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SUUNTO WINGをレビュー!モバイルバッテリー付きでヘッドジェスチャーにも対応したオープンイヤー骨伝導ヘッドホン

最近テレワークが増えている関係で、外の音が聴こえやすいオープンイヤー型のイヤホンを中心に使っています。僕は室内中心ですが、屋外で運動する方にとっても車の音に気づきやすかったりオープンイヤー型はメリットが大きいです。

今回は、フィンランドを代表するアウトドアメーカー、SUUNTOのオープンイヤー型骨伝導ヘッドホン「SUUNTO WING」をレビューしていきます。この製品は、室内向けというよりは屋外でランニングといったスポーツをされる方向けです。LEDライトで自分の存在を知らせたり、頭の動きで操作するなど他社のヘッドホンではなかなか見ない機能が満載です。

たいしょん

実際にSUUNTO WINGを使ってみましたので、実機を使いながら特徴やメリット・デメリットを解説していきます!

PR:この記事はSUUNTO様より製品提供を受け作成しています。

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SUUNTO WINGの特徴

SUUNTO WINGの付属品

まず、SUUNTO WINGの特徴を解説していきますね。

赤色LEDをアクセントとしたおしゃれなデザイン

SUUNTO WING

SUUNTO WINGを手にしてまず感じたことは、赤色LEDをアクセントとしたデザインがカッコイイということです。このLEDはただのおしゃれではなく、例えば夜間にランニングをする時に薄暗い状況でも相手に自分がいることを分かりやすくするために用いられます。SUUNTOアプリを使えば常時LEDを点灯するか点滅するかなどが設定できます。この点はさすがアウトドア関連のガジェットを開発しているメーカーなだけのことはありますね。

LEDはアプリで制御できる
スクロールできます
本体の右側にはマイクを内蔵している
本体の左側にはマルチファンクションボタンとNFCタグを搭載
本体の下部には音量コントロールボタンを搭載
シリコン製なのでバンド部部に柔軟性がある。

SUUNTO WINGの重さは実測値で33.48gとかなり軽量です。

サイズが102.5 x 126.5 x 46.5 mmとコンパクトで、付属のキャリングポーチに入れて持ち運びもできます。

モバイルバッテリーを付属し1回の充電で10時間のバッテリー持ち

SUUNTO WING単体で、最大10時間のバッテリー持ちです。これだけでも1日持ちそうですが、モバイルバッテリーが付属し追加で20時間の音楽再生が可能になっています。

おにぎり型でプラスチック素材のバッテリー
背面にUSB-Cポートを搭載

充電時は、下記のイメージのようにSUUNTO WINGを乗せます。充電中はSUUNTO WINGのLEDが点灯し、充電中か分かりやすいですね。

SUUNTO WINGへの充電は、モバイルバッテリー以外でも付属の充電ケーブルから直接充電できます。10分の充電で3時間の音楽再生が可能なので、かなり高速ですね。

充電ケーブルは独自端子なので断線やなくした時に心配ですが、サードパーティ製で出ていたりするので安心です。また、モバイルバッテリーはUSB-Cで充電するので、基本的にこちらを使えば良さそうです。

快適な装着感

実際にSUUNTO WINGを使ってドライブに出かけてみました。装着感ですが、耳を塞ぐことなく引っ掛ける構造なので痛くならずかなり快適に感じました。耳の中が蒸れないので快適ですし、軽量ということもあって3時間装着しても大丈夫でした。外の音がそのまま聞こえるため、運転中に装着しても安全ですし外で散歩をしても車の音に気づけたりしますのでかなり向いていますね。

バンド形状ということで、使っていない時は耳に引っ掛けなくても首に巻いておけます。これは左右分離型ではできない優位点ですね。

たいしょん

運動時の使用を想定していることもあり装着感は良かったです。

快適な操作性

基本的な操作は、SUUNTO WINGにある各種ボタンで操作可能です。電話に出るといった基本操作から、ライトのオンオフの切り替えも可能です。

操作は株のボタンとマルチファンクションボタンで行う

それだけではなく、ヘッドジェスチャーコントロールにも対応しています。例えば、通話に応答する時は2回頷く、曲を切り替える時は頭を2回振るなど、頭の動作で操作できます。自転車に乗っていて片手操作が難しい時、両手が荷物で塞がっている時などにかなり便利ですよね。

たいしょん

他社では見ないかなり先進的な機能ですね。

音質は耳栓のありとなしで大きく変わる

ヘッドホンということで、音質もレビューしていきます。実は骨伝導スピーカーは人生初で、どんな音が鳴るのかワクワクしていました。

高音域と中音域が強調されたような音質で、骨伝導にしては想像以上に一般的なイヤホンと同等に聴こえました。低音域が減衰している分見晴らしが良く、特にボーカル中心の楽曲と相性が良さそうなチューニングです。運動中のBGM用途にはぴったりでしょう。

そして付属の耳栓を装着すると音質が一変します。低音にブーストが掛かり、同じヘッドホンを使っているとは思えないほど音楽のノリが良くなりました。BGM用途なら耳栓なしのほうが軽くていいですが、EDMなどノリ良く音楽を聴きたいなら耳栓ありのほうが圧倒的に良いですね。

たいしょん

骨伝導って耳栓ありでこんなに変わるのか」とびっくりしました。

デュアルデバイス接続に対応

SUUNTO WINGは、2台のデバイスと同時に接続できるデュアルデバイス接続に対応しています。SUUNTOアプリからデュアルデバイス接続を有効化することで、iPhoneとMacBook Proで同時に使うことができます。

リモートワークをしていると取引先への電話連絡はiPhone、会議はMacBook Proで行うことが多いのですが、その際に切り替えしなくてもいいのは大きなメリットですね。

SUUNTO WINGのメリット・デメリット

SUUNTO WINGを実際に使ってみて感じたメリット・デメリットをまとめます。

メリット

SUUNTO WINGのメリットは、下記の5点です。

  • 軽量で快適な装着感なので長時間使用に向いている。
  • オープンイヤー型で外の音が聴こえやすいので屋外の運動で安全性が高い。
  • モバイルバッテリー付きで追加で20時間使用可能。
  • ヘッドジェスチャーコントロールによりハンズフリーで操作できる。
  • デュアルデバイス接続で2台のデバイスに同時接続できる。

オープンイヤー型の特徴である外の音が聴こえやすいメリットはもちろんのこと、SUUNTO WINGならではのメリットとしてモバイルバッテリー付きヘッドジェスチャーコントロールありは屋外運動でかなり便利だと感じました。

トレンドのデュアルデバイス接続にも対応し、テレワーク用でも使いやすいと感じました。

デメリット

SUUNTO WINGのデメリットは、下記の2点です。

  • デュアルデバイス接続に音楽がプツプツ切れることがある。
  • 音質重視なら他社製のカナル型に軍配が上がる。

まず、デュアルデバイス接続時に音楽再生をすると音楽がブツブツと途切れて聴こえることがあります。1デバイスのみの接続では問題がないことからデュアルデバイス接続が原因であることは間違いなさそうなのですが、ここは少し気になりますね。

また、骨伝導ということで音質は並かなと感じました。最近は1万円前後のカナル型イヤホンでもかなりいい音なので、音質重視ならカナル型をおすすめします。

たいしょん

ただ、外音が聴こえやすかったり装着感がいいなどメリットはあるので、どこを重視するかで選ぶと良いですね。

SUUNTO WINGのレビューまとめ

SUUNTO WINGをレビューしました。

屋外で運動される方にとって、SUUNTO WINGはかなり便利かなと感じました。LEDランプ、モバイルバッテリー付き、ヘッドジェスチャーコントロール対応など運動する時間帯や種類に応じた使い方ができます。僕のようなテレワーカーでも、デュアルデバイス接続対応は便利ですし、ヘッドジェスチャーコントロールもキーボードから手を離す必要がないので活用の幅はかなり広がりそうです。

たいしょん

運動にぴったりなヘッドホンを探している方は、ぜひ一度お試しください!

SUUNTO WING
総合評価
( 4 )
メリット
  • 軽量で快適な装着感なので長時間使用に向いている。
  • オープンイヤー型で外の音が聴こえやすいので屋外の運動で安全性が高い。
  • モバイルバッテリー付きで追加で20時間使用可能。
  • ヘッドジェスチャーコントロールによりハンズフリーで操作できる。
  • デュアルデバイス接続で2台のデバイスに同時接続できる。
デメリット
  • デュアルデバイス接続に音楽がプツプツ切れることがある。
  • 音質重視なら他社製のカナル型に軍配が上がる。

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