耳を塞がず、自然に音楽を楽しめるオープンイヤー型イヤホン。その先駆け的存在であるShokzから、最新モデル「OpenFit 2+」が登場しました。前作で好評だった快適な装着感や安全性はそのままに、音質・操作性・バッテリー性能まで大幅にブラッシュアップ。さらにワイヤレス充電やDolby Audio対応など、まさに“プラス”の名にふさわしい進化を遂げています。
しかもこれだけのアップデート内容にもかかわらず、初代OpenFitから3,000円ほどしか価格が変わっていません。

果たして日常使いからワークアウトまで、本当に“手放せない相棒”になれるのか。実際に使って確かめてみました。
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Shokz OpenFit 2+の特徴


Shokz OpenFit 2+は以下の特徴があります
- オープンイヤー型デザイン:耳を塞がず周囲の音を聞きながら音楽を楽しめる
- DualBoost™・OpenBass 2.0™・DirectPitch 2.0™ 搭載で豊かな低音とクリアな高音を実現
- 物理ボタン+タッチ操作に対応し、誤操作を防ぎやすい
- バッテリー持続時間:約11時間(ケース併用で最大48時間)、急速充電対応(10分で約2時間再生)
- IP55防塵・防水性能で汗や小雨に強い
- 片耳約9.4gの軽量設計、ニッケル-チタン合金ワイヤーで快適フィット
- Bluetooth 5.4 & マルチポイント接続対応
- AIノイズリダクション搭載マイクでクリアな通話が可能
- Dolby Audio 対応(OpenFit 2+ 特有の機能)
- ケースがワイヤレス充電に対応(OpenFit 2+ 特有の機能)



初代のOpenFitを使っていた身からするとかなりの正統進化だと感じます。
Shokz OpenFit 2+の仕様はこちらです
項目 | 内容 |
---|---|
価格 | 27,880円(税込) |
カラー展開 | ブラック / グレー |
重量 | イヤホン:9.4g ±0.2g / ケース:56g ±2.0g / 総重量:約74.8g ±2.0g |
防水性能 | イヤホン:IP55(ケースは非防水) |
バッテリー性能 | イヤホン単体:最大11時間 / ケース併用:最大48時間 |
通話可能時間 | イヤホン単体:最大8時間 / ケース併用:最大36時間 |
待機時間 | 最大270日 |
充電時間 | イヤホン+ケース:約60分(USB-C) / ケースのみ:100分(USB-C) / ケースのみ:180分(ワイヤレス充電) |
急速充電 | 10分充電で約2時間再生可能 |
バッテリー容量 | イヤホン:56mAh(最低値) / ケース:600mAh(最低値) |
Bluetooth | バージョン 5.4 |
対応プロファイル | A2DP, AVRCP, HFP |
無線範囲 | 約10m(33ft) |
スピーカー / ドライバー | DualBoost™:17.3mm相当低周波ユニット+独立高周波ユニット |
音響アルゴリズム / EQ | OpenBass™ 2.0、プリセットEQ(スタンダード/ボーカル/低音/高音/プライベート)+カスタムEQ |
操作方法 | 物理ボタン+タッチコントロール |
マイク | AIノイズキャンセリング+4ビームフォーミングマイク |
素材 / フィット | Ultra-Soft Silicone™ 2.0、柔軟なニッケル-チタン合金フック |
ケース充電方式 | USB-C / ワイヤレス充電対応 |
同梱物 | イヤホン本体、充電ケース、USB-C ケーブル、ユーザーガイド、保証カード |
保証 | 24か月保証 / 30日間返品保証 |






Shokz OpenFit 2+の使用感レビュー
待望のワイヤレス充電が快適すぎた
Shokz OpenFit 2+から、Shokzユーザー待望のワイヤレス充電機能が搭載されました。Qi対応のワイヤレス充電器であれば、どれでも使用できます。普段はAirPodsを使っている都合上ワイヤレス充電に慣れてしまい、ケーブルでの充電が面倒だったのですがこれで快適に充電できます。充電時間はワイヤレスで180分で、例えば夜に寝る前に充電しておけば余裕で満充電できます。


従来通りUSBケーブルによる充電も可能で、有線の場合は100分ほどでケースを充電可能です。





初代のOpenFitで唯一不満だった点が改善されました!
最高の装着感がさらにアップグレード
Shokz OpenFitは、初代モデルから最高の装着感を実現していたモデルでした。過去のレビューでも、イヤホンで最も装着感が快適なモデルとして推しています。OpenFit 2+はさらにアップグレードし、Shokz Ultra-Soft Silicone™ 2.0と名付けられた素材はマシュマロに近い柔らかさを実現しています。




実際に装着してみたのですが、耳穴付近に触れる部分がかなりもちっとしており先代より快適な装着感に感じました。カナル型のように耳をふさがないので外音が聞きやすいですし、最近話題になっている「耳カビ」も発生しない仕組みなので長時間安心して快適に使えます。
ボタン追加で操作性が向上
Shokz OpenFit 2+は、従来のタッチ操作に加え新たに物理ボタンが追加されました。これにより、使用頻度が高い再生・停止機能などがより快適に使えるようになりました。






各機能はShokzアプリで設定可能で、クリックやダブルクリック、トリプルタップ、長押しといった操作に対応しています。右耳と左耳で音量を上げる・下げるをそれぞれ割り当てたりでき、タッチ操作よりミスが少ないのでストレスなく使えるようになりました。






Dolby Audio対応で音質は完全に別次元に
Shokz OpenFit 2+は、初代と比較にならないほど音質アップデートが数多く採用されています。
音質面でのアップデート内容
- DualBoost™ 技術の導入 各イヤホンに2つのスピーカーユニットを搭載。ひとつは低域(バス)重視、もうひとつは中高域をクリアに再生するためのもの。これにより、低音の迫力と、高音・中音の明瞭さの両立が図られています。
- OpenBass™ 2.0 アルゴリズム 低周波の信号処理を強化するソフトウェア的なアップデート。バスの深みと振幅感が改善され、重低音の存在感が向上。
- 高域ユニット(ツイーター)独立化 高音域を担当するユニットが独立し、ツイーターとしての役割を持つことで、細かいディテールの再現性が向上。高域のきらめきや伸びが改善されたという記載があります。
- Dolby Audio の追加 OpenFit 2+ で新たに「Dolby Audio」が対応。サラウンド感・臨場感を強化することで、音楽だけでなく映画やゲームなどマルチメディア用途での体験が豊かになることを狙っています。
- スピーカーサイズの拡大(低周波ユニット) 17.3mm の超大型低周波ドライバーを採用。振動板が大きくなったことで低音での深みと迫力が増し、大音量でも歪みにくい設計。
スピーカーユニット部を見ても、初代とは明らかに違っています。


試しにYOASOBIの楽曲を聴いてみましたが、「アイドル」や「群青」などリズムが強い曲でも、OpenFit 2+は従来機より低域が強化されているので、ビートをしっかり楽しめます。完全密閉型ほど重低音は出ませんが、軽快さがあるのでJ-POPやYOASOBIのエレクトロ寄りの曲と好相性です。ikuraさんの透明感ある声が主役ですが、OpenFit 2+は中高域の解像度が高く、ボーカルラインがくっきりと耳に届きやすいのでスポーツ用途だけではなく普通に音楽鑑賞用途でも満足できる仕上がりとなっていました。




その他の音質評価はこちらです
評価項目 | 強み/良いところ | 弱点/注意点 |
---|---|---|
低音(Bass) | 17.3mm の大型低周波ユニットと OpenBass 2.0 のアルゴリズムで、オープンイヤーとしてはかなり深み・迫力のある低音が聴ける。静かな環境だと特に存在感がある。 | ボリュームを上げすぎると低音がやや崩れたり歪むことがある。 |
中音域(Mids) | ボーカルや楽器など中音あたりの再現は比較的バランスがとれていて、クリアさもある。特に EQ モードを調整したり、通常音量で聴く時に良さが出る。 | 音量が大きくなると中音が多少“こもる”ような感じになる。 |
高音域(Treble/Highs) | 明るさ・シャープさがあり、高音の“きらめき”や細かな音のニュアンスを拾うことができる。 | 高音にやや硬さ・ザラつきがある(好きな人は好きな音かも)。 |
音場・ステージング | オープンイヤー設計の恩恵で空間感・開放感があり、閉塞感が少ない。静かな部屋で聴くと臨場感あり。Dolby Audio モードを使うとさらに広がりが感じられる。 | 周囲の音ノイズが入る環境ではその開放感が逆に弱点に。遮音性が低いため、外部ノイズが邪魔をすることがある。風切り音なども気になる。 |
もし星5で音質を点数を具体的に数えるなら
- 低音:4.0/5
- 中音:4.0/5
- 高音:4.0/5
- 音場感・解像度:4.0/5
Dolby Audioモード時に星5で音質を点数を具体的に数えるなら
- 低音:4.5/5
- 中音:4.5/5
- 高音:4.0/5
- 音場感・解像度:5/5



音質は初代と完全に別物クラスに良くなっていますので買い替えするならベストです。
マルチポイント接続で2台同時接続が快適に
こちらは初代のShokz OpenFitでも搭載されていましたが、Shokz OpenFit 2+はマルチポイント接続で2台同時接続が可能です。例えばiPhoneとMacBookなど、仕事で使うデバイスをあらかじめ登録しておけばペアリングし直さなくても自動で切り替わってくれるので便利です。


ペアリングしたデバイスはShokzアプリで管理でき、手動での切り替えもしやすいので便利です。


Shokz OpenFit 2+のケースも合わせて使うと便利
Shokz OpenFit 2+の発売に合わせて登場したシリコン製ケースですが、ぜひこちらも合わせて使っていただくと便利です。


ケースは両面テープで貼り付けるタイプで、うっかりケースからShokz OpenFit 2+が外れる心配もありません。


シリコン外装による保護だけではなく、カラビナでバッグに引っ掛けて持ち運べて便利です。


シリコンケースを使った状態でもワイヤレス充電が可能ですので、機能を損なうことなく使えます。




Shokz OpenFit 2+は手放せない相棒になること間違いなし
初代ユーザーの僕が、Shokz OpenFit 2+をレビューしました。
アップデートした装着感と音質、そして先代にはないワイヤレス充電やDolby Audio対応など個人的に現時点での最高のオープンイヤー型イヤホンだと感じました。
- 長時間の使用でも快適さを求める方 片耳約9.4gの軽量設計と柔軟なイヤーフックにより、長時間の使用でも耳への負担が少なく、快適に装着できます。
- 周囲の音を聞きながら音楽を楽しみたい方 オープンイヤー型のデザインにより、外部の音を遮断せずに音楽を楽しむことができ、通勤やランニング中でも周囲の状況を把握しやすいです。
- スポーツやアウトドアでの使用を考えている方 IP55相当の防水性能を備えており、汗や雨にも強いため、トレーニング中やアウトドア活動でも安心して使用できます。
- 音質と通話品質を重視する方 Dolby Audio対応やAIノイズキャンセリング機能を搭載しており、音楽や通話の品質が向上しています。
- ワイヤレス充電や長時間のバッテリー持ちを重視する方 最大11時間の連続再生が可能で、ワイヤレス充電にも対応しており、日常的な使用において利便性が高いです。



個人的に装着感でOpenFit 2+に勝てる機種はないと考えているほどいいので、ぜひお試しください!
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