最近はリモートワークで家で仕事をすることが多いのですが、装着感を重視してカナル型ではなくインナーイヤー型やオープンエアー型のイヤホンを選ぶことが多いです。インナーイヤー型は長時間装着していても快適な反面、カナル型に比べて外の音がダイレクトに聞こえてくるのがデメリットですね。
そのデメリット、SOUNDPEATS Air5が潰してきました。今回紹介するSOUNDPEATS Air5は、インナーイヤー型であるにも関わらずなんとANC(アクティブノイズキャンセリング)に対応し外音を低減してくれます。
しばらくSOUNDPEATS Air5を使ってみましたので、特徴やメリット・デメリットまで解説していきます!
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SOUNDPEATS Air5の特徴
流線型を意識した機能的でおしゃれなデザイン
SOUNDPEATS Air5まず外観については文句なしにかっこいいです。充電ケースを開くとイヤホン本体の2/3が出てくれるので、取り出しやすくなっています。
以前レビューしたSOUNDPEATS Air3 Deluxe HSと並べてみると一目瞭然で、ケースはより使い勝手が上がり、イヤホン本体もサイドの流線型のプレートがかなりおしゃれになっていますね。
ケースとイヤホンを含めた重さは実測値で43.99g、イヤホン単体では4.54gでした。名前に「Air」がつくだけあって、イヤホンの中でもかなり軽いですね。
快適すぎる装着感
SOUNDPEATS Air5は、インナーイヤー型ということで耳にフィットし長時間装着しても痛くなりません。耳にいれるというよりは耳に乗せるといった感覚が適切で、かといって激しく顔を振っても落ちないので安心して使えます。僕は仕事で8時間SOUNDPEATS Air5をつけっぱなしにしていましたが、耳が全く痛くならないので朝起きてから就寝までつけていてもいいかなと思えるほどです。
装着感重視派の方はSOUNDPEATS Air5がおすすめですね。
カスタムできるタッチコントロールに対応
SOUNDPEATS Air5は、スマホを取り出さなくても本体をタッチすることで操作が可能なタッチコントロールに対応しています。
一例ですが、下記のような操作に対応しています。
機能 | 操作 |
---|---|
再生/停止 | 2回タッチ(右か左) |
音量UP | 右側 タッチ |
音量DOWN | 左側 タッチ |
曲送り | 右側 1.5秒ロングタッチ |
ANC切替 | 左側 1.5秒ロングタッチ |
受話/終話 | 着信時2回タッチ(右か左) |
着信拒否 | 1.5秒ロングタッチ(右か左) |
通話切替 | 2秒ロングタッチ(右か左) |
音声 アシスタント | 右側 3回タッチ |
ゲームモード | 左側 3回タッチ |
手動 ペアリング | 充電ケースのマルチボタンを 3秒間長押し |
電源ON | 充電ケースのフタを開く 手動:1.5秒ロングタッチ |
電源OFF | 本体を戻しケースを閉じる 手動:10秒ロングタッチ |
また、スマホ専用アプリ「PeatsAudio」を使えば各コントロールをカスタムすることが可能です。今まで使っていたイヤホンと操作性が変わってしまっても、カスタムすれば近づけることができるので便利ですね。
スマホがなくてもかなり操作しやすい印象です!
ANCに対応し効果も抜群
個人的にSOUNDPEATS Air5の目玉機能の一つに感じているANC機能、早速専用アプリ「PeatsAudio」から有効にして使ってみました。
まず結論から言うと、かなりノイズキャンセリングが効きます。今は夏なのでエアコンやサーキュレーターの音が断続的に鳴っているのですが、ANC機能をオンにするとその音がほとんど聞こえません。とはいえカナル型のほぼ無音に感じるANCには敵わないのですが、逆に言えば外音を消しすぎないので外に出るときも安心ですし、誰かに話しかけられても気づけます。ANCによる圧迫感もなく、個人的に在宅勤務をしている側からするとこれぐらいがちょうどいいと感じるぐらいでした。
部屋の中の無駄なノイズをカットしてくれて快適です!
音質は抜けの良い軽やかなサウンド
早速、SOUNDPEATS Air5の音質についてレビューしていきます。
ハードの面では、13mmダイナミックドライバーを搭載し特殊素材による振動板と独自の構造デザインで自然なサウンドを実現しているとのことです。また、コーデックはSBC、AAC、aptX Losslessに対応し、ハイレゾ認証も取得しているためより音質にこだわる方向けにも最適化されています。
ソフトの面では、アダプティブイコライザーで3分ほど聴力テストを実施すればその人に最適な音質設定にできる機能を搭載しています。従来通りプリセットや10バンドのカスタムイコライザーにも対応していますので、とにかく自分の好みの音に近づけやすい印象ですね。
実際に聴いてみて感じるのが、音の軽やかさと見晴らしの良さです。インナーイヤー型ということで重低音があまり強く出ない分、作業しながら聴くのにちょうどいい聴き疲れしにくい音ですね。スッキリしている分音の見晴らしが良く、「この曲ってこんな音も鳴っていたんだ」という新たな発見もできます。
個人的にアニソンをよく聴きますが、まさに最近の音和が多く疾走感がある楽曲にぴったりな音質です。
楽曲によっては若干高音域が耳に刺さるかなと感じることもありますが、そこまで不快には感じておらず透明感のある抜けのいい音は気持ちがいいですね。
今まで音質重視でカナル型ばかり使っていたという人も満足できそうです!
その他ゲームモードなど設定も充実
SOUNDPEATS Air5は、他にもゲーム時の音声の遅延を低減する「ゲームモード」や、タッチコントロールを無効化する機能も搭載しています。これらはスマホ専用アプリ「PeatsAudio」から設定でき、イヤホン本体のバッテリー残量の確認やソフトウェアアップデートも可能です。
アプリ側で色々設定できるのは便利ですよね。
SOUNDPEATS Air5のメリット・デメリット
SOUNDPEATS Air5を実際に使ってみて感じたメリット・デメリットをまとめます。
メリット
SOUNDPEATS Air5のメリットは下記の5点です。
- 軽い装着感で何時間つけていても痛くならない。
- インナーイヤー型でもANC機能が使えるので、騒音対策もできる。
- スマホ専用アプリ「PeatsAudio」で細かな設定ができる。
- タッチ操作に対応しスマホを取り出さなくても操作可能。
- 抜けの良い軽やかなサウンドでながら聴きにちょうどいい。
名前に「Air」を冠しているだけあってとにかく軽く、装着していても快適なので普段仕事で常にイヤホンをしている方にはぴったりです。外音もカナル型に比べ聞きやすいので会話しやすいですし、音楽を聴きながら仕事がはかどります。
また、インナーイヤー型でありながらANC機能に対応しているのは大きいですね。ANC機能はカナル型イヤホンの専売特許みたいなものでしたから、そこまで効きが強くないとはいえ騒音を低減できるのはかなり嬉しいです。
これは1日中手放せないイヤホンですね。
デメリット
SOUNDPEATS Air5のデメリットは下記の1点です。
- マイクの音質が若干デジタル感が強い。
気になったのが、マイクの音質です。iPhone 15 ProにSOUNDPEATS Air5を接続して録音をしてみたのですが、普段使っているAirPods Proに比べて声が若干電子的な感じに聞こえます。実際に録音したデータがありますので、気になる方は下記のプレイヤーから再生してみてください。
正直価格差が全然違うので仕方がない部分ではありますが、もう少し頑張ってほしかったかなという印象です。
これ改善されたらもっと良くなりそうですね。
SOUNDPEATS Air5のレビューまとめ
SOUNDPEATS Air5をレビューしました。
1万円を切る価格ながらインナーイヤー型でノイズキャンセリング機能を搭載しているという画期的さ、aptX Adaptive Losslessといった高音質コーデックにも対応している先進性を兼ね備えた製品に仕上がっていました。
音質の傾向も透明感のあるクリアな音質で、アプリでアダプティブイコライザーといった自分に最適な音質に設定してくれる機能を完備しています。軽い装着感も相まって、総じて作業用のイヤホンとしてちょうどいいと感じました。
カナル型より快適な装着感を求めている方は、ぜひSOUNDPEATS Air5を選んでみてください!
- 軽い装着感で何時間つけていても痛くならない。
- インナーイヤー型でもANC機能が使えるので、騒音対策もできる。
- スマホ専用アプリ「PeatsAudio」で細かな設定ができる。
- タッチ操作に対応しスマホを取り出さなくても操作可能。
- 抜けの良い軽やかなサウンドでながら聴きにちょうどいい。
- マイクの音質が若干デジタル感が強い。
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