スタンド搭載のiPhoneケースを数多く排出しているTORRASから、今年も新しいスタンドケース、UPRO Ostand Spinが登場しました。
以前TORRAS 4周年ギフトボックスをレビューしましたが、TORRASはスタンド型ケースの先駆者というだけあって毎年新しい製品を開発しています。今年のスタンドはズバリ「ゼンマイ式」です。
かなり便利だったので、特徴や実際の使用感を徹底レビューしていきます!
- 4Wayゼンマイ式のスタンドで置く時も持つ時も使いやすい
- 米軍MIL規格準拠で落としても安心
- ハルバッハ配列の強烈な磁力でMagSafeアクセサリーとの相性も相性が抜群
- 従来機種にくらべ軽い
- スタンドを閉じる時に逆向きだと閉じてくれない
「UPRO Ostand Spin」の特徴
「UPRO Ostand Spin」の主な特徴は、下記の4点です。
- 4Wayのゼンマイ式スタンドを搭載し、横向きでも縦向きでも安定して置ける。
- ハルバッハ配列のマグネットを搭載し、MagSafeアクセサリーとの相性抜群。
- 米軍MIL規格準拠(認証番号:No.GZIN2005022739PS)で、2mの高さから26回異常落としても無傷。
- 365日の保証期間で、1回の代替品交換・返金対応が可能。
スタンド型ケースがさらに進化したんですね!
「UPRO Ostand Spin」の外観
「UPRO Ostand Spin」の外観を見ていきましょう。今回はブラックを提供いただきましたが、クリアもあります。全体的にマットな外観で、落ち着いたシンプルなデザインですね。
内面もTPU素材で、若干透けているのでAppleのロゴも光にかざすと見えるようになっています。
四隅に衝撃吸収のポケットはありませんが、X-SHOCK 3.0という独自構造で四隅の衝撃吸収に優れています。3層構造になっており高弾力バンパーで落とした時の衝撃も吸収してくれます。
ボタン部分は完全にカバーされていますので、ボタンの保護もバッチリです。たまに押しにくいケースもありますが、UPRO Ostand Spinはクリック感もバッチリです。
「UPRO Ostand Spin」を実際に使ってみた
フチが上がっているため画面もカメラもしっかり保護できる
UPRO Ostand Spinは、画面側が1.2mm、カメラ側が1.5mm盛り上がっているため、机の上に置いても傷がつきにくくなっています。僕はカメラのレンズカバーも取り付けているのですが、カバーが飛び出していないので机に置いても安心できました。
ゼンマイ型のスタンドがかなり便利
UPRO Ostand Spinの一番の特徴はゼンマイ型のスタンド部分とお伝えしましたが、これがかなり便利です。
iPhoneを横向きにするときは、下記の写真のようにスタンドを横向きにしておけます。3点で支えるので、安定感も抜群です。
もちろん、縦置き時にもスタンドの向きを変えられるのでかなり安定して置くことが出来ます。
別途スタンドを用意するよりスマートですね。
スタンドの持ちやすさもGood
UPRO Ostand Spinのスタンドは、置くときだけ便利なわけではありません。実は手に持つ時も、かなりいい感じに指に掛かって便利です。
よくスマホの底に指を掛けて持つ方が多いですが、UPRO Ostand Spinならスタンドを指の間に挟めば固定できるので安定感が増します。
さらに横向きの場合、スタンドのリングに指を通せば写真撮影時のグリップ感が格段に上がり、落としにくくなります。スマホでよく横向きで撮影することが多い方は、片手でも安定して持てるようになるのでおすすめです。
片手持ちの写真撮影にもぴったりです!
MagSafeアクセサリーとの相性もいい
Halbach(ハルバッハ)配列という、磁極の方向を最適化することによって特定の方向への磁場強度を最大化する磁気回路を搭載したUPRO Ostand Spinは、MagSafeアクセサリーとの相性も抜群です。実際にNATIVE UNION SNAP 2-IN-1 磁気ワイヤレス充電器で使ってみましたが、しっかり吸着しました。
MagSafe充電器に取り付けたiPhoneをそのまま持つと充電器ごと持ち上がるほどの磁力なので、自動車用のMagSafeホルダーにも問題なく適用出来そうです。
スタンドを閉じる時に逆向きだと閉じてくれない
ここからは若干デメリット部分にもなるのですが、ゼンマイ式という特徴からスタンドをぐるっと逆向きにしていると収納できません。ヒンジの向きがあるので当たり前なのですが、この向きからもスタンドを収納できるようになるともっと便利かなと感じました。
個人的に慣れれば問題ないです。
「UPRO Ostand R」との比較
従来品のUPRO Ostand RとUPRO Ostand Spinを比較してみました。
UPRO Ostand Rはリングの周囲をぐるっと回る仕様に対し、UPRO Ostand Spinは1箇所のヒンジから回転する仕様になっています。なので、例えば横向きにスタンドを使う時にUPRO Ostand Rはほぼ背面にスタンドがくるのに対し、UPRO Ostand Spinは若干端に寄ります。
一番の違いは、スタンドを下部に持ってきた時の自由度ですね。UPRO Ostand Spinはスタンドの向きを360度変えられますが、UPRO Ostand Rはスタンドの開き方は変えられても向きまでは変えられません。これは手で持った時にかなり違いがでてきますね。
重さに関しては、UPRO Ostand Spinは44.44g、UPRO Ostand Rは46.77gと2.3gの違いがあります。数値上は微々たるものですが、実際に持ってみると明らかにUPRO Ostand Spinの方が軽く感じますね。
ただUPRO Ostand Rはボタンをカスタマイズして取り換えできるので、その分若干重いのは仕方ないのかもしれませんね。
項目 | UPRO Ostand R | UPRO Ostand Spin |
---|---|---|
重さ | 46.77g | 44.44g |
スタンド | リング回転式 | ゼンマイ式 |
ボタンの交換 | 可能 | 不可 |
ボタン交換が魅力ならUPRO Ostand R、より軽くゼンマイ式のスタンドに魅力を感じるならUPRO Ostand Spinがいいですね。
UPRO Ostand Rについては下記の記事でもレビューしています。
「UPRO Ostand Spin」のレビューまとめ
UPRO Ostand Spinをレビューしましたが。個人的にはTORRAS史上過去最高傑作のiPhoneケースと言っても過言じゃないほどの出来でした。
ゼンマイ式という前代未聞の方式でしたが、使ってみると従来のスタンドより自由度が高く使いやすい印象です。スタンドを格納でき、置きたいときや片手でしっかり持ちたい時に柔軟に対応してくれるスタンドなのでぜひ一度この便利さを体験してほしいと感じました。
スタンド型のiPhoneケースに悩んでいる方は、ぜひお試しください!後悔しません。
- 4Wayゼンマイ式のスタンドで置く時も持つ時も使いやすい
- 米軍MIL規格準拠で落としても安心
- ハルバッハ配列の強烈な磁力でMagSafeアクセサリーとの相性も相性が抜群
- 従来機種にくらべ軽い
- スタンドを閉じる時に逆向きだと閉じてくれない