ども!ギャップに弱い当ブログ管理人のたいしょんです。
今回は、ゲーミングキーボードなのに落ち着いたレトロなおしゃれさも兼ね備えている製品、EPOMAKER EK98をレビューしていきます。どれぐらいギャップがあるかというとこんな感じです。
全然同じ製品に見えない!
ゲーミングキーボードって聞くといかにもゲーミングガジェットみたいな奇抜なデザインが多いですが、EPOMAKER EK98はライティングさせなければ普通のおしゃれなメカニカルキーボードにしか見えません。こういったギャップが楽しめる製品なので、使用感など細かくチェックしていきます!
- コンパクトな1800レイアウト:EPOMAKER EK98は97キーのコンパクトな1800レイアウトを採用しており、テンキーやFキー、矢印キーを含むため、ゲームやプロフェッショナルな用途に適しています。
- トリプルモード接続:Bluetooth、2.4GHzワイヤレス、USB-C有線接続の3つの接続オプションを提供し、柔軟性と利便性を兼ね備えています。
- ホットスワップ対応ソケット:ホットスワップ対応のPCBを搭載しており、はんだ付けなしでスイッチの交換や変更が簡単に行えます。
- 高品質なキーキャップ:高品質なPBT素材で作られたキーキャップは、耐摩耗性、色あせ防止、光沢防止に優れており、長寿命です。染色昇華プロセスにより、色と文字が鮮明でクリアに保たれます。
- RGBバックライト効果:EK98は美しいRGBバックライト効果と南向きのLEDを備えており、視覚的な魅力を高め、カスタマイズ可能な照明体験を提供します。
EPOMAKER EK98の付属品・本体のデザインチェック
まず、EPOMAKER EK98を開封して本体や付属品を見ていきましょう。
付属品は下記のものが揃っています。
- キーボード*1
- キーボードケーブル*1
- ユーザーマニュアル*1
- キーキャッププーラー*1
- 予備のメカニカルスイッチ*3
キーボードケーブルはキーボードへの充電・PCとの有線接続を兼用したものです。端子はUSB-CとUSB-Aで、布巻き仕様のため断線に強くなっています。
メカニカルスイッチは、予備で3つ付属しています。白軸仕様ですね。
キーキャップを取り外せるキーキャッププーラーも付属しています。このツールがあればキャップも軸も交換できるので、かなり助かります。
付属の説明書は多言語仕様で、日本語でも解説されています。直訳感がありますが(例えばFN + F9のショートカットの解説が「郵便」になっていたり)、操作を理解する分には問題のない範囲です。
本体のデザインはレトロ感がありおしゃれ
EPOMAKER EK98は幅381 x 奥行き144 x 高さ40mmというのコンパクトさでありながら、テンキーを含めた97キーを備えている汎用性の高い仕様です。そしてトレンドのくすみ色をアクセントにしたどこかレトロなデザインで、かなりおしゃれです。
特にESCキーの赤や矢印キーの青色など、全体的に大人しそうなデザインでありながらもカジュアルさを演出している点は老若男女問わず似合いそうです。
本体の重さは0.93kgと、見た目以上にズシッと感があります。ただその分安定性も高いと言えますね。
底面にはキックスタンドを備えており、自分の好きな角度で調整してタイピングが可能になっています。
背面にはUSB-Cポートを備えており、ここにUSBケーブルを接続して充電・機器とのUSB接続が可能です。
EPOMAKER EK98の使用感レビュー
普段メカニカルキーボードを使わない僕ならではの視点から、EPOMAKER EK98の使用感をレビューしていきます。
メカニカルならではのキーキャップ・スイッチ取り外しが便利
まず、メカニカルならではのキーキャップ・スイッチ取り外しが便利と感じました。普段はMacBookを開いて直接モニター接続してタイピングをしているのですが、MacBookはキーが取り外せないのでキーの底に溜まった掃除がしにくいです。また、僕が所有しているLogicool MX Keysもパンタグラフ式でボタンが取り外せないので、キーを取り外してメンテナンスができる点はかなり感動しました。
キーの取り外し方ですが、付属のキーキャッププーラーをキーに挟んでそのまま引っ張るだけで簡単に取り外せます。
キーを取り外す道具が最初から付属しているのはいいですね。スイッチを取り外すと、底の基盤やLEDなどが見えるので溜まったホコリの掃除もしやすそうです。また、白軸から別の軸に交換して打鍵感を変えられるのも今後の楽しみです。
よく周りのエンジニアさんやブロガーさんがメカニカルキーボードを選びたがるのが分かりました!
3つの接続方式が選べて便利
EPOMAKER EK98は、2.4GHz、有線、Bluetooth接続の3つの方式で機器に接続できるのでかなり柔軟で便利です。切り替えは、キーボードの左側にあるスイッチをスライドさせるだけで可能です。
2.4GHz接続は、EPOMAKER EK98の底にあるレシーバーをPCのUSBポートに差し込むことで無線で使用可能です。
Bluetooth接続の場合は、FnキーとQ・W・Eキーのいずれかを長押しすることでペアリング可能です。Q・W・Eキーそれぞれに別の機器を割当できますので、最大で3つの機器を登録できます。ペアリング後は、FnキーとQ・W・Eキーを短押しするだけで接続機器の切り替えができます。
有線とBluetoothだけっていうキーボードも多いので、2.4GHz接続の選択肢があるのは嬉しい点です!
打鍵感はとにかく軽くコトコト感が最高!テンキーが便利!
EPOMAKER EK98は、ガスケットマウント構造を採用してキーの安定性と反響音の減衰を実現しています。
メカニカル素人の僕は細かい説明がよく分からないので、実際にタイピングして使い勝手を確かめてみました。
タイピングしてみた所感はこんな感じです。
- 白軸の軽いストロークがかなり気持ちいい。
- 「カチャカチャ」じゃなくて「コトコト」という耳障りの最高に良い音がする。ASMRみたい。
- テンキーが便利すぎる。
- 浅いストロークのキーボードからの移行だと若干疲れるかも。
いやー、めっちゃタイピング気持ちいいです(笑)キーボードに何のこだわりもない僕ですが、こればかりはEPOMAKER EK98で作業したい!という気にさせてくれます。白軸と聞いていたので軽い打ち心地なんだろうなぐらいで試しましたが、軽いのに剛性のある安定したストローク、キーが底打ちした際の音が「コトコト」と気持ちの良い音でタイピング体験そのものが癒しになります。
ただMacBookやMX Keysなどキーストロークが浅いキーボードからの移行だったので、最初はより深く押すことに慣れず若干指が疲れました。ただ慣れてくると次第に快適になってきます。
やみつきになる打ち心地です。
落ち着いたデザインでもゲーミングらしいライティング
ここまで注目していませんでしたが、そもそもこのEPOMAKER EK98は「ゲーミングキーボード」です。実は明るい部分では目立ちませんでしたが、暗い場所では明確にゲーミング感のあるRGBライティングが楽しめます。カラーの切替や明るさの調整もできるので、自分の部屋に応じたコーディネートもできますよ。
仕事も遊びも楽しめる二刀流です!
弱点はJIS配列がないことぐらい
個人的にEPOMAKER EK98の弱点は、US配列のみでJIS配列のラインアップがないことと感じています。そもそも日本の場合は学校などでJIS配列のキーボードを使っている事が多いですし、US配列を使ったことがない方も多いでしょう。
ただ、US配列は使ってみれば割とすぐに慣れます。英字/かな変換やエンターキーの大きさなどJIS配列と異なりますが、元々JIS配列を使っていた僕はコーディングをする都合上むしろ英字配列のほうが使いやすいと感じているので割とどうにかなっています。
これを機にUS配列デビューしてみてもいいかもしれません。
EPOMAKER EK98のレビューまとめ
EPOMAKER EK98をレビューしました。ゲーミングキーボードって派手なイメージがありましたが、EPOMAKER EK98はレトロで落ち着いた外観、そしていざという時はRGBライティングで派手に演出できるので、どこか陰の実力者感があって好きです。
おしゃれで仕事でもプライベートでも作業しやすいゲーミングキーボードを探しているなら、ぜひ一度お試しくださいね!
- レトロでおしゃれかつRGBライティングでゲーミングな派手さも演出できる。
- 2.4GHz、Bluetooth、有線で柔軟に接続方法を選択できる。
- 軽い打ち心地かつタイピング音が気持ちいい。
- キーキャップ・スイッチの取り外しができメンテナンスしやすい。
- テンキーがあり数字が打ちやすい。
- JIS配列がない