iPad miniは、ボディバッグに入る読書用端末として優秀でかなり高い頻度で使っています。外に持ち出す分、iPadを落とすリスクが高いためケースは必須です。
僕はiPad ProではMagEZ Case Proを使っているのですが、かなり便利だったのでiPad mini版のMagEZ Case Proを試してみることにしました。
結論から言えば、MagEZ Case Proを使用していると他のUSB-Cアクセサリーが使えないという欠点を除けばマグネット充電やApple Pencilクリップなどかなり便利に使えるケースに仕上がっていました。
たいしょん実際にiPad mini 6用MagEZ Case Proを使ってみましたので、魅力や事前に知っておくべきデメリットを中心に紹介していきます。
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iPad mini 6用MagEZ Case Proの概要
今回レビューするiPad mini 6用MagEZ Case Proは、一言で言えばワイヤレス充電を可能にするiPadケースです。
背面は高強度の1500Dのアラミド繊維、側面はTPU素材を使用し軍事規格を満たした高い保護性能を実現しています。また、背面のX型の接点でマグネット接続し、置くだけのワイヤレス充電が可能です。触りごこちは少し凹凸のついたサラサラした感覚があり、滑りにくくなっています。
内側の素材はクッション性のあるものになっており、iPadの表面に優しい素材になっています。MagEZ Case Proの四隅には小さなポケットがあり、落としたときの衝撃をiPadに伝えにくくなっていました。
MagEZ Case ProをiPad miniで使う場合は、必ず上からUSBポートをケースに差し込むように装着する必要があります。
iPad mini専用というだけあって、ボタンやスピーカーの穴の位置は完璧です。USBポートを完全に塞ぐので、USBアクセサリーを使うにはMagEZ Case Proを外す必要がありますね。
カメラ部分は盛り上がっており、しっかり嵩上げして保護できるようになっていますのでテーブルにiPadを直置きしても安心です。
Apple PencilもMagEZ Case Proをつけたまま充電でき、さらにApple Pencil用のクリップがあるので落としにくいのがいいですね。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイズ | 202 x 140 x 11ｍｍ |
| 重量 | iPad mini6用 MagEZ Case Pro：95ｇ ペンクリップ：4ｇ iPad mini 6用充電器：55ｇ |
| 素材 | 1500Dアラミド繊維・TPU |
| パッケージ内容 | iPad mini 6 対応MagEZ Case Pro x 1 iPad mini 6用充電器 x 1枚 ペンシルホルダー x 1枚 |
| 定価 | 9,999円（2024年3月現在） |
iPad mini 6用MagEZ Case Proの魅力
MagEZ Case Proについて概要を紹介しましたので、より深堀りして魅力を紹介していきます。
ワイヤレスのような接点式充電が可能になる
iPad mini 6用MagEZ Case Proの一番の利点として、ワイヤレスのような接点式充電が可能になる点が挙げられます。PitaFlow Chargerを使った接点式充電なのでiPhoneのような無接点式のMagSafe充電と異なるのですが、以下の利点があります。
- マグネットのため位置決めが簡単。
- USB-Cポートが傷つかない。
- 実質有線なので20W以上の高速充電が可能。
まずUSB-Cケーブルで充電する場合、iPad miniのUSBポートとケーブルを繋げますよね。それ自体は普通の行為ですが、何度も抜き差ししているとiPadのUSBポート部分に傷がついたり、USBポートをわざわざ確認する手間が発生します。MagEZ Case Proなら、付属のPitaFlow Chargerに乗せるだけで充電ができるので、USBポートを痛めませんし位置決めもマグネットで簡単にできます。
また、接点があるのでUSB PDによる高速充電が可能です。仕様では20W以上のUSB-C充電器(PD対応)が必要ですが、iPad miniに付属している20Wアダプターを使えば大丈夫ですね。ちなみにかなりメジャーなワイヤレス充電器規格のQiは最大15Wなので、MagEZ Case Proはそれを上回る速さで充電できるということになります。
たいしょん無接点方式にはないメリットがありますね！
MagEZ Charging Standとの併用で充電とデスクトップ用途の両立ができる
iPad mini 6用MagEZ Case Proも、iPad Pro用と同様にMagEZ Charging Standが使用可能です。つまり充電しつつ、デスクトップで使いやすくできます。iPad miniでキーボードを使う機会はあまり多くありませんが、スタンドがあれば読書もしやすくなりますしキーボードを使ったちょっとしたメモ書きにも便利です。
MagEZ Charging Standについては下記のレビュー記事をご覧ください。
着脱可能なApple Pencilクリップで固定可能
iPad mini 6用のMagEZ Case Proは、Apple Pencilクリップがついており持ち運ぶ時に落とさないようしっかりキャッチできます。
しかもクリップは着脱可能なので、Apple Pencilを使わないiPad miniユーザーでも安心して使えます。クリップはゴム製なので。Apple Pencilを傷つけない点もいいですね。
装着イメージはこんな感じです。Apple Pencil全体をカバーするわけではないので見た目がスッキリしていますね。
デメリット
iPad mini 6用のMagEZ Case Proを使う上で、無視できないデメリットもありますので紹介します。
USBアクセサリーが使えない
まず、MagEZ Case Proを装着したままでは他のUSB-Cアクセサリーが使えません。つまり充電はPitaFlow ChargerやMagEZ Charging Standを使えば済みますが、データ通信用のケーブルを使ったり他社の充電器が使えません。
たいしょん僕の場合はデータ転送はAirDropを使いますし大きなデメリットには今のところなっていませんが、他社製のUSB-Cアクセサリーを使いたい方はMagEZ Case Proを外す必要がありますので気をつけましょう。
ちなみにiPad Pro用のMagEZ Case Proは、USBポート部分の着脱が可能なのでこの仕様でiPad mini版を作ってほしいなと思ってます。
画面の保護はできない
iPad mini 6用のMagEZ Case Proは、あくまで側面や背面を保護するもので画面の保護まではできません。iPad Pro用のMagEZ Case Proは、MagEZ Folio 2を使うことで画面の保護ができました。しかしiPad mini向けのMagEZ Folio 2は出ていないため、持ち運ぶ時は少し工夫が必要そうです。
たいしょん僕はiPad mini専用ポケットがあるボディバッグ、Zepirion Urban Slingを使っているため持ち運びでは大きく気になっていません。
置くだけ充電できるMagEZ Case ProはiPad mini版も健在だった
iPad Pro用のMagEZ Case Proを使っていましたが、iPad mini 6用のMagEZ Case Proは全く別物でした。iPad mini 6用のMagEZ Case Proは第3社のアクセサリーを使う前提条件を排し、割り切ることでiPad mini 6単体使用でかなり使い勝手を上げているケースです。マグネットによる置くだけ充電はかなり楽で、20W以上の強い電力で充電できますので有線と遜色ない速さで充電可能です。
たいしょんiPad miniヘビーユーザーの方は、この快適さをぜひ一度お試しください！
- iPad miniでワイヤレス充電ができる
- MagEZ Charging Standとの併用で充電とデスクトップ用途の両立ができる
- Apple Pencilクリップでしっかり固定できる
- 1500Dのアラミド繊維とTPU素材でしっかり保護できる
- USBアクセサリーが使えない
- 画面の保護はできない
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