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YAMAHA SR-C20A レビュー|デスクトップスピーカーとして様々な用途で使ってみる

コロナ渦で在宅ワークや外出の自粛が増え、家の中で過ごすことが中心となってきました。そうなると屋内の様々なことにこだわりたくなってくるのですが、特に最近は「」にこだわるようになりました。

テレビではYAMAHAの「YAS-108」というサウンドバーを使用しておりまして、テレビと連動して電源が着いたり消えたりする点2万円台で安価ながら十分すぎるほどの重低音と音のクリアさ広がりの良さで満足していました。

そこで今回は自分のデスク上でもYAMAHAのスピーカーを使いたいと思い、デスクトップでも置きやすいサイズ感の「SR-C20A」を購入しました。今回はこのスピーカーのレビューをしていきたいと思います。

こんな方におすすめ!
  1. 赤いサウンドバーを探している(ほとんど競合がいない)
  2. ゲームやPCの音楽をよりリッチに楽しみたい
  3. なるべくコンパクトでデスク上での使用を考えている
  4. スマートフォンでも音楽を聴くのでBluetoothに対応しているスピーカーがいい
  5. 重低音が大好き
YAMAHA SR-C20A
総合評価
( 4 )
メリット
  • 横幅60cmのコンパクトサイズで手軽に設置、ARC対応のHDMI端子搭載で簡単接続
  • サウンドバーとしては珍しい赤色(レッド)が選択可能
  • 「クリアボイス」や「バスエクステンション」、ヤマハ独自チューニングのサラウンド技術によりテレビの音を聴きやすくグレードアップし、サイズを超えた豊かな低音と臨場感を再現
  • 上質なファブリックを使用したスタイリッシュなデザイン、操作性に優れたタッチボタンを採用
  • Bluetooth®ワイヤレス音楽再生に対応、専用アプリ「Sound Bar Remote」による操作が可能
デメリット
  • イコライザーがない
  • ツイーターがない
  • 上位機種(YAS-109)との価格差
タップできるもくじ

SR-C20Aの概要

SR-C20Aは、以下のような特徴を持ったサウンドバーです。

SR-C20Aの特徴
  1. 横幅60cmのコンパクトサイズで手軽に設置、ARC対応のHDMI端子搭載で簡単接続
  2. 「クリアボイス」や「バスエクステンション」、ヤマハ独自チューニングのサラウンド技術によりテレビの音を聴きやすくグレードアップし、サイズを超えた豊かな低音と臨場感を再現
  3. 上質なファブリックを使用したスタイリッシュなデザイン、操作性に優れたタッチボタンを採用
  4. Bluetooth®ワイヤレス音楽再生に対応、専用アプリ「Sound Bar Remote」による操作が可能
  5. サウンドバーとしては珍しい赤色(レッド)が選択可能

YAMAHAの独自技術として「クリアボイス」と「バスエクステンション」が搭載されています。

クリアボイス技術は、テレビの背景音と人の声を区別し、人の声のみを強調して聞き取りやすくしてくれる技術です。

YAS-108で使用していますが、ゲーム実況野球中継など様々な背景音と実況の音が交じるような番組でかなり聞き取りやすくなった印象があります。

SR-C20Aの概要
YAMAHA公式サイトより引用

バスエクステンションは、通常のスピーカーでは不足しがちな低音を増強する技術です。擬似的に本来再生可能な低音を更に下回る低音を再生し、迫力のある低音を楽しめます。

YAS-108でも、サブウーファーがいらないぐらい迫力のある重低音を鳴らしてくれているので、この機能は重宝しています。

SR-C20Aの概要
YAMAHA公式サイトより引用

そして今回購入の決め手となったのは、サウンドバーとしては珍しいレッドが選択できたことです。このカラーバリエーションは今年4月にホワイトとと合わあせて発売されました。

https://www.yamaha.com/ja/news_release/2021/21041402/

これがどれだけ珍しいのかというと、「サウンドバー レッド」で画像検索をするとほとんどSR-C20Aが表示されるほどです。

SR-C20Aの概要

SR-C20Aの主な仕様

実用最大出力(JEITA)フロントL/R 20W×2、サブウーファー 30W
ユニットフロントL/R(フルレンジ)4.6cmコーン非防磁型×2
サブウーファー 7.5cmコーン非防磁型×1
パッシブラジエーター×2
デコーダー機能PCM(ステレオ)、ドルビーデジタル、
ドルビープロロジックII、MPEG2 AAC(5.1chまで)
入力端子3系統(光デジタル 2、3.5mm ステレオミニ 1)
出力端子HDMI1系統(ARCに対応)
Bluetooth®対応コーデックSBC、AAC
外形寸法(幅×高さ×奥行)600W×64H×94Dmm(テレビ前置き設置時)
600W×64H×102Dmm(壁掛け設置時スペーサー含む)
質量1.8kg
仕様表

SR-C20Aの開封・外観レビュー

ここからは、SR-C20Aの開封・外観レビューをしていきます。

SR-C20Aの開封・外観レビュー

開封している様子はあまりお見せしませんが、まず感動したのが各袋についているテープが折り返されていて剥がしやすくなっている点です。

SR-C20Aの開封・外観レビュー
テープが折り返されていて開封しやすくなっている

YAMAHAのスピーカーはYAS-108もそうでしたが、このような細かな配慮が行き届いている点はさすがだと感じました。

SR-C20Aの開封・外観レビュー

本体は布張りで、ワインレッドのような濃い赤色。コメダ珈琲店の椅子のような色です。

スピーカー本体は横幅600mm奥行き94mmのコンパクトさです。数字では分かりづらいかもしれませんので、現在テレビ用に使用しているYAS-108と並べてみました

SR-C20Aの開封・外観レビュー

YAS-108の幅は890mmなので、600mmは一般的なサウンドバーの3分の2の大きさです。

SR-C20Aの開封・外観レビュー

底の部分には制振用のゴム足があり、音のビビリを抑えています。また、YAMAHAの「Y」を模したパンチホールが空いています。この部分には重低音の迫力に寄与する「パッシブラジエーター」が搭載されています。

SR-C20Aの開封・外観レビュー

後方には、各入出力端子、壁掛け用のフック穴がついています。

SR-C20Aの開封・外観レビュー

入力端子は光デジタルが2つ、3.5mm ステレオミニが1つあります。出力端子はHDMI1系統(ARCに対応)があります。USB端子はあくまで本体アップデート用に設けられています。

ARCとは、「Audio Return Channel」 (オーディオ・リターン・チャンネル)の略で、HDMI入力している音声(つまり映像と対になっている音声)をオーディオ機器側へ簡単に伝送できる技術です。この技術により、例えばテレビの電源を消したらスピーカーの電源も消えるといった連動も可能になります。

HDMI端子が少し斜めに配置されていますが、HDMIケーブルは一般的に太く曲がりにくいので、それに配慮した設計だと感じました。

付属品レビュー

では付属品もレビューしていきます。下記の付属品が揃っています。

SR-C20Aの付属品レビュー
付属品
  • リモコン(リチウムボタン電池セット済み)
  • ACアダプター
  • 電源コード1本
  • 光ケーブル(1.5m)1本
  • 壁掛け取付用テンプレート
  • 壁掛け取付用スペーサー
  • スタートアップガイド、安全上のご注意

付属品で最も使用頻度が高そうなリモコンを見ていきましょう。電源のオンオフや音量調整はもちろんのこと、冒頭でご紹介した「クリアボイス」や「バスエクステンション」の機能も切替可能です。

SR-C20Aの付属品レビュー

持ってみて感じたのは手にフィットする感覚、よく見てみると弧を描くように緩やかに本体が曲がっており、それが持ちやすさにつながっていると感じました。

ちなみに「Sound Bar Remote」というYAMAHAのアプリでもリモコンと同じ操作ができ、追加でLEDの明るさも調整できるようになっていますので、スマートフォンをお持ちの方はこちらを使ってみても便利です。

SR-C20Aの付属品レビュー

https://jp.yamaha.com/products/audio_visual/apps/sound_bar_remote/index.html

たいしょん

僕の使っているYAS-108にも対応していました!

電源ケーブルはACアダプタとコードが分かれているタイプです。実はYAS-108はACアダプタが本体内蔵型だったので、細いコードのみで接続可能でした。そこは本体のコンパクトさと引き換えになるところでしょうか。

ただしそこまで気になる点ではなく、コンセントに挿す側の端子は大きくなく普通の端子なので電源タップで他の穴に干渉しないでは良いと感じました。

SR-C20Aの付属品レビュー

使用感レビュー

ではここからは、実際に使用してみて感じたことをレビューしていきたいと思います。

設置イメージ

実際にデスクに置いてみたイメージはこちらです。

ご覧の通り僕は両サイドに物を置いていますので、モニターが浮いている真ん中奥に設置するのがベストでした。

幅は600mm、奥行きも10cm以内で、31.5インチのモニターの下に置いても小ぶりで邪魔になりません

Amazon Echo Show 8で使ってみる

まず、Amazon Echo Show 8のスピーカーとして使用してみました。

SR-C20A

Echo Show 8との接続には、市販の3.5mmステレオミニプラグを使用して接続が可能です。

SR-C20A
接続イメージ
SR-C20A

モードはアナログ接続にしておきます。

現在Amazonの音楽聴き放題サービス、Amazon Music Unlimitedを契約しているので、いくつか音源を聴いてみました。

エレクトロ:Daft Punk – Get Lucky (feat. Pharrell Williams & Nile Rodgers)

まずは重低音を感じるために、Daft Punk の Get Luckyを聴いてみました。

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