2021年10月15日に発売されたばかりのApple Watch Series 7が届きましたので、今まで使っていたApple Watch Series 4 44mmモデルとの使用感の比較も含めレビューしていきたいと思います。
快適さが段違いで買い替えて正解でした!良いところと個人的に残念だったところは下記のようにまとめてみました。
- 画面が大きく見やすくなった
- ついに防塵に対応
- スリープ復帰不要の常時表示Retinaディスプレイが便利
- 充電がSeries 4より倍早い
- 今まで使っていた100均の充電スタンドにうまく充電ケーブルが収まらない
- 新しい文字盤は若干通知の赤い点がずれていて違和感がある
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なぜApple Watchなのか?
Apple Watchは、iPhoneと接続することを前提としたスマートウォッチです。
なぜ僕がApple Watchにこだわるのか、以下の3つの理由があります。
- Face IDでマスクを着けたままでも解除できるようにするため。
- 時計だけじゃないアプリや各種センサーによる多機能性。
- アクセサリーが豊富で選び放題。
Face IDでマスクを着けたままでも解除できるようにするため。
まず、新型コロナウィルスが蔓延している世の中で外出中のマスクは必須とされています。現行の新型iPhoneはいずれもFace IDで顔を認識しているため、マスクをしていると顔を認識してくれません。
しかしApple Watchを身に着けていれば、Face IDがマスクで弾かれたとしても認証が可能になっています。iPhoneユーザーは手放せないわけです。
時計だけじゃないアプリや各種センサーによる多機能性。
次に、Apple Watchはスマートウォッチとして時間を確認する以上の事が可能です。
- ストップウォッチやタイマー機能
- 電子マネーの決済
- 心拍数や血中酸素の計測
- iPhoneの通知の確認や返信
- iPhoneのカメラの遠隔操作
- 文字盤を好きな柄に変更可能
- 電卓機能
- 通話機能
- iPhoneやAirTagを探す機能
- Qrioで鍵の施錠をする
僕はWebエンジニアをしている都合上24時間サーバのダウン通知を監視しているのですが、Apple Watchをしていれば寝ていても通知を見逃すことがないので重宝しています。
アクセサリーが豊富で選び放題。
世界で最も売れているスマートウォッチということで、アクセサリーの種類も豊富です。
例えば100均のダイソーでは、Apple Watch用のガラスケースや充電用スタンドまで販売されています。
他社のスマートウォッチではありえないほど安くアクセサリーを入手することも可能ですし、高級感を出すためにエルメスのバンドに付け替えるなどアクセサリーにより自分の好きなカスタマイズが可能です。
高級腕時計ステータス合戦の外側に位置するApple Watch
Apple Watchは、一般の方から見たら数万円する高級時計であることに変わりはありません。
しかし時計はブルガリやロレックスのように、数百万円するものもあります。それはステータスとして自分を誇示するために身に着けている場合が多いです。
しかしApple Watchは、お金持ちの人でも身につけている「高級腕時計ステータス合戦の外側に位置する」まれな腕時計です。
便利さだけではなく、誰が身につけていても、どこで身につけていても気を遣うことがない「Apple Watch」という立ち位置がいいんですよね。
このように、Apple Watchならではの魅力があります。
Apple Watch Series 7開封と付属品紹介
今回は、「Apple Watch Series 7(GPSモデル)- 41mmブルーアルミニウムケースとアビスブルースポーツバンド – レギュラー」を購入しました。Apple Watch Series 7の中では最も安価なモデルです。
付属品は充電ケーブル以外に長さの異なるバンドも付属していました。
新色ブルーアルミニウムはクールでかっこいい
Apple Watch Series 7から新色のブルーアルミニウムが登場しましたが、メタリックなつや消しネイビーという印象でかっこいいです。
僕はSpigenのネイビーのカバーをiPhoneにつけているので、バンドの色はかなり近く相性も抜群と感じました。
青い服をよく着られる方には、マッチする色です。
Apple Watch Series 7の魅力
では、Apple Watch Series 7を購入して感じた魅力をご紹介していきたいと思います。
画面が大きく見やすくなった
まず、Apple Watch Series 7から従来モデルに比べてディスプレイの縁部分が40%小さくなり、スクリーンの表示領域がSeries 6から約20%、Series 3から50%以上拡大されています。
実際に従来モデルのApple Watch Series 4 44mmモデルと比較してみましたが、電卓のボタンの大きさに関してはほぼ互角に感じました。
買い替えに際しできればApple Watchのサイズダウンで身軽にしたいと感じていたので、41mmモデルを選択して正解でした。
新しく追加された文字盤、「輪郭」は、Apple Watch Series 7の狭額縁をより強調させるデザインでかなり気に入りました。
ついに防塵に対応
今まで防塵仕様だと思っていたのですが、Series 7になってApple Watchシリーズでは初めてIP6X相当の防塵にも対応しました。
キャンプなどには行かないのですが消防団に所属しており、グランドでの訓練が多いので防滴だけではなく防塵も備わってくれた点は心強かったです。
スリープ復帰不要の常時表示Retinaディスプレイが便利
Apple Watch Series 7は、常時表示Retinaディスプレイに対応しています。
今まで使っていたApple Watch Series 4は、時間が経てば画面がスリープする仕様でした。
これの何が不満かというと、時計を見ようとくるっと腕を回しても画面が点灯しないことが頻繁にあることです。もちろんバッテリー持ちの問題もあり常時点灯が難しいということもあるかもしれませんが、これが毎日続くと結構ストレスです。
Apple Watch Series 7では常時表示Retinaディスプレイ対応しており、かつ電池持ちへの影響も少ないということでよりApple Watchの完成形に仕上がっています。
充電がSeries 4より倍早い
充電がすごく速くなっていることも魅力です。Series 4(44mmモデル)とSeries 7(41mmモデル)を並べて0%の時点から8分間の充電を試しました。製品紹介では、8分充電すれば一晩の睡眠計測ができるとのことだったので、8分の検証を実施してみました。
すると、Series 4が0→6%だったのに対し、Series 7が0→13%という結果に。倍以上に早い充電時間で済み、感動しました。
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ちょっと残念だったところ
概ね満足しているのですが、ちょっと残念に感じたところもご紹介します。
今まで使っていた100均の充電スタンドにうまく充電ケーブルが収まらない
今までセリアで購入した充電スタンドを使用していたのですが、新しくなった充電ケーブルのマグネット部分の周りがアルミ素材になったため滑りやすくなりました。
それによりケーブルの抵抗でもずれてきて、うまくスタンドとフィットしない結果に。
とはいえApple Watchを置きさえすればこのようにしっかり固定されますし、気になる場合は今まで使っていたApple Watchの充電ケーブルをそのまま使用すれば問題ありません。
新しい文字盤は若干通知の赤い点がずれていて違和感がある
新しい文字盤の「輪郭」にしているのですが、この文字盤は通知を示す上部の赤い点が若干右にシフトしています。僕はこれに少し違和感を感じました。
例えば別の文字盤であればこのように通知の赤い点が上部中央に位置しているので全体としてデザインのバランスが良いです。
今まで使っていたApple Watchからの移行手順
Apple Watchは、複雑な手順を踏むことなく新しいApple Watchにデータを移行可能です。
まずは、移行直前に今まで使っていたApple Watchを充電しましょう。
充電を行うことで、iCloud上にバックアップが作成されます。
iPhoneを新しいApple Watchに近づけると、こちらのように「iPhoneを使用してこのApple Watchを設定」という画面が出てきます。
そのまま続け、「自分用に設定」を押します。
移行したい場合は、「バックアップから復元」を押しましょう。ちなみにバックアップから復元を行うのみなので、今まで使っていたApple Watchのデータが移行後消えるわけではありません。
最後にバックアップしたいApple Watchのバックアップを選択しましょう。
他の現行モデルの比較
現行発売されているApple Watchは、「Apple Watch Series 7 」、「Apple Watch Series 3 」、「Apple Watch SE」の3種類です。
それぞれの仕様を下記にまとめてみました。
モデル | Apple Watch Series 7 (GPS モデル) | Apple Watch Series 3 (GPS モデル) | Apple Watch SE (GPS モデル) |
発売時期 | 2021年10月発売 | 2017年発売 | 2020年発売 |
価格 | 税込4万8800円~ | 税込3万2800円~ | 税込2万2800円~ |
ケースのサイズ | 41mmまたは45mm | 38mmまたは42mm | 40mmまたは44mm |
表示領域 | 904平方ミリメートルまたは 1143 平方ミリメートルの表示領域 | 563平方ミリメートルまたは 740平方ミリメートルの表示領域 | 759平方ミリメートルまたは 977平方ミリメートルの表示領域 |
ケースの厚さ | 10.7mmの薄さ | 11.4mmの薄さ | 10.7mmの薄さ |
常時表示 Retinaディスプレイ | ✓ | – | – |
プロセッサ | S7(64ビットデュアルコア プロセッサ搭載) | デュアルコアS3プロセッサ | 64ビットデュアルコアS5プロセッサ S3プロセッサと比べて最大2倍高速 |
血中酸素濃度センサー | 血中酸素濃度センサー | X | X |
電気心拍センサー | 電気心拍センサー | – | – |
光学式心拍センサー | 第3世代の光学式心拍センサー | 光学式心拍センサー | 第2世代の光学式心拍センサー |
コンパス | ✓ | – | ✓ |
転倒検出 | ✓ | – | ✓ |
Digital Crown | 触覚的な反応を返すDigital Crown | Digital Crown | 触覚的な反応を返すDigital Crown |
まず、価格でもスペックでもSeries 3はSEに負けていると言えるでしょう。価格差が1万円あり、発売時期も3年の差、SEのコストパフォーマンスが光ります。
Series 7はSEと2万円の差がありますが、ハード面では常時表示Retinaディスプレイや電気心拍センサー、40mmモデル比で約150平方ミリメートルの表示領域の差があります。
一般の方であればSEでいいかもしれませんが、常時表示Retinaディスプレイは一度知ると戻れないほどの快適さがあり、今回から防塵仕様になったのでよりアウトドアにも強くなっています。
もしより快適に、タフに使いたい方はぜひSeries 7を選んでみてはいかがでしょうか。
Apple Watch 44mmモデルからの買い替えでも満足な41mmモデル
今回はApple Watch Series 4の44mmモデルからSeries 7の41mmモデルにダウンサイジングしましたが、結果としてサイズは小さく、画面の表示領域はほぼそのままに理想的な鞍替えを実現しました。
また、常時表示Retinaディスプレイはスリープからの復帰に失敗するSeries 4以前のモデルより快適そのもので、ぜひ従来の44mmモデルでもう少し小さなモデルがほしいという方はApple Watch Series 7の41mmモデルをご検討ください!
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