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【レビュー】山善のおしゃれ除湿機、EDC-H60で梅雨時期のジメジメ対策をしてみました

本格的な梅雨が到来し、高湿度でジメジメとしてきましたね。この時期はまだそこまで気温が暑くないため、エアコンの除湿機能だと温度まで下げすぎてしまってむしろ肌寒くなることも(冷房除湿機能を使っても特定の気温になったら止まっちゃいますし)。

ということで、山善の比較的お手頃な除湿機、EDC-H60を購入しました。15,000円前後で購入できる手頃な除湿機ですが、とにかくデザインがシンプルでおしゃれなので気に入っています。

たいしょん

EDC-H60の特徴や除湿効果の検証など、徹底レビューしていきます!

EDC-H60
総合評価
( 4 )
メリット
  • 1時間で8畳の部屋を13%除湿できる。
  • おしゃれデザインでどんな部屋でもマッチする。
  • シンプルな操作性で使いやすい。
  • キャスター付きで移動させやすい。
  • 4.5Lの大容量タンクで捨てる手間も少ない。
  • コンプレッサー式で電気代が安く抑えられる。
デメリット
  • 動作音が若干気になる。
  • 使うと気温も若干上がる。
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山善EDC-H60の特徴

実際に山善EDC-H60を使いながら、特徴を解説していきます。

山善EDC-H60はコンプレッサー式という除湿にヒーターを使わない方式なので、デシカント式やハイブリッド式より電気代が安い傾向にあります。気温が低いと除湿力が下がるので、夏向きの除湿機です(対してデシカント式は冬向き)。

仕様内容
電源AC100V(50/60Hz)
消費電力210W
除湿能力1日5.0L/6.0L(50/60Hz)
除湿面積の目安集合住宅)13/14畳、(プレハブ住宅)10/11畳、(木造)6/7畳
本体サイズ幅29×奥行25×高さ50cm
重量10.8kg
山善EDC-H60の仕様表

シンプルなおしゃれデザイン

EDC-H60の一番の特徴は、まず除湿機とは思えないほどシンプルなオシャレデザインです。白物家電といえばパーツごとの切れ目が多かったり、使っている色が多かったりします。しかしEDC-H60は、配色をほぼワントーンに統一し、本体の切れ目も最小限になっているため部屋の雰囲気に合わせやすいと感じました。

EDC-H60のフロントパネル
フロントパネルの和紙のような模様がおしゃれさを一段と引き立ててくれます。
EDC-H60を上から見た様子
上部のボタンは白で統一されており、かなりシンプルになっている。

色はダークグレーマットホワイトライトグレーの3色で、いずれも無彩色なので部屋の雰囲気に合わせやすいですね。

EDC-H60のカラーバリエーション
山善公式サイトから引用

キャスター付きで移動させやすい

EDC-H60は、4つのキャスターを搭載しているため部屋の中で移動させやすいです。10.8kgとずっしりしているので持ち上げるのは少し力がいりますが、キャスターで押し込めば簡単に移動できます。特に洗濯物を乾かす用途であれば、使うときだけ移動させることも多いと思いますのでかなり助かりますね。

EDC-H60のキャスター部分

持ち上げる場合でも、両サイドに持ち手がありますので比較的持ちやすいです。

EDC-H60の持ち手部分

ルーバーは手動

EDC-H60は、手動でルーバーを開く仕様です。自動と賛否両論はありますが、手動のほうが風向の微調整がしやすいですし使い勝手は問題ありません。

EDC-H60のルーバー部分

ルーバーはほぼ90度の真上まで向きますので、調整の幅は広いです。なお、左右の風向は変更できません。

EDC-H60のルーバー部分

電源コードはバンドでまとめられる

EDC-H60の背面に電源コードをまとめられるバンドが付いており、移動時や未使用時に便利です。電源コードは1.8mあるので、このようにまとめておけるのはありがたいですね。

EDC-H60のバンド

4.5Lの大容量タンクで排水も楽に

除湿した際に貯まる水は、本体下部のタンクから排水可能です。タンクのサイズは4.5Lと大容量なので、捨てる頻度も比較的少なく済みます。

EDC-H60の排水タンク

タンクに手持ちしやすい取っ手がついており、持ち運びも楽にできます。

EDC-H60の排水タンク

排水時はタンク上部のOPENと書かれたフタを開けて水を捨てます。普通にバケツをひっくり返す要領で捨てられるので簡単でいいですね。

EDC-H60の排水タンク

切タイマーや湿度調整機能などを搭載

EDC-H60は、主に下記の機能を搭載しています。

  • 切タイマー・・・1-8時間(1時間単位)で調整可能。
  • 12時間オートオフ機能
  • 衣類モード・・・洗濯物の乾燥時間短縮に便利な衣類乾燥運転をします。
  • 湿度設定・・・40-70%の範囲から5%単位で細かく設定できます

夜など寝る前に使用する場合は、タイマー機能が便利ですね。もしタイマーをし忘れていても、12時間で自動的に電源がオフになる仕様です。

除湿は、設定した湿度まで下げてくれる一般的な除湿機能と、衣類を乾かすのに最適な衣類モードを搭載しています。部屋全体を除湿するか、部屋干しで衣類を乾かすかで使い分けができるので便利ですね。

ちなみに除湿中は現在の湿度を表示してくれる機能もあります。この時は湿度81%とかなり高い湿度でした。

山善EDC-H60の除湿効果を検証

早速EDC-H60を使って除湿の検証をしてみます。今回は60%の湿度で設定し、風量は強で使ってみました。僕の部屋は木造の8畳で、EDC-H60の仕様(木造6/7畳)より若干オーバーしています。

壁に風を当てるような感じで使ってみます。

検証開始時は、部屋の両端に設置した温湿度計は下記の数値でした。

場所温度湿度
部屋の左端26.6℃80%
部屋の右端26.2℃78%
部屋の温湿度
温湿度計の表示
温湿度計の表示
たいしょん

雨ということもあってかなりのジメジメ度合いです。

1時間EDC-H60を使用すると、下記のようになりました。

場所温度湿度
部屋の左端27.8℃68%(-12%)
部屋の右端27.8℃65%(-13%)
1時間後の部屋の温湿度
温湿度計の表示
温湿度計の表示

1時間の使用で、8畳の部屋を最大13%除湿できました。モワッとしていた空気もカラッとして、かなり気分が良くなりますね。ただ、同時に気温も2度ほど上がっているので部屋の湿度を下げる目的なら少し気温が低い時がいいかなと思います。

山善EDC-H60の動作音について

EDC-H60ですが、使っている時に若干動作音が気になりました。ということで、風量弱と強で音量を計測してみました。

EDC-H60の動作音を計測
弱は27.5dB
EDC-H60の動作音を計測
強は29.7dB

結果は、風量弱は27.5dB強は29.7dBでした。数値だけ見るとそこまでうるさいようには感じないのですが、風切音、コンバーターの稼働する音(冷蔵庫みたいな)など複数の音が重なって聞こえるので騒がしく感じるのかもしれません。

動作音については最初は気になりましたが、しばらく使っていくと意外と慣れるもので、僕は今ではそこまで気にならなくなりました。

たいしょん

動作音は実際に使って試したほうがいいですね。

レビューまとめ

山善の除湿機、EDC-H60をレビューしました。

個人的にエアコンの除湿では部屋が冷えすぎるため、温度はなるべく維持したままで湿度を下げるという目的は十分に果たしてくれました。1時間で8畳の部屋を13%除湿してくれて、1日で最大6.0Lまでの除湿能力があるということでデザインを含めお値段以上に感じました。

たいしょん

湿度が高くて不快感を感じる方は、除湿に特化したEDC-H60をぜひ一度使ってみてください!特にデザイン重視の方にもおすすめです!

EDC-H60
総合評価
( 4 )
メリット
  • 1時間で8畳の部屋を13%除湿できる。
  • おしゃれデザインでどんな部屋でもマッチする。
  • シンプルな操作性で使いやすい。
  • キャスター付きで移動させやすい。
  • 4.5Lの大容量タンクで捨てる手間も少ない。
  • コンプレッサー式で電気代が安く抑えられる。
デメリット
  • 動作音が若干気になる。
  • 使うと気温も若干上がる。
YAMAZEN(山善)
¥14,801 (2024/11/20 23:25時点 | Amazon調べ)

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