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HUAWEI WATCH FIT 4 Pro徹底レビュー:シリーズ初のProモデルはiPhoneユーザーにも魅力的な機種だった

スマートウォッチの選択肢が広がる中、HUAWEIから登場した『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』は、その名の通りプロ仕様の機能を詰め込んだ注目のモデルです。人気のHUAWEI WATCH FITシリーズ初のProモデルとして、登山、トレイルランニング、ゴルフ、フリーダイビングといった専門的なスポーツ機能に対応し、医療機器承認を取得した心電図(ECG)測定機能など高度な健康管理機能も充実しています。

サファイアガラスとチタン合金ベゼルによる高級感と堅牢性を兼ね備えながら、薄型・軽量デザインを実現しており、最大3000ニトという超高輝度AMOLEDディスプレイも特徴です。さらに、通常使用で最大10日間という長時間のバッテリーライフと高速ワイヤレス充電に対応しており、頻繁な充電の手間を軽減します。

本レビューでは、HUAWEI WATCH FIT 4 Proが日々の健康管理から本格的なアウトドア活動まで、どのようにあなたのライフスタイルをサポートするのか、その詳細な機能と実際の使い心地を徹底的に掘り下げていきます。Androidユーザーはもちろん、コストパフォーマンスを重視するiPhoneユーザーにも魅力的な選択肢となるでしょう。

たいしょん

Apple Watch Ultra2との比較もしましたのでぜひ!

この記事はメーカー様より製品提供を受け作成しています。

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HUAWEI WATCH FIT 4 Proの特徴

HUAWEI WATCH FIT 4 Proの主な特徴はこちらです。

  • 1.82インチ AMOLEDディスプレイ:最大3,000ニトの明るさで屋外でも視認性抜群
  • 超軽量&薄型設計:約30.4g、厚さ9.3mmで快適な装着感
  • サファイアガラス&チタンベゼル:高級感と耐久性を両立
  • 最大10日間のバッテリー持続:通常使用で長時間駆動
  • 心電図(ECG)機能搭載:医療機器承認済みで健康管理を強化
  • 100種類以上のワークアウト対応:ランニング、サイクリング、登山、ゴルフなど
  • フリーダイビング対応:水深40mまで記録可能な深度センサー搭載
  • 高精度GPS&気圧計:登山やトレイルランに最適なナビゲーション機能
  • ゴルフナビ機能:15,000以上のコースに対応、スイング分析やスコア管理も可能
  • TruSenseセンサー搭載:心拍、血中酸素、睡眠、ストレス、情緒などを高精度に測定
  • ワイヤレス急速充電対応:約60分でフル充電可能
  • IP6X防塵&5ATM防水:アウトドアや日常使いでも安心の耐久性
たいしょん

めちゃくちゃ多いですが、要点を絞って解説していきます!

デザインと素材:精巧さと強さの融合

ディスプレイにはダイヤモンドに近い硬さを誇る人工サファイアガラスを採用し、ベゼルはチタン製、ボディは超強力550 MPaのアルミニウム合金製で、高級感と優れた堅牢性を両立。登山中の木や岩場にぶつけても傷がつかないほどの堅牢性があると高く評価されています。

リューズ部分の赤いアクセントがかっこよさを際立たせている

わずか約30.4g(ベルト除く)の軽量さと約9.3mm(最薄部、センサー除く)の薄さを実現し、着けていることを忘れるほどの快適なフィット感を提供。特にフルオロエラストマーバンドの柔らかさが肌に吸い付くようで、長時間着用してもストレスを感じさせません。

ベルトを含めると54.86g程度
バンドは固いかと思いきやかなりやわらかい

フルオロエラストマーバンドは快適な装着感だけではなく、1日中装着していても腕にバンドの跡がつきにくいのも嬉しいポイントです。

1日中装着していても目立った跡は見られなかったのでかなり優秀

圧倒的なディスプレイ性能:輝度3000nitの大画面

1.82インチAMOLEDディスプレイを搭載し、解像度480×408ピクセル、347PPIの高精細表示を実現しています。Apple Watchと比較しても画面表示の質はほぼ同等に感じました。

明るさは最大3000ニトの輝度を誇り、直射日光下やアウトドア環境でも画面がくっきりと見える視認性抜群な仕様です。実際に屋外で試してみましたが、日光が強く反射するシチュエーションを除けばかなり画面が見やすく感じました。

晴天の屋外でもご覧の通りかなり見やすい

長時間バッテリーと高速ワイヤレス充電

通常使用で最大10日間、AOD(常時表示)を有効にした場合でも最大4日間のバッテリー持続時間を実現。頻繁な充電が不要なため、アクティブなライフスタイルや旅行の多い生活に最適です。

HUAWEI WATCH FIT 4 Proの充電器
HUAWEI WATCH FIT 4 Proの充電器は周囲を金属で覆っていてハイエンドを意識した造り

ワイヤレス充電に対応し、約60分でフル充電が可能。約10分の充電で1日分の電力供給も可能で、忙しい日々でも充電の手間を軽減します。

Apple Watchと同じような感覚で充電できる

プロ仕様のアウトドア・スポーツ機能

登山、トレイルランニング、ゴルフ、フリーダイビングなど、専門的なスポーツ機能を網羅しています。今回は、屋内ウォーキングで検証してみました。ウォーキング中は、画面に心拍数、ペース、距離や時間といった項目が表示されます。

休憩したいときでも、赤いリューズを押すだけで一時停止・再開ができますのでちょっとしたスキマ時間の運動も気軽に測定できます。

運動記録はiOS・Android対応のHUAWEIヘルスケアアプリで確認でき、毎日の運動を過去まで遡ってチェックできます。運動と聞くとランニングやスポーツなどを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、毎日のウォーキングも立派な運動なのでスキマ時間を使って測定してみると楽しく記録できます。

スクロールできます

進化した包括的な健康管理機能

「HUAWEI TruSense System」により、多領域光路設計と次世代ヘルスモニタリングアルゴリズムで、バイタルサインをより高速かつ正確に測定可能です。皮膚温度や心拍数、血中酸素など、Apple Watch感覚で使えます。

スクロールできます
皮膚温度の測定
心拍数の測定
血中酸素の測定

また、日本のプログラム医療機器承認を取得したECG(心電図)測定機能を搭載し(承認番号:30600BZI00035000)、心房細動の兆候の検出を補助してくれます。

たいしょん

医療機器ではないのであくまで目安ですが、スマートウォッチが心房細動を検出してくれたおかげで命が助かったという事例がかなり多いのでこの機能を搭載してくれたのはありがたいです。

日常を快適にするスマート機能

スマートウォッチということで、スマートフォンと連携した機能も充実しています。

例えば音声からテキストへの変換や絵文字を使ったクイックメッセージ返信にも対応し、LINEやInstagramなどの人気アプリに直接返信できるのが魅力です。
その他にもボイスメモ帳、リモートシャッター、スクリーンショット機能も搭載し、利便性が高いです。

リモートシャッターでiPhoneのカメラを操作できるのはかなり便利(ただしプレビューはできない)
画面が大きいので電卓も使いやすい
たいしょん

iOSとAndroidの両OSに対応しており、幅広いスマートフォンユーザーが利用できます。

圧倒的な文字盤の多さは健在

HUAWEIといえば圧倒的な文字盤の多さですが、HUAWEI WATCH FIT 4 Proでもかなり豊富な種類から文字盤を選択可能です。親切に感じる点は無料でもかなりかっこいい文字盤が選べるのと、文字盤によって消費電力レベルを表示してくれるのでバッテリーを長持ちさせたい方に嬉しい仕様です。

たいしょん

クロノグラフっぽくしたり、Apple Watch標準の文字盤に近いものも選べるので文字盤選びが楽しくなること間違いないしです!

HUAWEI WATCH FIT 4 Proのデメリットと懸念点

HUAWEI WATCH FIT 4 Proを実際に使ってみて感じたデメリットと懸念点は下記の2点です。

  • 充電器の独自性
  • 運動自動検出機能の感度

充電器の独自性

Apple Watchの充電器と見た目が類似しているにも関わらず、互換性がなく、独自の充電器が必要となる点がデメリットになりそうです。Apple Watch用の充電器はダイソーでも買えるほど一般化していますが、HUAWEI WATCH FIT 4 Proはネット上で購入するぐらいでしか入手方法がありません。

幸いWATCH GT4の充電器も使えたので過去にHUAWEI製のスマートウォッチを使っている場合は使いまわしてもいいかもしれない
たいしょん

スマートウォッチの充電規格そろそろ統一してほしいなぁ

運動自動検出機能の感度

ウォーキングなどの運動自動検出機能の感度が鈍く、約10分程度歩かないと感知しない点はApple Watchと比較すると少し劣っていると感じました。

Apple Watchの場合は、1分ほど運動すればすぐに運動を検出してくれます。あまり運動メインで使っていないので不便は感じませんが、Apple Watchを使っていて運動自動検出機能の便利さを感じている方は少し不便さを感じるかもしれません。

HUAWEI WATCH FIT 4 Proをおすすめできる人

HUAWEI WATCH FIT 4 Proは、下記のような方に特におすすめできます

  • 本格的なアウトドア活動(登山、ゴルフ、フリーダイビングなど)を楽しむアクティブなユーザー。
  • ECG(心電図)や血中酸素レベル、睡眠、ストレスなど、包括的な健康管理機能を重視する人。
  • 軽量で快適な装着感を重視し、長時間の着用を求める人。
  • バッテリー持ちの良さを重視し、頻繁な充電を避けたい人。
  • Androidユーザーはもちろん、Apple Watch Ultra 2の価格に抵抗があり、機能とコストパフォーマンスのバランスを求めるiPhoneユーザー
  • 登山初心者から経験者まで、客観的なデータで自身のパフォーマンス向上を目指したい人。

iPhoneユーザーならApple Watch Ultra 2を選択肢にいれる方も多いですが、実はHUAWEI WATCH FIT 4 Proの方が上回っている項目も多いです。こちらがHUAWEI WATCH FIT 4 ProApple Watch Ultra 2の主な比較表です。

項目HUAWEI WATCH FIT 4 ProApple Watch Ultra 2
ディスプレイ1.82インチ AMOLED1.92インチ Retina OLED
バッテリー持続時間最大10日間約1.5日間
充電時間約45分約90分
重量約30.4g約61.3g
厚さ約9.3mm約14.4mm
防水性能50m防水(フリーダイビング対応)100m防水
GPSデュアルバンドGPS搭載高精度GPS搭載
対応OSAndroid / iOSiOSのみ
決済機能非対応Apple Pay / Suica対応
健康管理機能心拍・血中酸素・睡眠・ストレスなど心拍・血中酸素・ECG・皮膚温など
価格帯(参考)約30,000円前後約120,000円前後
HUAWEI WATCH FIT 4 ProとApple Watch Ultra 2の比較表
たいしょん

HUAWEI WATCH FIT 4 ProはApple Watch Ultra 2より圧倒的に安くバッテリー持ちは上なのに充電時間は半分で済むのでかなりコストパフォーマンスの高い選択肢です!

HUAWEI WATCH FIT 4 Pro

「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」は、iPhoneとの連携を重視するApple Watchユーザーとは異なる層、すなわちバッテリー持ち、価格、健康管理機能を重視するユーザーに最適な選択肢です。

プロフェッショナルなスポーツ機能、高精度な健康モニタリング、プレミアムなデザイン、そして優れたバッテリー性能を兼ね備え、日常生活から過酷なアウトドアシーンまで、あらゆる場面で強力なサポートを提供するスマートウォッチと言えるでしょう。

たいしょん

あなたのライフスタイルや求める機能を明確にして、最適な一台を選びましょう!

HUAWEI WATCH FIT 4 Proの評価
総合評価
( 5 )
メリット
  • プロフェッショナルなスポーツ機能:登山、トレイルランニング、ゴルフ、40mフリーダイビングといった専門的なスポーツに対応
  • 高度な健康管理機能:医療機器承認を取得した心電図(ECG)測定機能を備え、心房細動の兆候検出を補助
  • プレミアムなデザインと優れた視認性:サファイアガラスディスプレイ、チタン合金ベゼル、アルミニウム合金ケースによる堅牢なトリプルプロテクション構造を採用し、高級感と耐久性を両立
  • 長時間のバッテリー寿命と高速充電:通常使用で最大10日間、ヘビーユースで約7日間、Always On Display(AOD)有効時でも約4日間のバッテリー持続時間を実現
  • 高い互換性と利便性:iOSとAndroidの両方に対応しており、幅広いスマートフォンユーザーが利用可能
  • 優れたコストパフォーマンス:Apple Watch Ultra 2と比較して、機能面で大きく劣らず、価格が約1/3に抑えられているため、コストパフォーマンスが非常に高い
デメリット
  • 独自仕様の充電器:Apple Watchの充電器と見た目は似ているものの、互換性が全くなく、独自の充電器が必要
  • 運動の自動検出機能の感度:運動の自動検出機能の感度が鈍い

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