この記事では、Able Carry Daily Plusをレビューします。Able Carryは香港を拠点としたバックパックブランドで、「1日をより豊かにしてくれる最高のバックパックを作ること」をミッションとして掲げています。
Daily Plusを背負ってみた感想としては、肩や背中に負担を感じず5kgほどの荷物でも「軽っ!」と感じるほど快適でした。
対応ノートPCサイズ | 最大16インチまで |
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対応タブレットサイズ | 11インチのiPadが入ります(39 x 28 x 4cm) |
素材 | X-Pac |
容量 | 21L |
重量 | 約1210g |
カラー | Coyote Brown/Black/Navy Blue: X-Pac VX21 Olive Green: X-Pac X42 |
寸法 | 高さ49 x 幅29 x 奥行19 cm |
Able Carry Daily Plusの特徴や、デメリットなど徹底レビューしていきます!
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Able Carry Daily Plusの特徴
Able Carry Daily Plusの特徴は、下記の3点です。
- X-PAC素材を使用し高い耐水性・耐久性・超軽量
- 独自のA-FRAMEで荷物をたくさん入れても軽く型くずれしにくい
- 充実した収納部とこだわり
X-PAC素材を使用し高い耐水性・耐久性・超軽量
Able Carry Daily Plusに採用されているX-PACは、よくアウトドア用のザックで見るダイヤのような模様が格子状に配されている生地素材です。セイルクロス(ヨットの帆)で世界一のシェアを誇る、アメリカの「dimension-polyant(ディメンョンポリアント)社」が開発しています。
X-PAC素材を使用することで、ナイロン製にくらべ下記のメリットがあります。
- ナイロン製に比べ約半分の超軽量を実現できる。
- 枝や岩に引っかかっても破れにくい。
- 雨天時でも内部に浸水しにくい。
Able Carry Daily Plusはさらに表面にDWR加工がされており、雨が降っても玉のように水が弾くので安心です。
ただしデメリットもあります。
- 20kgを超える荷物をいれると破れやすくなる。
- 長期間(5年前後)使うと圧着した箇所が剥離しやすくなる。
なので、荷物が重くなりがちな50Lを超えるようなモデルではあまり採用されません。逆にいえば、21L程度のAble Carry Daily PlusならX-PAC素材の良さを十分に発揮できます。
独自のA-FRAMEで荷物をたくさん入れても軽く型くずれしにくい
Daily Plusは、独自開発のA-FRAMEで快適なフィット感と型くずれすること無く自立するメリットを両立しています。巷では「無重力バッグ」と形容されるほどで、重量を身体全体に均等に分散させる画期的な構造となっています。
実際にDaily Plusを背負ってみましたが、5kgぐらいの荷物を入れても軽く感じるほどでした。さすがに無重力とまではいきませんが、肩への負担は普通のバッグより低いです。身体に接するショルダーパッドはかなり肉厚でクッション性がありますし、背中にたまった熱や湿気を逃がす3Dモールドバックサポートもクッション性が高く負担の軽減につながっています。
チェストストラップがあるおかげでショルダーパッドがズレ落ちないのも快適な背負心地につながっているように感じました。チェストストラップはボタン式で着脱でき、片手でも楽に操作できます。
手持ち用のハンドルも付いており、手でしっかり握れますので電車内でも安心です。さすがに手持ちの場合は重いですが、A-FRAMEのおかげか型くずれせずだらしない感じにならないのはさすがだと感じました。
ちなみに型くずれしにくいおかげで置いてもしっかり自立してくれます。重めのフルサイズ一眼と15インチPCを入れても倒れないのはすごいですね。
充実した収納部とこだわり
21Lと1泊程度の旅行にちょうどいい容量ですが、旅行に限らず通勤通学にも便利なこだわりがたくさん詰まっていました。
まずメインのファスナー部分はYKK製の止水ファスナーを採用し、急な雨でも中に浸水しにくい構造になっています。さらに、ファスナーの両端に金具を隠せるバンドがあり、防犯や歩く際に金具同士がぶつかる音を防げます。
ファスナーだけでもかなりこだわっていますね。
メインポケットは16インチPCや11インチタブレットが入るスリーブがあり、さらにタブレットスリーブは2段構成になっていますのでメモ帳なども入れられます。メインポケットの手前にもファスナー付きのポケットがあり、小物をいれるのに便利そうですね。
フロントパネル部分には小分けできるポケットがあり、キーリーシュ付きですので鍵などをいれるのに便利ですね。
サイドには水筒や折りたたみ傘をいれるのにぴったりなポケットがあり、Thirteen Daybagと違い中身を隠せるのでいいですね。
バックパネル部分にもちょっとしたカードを入れられるぐらいのポケットがあります。例えば電車で立ったまま取り出す時に便利なので、定期券やイヤホンなどを収納しておくと便利かもしれませんね。
実際に色々入れてみましたが、下記の荷物が入りました。
- MacBook Pro 15
- iPad Pro 11
- 長財布
- フルサイズ一眼 + 50mm F1.4のレンズを入れたクッションボックス
- ガジェットポーチ
- エコバッグ
- メモ帳
- Apple Pencil
- 折りたたみ傘
- 免許証
- キーケース
カメラを抜けば、1泊分の着替えが入るぐらいのスペースはありました。
Able Carry Daily Plusのデメリット
Able Carry Daily Plusのデメリットは、下記の2点です。
- タブレットを入れる際はケースを外さないとスリーブに入らない
- メインポケットに荷物を重ねると奥の荷物が取り出しにくい
タブレットを入れる際はケースを外さないとスリーブに入らない
タブレットを使う方の中には専用のケースカバーを使いたい方が多いと思いますが、Daily Plusのタブレットスリーブは11インチiPadを入れてギリギリなので、入れる際はケースを外さないと入りません。個人的には、もう少しマチがあってもいいのでケースカバーありでもタブレットが入ると良かったかなと感じました。
メインポケットに荷物を重ねると奥の荷物が取り出しにくい
Daily Plusは多くの荷物が入る点はいいのですが、荷物を積み重ねると一番下の荷物が取り出しづらいと感じました。メイン収納のファスナーは1/3ぐらいの場所から下がらないようになっていますが、もう少し下までファスナーを下げられるようにできると中身が取り出しやすいかなと感じました。
ただこれはパッキング時の工夫でどうにでもなり、一番下に入れる荷物は使用頻度が低い着替えやタオルなどを入れておけばいいかなと感じました。
Able Carry Daily Plusは荷物が多いデイリーユースにちょうどいいバッグ
Able Carry Daily Plusは大きめのラップトップPCやフル一眼カメラも入るほど大容量で、荷物が多い日のデイリーユースにちょうどいいと感じました。もちろん、一泊程度の旅行なら着替えも入りますので手荷物を減らしたい場合にもおすすめです。
何よりA-FRAMEや3Dモールドバックサポートのおかげで多く荷物を入れても軽く感じますので、そこが一番のメリットかなと思います。
無重力のような背負心地、ぜひ一度体感してみてください!
- 無重力のような軽い背負心地
- 荷物を多く入れても型くずれしにくい
- X-PAC素材を使用し高い耐水性・耐久性・超軽量
- 21Lの容量で荷物が多く入る
- PCやタブレットを入れるスリーブなど内部ポケットが充実している
- タブレットを入れる際はケースを外さないとスリーブに入らない
- メインポケットに荷物を重ねると奥の荷物が取り出しにくい
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