしたりお金を払ったりすることはできませんが、AMOLEDのきれいな画面、長寿命なバッテリー、軽い装着感などApple Watchを上回る部分が多いのも特長です。
Apple Watchを買う前に、まずAmazfit GTR Miniを試してほしいです。
Amazfit GTR Miniのレビューまとめ
Amazfit GTR Miniをレビューしました。
36gとかなり軽量なので、女性でも使いやすいスマートウォッチです。文字盤も充実しており、100種類以上の中から好みの文字盤を選ぶ楽しさもあります。
安いけどシンプルで質感もいいスマートウォッチを探している方は、ぜひ一度お試しくださいね!
- ステンレスフレームで価格以上の高級感
- バンドを含め約36gとかなり軽いつけ心地
- 100種類以上の文字盤で個性を出せる
- 血中酸素や睡眠の質を測定するなど健康管理機能が充実
- バンド交換できる
- マイクがないので通話はできない