Macbookを使うとき、あなたは直置き派ですか?それとも、何かスタンドを使っていますか?
僕は今まで、「Just Mobile Lazy Couch」というものを使っていました。MacBookに傾斜をつけることでタイピングがしやすくなりますし、空間を設けることで放熱の効率も上がります。それでいてコンパクトで持ち運びにも便利なので、気に入っていました。
しかし、それはあくまで机の上で使うときのお話。この「Just Mobile Lazy Couch」の決定的な弱点は、膝の上など安定しない場所では使いにくいということです。
今回ご紹介する「Kickflip」は、そんな悩みを解決してくれるモバイルスタンドです。
- ミニマリスト・シンプルという言葉が好きな人
- Macbookにぴったりなスタンドを探している人
- リーズナブルなスタンドを探している人
- 外にPCを持って出かけることが多い人
Kickflipとは?
Kickflkipとは、BlueLounge社が開発したラップトップ用のスタンドです。
聞いたことのない社名ですが、「Everything should be made as simple as possible, but not simpler.(すべてのものはシンプルに、シンプル過ぎずにシンプルに。)」を目指して商品開発をしているロサンゼルスの会社です。
ドミニク・サイモンズとメリッサ・サンジャヤによって設立された総合的なデザインスタジオです。二人のパートナーシップにより、オフィスやデスクトップ周りの悩みを解決したり、一度使うと手放せない便利なアイディアをもったプロダクトを次々と生み出しています。
https://trinity.jp/product-category/bluelounge/
https://trinity.jp/product-category/bluelounge/
特に下記の記事は、BlueLounge社がどんな企業なのか非常にわかりやすく紹介されています。ドミニクさんは、パナソニックなどでも商品開発されていた経験があります。
https://trinity.jp/about_bluelounge/
Kickflipの仕様
素材 | プラスチック |
---|---|
製品サイズ | 230 x 55 x 6 mm(W × H × D) |
製品重量 | 50g |
パッケージサイズ | 240 × 120 × 12 mm(W × H × D) |
パッケージ重量 | 64g |
対応 | Kickflipの貼り付け面となる背面が平らな13インチであれば、その他のラップトップでも使用可能です。 ※スタンド角度はMacBook Proに最適化されているため多少前後します。 |
対応機種 | 13インチ MacBook Air 13インチ MacBook Air(Late2020) 13インチ MacBook Air(Retina) 13インチ MacBook Pro 13インチ MacBook Pro(Late 2016 Thunderbolt 3) 13インチ MacBook Pro(Late 2016 Touch Bar) |
Kickflipの魅力
では、KickflipがMacBookを使う上でどのように役立つのかご紹介します。
MacBookの放熱効率を高めてパフォーマンスを上げる事ができる
まず、そもそもスタンドを導入すると何がメリットかと言われると、放熱効率を上げることができることがあげられます。
MacBook Proは、内蔵ファンとアルミ筐体を冷やすことで熱暴走によるパフォーマンスの低下を防ぐ機能があります。ただし机と筐体が密着しているとうまく熱を逃がすことができず、パフォーマンスの低下につながることがあります。
そこで下の写真のようにボディを浮かせることで、風の通りを良くして筐体も冷やしやすくする効果が期待できます。
タイピングしやすくなる
スタンドを導入するもう一つの大きなメリットが、タイピングがしやすくなることです。
よくラップトップPCでVAIOなど、あえてキーボードに角度をつけて打ちやすくしている機種があるほど傾斜があると楽にタイピングできます。
なぜタイピングしやすくなるかというと、傾斜により奥にあるキーが少し手前に来るので指が若干届きやすくなるということ、そして手首が自然な角度になった状態でタイピングできるので疲れにくくなるという点が挙げられます。
デザインがシンプルでMacBookに合う
MacBookを使う人は、特にデザインに敏感な方たちが多いのではないでしょうか。
このKickflipは、MacBookの裏に貼り付けるだけでMacBookにスタンド機能を追加できるすぐれものですが、デザインもシンプルでMacBookにマッチします。
スタンドというと金属製の大きな製品が多いですが、64gと軽量でつけていることを忘れるぐらいです。
洗えば何度でもMacBookに貼り付ける事ができる
Kickflipは特殊なゲル素材で、接着剤を使用していないので水で洗い流せば何度でもつけ外しが可能です。接着剤を使用していないメリットはこれだけではなく、MacBookに接着痕がつかないので拭き取る手間もありません。
石鹸水で洗って乾燥させる手間はありますが、新しいMacBookを購入しても貼り替えできるので長く使えそうですね。
13インチモデルを購入すれば15インチモデルでも問題なく使用できる
正直に言いましょう。僕は15インチモデルがあることを知らず、13インチモデルを購入してしまいました。
貼り付けてから知ったんです(笑)なんか余白が多いなと。それでパッケージを見たら13と書いてあったんですね。
しかし奇跡が起こりました。13インチ用でも15インチのMacBook Proで問題なく使用できています。
これは何を意味するかというと、例えば将来的にMacBook 13インチモデルを購入した際に流用できるということです。逆に15インチモデル用を購入していたら13インチモデルのMacBookで使用できないことを考えると、小は大を兼ねるということですね。
Just Mobile Lazy Couchと併用可能
13インチ用を購入した事によるメリットはこれだけではありませんでした。なんと今まで使用していた「Just Mobile Lazy Couch」と併用ができます。
15インチ用だったらギリギリ干渉していたと考えると、ここでも奇跡が起こりました。
耐久性も実は抜群
これだけ軽量なので耐久性も心配ですが、実はガラス強化素材を使用しており耐久性にもこだわりが見られます。
膝の上でも使用できる
他のスタンドと大きく差別化できる点が、この膝の上でも使用できるということです。
もし直にMacBookを膝に乗せていると、MacBookの熱が直に伝わるだけでなく放熱効率は机の上にいるときよりも下がります。体温がありますからね。
それを考えると、本体にスタンドが付いているメリットは計り知れませんね。
MacBookを購入したらまずつけておきたいスタンドの決定版
Kickflipは、シンプルでつけていることを忘れるぐらい軽量なスタンドです。
それでいて放熱やタイピングのしやすさなどスタンドとしての基本機能は備えつつ、何度でもつけ外しが可能であったり膝の上でも使えるという独自の強みも持っています。
今回たまたま13インチ用を購入しましたが、15インチのMacBook Proで使用しても問題なかったので、13インチ用のKickflipを購入すれば汎用性がかなり高い、スタンドの決定版と言っても過言ではないと思います。