最近急速に成長性しているiPhoneケースブランドのCASEKOO。実はiPhoneアクセサリーで有名なTORRASと同じ運営元の別ブランドということで、しかもゼンマイ式スタンドの元祖ということで話題になりました。
今回はそんなゼンマイ式スタンド先駆者が提案する新たなスタンドiPhoneケース、「CASEKOO INO」をレビューします。
左が従来品、右が新しいINOです。
一見よくありそうなスタンド形状のINOですが、実は円形のゼンマイ式スタンドにはできなかったことも実現した画期的な製品です。
CASEKOOの新製品を徹底レビューします!
項目 | 仕様 |
---|---|
対応デバイス | iPhone 15 Pro, iPhone 15 Pro Max iPhone 16、iPhone 16 Pro, iPhone 16 Pro Max |
MagSafe対応 | 対応 |
スタンド機能 | 360°回転可能なスマートスタンド搭載 |
耐衝撃性 | 米軍MIL規格準拠(認証番号:GZMR220702237705|認証機関:CSTC Standards Testing Center|認証時間:Jul 20, 2022) |
材質 | 高品質TPUとPC素材 |
カラーオプション | ブラック、ブルー、マットクリア |
特徴 | 指紋防止、黄ばみ防止、ワイヤレス充電対応 |
360度回転するスタンドが便利
CASEKOO INOには、2年掛けて開発された新スタンドが搭載されています。「CASEKOO=円形のゼンマイ式スタンド」というイメージでしたが、今回は純粋に直線上の金属スタンドになっています。
スタンドはiPhoneの下部まで伸びており、USBポート付近が凹んでいるため開閉しやすくなっています。このスタンド、実は30,000回の開閉テストをクリアしているので、毎日開閉したとしても長く使える設計になっています。
スタンドを開いた状態で縦向きにしてデスクに置けば、通知が見やすくなって便利です。これこそスタンド式ケースの真骨頂。
スタンドは0°〜170°まで無段階で調節できますので、デスクに限らずベッドサイドで寝転びながらなど自分のスタイルに合わせて調節できます。
クルッと回せば横向きでも固定可能です。動画を観る時にかなり便利ですね。
こちらも縦向きと同様に0°〜170°まで無段階で調節できます。
従来のTORRASやCASEKOOのケースに搭載されていた円形のゼンマイ式スタンドよりも開閉しやすく、個人的にこちらのほうが好みです。
スタンドを使いながらMagSafe充電できる画期的さ
正直ここまでは円形のゼンマイ式スタンドより勝っている点が分かりにくかったのですが、INOの強みは「MagSafe充電しながらスタンドを使える」点にあります。円形のゼンマイ式スタンドではスタンドを使いながらのMagSafe充電ができなかったため多数の要望があったようで、その要望を叶えるために今回のスタンド形状にしたということでした。確かにiPhoneを縦置きすると底のUSBポートが塞がれてしまうので、そこへの解決策としてはMagSafe充電が適任ですね。
INOに搭載されている磁石はN55磁石という最も強力なネオジム磁石を使用しており、ちょっとの振動で落ちてしまうような心配がありません。車載する時も車の振動で落ちることなくしっかり固定してくれるので、MagSafeアクセサリーを使っている方に特におすすめできます。
ケース自体の保護性能もMIL規格準拠で高い
INOは従来のCASEKOOのケースと同様に米軍MIL規格に準拠しており、iPhoneを3.66mの高さから落としても本体を守れるほどの高い保護性能を有しています。
画面部分やカメラ部分も本体より高めに設計されているため、デスクにおいても傷がつきにくくなっています。
ケースの内部を見てみると、カメラ周りや四隅にクッションがあります。ケース自体が三層構造で、衝撃をうまく吸収してくれる設計になっているとのことでした。
個人的にケースはiPhoneをおしゃれにドレスアップすること以上に、「iPhoneを万が一落としても壊れない保険」と思っているので、ここまで衝撃に強い設計はありがたいです!
付属品のステッカーが可愛い
CASEKOO INOには、可愛らしいパンダのキャラクターが描かれたステッカーが付属しています。このステッカー目当てに購入される方は限りなく少ないかもしれませんが、お子さんがいらっしゃればぜひプレゼントしてあげてはいかがでしょうか。
絶対の自信からくる5年間の品質保証サービス
INOのには、なんと異例の5年間品質保証サービスがあります。記載してあるメールアドレスに問い合わせれば、不具合があった場合無料で新品に交換してもらえます。米軍MIL規格対応など耐久性に絶対の自信があるからこそのサービスなので、ケースを長く使いたい人には嬉しいですね。
デメリットは50gを超える重さ
CSEKOO INOの最大のデメリットは、50gを超える重さです。一般的なiPhoneケースの重さは平均で30g程度、軽いものでは10g近いものもありますが、INOは実測値で50.75g(iPhone 16 Pro用)と重い部類に入ります。
これは強力な磁石と、金属製のスタンドを分けたことによるある意味弊害ですね。
軽さを重視するなら他社製の方が良いかもしれませんが、スタンドの利便性やMagSafeアクセサリーとの相性、耐衝撃性を優先するならINOで間違いないです。
結論:INOならスタンドを使いながらMagSafe充電できて便利!
CASEKOO INOをレビューしました。ゼンマイ式スタンドのiPhoneケースがでてきた時は衝撃的でしたが、今回はさらに使いやすさに磨きをかけて進化していると感じました。
「スタンドを使いながらMagSafe充電したい」というニーズはかなりニッチかもしれませんが、ゼンマイ式スタンド先駆者のCASEKOOだからこそ提案できた製品がINOだと思います。しかも5年間という長期保証は、他社でもあまり見ないのでかなり製品の品質に自信があると見えました。
使い勝手の良いスタンドもMagSafe充電も両立させたいiPhoneユーザーは、ぜひ一度お試しください!
- 360°回転するスタンドで縦置き・横置きもできる
- 米軍MIL規格準拠で3.66mの高さから落としても壊れない
- 5年間という圧倒的な長期保証で長く使える
- 最も強力なネオジム磁石搭載でMagSafeアクセサリーと相性がいい
- スタンドを使いながらMagSafe充電できる
- ケースが50gで重め