デスク周りって、いろんなケーブルを使いますよね?HDMIケーブルや充電用のUSBケーブル、PC充電用のケーブルなど、様々です。そんなケーブルをまとめるために「ケーブルホルダー」という便利アイテムがあります。
僕もセリアでケーブルホルダーを購入したのですが、思わぬ失敗がありました。
実は、ケーブル系が太いHDMIケーブルだと取り出しづらいんです。具体的には下記のようなイメージ。
たまにであれば問題ないのですが、僕の場合は仕事用のMac ProとNintendo Switchで使用するときに頻繁に挿し換えをするので、もうちょっといいアイテムがないかなと考えていました。
- 太いケーブルを扱いづらい
- 裏面は一般的な両面シールなので使い回しがしにくい
そこで今回目に止まったのが、「ANKER”結束バンド式”ケーブルホルダー」です。今回は実際の使用感や、すでに発売されているANKERのマグネット式ケーブルホルダーとの違いをご紹介していきます。このアイテム、一度で二度おいしい製品なので、ぜひ最後までごらんください。
Anker 結束バンド式 ケーブルホルダー (Easy-Fastening Cable Holder)の開封レビュー
では、早速開封していきます。パッケージの表面は、真っ白に見えますが薄っすらとエンボス加工がしてあり充電器やケーブルの模様が刻まれています。
箱から出すときは、取り出しやすいようつまみがありましました。「Not happy?」という紙が入っていましたが、こちらにはカスタマーサービスへの連絡先が書いてありました。
付属品はこちらです。
- 結束バンド
- ケーブルホルダー本体
- ユーザーガイド
- カスタマーサービスへの連絡先が書かれた紙
ケーブルホルダー本体は、幅9.5mm、奥行き2.2mmでコンパクトです。このふかふかした面に結束バンドのザラザラした部分を噛ませて接着します。いわゆるマジックバンド方式ですね。
結束バンドは全部で8本あります。ケーブルホルダーに乗せられるケーブルの数に比べて、多めですね。一応4〜5本乗せられます。
使用感レビュー
ではここからは、実際に使用しながらレビューをしていきます。まずは結束バンドをケーブルに取り付けていきましょう。
まず、結束バンドをケーブルに巻き付けていきます。巻いたら、穴に結束バンドの端を通します。
次に、通した結束バンドの端を折ってはずれなくします。結束バンドの裏面はケーブルホルダー本体と同様にふかふかしているので、写真イメージのようにすれば、しっかり固定されます。
あとはのり巻きのように巻いていきましょう。
これで完成です。
上記の要領で、簡単に取り付けることができます。
ケーブルホルダー本体は、底の部分が接着面になっています。実は洗って繰り返し使用できるので、頻繁にケーブル周りのレイアウトを変えたりする方には嬉しいですね。接着も木製や金属製、ガラス製等の幅広い材質の表面に対応しています。
机に設置してみました。とりあえずあまり目立たない奥の方に。
そして、実際にケーブルを乗せてみました。
なかなかいい感じですね。
少し左側に寄せてみましたが、これであれば5本はケーブルを乗せられそうです。
付けたり取り外したりを繰り返してみましたが、重みのあるケーブルでもポロッと外れることはなく、しっかり固定されています。また、取り外しも楽ちんです。何よりケーブル経が太くても取り付けられるのが、結束バンドの強みですね。ANKERはマグネット式のケーブルホルダーも販売していますが、あちらは3.5mm経までのケーブルしか使用できません。
結束バンドの他の使い道も
一度に二度おいしいとご説明しましたが、それがこの結束バンドの用途です。マグネット式の場合はケーブルを固定しておく用途でしか使えませんでしたが、こちらの製品は結束バンドを採用したことにより使っていないケーブルをこのようにまとめることも可能です。
全部で8本ありますが、上記の用途ならあまった結束バンドも無駄なく使うことができます。
- 結束バンドでケーブル経を気にせず使用可能
- あまった結束バンドでケーブルをまとめることも可能
- マジックバンド式の結束バンドなら社外製のものでも使用可能
- ケーブルホルダーの接着面は洗って繰り返し使用可能
- ケーブルの着脱がしやすい
イマイチだった点
では、使用してみてイマイチだった点もまとめてみます。
もう少しケーブルホルダーの幅があると良かった
全部で4〜5本までケーブルホルダーに乗せられると書きましたが、本音を言うと台座の幅をもう少し広くしてほしかったです。
致命的ではありませんが、結束バンドは8本あるにもかかわらず実際は4〜5本までしか乗せられないのはもったいない気がするので、少し幅広モデルもお願いしたいです。
まとめ:マグネット式より汎用性が高くおすすめです。
マグネット式の場合、下記の欠点があります。
- ケーブル経が3.5mmを超えると使えない
- ケーブルに取り付けるパーツは汎用性がない
それにくらべて結束バンド式の場合、下記の優位点があります。
- 結束バンドでケーブル経を気にせず使用可能
- あまった結束バンドでケーブルをまとめることも可能
- マジックバンド式の結束バンドなら社外製のものでも使用可能
おそらくマグネット式ケーブルホルダーの欠点を克服しようとあみだされた製品がこの結束バンド式だと感じたので、デスク周りのケーブル整理にぜひご検討ください!